薯童謠(ソドンヨ)(全55話)第9話のあらすじ
モンナスは部下を問いただしていました。
モンナス「なぜそんな失敗をしたんだ。」
部下「プヨソンの勢力の尾行を恐れ工房長に護衛を頼んだら行き違いになりました。」
工房長「知らぬ者がいたので急いでここを去ったらアテッコルチと行き違いに。阿佐大使は無事に出発されました。」
百済の城
プヨソンのところに兵士が戻ってきました。
プヨソン「モンナスには疑われていまいな。」
部下「アテッコルチには子供と老母がいます。我々には逆らえません。」
プヨソン「太学舎の同士は絆が固い。彼らの監視を怠るな。私が命令したらモンナス博士らを捕まえてこい。」
雲精寺でチャンはソンファ姫に弓を教えていました。すぐに弓が上達するソンファ姫。新羅では弓を剣よりも先に習う理由は敵を直視する心の技を身に着けるためだとサテッキルは言っていました。ソンファ姫に弓を教えたチャンは上官の命令を無視したとして知りを棒で殴られました。
ソンファ姫と侍女とチャンは護衛に黙って国境の村の視察に行きました。村は塩害で作物が育たず、租(米)を買って支払っていたので3年間まともに食事にありつけておらず伽耶から拉致された村民は百済に逃亡を図っていたのでした。チャンが塩害の土地を確かめに行っている間に村民にソンファ姫と侍女は捕まってしまいました。姫の処刑まで3日くれというチャンは、急いで土地を肥沃にする方法を探しに行きました。山で石灰を採取し、それを畑にまいて2日目になりました。もう待てない、姫を殺して早く逃げようという村民たち。ソンファ姫と村人は畑を見に行きました。そうしたら畑にミミズがたくさん集まっていてミミズが耕しフンをしたおかげで土はよくなっていました。喜ぶ村人たちの背中に矢が刺さりました。ソンファ姫の護衛官が兵士を連れて姫の救出にやってきたのでした。逃げ惑う村人たちに容赦なく弓の雨が降りました。ソンファ姫とチャンは村人と兵士の間に立ち攻撃をやめさせました。
村人を処刑しなければならないソンファ姫にチャンは「民が国の中心にしなければそれはただの檻です。」と三韓の精神をもちだして姫を説得しました。姫は民に一年間の租を無税にするとともに、尻たたきの刑を命じました。
痛くないようにした木の棒で、尻を叩かれる村民たち。その場はほがらかな笑い声に包まれていました。
二度も護衛官としての命令を破ったチャンは死罪になるのが当然と武官は言いました。姫は父王にチャンを紹介して官職に就けようとしましたが、亡くなった母を思い出してやるべきことを思い出したチャンは太学舎のもとに帰りました。チャンはモンナスに死んだ兄の遺言とやるべき目標を見失っていた十年間の罪を償いますといいました。
相変わらず太学舎のやつらは意地悪ですね。ソンファ姫も韓ドラのヒロインとしては感情と人間性に乏しいほうですね。他人の事情や気持ちを何も考えずに物事を決めて薄情であることが当然といえば当然の時代ですからこんなものでしょう。チャンを引き立たせるために周りの人間を薄味に作ってあるのでしょうね。
それはそうと、モンナスたちはプヨソンに騙されているみたいですね。よくわかりませんが阿佐大使とはほんとうに取引しているのかな?今回の描写だけではよくわかりませんね。
それと、気が付きました!「王と私」のあの女性がソドンヨの太学舎の中に出ていましたね。「王と私」でユン・ソファ(廃妃ユン氏)をしていたク・ヘソンちゃんが出ていましたね。かわいいからすぐにわかりましたよ♪ク・ヘソンは成均館卒業で私よりもちょっとだけ年下なのでした。