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王と妃32話 癸酉靖難(けゆじょんなん)詳しいあらすじとネタバレ感想-韓国ドラマ


王と妃 32話 癸酉靖難 

王と妃 第32話のあらすじ 韓国ドラマ

あらすじ

モーニングスターを懐に隠し持った首陽大君はキム・ジョンソの屋敷に向かいました。
首陽大君の乗った馬が突然嘶きました。
首陽大君が自ら馬を嘶かせてキム・スンギュを油断させたのでした。
その様子をあざ笑うキム・ジョンソの子分。
首陽大君はキム・ジョンソの息子のキム・スンギュにキム・ジョンソに会わせてほしいといいました。

首陽大君は朝服(公的な服)を着て伴の者を1人だけしか連れておらず(別のドラマ「インス大妃」では奴婢の服装をした武人4人が大君の腰に刀を隠し持って屋敷を急襲しました。)キム・ジョンソは首陽大君に会う決意をしました。

首陽大君は「物を届けに来ただけだ」とキム・ジョンソの私兵を門の外に追い出しました。
キム・スンギュは首陽大君は謀反を企てているに違いませんと父に言い、妻(妾?)もキム・ジョンソに刀を持つようにすすめます。キム・ジョンソは「私を殺しに来たわけではない。きっと様子を探りにきたのだろう。」と(武人なのに)帯刀せずに邸宅の前庭に首陽大君を迎えに行きました。

首陽大君は「宮殿までご同行を」とキム・ジョンソに言いました。「(羽が落ちたので)官帽をお借りできませんか、早く殿下のもとへ向かわなければなりません」と言いました。キム・ジョンソは自分の羽を首陽大君にキム・スンギュを通じて渡します。

キム・ジョンソの邸宅の前に首陽大君の子分たちが馬に乗ってやってきました。「王命だ、殿下が宮殿でお待ちなので至急中にいる首陽大君に伝えてくれ」と門番に言いました。

首陽大君 「左相(チャサン、左議政)大監、政丞の官帽の羽を借りることになってしまった。ありがたい。」

金宗瑞 「お返しくださらなくても結構です」

首陽大君 「こんな貴重なものを?では今日の記念としてありがたく頂戴します。」

金宗瑞 「こんな夜中に殿下に大事な話があるというので、内心驚きました。ですが大君の今の言葉で緊張が解けました。」

首陽大君 「ぜひとも今日中にお話ししたいことがあるので」

金宗瑞 「スンギュや、官防を持ってこい」

帽子を取りに行ったキム・スンギュを見て、首陽大君は懐の武器を手にしました。

「大監様」門番がキム・ジョンソを呼び止めました。「殿下の使いが王命を伝えにきました。殿下の様子が変なので王宮に来るようにと」

「これは大変なことになった」と首陽大君。「実は謀反が起きたのです。ご存知なかったのですか?安平大君の仕業です。安平大君の手下が私に手紙をよこしたのです。謀反の内容が詳細に綴られています。実はこの件で殿下にお話しがしたいのです。」と首陽大君はキム・ジョンソに手紙を見せました。首陽大君は門番に「外にいる者につたえよ。すぐに左相(チャサン、左議政)大監と宮殿に向かうと」とキム・ジョンソの子分を外に追い払いました。

手紙を読むキム・ジョンソ。ここには首陽大君と首陽大君のお付きの者しかいません。懐に手を入れるお付きの人はキム・ジョンソの頭にモーニングスターをぶつけました。

「きや~~~っ!」(首陽大君のお付きの声)

(「インス大妃」では首陽大君が自分の手で殺してましたね。)

ぱったりやられてしまうキム・ジョンソにキム・スンギュが駆け寄ります。

「貴様~!」と何も持たずに立ち向かうキム・スンギュも首陽大君のお付きにやられてしまいました。

首陽大君の兵とキム・ジョンソの私兵がチャンバラをしている間に首陽大君は王宮に向かいました。

イ・ヒョルロは流れ星を見ました。安平大君の決行は5日後なのに、大きな星が落ちてきたと寝所を共にしていた若い娘につぶやきました。

宮殿に着いた首陽大君とお付きの人。

首陽大君「悪人を始末した。これを殿下に知らせよ。そして残党も皆討つのだ」

(何も知らない宮中の人はなんのこっちゃと思いますよね)

まだ息があるキム・ジョンソ。

首陽大君は策士のハン・ミョンフェとクォン・ラムとともに殿下の屋敷を訪れ、(謀反があったので)殿下に急用だ、承旨をすぐに呼べと暴れます。

剣を振りかざす首陽大君の部下。

クォン・ラム「開けてもらえなかったら?殿下を安平大君の腹心が監視しています。安平大君に知られたら・・・」

首陽大君「運を天に任せるしかない。」

右承旨はすぐに端宗にこのことを伝えに行きました。内官(キム・ヨン)は「首陽大君が謀反を伝えにきたことを」驚いて、殿下に伝えるので右承旨にしばらく待つよう伝えました。

キム・ヨン「水正果(スジョンガ。干し柿と生姜、桂皮で作った韓国伝統の飲み物)をお持ちしても?」

内官のキム・ヨンは右承旨に言われたことを伝えませんでした。「首陽大君に明日出直すようにお伝えください。」

慌てる右承旨にキム・ヨンは知らん顔です。キム・ヨンは急いで「左議政に首陽大君が謀反をしたことを伝えてくれ、私は安平大君に知らせに行く」と仲間の内官に言いました。

首陽大君は右承旨に「キム・ジョンソを殺した。」残党の始末の許可をくださいと殿下に伝えてくれと頼みます。「内官が通さないので」とおろおろするチェ右承旨。「一刻を争うのだ、伝えてください」と首陽大君。強行突破しようとする部下を首陽大君は厳しく断ります。

首陽大君の妻ユン氏とインス大妃夫婦と信眉(シンミ)大師とキム・スオン(信眉大師の弟)は、大君のお供のイム氏から報告を受けました。返り血をあびたイム氏は泣きながら池の水を自らにかけました。信眉大師は「南無観世音菩薩」と手を合わせて言いました。

内官のオム・ジャチは「なぜ私に知らせなかったのだ」と内官につかみかかり、右承旨とともに首陽大君のところに行きました。

首陽大君「謀反を察したので私が先にキム・ジョンソを殺しました」
オム・ジャチ「首陽大君大監は偉大な忠臣です。どうぞ中にお入りください」とひれ伏します。

ハン・ミョンフェ(首陽大君の策士)「殿下の許可を得る間に官僚たちを宮殿に呼び集めるのだ。領議政と兵曹判所(ピョンジョパンソ)は使いの者に連れてこさせる。ヤン・ジョンは武渓精舎に行き安平大君を確保し次の命令を待て。ユ・スは顕陵(ヒョンヌン、文宗と顕徳王后)の碑石所へ行きミン・シンを護送してこい。相手が逃亡する動きを見せたらその場で殺してよい。ホン・ダルソンは官軍を動員してこの屋敷を幾重にも囲み、厳重に警備せよ。官僚たちが謁見を求めて来たら従者らは始末し一人で中に通すように。」

首陽大君「官僚たちが安平大君と結託しました。殿下が幼いことを甘く見て仲間を集め、国の存続を脅かそうとしており非常に危険な状況です。急を要することだったため独断で左議政を殺しましたが他にも仲間がいるので彼らもただちに殺します。どうか許可をください。」

オム・ジャチ「首陽大君の主張に少しも間違いはありません殿下」

端宗「安平大君のことは知っている。首陽大君に相談したかったがキム・ジョンソの監視が厳しく叶わなかった。彼らを追及したいが私は詳しいことを知らぬ。そなたに全権をゆだねるので反逆者どもを捕らえ国を守ってほしい。」

首陽大君「すぐにまんがかうにだ」

女と寝ていた安平大君に知らせが届き、安平大君は驚きます。「イ・ヒョルロはおらぬのか、イ・ヒョルロが必要だ。早くイ・ヒョルロをを呼びに行き・・・・」「火事だ!(屋敷の者たち)」「もう私を殺しに来たのか?」首陽大君のスパイが武渓精舎に火を放ったのでした。スパイは「淡淡亭(タムダムジョン)へ行け、安平大君様の命令だ」とウソを言いました。混乱する安平大君の屋敷。「イ・ヒョルロを呼べ、イ・ヒョルロが必要なのだ・・・」何も考えられない安平大君。

感想

首陽大君、とうとうやっちゃいましたね!安平大君(李瑢、イ・ヨン)が謀反をといいましたが、首陽大君も謀反してますよねぇ。安平大君は六宗英(ユクチョンヨン)といって死六臣(サユクシン)とともに端宗の忠臣として後世に評価されています。

六宗英(ユクチョンヨン)

端宗への忠誠を守って殺された王族
  • 安平大君(首陽大君の弟)
  • 錦城大君(首陽大君の弟)
  • 和義君忠景公李瓔(世宗の側室の息子)
  • 漢南君貞悼公李(世宗の側室の息子)
  • 永豊君貞烈公李瑔(王女の男でキョンヘ王女の婿をしていた人)
  • 寧君判中樞院事李穰
本当に忠臣だったのか権力がほしかっただけなのかはわかりませんが、首陽大君は朝鮮の民衆には好かれていないことは何となく伝わってきますね!首陽大君(世祖)は王権の強化をはかり、権力を自分に集中させて「経国大典」という法律のようなものを編纂しました。その「経国大典」はチョン・ドジョンが作ったものですから、何とも皮肉なことですね。この法律らしい法律が作られることによって、李氏による朝鮮の支配が確実なものとなりました。

ほんと人間はどうして人を支配したがるのでしょうね。しかもラクして生きたいのに王位についたとたんストレスか毒か運動不足か何かで短命でしょw王位につけなかった大君たちは90歳まで長生きしたというのにね。政権が変わるときってどうしていっぱい人を殺してしまうのでしょうね。権力とは無縁の私には理解できません。しかも安平大君は書家で風流人なのにどうして王位を狙ったことになっているのでしょうね。キム・ジョンソ(金宗瑞)は端宗の父である文宗の遺言で端宗を守れと言われてそれを忠実に実行していたのに。ほんとうの逆臣は首陽大君であることは事実のようです。しかもそれを書き留めて後世にまで残しておくのですから、正直者ですね。たいていの為政者は文宗がキム・ジョンソよ、端宗を頼んだぞ、といった遺言の記録は消したいはずです。

ちなみにイ・ヒョルロの妻や妾は右議政李思哲の奴婢にさせられました。キム・スンギュ(金承珪)の妻や妾は、チョン・インジ(領議政鄭麟趾)の奴婢とさせられました。首陽大君に殺された官僚たちの婦女子がどうなったかについては次のサイト「朝鮮時代初期における王位継承 立命館大学HP(http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/rb/619/619PDF/hiraki.pdf)」に書いてあるようです。こうして貴族たちは賤民という被差別階級に貶められたのでした。政治的敗北が意味することは、その遺族にとっても永遠の、半永久的な差別ということでした。

これが確か1453年ですから、日本は室町時代の途中ですね。お隣の国は残酷に見えますが、李氏朝鮮の間に日本でも群雄割拠が起こりたくさん殺しあってますから、どっちも残酷ですね。

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