大王世宗(テワンセジョン)39話
あらすじ
世子となった忠寧大君は課題に直面する。中国皇帝に謁見し、中国の市政を見るために中国語を習いたいという世子をパク・ウンはダメだとけん制します。独学で中国語を学ぶ世子のところに中国語が話せる女官イソンがやってきて世子を助けました。国の民たちが日照りで飢饉に見舞われ飢えていたのでした。そしてこんなことになったのは世子のせいだという噂が立ちました。
君主に必要な勉強を学ばず民の視察をする忠寧を憎んだパク・ウンは世子に雨乞いをさせろと太宗に言いました。断る理由のない太宗は雨乞いを忠寧にさせる決定をします。雨乞いをして雨が降らなかったときに世子は失脚することを意味していました。焦る忠寧と側近たち。ユン・フェはどんな汚い手を使ってでもこの問題を乗り越えなければならないと言いました。それに反対するイ・ス。
イ・スは譲寧の忠臣のファン・ヒに「世子様の師になってください。私はそのような器ではありません。きっと世子様は希望という形で応えてくれるはずです。思い出してください。杜門洞(トゥムンドン)を一人で出たとき高麗よりも暮らしやすい国を作りたいと抱いた希望を。」助けを求めました。ファン・ヒは断りました。
世子となった忠寧は雨乞いというまったく意味のない儀式以外に雨を降らせる方法を探していました。「この大砲をすべて空に向けてうったらどうなるか。雨を降らせる兵器はないのか?」とヨンシルに尋ねました。祈雨祭を行ってくださいというイ・チョン。漢江の水を水田にというヨンシル(ヨンシルは科学者です)。忠寧は何も悪くなくても日照りと干ばつの責任をとらなければならないというイ・チョン。誰の過失であれ責任をとるのが上に立つ者の役目なのだ、祈雨祭をするしかないのであればしなければならないのだと世子を叱ります。
食事もとらずに書物を読み漁り解決法を探す忠寧に王はしびれを切らします。太宗は世子のところに行くと、料理を持ってこさせて食べろといいました。王は朝鮮そのものだから傷つけてはいけないのだと。涙を流しながら太宗が持ってこさせた料理を食べる忠寧大君。翌日、忠寧大君のもとに太宗がやってきました。そして太宗は玉璽を世子に渡したのでありました。
君主に必要な勉強を学ばず民の視察をする忠寧を憎んだパク・ウンは世子に雨乞いをさせろと太宗に言いました。断る理由のない太宗は雨乞いを忠寧にさせる決定をします。雨乞いをして雨が降らなかったときに世子は失脚することを意味していました。焦る忠寧と側近たち。ユン・フェはどんな汚い手を使ってでもこの問題を乗り越えなければならないと言いました。それに反対するイ・ス。
イ・スは譲寧の忠臣のファン・ヒに「世子様の師になってください。私はそのような器ではありません。きっと世子様は希望という形で応えてくれるはずです。思い出してください。杜門洞(トゥムンドン)を一人で出たとき高麗よりも暮らしやすい国を作りたいと抱いた希望を。」助けを求めました。ファン・ヒは断りました。
世子となった忠寧は雨乞いというまったく意味のない儀式以外に雨を降らせる方法を探していました。「この大砲をすべて空に向けてうったらどうなるか。雨を降らせる兵器はないのか?」とヨンシルに尋ねました。祈雨祭を行ってくださいというイ・チョン。漢江の水を水田にというヨンシル(ヨンシルは科学者です)。忠寧は何も悪くなくても日照りと干ばつの責任をとらなければならないというイ・チョン。誰の過失であれ責任をとるのが上に立つ者の役目なのだ、祈雨祭をするしかないのであればしなければならないのだと世子を叱ります。
食事もとらずに書物を読み漁り解決法を探す忠寧に王はしびれを切らします。太宗は世子のところに行くと、料理を持ってこさせて食べろといいました。王は朝鮮そのものだから傷つけてはいけないのだと。涙を流しながら太宗が持ってこさせた料理を食べる忠寧大君。翌日、忠寧大君のもとに太宗がやってきました。そして太宗は玉璽を世子に渡したのでありました。
感想
え、いきなり今話で世子から王に!?どういうことでしょう。飢饉を乗り越えるために譲位したのでしょうか。えっ、えっ、冊封の話はどこへやら!?世子への冊報は済んだのでしょうか。さっぱり意味不明~。カットされてるのかなぁ。ヨンシルは古代から西域で行われている灌漑農法を提案して現実的なことをいいますね。でも誰も見向きもしません。いつの間にか世子の味方になったイ・チョンも正しい責任の取り方をいいました。朝鮮の臣下は結構モノ申すといいますか、割と平気で王や王子に言いますね。そして忠寧大君が世子から国王に譲位されて、いよいよ中世から近世への幕開けか!?