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薯童謠(ソドンヨ)1話のあらすじとネタバレ感想 チョ・ヒョンジェ主演

韓国ドラマ薯童謠ソドンヨ1話のあらすじ

薯童謠(ソドンヨ)

西暦554年 百済王 第26代 聖明(ソンミョン)王32年。
馬で川辺を掛ける武人たち。

側近「感激ですか?」
聖明王「真興(チンフン)王の裏切りで領土を失うところだった」
側近「取り戻せましたね。」
聖明王「まだだ一歩だ。真興を倒し領土をすべて取り戻す。」
側近一同「いえー(はい)。」
聖明王「行くぞ、太子が待っている。」

馬で掛けていく聖明王と数人の武人たち。やがて夜になり、何者かが馬にロープを張り一行の行く手を阻みます。捕まってしまう聖明王たち。

(韓ドラのハングル字幕では聖王と表示が出ていました)

捕まり敵の兵士に囲まれる聖明王。
聖明王「私を待ち伏せしていたのか?」
兵士「戦いはまだ終わっていないのです」
聖明王「私は勝利に浮かれすぎたな。」
兵士「はいそうです。」
兵士はそういうと、聖明王にひざまずきました。

兵士「私はコドという身分の低い者です。私の君主は言いました。百済の王は立派な男だと。もしも百済の王を殺せばお前は後世まで名を残すだろうと。」
コドは聖明王に頭を下げると「お首をいただきます。」と言いました。

聖明王の側近「黙れ、無礼者め。お前みたいな身分の低い者が王様を侮辱するとは。」
コド「ほかの国は知りませんが新羅では国王だろうと罪を犯せば下人にころされます。」
言い終わるとコドは剣を抜き、月に振りかざしました。
聖明王の側近「王様・・・」
泣きそうになる聖明王の側近たち。
聖明王「この恥辱の借りは必ず返せ。」
聖明王の側近「王様・・・」
コドはゆっくり剣を振り上げると、聖明王に振り下ろしました。
早朝、聖明王の首を地面に埋める新羅の兵士たち。
新羅王「百済の王の首を道の真ん中に埋め、すべての新羅人に踏ませよ。」
聖明王が埋まった上を新羅人が往来しました。

―26年後 西暦580年 百済 威徳(ウィドク)王27年―

聖明王の埋められた場所の裏山に2人の百済の兵士が潜みます。
プヨソン 威徳王の甥「聖明王の首を取り戻す。百済の誇りの問題だ。新羅の守備隊が戻る前に決行するのだ。」
プヨソンの側近(チャングムのチェ・パンスル役の俳優イ・ヒド)「ご安心を。特別訓練を受けた兵たちです。」
プヨソンが顎で側近に指図すると側近は部下に手で支持を伝えました。草むらから兵士があらわれ、聖明王の首の回収に向かいました。

「いくら考えても無謀すぎる。」
「無謀ですと?」
「なぜ、無謀なのです。」
百済のサビ城(王宮)
「聖明王の恥辱からもう26年が過ぎました。いつまでこのことを放っておくのですか。」
「ですが関山城での一件以来、新羅は兵力を増強させています。妙なマネをしたらまた戦争ですぞ。」
「佐平(チャピョン、最高官僚)がそうだから、王様も阿佐(アジャ)太子も弱気なのです。」
佐平「誰が弱気だというのですか」
言い争う官僚たち。
悩む威徳王。

洗濯物の中で逢瀬する若い男女。
独舞の試験を受けてきた女性を君より美しく踊れる人はいないよ、自信をもってと励まします。
男は大事な仕事のために阿錯に行く、それが成功したら博士(ハクサ)になれるといいました。
男「君のいない人生に喜びなど感じられない」
女「私もよ・・・」
抱き合う二人。いいところに女官がきて二人は逃げるも上司に見つかってしまいました。

ソドンヨ 第一話 あらすじ

百済の威徳王の時代。威徳王の権力は弱体化していました。甥のプヨソンが勝手に先王の首を新羅から取り戻し、王位を狙っていました。威徳王の長男の阿佐太子は武器の点検ばかりしていて強さがありません。

舞仙女(ムソンニョ)のヨンガモという踊り子とモンナスという技術者は結婚の誓いを交わしていました。そこを上司に見つかりヨンガモは叱られます。ヨンガモは神前に奉納する独舞を踊るのでふくらはぎをたたかないと上司は言いました。その晩、モンナスは何かに導かれるまま丘の上に行きました。モンナスが丘の上の土の中を掘ってみると古い石箱が見つかり、箱の中には香炉がありました。石箱の蓋には文字が刻まれていました。

恥辱の王は悲しみを生み、悲しみは過ちを生む。だが過ちから生まれた者自ら香を焚き、香を焚いた者は王になる。王は再び百済を興し栄光をつかむ。

その夜、ヨンガモは踊りの練習をしていました。威徳王は桃色の衣装に身を包みくるくると舞うヨンガモに鼻の下を伸ばしました(いえ、ヨンガモの美しさと舞に見とれてしまいました。)ヨンガモの前に現れる威徳王はヨンガモの顎に手をやります。威徳王は美しい踊り子のヨンガモを抱き寄せました。威徳王はうつむき恥じらうヨンガモの手をひき夜の闇に姿を消しました。威徳王の側近であるワングは王が禁忌を破ってしまったことを悔やみました。

祭儀の日、威徳王の甥である達卒(タルソル)プヨソンが新羅から取り返した聖明王の首を高らかに掲げて威徳王の御前に跪きました。威徳王はタルソルを褒めたたえました。祭儀の前の数日間は天壇(チョンダン)と社稷壇(サジッタン)だけを行き来しなければならず、そのほかの行為は禁忌とされていました。佐平(チャピョン)のヘドジュという臣下が威徳王が精華亭(踊り子のいる場所)に行ったことを王に問い詰め、王が踊り子との情交すれば、式典を行うことができない、二番目の息子であるプヨゲ(プヨソンの父)が祭事を務めなければならないといいました。

威徳王は昨夜は精華亭に行っておらず情交はしていないといいました。引き下がらないプヨホン派の臣下の前に踊り子のヨンガモが連れてこられました。王たちの前で尋問されても黙っているヨンガモ。そこに「ヘドジュ様、私を殺してください。私、ヨピルギが昨夜この女と会っていたのです。以前からこの女を慕っていました。片思いですが彼女も私の気持ちには気づいています。精華亭で練習していると知り、王様のお供の途中で寄りました。そして気持ちを伝えようと中へ忍び込んだのです。命がけで申します。彼女には指一本触れていません。気持ちを伝えただけです。」と言いました。ヨンガモもヨピルギのいうとおりだと嘘をいいました。「この不届きものめ!」ワングが部下のヨピルギを斬りました。ヨピルギの犠牲によって威徳王の過ちは隠され、佐平のヘドジュが責められることにより威信は守られたのでした。

身も心も傷つけられて一晩中眠れなかった娘ヨンガモ。踊り子たちはモンナスと別の男と会っていたヨンガモの悪口を言いました。上司もヨンガモを卑下するようになりました。さらに傷つくヨンガモ。噂が広がったせいでヨンガモはモンナスにも合わせてもらえません。ヨンガモは傷心のままモンナスの家を訪れたら、モンナスはヨンガモをだきしめました。いっそ仕事を捨ててペルシアみたいな遠いところに行ってしまおうというモンナスにヨンガモは突き放します。会いたくて・・・とヨンガモはモンナスに抱き着きます。そして思いを断ち切るかのようにヨンガモはモンナスのもとを去ったのでした。「それ以上きたら結婚しません。あなたみたいに辛抱が足りなくて責任感のない人は信用できません。本当です。」心にもないことを言って去るヨンガモ。

阿佐太子になんでも切れる鉄を発明したと報告するモンナス。彼は阿佐太子の推薦で博士になれそうです。踊りの稽古場でヨンガモを探すモンナス。しかしヨンガモはそこにはいませんでした。彼女は王の側近のワングに威徳王の子を身ごもったことを伝えました。王を守ったことに感謝するワング。ワングは部下のチャンマッコを呼び、彼にヨンガモと結婚するといって宮廷を去れと命令しました。

ヨンガモに出世の報告をするモンナスは彼女に求婚します。結婚できないとヨンガモはいいました。「結局、あなた(の出世)を待てずにほかの男に抱かれました。」
ヨンガモは旅支度をしていました。

感想

はじめはいつも通り、意味がわかりません!いちいち調べて漢字を書きとってインターネットで調べないと話が理解できませーん。

どうやら文明が花開き文化が往来ていた時代が背景のようですね。あの時代のことは謎に包まれていますので、わくわくします。キム・スロでも天竺との交易が出てきましたね。当時は航路や陸路が平和だったのかなぁと思いますがみなさんはどう思われますか?超危険で無法地帯だったら文化なんて大陸の左まで届きませんよね。

さて、本題です。いきなり最初にでてきた王様(スベクヒャンでペク・カ役をしていたアン・ソクファンという人)がやられちゃいました。次の王の威徳王(在位:554年 - 598年)とその息子は権力が弱かったみたいで政治家としてはどうなんでしょうね、能力がなかったのでしょうか。調べてみると、その割には在位期間が長いのでドラマ中で言ってたよりも権力はあったのではないかと思います。なんと日本書紀にも威徳王のことが書いてあるそうで、いったい日本とどんな関係があったのでしょうね。聖王は、554年に大伽耶(キムスロの国)と倭国と同盟を結んで新羅と戦争をしたとありますね。このとき威徳王は倭国に助けられて新羅の追跡から逃れたとありますね。

>中国北朝の北斉や北周・隋、南朝の陳に朝貢して冊封体制下に入り・・・
いろんな王朝から冊封されてたのかな!?

しかし不思議ですね。日本には新羅から来た渡来人が多数いて高句麗からの渡来人もそれなりにいたはずなのに、それで百済と同盟組んで新羅と戦争でしょ?現代の常識では敵国の渡来人が日本にたくさん来るなんてまずありえませんよね!新羅と日本の関係がよかった時代もあったのでしょうか。日本でもそういう人たちは民族で固まってクニを作って戦争してたのかなぁ。

ドラマの中では威徳王は自らを弱い、権力が揺らいだと表現していますけど、あの中国の隋から朝貢不要といわれた外交力はなかなかのものではありませんか?

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