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チョンドジョン(鄭道伝)第7話から第10話までのあらすじネタバレ感想

チョンドジョン(鄭道伝)第7話から第10話

チョンドジョン(鄭道伝)韓国ドラマのあらすじ

や~っと10話まで見終わりましたので感想を書きたいと思います。
大体どんな感じかわかりました。
はっきりいってつまらないと感じました。
まだ「王と妃」のほうがセリフがしっかりしていて面白いです。
でもこちらの「チョン・ドジョン」はインテリ学者を主役にしているのに、話のほとんどが「弱い人が悔しがっている」か「悪いやつがいじわるしてほくそ笑んでいる」かで占められています。
つまり、うおおおおおんと怒ったり、うええええええんと悲しんだり、うひひひひひひと悪いことをしている時間が長くて肝心の歴史の記録を基にした事件などについてしっかり描かれておりません。これが「王と妃」との大きな違いです。つまらなさは1話で視聴をあきらめた時代劇「剣と花」に匹敵するほどです。
高麗末期に実在した人物ということで歴史の勉強がてら見ています。

7話から10話はチョン・ドジョンが流刑された土地に住む娘との関係と、開城のチョン・モンジュら士太夫の物語が平行して語られていました。

流刑先の娘は巫覡(ふげき)という呪い師が後継者のムーダン(巫)にと目をつけていました。巫覡の後継者にするとしつこいじじいの本音は娘を性奴隷にしたがっていたのでした。あれこれとあって娘はチョン・ドジョンのために巫覡に身を売ってしまい、さあ巫覡と娘と一緒に出発だというところで倭寇が現れ巫覡は弓で射られて亡くなります。

開京のほうではイニムの手下のチョン・ホグン(いつも悪役のチョン・ホグン)と李成桂が倭寇と戦いましたが倭寇の残党を逃したまま帰還し、チョンは完全に倭寇を退治したとうそをつきました。しかし倭寇の残党は阿只抜都(アキバツ)という著名な倭寇(ドラマ中では3000の騎兵といっていました)を出現させ、チョン・ドジョンの流刑地もやられてしまいました。阿只抜都(アキバツ)が高麗王に文を送り(おかしなことに内容はドラマでは無視されてわからなかった)、チェ・ヨンがイ・イニムにイソンゲを阿只抜都(アキバツ)の退治に向かわせようと反対を押し切って討伐に失敗したらチェ・ヨンんがイ・ソンゲを殺すという条件つきでイ・ソンゲを正二品の門下賛成成事(ムナチャンソンサ)に任命します。南原山城にイ・ソンゲが馬を15頭程(笑)と歩兵を引き連れて行くと、倭寇は逃げていきました。イ・ソンゲたちが場内に入ると逃げていた民たちが倉庫の食べ物を漁っていました。死刑にするところを労役を命じられた彼らは何者だとチョン・ジョンジュが訪ねたその中にはチョン・ドジョンもいたのでした。

なぜかドラマでは馬3000頭(歴史では1000頭)を引き連れてきている阿只抜都(アキバツ)に対し、ドラマではたったの馬15頭で倭寇を追うイ・ソンゲ。しかし不思議なのは馬1000頭も船に乗せて壱岐や対馬から船で行けるのか?という疑問です。馬を船に乗せるためには船そのものがしっかりしていないといけないし、少年の阿只抜都(アキバツ)はどうやって馬を運んだのでしょうね?

それはそうと阿只抜都(アキバツ)は500隻の船と千頭の馬をひきつれてとなるとかなりの大軍団です。そんな盗賊をたったの15,16才の壱岐のイケメン少年が束ねることができるのでしょうか。船大工の生活の面倒も見なければいけませんから、子供に他人のくいぶちの計算ができるとは思えません。謎が謎を呼ぶ阿只抜都(アキバツ)という少年、ほんとうのところはどうだったのでしょうね?

しかし倭寇という海賊は謎ですね。後期倭寇はほとんど中国人だったといいますから、いったいどんな組織だったのでしょうね。その阿只抜都(アキバツ)を輩出した松浦党という壱岐の海賊は、あとで波多泰(はたやすし)という嵯峨源氏の末裔に滅ぼされてしまいます。波多泰(はたやすし)は中国との貿易を独占して大儲けし、朝鮮への倭寇は波多泰が壱岐を支配することで減ったようです。そんな波多氏にも終わりが近づいてきます。あるとき世継ぎ争いで波多氏は立て続けに六人衆(牧山善右衛門、牧山舎人、下条将監、立石三河、下条掃部、松本左近)という波多氏の子分によって殺されてしまい波多氏の壱岐支配はいったん終わります。この事件を主導した真芳(波多氏の妻)はとんでもない悪女で自分の手で1人、六人衆に依頼して2人も暗殺するのですから韓ドラ顔負けの悪女です(笑)彼女に殺された日高資(ひだかたすく)の息子は復讐のために壱岐六人衆を殺します。この日高氏は波多政を壱岐城代とし、岸岳城(佐賀県唐津市北波多岸山)に帰りました。日高甲斐守は父を殺されて大義名分を得、復讐をしたのですがこの日高甲斐守もまた悪い性格だったらしく、次第に周囲の反感を買うようになりました。主犯である真芳と藤堂丸(後の波多親)もまだ逃亡中で、彼女らは親戚関係にある佐賀の龍造寺氏や島原の有馬氏の助けを借りて、岸岳城を取り返し、戦いに敗れた日高甲斐守は自分が任命した隠岐の波多政を殺して自分が波多政となりました。どっちも、ものすごく・・・悪人ですね。

元服した波多親は、隠岐の日高甲斐守を討とうとします。それを知った日高甲斐守は松浦氏に、「私は松浦氏の子分になるから助けてくれ」と頼みます。子分になるから助けてくれ(笑)ほんとうに日高甲斐守は嫌な奴ですね。松浦隆信(平戸松浦氏)はもちろんお助けしますとお返事をしました。浦海海岸で波多親と日高氏と松浦氏の連合軍との戦があり、日高氏と松浦氏が勝利します。松浦隆信は壱岐を手に入れ、日高氏もまた松浦氏にDNAを提供し、日高甲斐守は、日高喜に改名しその後の朝鮮出兵で命を落としました。こうして平戸松浦氏の繁栄は、明治時代には華族となり長く続いたのでした。
参考HP:http://www.ikishi.sakura.ne.jp/hatashinryaku.html

このお話しは、韓国だったらドラマ化しそうですね。

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チョンドジョン(鄭道伝)第7話から第10話

チョンドジョン(鄭道伝)韓国ドラマのあらすじ

や~っと10話まで見終わりましたので感想を書きたいと思います。
大体どんな感じかわかりました。
はっきりいってつまらないと感じました。
まだ「王と妃」のほうがセリフがしっかりしていて面白いです。
でもこちらの「チョン・ドジョン」はインテリ学者を主役にしているのに、話のほとんどが「弱い人が悔しがっている」か「悪いやつがいじわるしてほくそ笑んでいる」かで占められています。
つまり、うおおおおおんと怒ったり、うええええええんと悲しんだり、うひひひひひひと悪いことをしている時間が長くて肝心の歴史の記録を基にした事件などについてしっかり描かれておりません。これが「王と妃」との大きな違いです。つまらなさは1話で視聴をあきらめた時代劇「剣と花」に匹敵するほどです。
高麗末期に実在した人物ということで歴史の勉強がてら見ています。

7話から10話はチョン・ドジョンが流刑された土地に住む娘との関係と、開城のチョン・モンジュら士太夫の物語が平行して語られていました。

流刑先の娘は巫覡(ふげき)という呪い師が後継者のムーダン(巫)にと目をつけていました。巫覡の後継者にするとしつこいじじいの本音は娘を性奴隷にしたがっていたのでした。あれこれとあって娘はチョン・ドジョンのために巫覡に身を売ってしまい、さあ巫覡と娘と一緒に出発だというところで倭寇が現れ巫覡は弓で射られて亡くなります。

開京のほうではイニムの手下のチョン・ホグン(いつも悪役のチョン・ホグン)と李成桂が倭寇と戦いましたが倭寇の残党を逃したまま帰還し、チョンは完全に倭寇を退治したとうそをつきました。しかし倭寇の残党は阿只抜都(アキバツ)という著名な倭寇(ドラマ中では3000の騎兵といっていました)を出現させ、チョン・ドジョンの流刑地もやられてしまいました。阿只抜都(アキバツ)が高麗王に文を送り(おかしなことに内容はドラマでは無視されてわからなかった)、チェ・ヨンがイ・イニムにイソンゲを阿只抜都(アキバツ)の退治に向かわせようと反対を押し切って討伐に失敗したらチェ・ヨンんがイ・ソンゲを殺すという条件つきでイ・ソンゲを正二品の門下賛成成事(ムナチャンソンサ)に任命します。南原山城にイ・ソンゲが馬を15頭程(笑)と歩兵を引き連れて行くと、倭寇は逃げていきました。イ・ソンゲたちが場内に入ると逃げていた民たちが倉庫の食べ物を漁っていました。死刑にするところを労役を命じられた彼らは何者だとチョン・ジョンジュが訪ねたその中にはチョン・ドジョンもいたのでした。

なぜかドラマでは馬3000頭(歴史では1000頭)を引き連れてきている阿只抜都(アキバツ)に対し、ドラマではたったの馬15頭で倭寇を追うイ・ソンゲ。しかし不思議なのは馬1000頭も船に乗せて壱岐や対馬から船で行けるのか?という疑問です。馬を船に乗せるためには船そのものがしっかりしていないといけないし、少年の阿只抜都(アキバツ)はどうやって馬を運んだのでしょうね?

それはそうと阿只抜都(アキバツ)は500隻の船と千頭の馬をひきつれてとなるとかなりの大軍団です。そんな盗賊をたったの15,16才の壱岐のイケメン少年が束ねることができるのでしょうか。船大工の生活の面倒も見なければいけませんから、子供に他人のくいぶちの計算ができるとは思えません。謎が謎を呼ぶ阿只抜都(アキバツ)という少年、ほんとうのところはどうだったのでしょうね?

しかし倭寇という海賊は謎ですね。後期倭寇はほとんど中国人だったといいますから、いったいどんな組織だったのでしょうね。その阿只抜都(アキバツ)を輩出した松浦党という壱岐の海賊は、あとで波多泰(はたやすし)という嵯峨源氏の末裔に滅ぼされてしまいます。波多泰(はたやすし)は中国との貿易を独占して大儲けし、朝鮮への倭寇は波多泰が壱岐を支配することで減ったようです。そんな波多氏にも終わりが近づいてきます。あるとき世継ぎ争いで波多氏は立て続けに六人衆(牧山善右衛門、牧山舎人、下条将監、立石三河、下条掃部、松本左近)という波多氏の子分によって殺されてしまい波多氏の壱岐支配はいったん終わります。この事件を主導した真芳(波多氏の妻)はとんでもない悪女で自分の手で1人、六人衆に依頼して2人も暗殺するのですから韓ドラ顔負けの悪女です(笑)彼女に殺された日高資(ひだかたすく)の息子は復讐のために壱岐六人衆を殺します。この日高氏は波多政を壱岐城代とし、岸岳城(佐賀県唐津市北波多岸山)に帰りました。日高甲斐守は父を殺されて大義名分を得、復讐をしたのですがこの日高甲斐守もまた悪い性格だったらしく、次第に周囲の反感を買うようになりました。主犯である真芳と藤堂丸(後の波多親)もまだ逃亡中で、彼女らは親戚関係にある佐賀の龍造寺氏や島原の有馬氏の助けを借りて、岸岳城を取り返し、戦いに敗れた日高甲斐守は自分が任命した隠岐の波多政を殺して自分が波多政となりました。どっちも、ものすごく・・・悪人ですね。

元服した波多親は、隠岐の日高甲斐守を討とうとします。それを知った日高甲斐守は松浦氏に、「私は松浦氏の子分になるから助けてくれ」と頼みます。子分になるから助けてくれ(笑)ほんとうに日高甲斐守は嫌な奴ですね。松浦隆信(平戸松浦氏)はもちろんお助けしますとお返事をしました。浦海海岸で波多親と日高氏と松浦氏の連合軍との戦があり、日高氏と松浦氏が勝利します。松浦隆信は壱岐を手に入れ、日高氏もまた松浦氏にDNAを提供し、日高甲斐守は、日高喜に改名しその後の朝鮮出兵で命を落としました。こうして平戸松浦氏の繁栄は、明治時代には華族となり長く続いたのでした。
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