王と妃 第44話 のあらすじとネタバレ感想
錦城大君は首陽大君によりによって倉庫番の娘を王妃に押す理由を教えてくださいといいました。首陽大君は答えられませんでした。また、安平大君が夢にでてきて泣いていました、兄上が法事を取り仕切るのが兄弟の道理ではと錦城大君がいいましたら首陽大君の表情がこわばりました。首陽大君は、錦城大君に安平大君の法事をしてやりなさいと言いました。
端宗が婚礼をあげたら恵嬪は浄業院に追われると錦城大君と永豊君にいいました。錦城大君は戦うべきだといいました。
桃源君夫人(インス大妃)は腐敗した役人を駆逐し国を強固にしようとハン・ミョンフェに言いました。粛清が終わったのに首陽大君は目的を達していません、それはなぜですか、義父のまわりにいる人たちに問題があるのです。錦城大君は恵嬪の息子と共謀し義父を倒そうとしています。また粛清前と同じ状況になるかもしれません。と言いました。ホン注簿は粛清を見物していたやつらが漁夫の利を得ているといいました。桃源君夫人はこうなったのは端宗が幼いからであり、解決する方法はひとつしかありませんといいました。ハン・ミョンフェは居眠りしたように二人の話をきいていました。ホン注簿は夫人にすすめられた酒を飲み干すと、夫人のためなら命を懸けられますとひれ伏しました。
桃源君夫人はハン・ミョンフェにホン注簿が信頼できるかききました。ハン・ミョンフェはホンに餌をあげれば何でも言うことをきくでしょう、酒を与えましたので当分は忠誠を誓うでしょうといいました。
(夫人の衣装は高麗時代の衣服の名残りがありました。)
ハン・ミョンフェの夫人は実家の母に輿を貸してほしいと頼みました。ハン・ミョンフェ夫人は絹や輿を得ることはできませんでした。
ハン・ミョンフェの妻(正四品の役人の妻、令人ヨンイン)は首陽大君夫人の招待に応じました。首陽大君夫人は実家から借りた着物と輿に乗り首陽大君の屋敷に行きました。首陽大君夫人は一等功臣の夫人たちを呼び彼女たちを労っておりました。遅れて到着した貧しいハン・ミョンフェ夫人に同情する功臣の夫人たち。クォン・ラムの夫人はハン・ミョンフェは側女を囲っていると夫人たちに明かしました。功臣の妻たちは首陽大君夫人がネミョンブをまとめるのにふさわしいといいました。
ソン・サンムンたち学士は乗り気ではない端宗の喪中の結婚に親不孝と反対していました。首陽大君はお前たちを不忠の輩とみなすと厳しく叱りました。首陽大君の取り巻きたちはあいつらはキム・ジョンソと同じだといいました。
ソン・ヒョンスの娘が王妃に決まりました。ハン・ミョンフェは自分より地位が高くなったクォン・ラムをからかいました。クォン・ラムはハン・ミョンフェが女とふしだらに暮らしていることを怒って出ていきました。ハン・ミョンフェは自ら招いた状況だと自分を笑いました。そして側女のヒョンイに私は桃源君夫人と一蓮托生の身でいつかは首陽大君に婦人の責任をとって殺されるだろうといいました。
ハン・ミョンフェ「ヒョンイ、今夜はそなたに殺してもらおう」
感想
ハン・ミョンフェは危うい立場になってしまったことを自ら嘆いてましたね。出世して首陽大君の側近になるはずが、再び危険な道を選んでしまったのでした。
それにしても首陽大君の偽善ぶりはひどいものですねw自分に都合が悪いことはすべて無視するか暴力的に解決するかしか行動の選択肢がありませんし、じぶんの罪を反省するという様子もありません。兄の法事もやらず喪中なのに端宗に妃を押し付けて「孝行心」に欠ける人物としてドラマでは描かれてます。首陽大君は悪人として描かれているようです。