韓国ドラマチョン・ドジョン鄭道伝25話のあらすじ
李成桂「小国は大国を攻撃してはなりません。」
崔瑩「宋国を長江の南に追いやった金国も最初は小国だった。金を滅亡させたのも蒙古の遊牧民だった。女真と蒙古にできて我々にできないことはない」
李成桂「農繁期に挙兵してはいけません。、出兵した隙を狙い倭寇が押し寄せます。もうすぐ蒸し暑い梅雨の時期に入ります。弓の膠が溶けると同時に疫病が蔓延し、戦う前に自滅してしまいます。」
崔瑩「農繁期だからこそ敵も油断するのではないか、梅雨にしても敵も同じではないのか。」
ウ王は崔瑩の味方をしました。崔瑩はいくら親しいからといって逆らうことは許さない、ウ王もこの遠征に命をかけているといいました。
ウ王は寝室に刀がないと不安だと崔瑩に言いました。夢に先王がでてくるのですといいました。
三峯は高麗が明に勝つことはできないので李成桂は病気のふりをして行かずに勢力を温存するようにいいました。イ・ソンゲは恥をかきたくないといいました。しかし、もし李成桂が出兵しなければ朱元璋は李成桂を信頼するでしょうと三峯は言いました。「朱元璋を大業の友にするのです。」遠慮するイ将軍に野心(本性)を出してくださいと鄭道伝はいいました。イ・ソンゲは「逆賊になるくらいなら死んだほうがまだマシだ。」といいました。ドジョンは恥を忍んで民を救う人となるように李成桂にいいました。イ・ソンゲは「私は高麗の武将だ。」と言いました。イソンゲは右軍の将として遼東遠征軍に編成されました。
イ・バンウォンはチョン・ドジョンに次の一手は何かとききました。ドジョンは関わるな、私利と私欲が先立ち大業の意味が損なわれてしまうとバンウォンをけん制しました。
イ・ソンゲ「正直になれといっていたな。私は王になることを数えきれないほど考えていた。私には力もあるし三峯のように王にしてくれる人もいる。男なら欲をもって当然だ。だがな、その欲を奪ったら私が王になる理由は一つもない。いい血筋の生まれでもなければ三峯のように学があるわけでもない。国を作ろうとする理想すらない。よく考えてみたら私にできることは人の命を奪い戦をすることだけだ。そんな男が王になったら・・・間違っている。そんな男が王になったら国はどうなる?私は最初から王になる器ではない。」
チョン・ドジョン「君主の徳目はただ一つ"徳"です。イ将軍は資質を兼ね備えている。」
イ・ソンゲ「そうだとしても・・・」
チョン・ドジョン「これは自分の意思では決められません。君主は天が決めるものです。将軍は何があっても玉座に座るしかありません。将軍は天命を授かったからです。天に逆らってはなりません。将軍と高麗の並列は不可能です。ご無事を祈ってます。」
ウ王は自分が黒装束の刺客に殺される悪夢を見ていました。大妃と王妃と王子は避難するために開京から出発しました。ウ王は身辺が不安なので崔瑩に遼東に行かないように頼みました。崔瑩は李成桂とチョ・ミンスを先に出発させることにしました。崔瑩は先日の対立のことについて李成桂に謝りました。
1388年4月 高麗は5万の軍を率いて遼東に向かいました。
牧隠は今後の策を練るために士大夫(サデブ)を招集し意見を求めました。桐亭(トンジョン)ユン・ソジョンは「攻遼軍が鴨緑江を渡るのを防ぐことが先決ではありませんか?国を案じているなら征伐を止めるべきでした。国が滅びてもいいのですか?チェ将軍の言い分に恐れをなしたのですか?」チョン・モンジュは机を叩き「その言い方は何だ」と怒りました。
チョン・ドジョン「では桐亭はこの事態をどう対処すべきだと?」
ユン・ソジョン「方法はひとつです。攻遼軍を鴨緑江の前で止めるのです。国の将来を思うなら会議を中断して今すぐ攻遼軍を止めるべきです。(反逆罪で)国を救えるのならどういう選択をしますか?征伐を防げなければ建元称制に賛成します。滅びるなら華々しくその時を迎えるべきでは?」
牧隠「イボケトンジョン!お前の詭弁は度が過ぎるぞ。自重しろ。」
兵糧が腐り兵は疫病にかかりました。行軍はまるで地獄のようです。
チョン・ドジョン「これは天が与えてくれた機会なのか?」
雨で茶色の水が溢れる鴨緑江を前にして士気は落ちていました。(イ・ソンゲにとっては幸運なことに)橋が流されてしまいました。さらに雨が降ってきました。軍は威化島に足止めされました。
そのころ、倭寇が高麗に侵入してきました。
イ・ソンゲとチョ・ミンスのところに王室の財宝を持ってきてこれを下賜するので進軍せよとの命令が下りました。チョ・ミンスはくそったれ、こんなものより必要なのは兵糧だと怒り幕舎を出ていきました。腹がすいた高麗軍は民から食料を略奪していました。
チョン・ドジョンとイ・バンウォンはイ・ソンゲの第二夫人カン氏に都城から避難するように勧めました。イ・ソンゲが鴨緑江を渡れなかったときに夫人と子息が危険になるからでした。
イ・ジランはイ・ソンゲに天がイ・ソンゲを引き留めているようだ、皆も噂しているといいました。どうして天が明の味方をするのだとイ・ソンゲは怒りました。イ・ソンゲのもとにチョン・ドジョンの手下がドジョンからの手紙をもってきました。手紙には回軍とだけ書かれていました。
感想
早くも威化島回軍です。あっという間に来てしまいましたね。割とサクサクドラマが進んでいます。イ・ソンゲがドラマで小国が大国を攻めてはいけませんといいましたが小さな国が大国に勝てる場面はそうありません。まして勢いづいている明の曙ですから、国の終焉に立っている高麗が勝てるはずもありませんね。ウ王はヘンな役ですねw気持ちの悪い演技はお上手です。ところで、「大王世宗」を見ておられる方は気が付きましたか?「キム・ジョンソ役」の人が出てましたね。ユン・ソジョンを演じていたイ・ビョンウク(武人時代や武神、王と妃、大王の夢にも出演)、この人はどちらのドラマでも勝ち誇った態度ですね(笑)そしてユン・ソジョンという人物についてですが、彼は「大王世宗」に出てくるユン・フェの父親らしいです。歴史に登場する人物は代々えらい人なんですねぇー。いいなぁ。
王子になりたいバンウォンもカン夫人を見殺しにすれば王に簡単につけたのに、なぜかドジョンと一緒に行って助けてしまいます。バンウォンにとってはカン氏の味方をするドジョンも用済みでもういらないでしょwと思うのですが、みなさんどう思われましたか?
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