韓国ドラマチョン・ドジョン(鄭道伝)26話27話
あらすじとネタバレ感想
イ・ソンゲたちはさんざん迷った挙句に回軍の覚悟を決めました。
崔瑩「イ将軍、お前を信じている。」
李成桂「一度しか言わなない。我々は開京に帰る。」
反乱の報告はすぐにウ王と崔瑩のところにきました。逃げる兵を殺す崔瑩。チェ・ヨンは李成桂の家族を捕まえるように命令しました。第二婦人のカン氏は李成桂の妻と会うのが嫌なので抱川に避難していました。イ・バンウォンはカン氏を助けるために腕を負傷しました。
都城の城門のところまで李成桂の軍は回軍しました。崔瑩は李成桂お前を殺すといいました。李成桂は城門を開ければ崔瑩の命は保証するといいました。崔瑩はもはや李成桂を信じられなくなっていました。
(そりゃそうでしょうw)
李成桂は彼らを攻撃すれば反逆者となるので軍を後退させ陣を張りました。チョン・ドジョンはイ・ソンゲと合流しました。ドジョンはチェ・ヨンの処刑だけで事が済むとイ・ソンゲに助言しました。どうして大業をいわないのかと訊くイ・ソンゲにドジョンは武力で作られた国には期待できませんといいました。ではどうやって大業を行うのだとと問うイ・ソンゲに、ドジョンは政治を行うのだと答えました。
ウ王のところにイ・ソンゲからチェ・ヨンを罰するように手紙が届きました。士大夫ではドジョンと桐亭のユンがチェ・ヨンを弾劾するといいました。チョン・モンジュはお先に失礼しますと暗い顔で部屋を出ていきました。
ウ王はチェ・ヨンに剣を与え、イ・ソンゲを殺すように命令しました。チェ・ヨンは感激して皇恩の極みでございますと涙ぐみました。
チョン・ジョンジュはイ・ソンゲに会いました。明日は同族同士が殺し合い血が流れるだろうといいました。「ある者は回軍について仕方なかったと、そうやって謀反が正当化されてきました。国のためには仕方なかったことだと・・・明日になれば大勢が命を落とします。彼らはあるひとりの謀反で犠牲になるのか高麗の将来のために命を捧げるのか、イ将軍は本当に謀反を起こす気がないのですか?」
イ・ソンゲ「私は謀反心はない!違います。」
モンジュ「それならイ将軍を支持します。殿下が何と言おうとイ将軍は逆臣ではありません。明日の悲劇は高麗が生まれ変わるための痛みだと承知しておきます。」
高麗軍と攻遼軍が戦いました。チェ・ヨンは一波を撃破するも後退しました。高麗の都は戦場となりました。
ウ王は酒に酔っていました。崔瑩将軍は「陛下、私をお許しください」と力なく跪きました。」チェ・ヨンは王の前で泣きました。
ウ応「私と一緒に酒でも飲もう。」
イ・ソンゲはウ王のもとまで侵入しました。
チェ・ヨンは涙を流し、ウ王に落胆したり絶望しないようにいいました。必ず雪辱を果たす日がやってくるでしょう。ウ王も目に涙をためて義父を見送りました。
崔瑩「陛下、ご先祖様と仏さまが陛下をお守りくださるでしょう。陛下、これでチェ・ヨンはお暇いたします。どうかいつまでもお元気で。」
チェ・ヨンはウ王に最後の拝礼を行いました。
チェ・ヨンはウ王から賜った剣を抜き、イ・ソンゲにかかってこいと挑発しました。イ・ソンゲとチェ・ヨンは歳の割には機敏な動きで戦いました。
崔瑩「イソンゲ、お前は逆賊だーーー!」
李成桂「私は逆賊ではないーー!」
感想
ふーっ。見ただけで疲れましたw戦争場面は中身がスカスカですが、ストレスたまります。チョン・ジョンジュもやけくそと思えるようなセリフで圃隱らしくありません、みんな正気を失っているかのようです。でもセリフは面白いですね。「私は逆賊ではないー」なんて言っちゃってw無理にでも正当化しないと謀反は成功しないので客観的には高麗王室への謀反ですけど当然のセリフですね。
みなさんはどう思われましたかー?高麗王朝って立て続けに国の宰相が倒されてますねぇ。ドラマでは武人時代のころからずっと同じことの繰り返しですね。やったらやられる、の繰り返し、そうやって宰相への謀反が何度も繰り返される背景には「私兵」の存在があったんですねー。その点は日本も同じですね。人をたくさん殺すことで権力を握ることが認められてきたからなんですね。その繰り返しを止める方法を考えはじめたのが、イ・ソンゲや豊臣秀吉や徳川家康といった武将でしょうか。まずは私兵を廃止して厳しい秩序をつくっていく、近世への幕開けはここからですね。そこからは秩序の中で同じことの繰り返し、ですね。
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