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チョン・ドジョン鄭道伝24話チェ・ヨンの台頭のあらすじネタバレ感想

韓国ドラマチョン・ドジョン鄭道伝24話のあらすじ

チェ・ヨン将軍は遼東の明を征伐しようといいました。圃隱チョン・ジョンジュとイ・ソンゲは反対してまずは使臣を送るべきだといいました。ウ王は決断をせず、その場を去りました。

1388年2月、遼東の元に奪われて恭愍王が奪還した領土を明に奪われたのでした。

鄭道伝は「お世辞ばかりを並べていると、最後に力しか残らない」と対明外交政策を批判しました。

チェ・ヨンは建国から20年しか立っていない明国だから朱元璋を攻撃しようといいました。イ・ソンゲは対話での解決を主張しました。まずは西北面に軍を派遣して城壁を修復しながら様子を見よう、使臣も派遣しようということになりました。チェ・ヨンは勇ましい武人で、イニムのように独断はしませんでしたが武力で解決する口実を捜していました。（役どころはヨン・ゲソムンに似てますね）

チェ・ヨンはウ王のもとに、遼東征伐の裁可を求めました。明に使臣を派遣したのは明を油断させるためでした。先のことはどうするのだ？もうやめてくれ、不安でたまらない。いううウ王に対し、チェ・ヨンはウ王を先王の息子として胸を張れませんよと叱りました。親元派のキ・チョル（奇轍、奇皇后の兄で徳成府院君）の一派を粛清した恭愍王の名を傷つけるとチェ・ヨンはいいました。

悩むウ王は父王がご存命だったらどうされただろうかと妃と大妃に問いました。ウ王「なぜ明の皇帝は我が国の領土を奪おうとするのだ。高麗は我の国ではないのか？」ウ王は酒を飲み酔っていました。

夜更け、ウ王はチェ・ヨンの邸宅を訪問しました。ウ王はチェ・ヨンが斧鉞を持って子供のウ王に迫った時に小便をもらしたことを話しました。宦官や民にシン・ドンの子だとさげすまされたことをどう思うかとチェ・ヨンに問いました。チェ・ヨンはウ王が先王の子であることを疑っていませんと答えました。23年間も先王に仕えていたので先王の息子であることは間違いありません、ワン氏の息子であることに違いありませんといいました。チェ・ヨンの忠誠心を信じ、ウ王は遼東征伐を認めました。
チェ・ヨン「ちゅーなーすーぐにいまんがかうみだ」

鄭道伝の家の下男は泣いていました。漢陽山城（ハニャンサンソン）の修復に駆り出されたのでした。

チェ・ヨンは官僚たちに狩りに行くふりをして鎖帷子を身に着け遼東を征伐するとイ・ソンゲに言いました。ウ王はチェ・ヨンの味方をしました。遼東征伐に反対する官僚たちは「李仁任の仲間」ということにされて投獄されました。

イ・ソンゲは間違いなく明に勝つことはできないので遼東征伐は反対でした。ウ王はチェ・ヨンに娘を息子に嫁ぐように頼みました。

都堂（トダン）の会議では文官だけでなく武官も遼東征伐に反対し、出兵の声はいったん静まりました。

李芳遠（イ・バンウォンは）鄭道伝に高麗が危機になると大業の日が近づきます。高麗の混乱を喜びました。バンウォンは明の使臣が高麗に来ました。明は遼東に軍事機関を設置したと報告に来たのでした。元だったところは元来明の土地だと使臣はいいました。

国境では小競り合いが起きて明との衝突が起きました。明の兵士を殺した報告をきいたチェ・ヨンは喜びました。都堂（トダン）は挙兵の声が高まりました。

イ・ソンゲはウ王とチェ・ヨンのところに参上しました。
チェ・ヨン「イボゲ、スシジュン。」
イ・ソンゲ「遼東征伐を断念してください。」
チェ・ヨン「イーソンゲーーー！」

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せてみました。何がでるかはお楽しみ(^^♪

感想

次々と興っては殺されたキ・チョル、シン・ドン、李仁任の次はチェ・ヨンの明の遼東侵攻の出番ですね。今も遼東は中国の領土になっていますから、遼東が侵攻されたのは朝鮮にとってのちの時代までの不利益となりました。といっても遼東を得たのは恭愍王の時代ですからたかだか10年20年ほどの間かもしれませんね。その前のことは知りませんけど。

なんだかんだいって朝鮮にとって大陸の大国のことは「敵」なんですよね。そんな敵さんに千年以上も愛想ついて、朝鮮もたいへんですね。中原にしっかり抵抗した王朝は高句麗と渤海くらいじゃないでしょうか。ずっと主権を持てないとどんなに政治がねじ曲がって歪んでしまわかる気がします。

先日は「奇皇后」という感動的なふたつの愛のドラマが終わってその感動を帳消しにするかのように高麗で奇皇后の権威を傘にかぶって横暴を振るっていた「キ・チョル」が粛清されました。元も衰退してきたので、元が高麗の親元派を助けてくれることはもうありません。そうなると次は親明派の台頭か？というところになるわけですが、そこにチェ・ヨンが立派な独立精神を掲げて挙兵を唱えます。考え方からいうと、国が主権をもつことは当然なんですが、朝鮮にとってそれはなじみのないことなのでしょう。

内容は薄かったけど考えさせられる回ですね。

ドジョンにとって生意気な小僧、李芳遠は鄭道伝の大業に気が付いてもうすっかり自分が将来王になることを考えてむふふ・・・になっているようでしたね。

忘れてはいけないのが、これは創作だということです。編纂された歴史も創作かもしれませんので、ただわかることは、イ・ソンゲがウ王とチェ・ヨンを排するまであと4カ月ということです。「大風水」の最終回あたりの時代とのリンクは、いよいよですね。

そういえばモニノ（牟尼奴）はウ王の幼名なんですが、これもほんとうの名前じゃないのかな、発音はかわいいけど漢字がなんだか差別的と思いませんか？

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