韓国ドラマ大王世宗(テワンセジョン)29話 高麗王室の遺言
タイトルから察するに、いよいよオク・ファンがやられるのでしょうか。
あらすじを追っていきたいと思います。
王宮の門で高麗の復興勢力の革命軍とイ・バンウォンの兵士が攻城戦をやっています。
秘密の通路からも高麗の復興勢力が宮廷内に進入しました。
オク・ファンは1時間以内にイ・バンウォンの首をとれと命令しました。
宮廷の建築物に火が放たれます。
急いで馬で宮殿へと向かう忠寧大君。
地下水路に水が放たれ高麗の復興勢力が倒されていきます。
戦争大好きでやる気満々の世子(譲寧大君)。
大君達の母ミン氏は自害用の短刀を机の上に置きました。
チョン・イルチ(内官だったオク・ファンの手下)はイ・バンウォンの居所のすぐ地下にいました。
イ・バンウォンが殺したキム・サヘンの作った地下通路は革命軍の進入路となりました。
イ・バンウォンの居所の前に爆弾が投げ込まれ兵士がやられます。
(話としては面白いけど、ストーリー作りすぎw)
ノ・ヒボン(内官の長)がイ・バンウォンの身代わりになるためにお召し物をくださいといいました。
(後の映像を見ると断ったようです)
イ・バンウォンのいる便殿(ピョンジョン)を目指すチョン・イルチ。
忠寧大君とチョン・イルチが宮殿内で出会ってしまいました。
カン・サンインもバンウォンのもとに到着しました。
武器を持たずにイルチと話す忠寧は「すまない」と謝りました。決して謝らないバンウォンの代わりに忠寧が心からの謝罪をします。動揺するイルチのもとにオク・ファンの側近のムビが来ました。ムビは忠寧に刀を振り下しましたがイルチが忠寧をかばって切られました。王宮の兵士が来て内禁衛将カン・サンインの刀でムビは最後を迎えました。
息が絶えそうなイルチは忠寧に「まだ教えていない明国の言葉がたくさんあるのに・・・(忠寧をかばったのは)情けではない。お前が愚かだからだ。敵だと知りながら私のような者を師匠と呼んでくれたのに、いや、友と呼んでくれた愚か者だからだ。お前のような愚か者をこの世に1人くらい残しておくのもいいだろう。」と言い残して死にました。涙を流す忠寧。「起こすな。友が寝ているのだ」
オク・ファンは敗北を悟り、イ・バンウォンに会いたいと宮殿の便殿の前にあらわれました。
「死に場所を求めに来た。同士のいる場所で自決させてほしい」
「(バンウォンは)勝者の器を備えているようだな。負けを認めよう。お前の勝ちだ。20年前、高麗王朝が倒れたのはイ氏の力ではなく自らの派閥と無能さのせいだ。だがお前が奪い取った玉座で残虐な政治を続けるなら、お前は真の王にはなれぬ。それどころか己の行為にとって国は破滅の道を歩むだろう。かつては高麗王朝の子であり、今は朝鮮王朝の子である民のために願っている。この私がお前の最後の敵であらんことを。」
オク・ファンは刀を取り出し自決しました。終始何も言わなかったバンウォン。
夜が明け、オリはオク・ファンの言葉を思い出して涙を流します。
「覚えておけ。我らはこの国を憎み殺りくに走ったのではない。新しい世を作ろうと夢を追った同士たちだ。この同士たちを覚えておいてほしい。」
(といいつつしっかり憎んでましたがな)
(といいつつしっかり憎んでましたがな)
バンウォンと忠寧との短い会話。
バンウォン「この国の王を救い、国を守るために戻ってきたのであれば・・・」
忠寧「違います。家族を守りたかっただけです。私の決意はかわりません。(王様にはなりませんし、なりたくもないです)」
戦いは終わって遺体も片付いたのにまだ鎧を着たまま余韻に浸っている譲寧大君は忠寧大君に言いました。
「まだ自分が正しいと?(忠寧のいう話し合いでは解決しなかった)」
ユン・フェは「空っぽの心に体などどうでもいいのです。」と酔っぱらいます。気を遣うイ・スに「実にごりっぱです。あなたの心が私には理解できません。王子様もいないのにこの汚れた巣窟に自ら乗り込んでくるとは」
イ・ス「人それぞれ、己を罰する方法が違います。」
(名言でたー!)
納得して去るユン・フェ。
(いきなり意味不明の会話がなされます。実は忠寧大君は地方に左遷されたようです。カットしてあるのかな?物語の意味がつながらずはじめは理解できませんでした。主のいない子分たち。そしてなぜか自分を罰するというイ・ス先生。もしかして忠寧がひとりもがいて危険な目に遭い目立って王様に心配かけてカン・サンインに世話を焼かせただけで役に立たずに左遷されたのはイ・ス自身のせいだと思っているのでしょうか。だとすれば思い込みが激しすぎるような気がします。)
バンウォンは地方にいたユ・ジョンヒョンを六曹の長(領議政)として人事権を与えるといいました。軍事と外交を除く権限を世子の譲寧大君に与えるといいました。大好きな軍隊がもらえず不満の譲寧。
官僚たちの反応はさまざまで譲寧派の官僚たちは喜んでいましたが、後でがっかりきました。
事件以来、遠方の鏡城に飛ばされた忠寧の様子をミン氏は都に来たカン・サンインに尋ねます。
王宮の人事が発表され、譲寧派の官僚は不満に思います。世子(譲寧)派が格下げになったのでした。
秘密裏に遼東征伐を計画する譲寧大君。譲寧と子分は夜中に誓いの杯を交わします。譲寧は「私の命はみなさんのものです」と言って杯に入った赤い酒(ワイン)を飲み干します。その夜、オリと情を交わす譲寧大君。
ハムギルドの鏡城でみすぼらしい格好で村人と一緒にイノシシを狩る忠寧大君。
感想
一体どうなってるの!?って感じで話についていけません(笑)。ストーリーの繋がりが革命が終わったらいったん切れちゃったみたい。訳が不親切なのか、シナリオが飛んでいるのか会話が成り立ってるように見えません。そして、官僚の名前と役者、チョ・マルセンとパク・ウンがいつまでたっても覚えられません。きょうはキム・ハルロという人まで出てきて何がなんだか。