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詳細解説-イギリスのドラマ-刑事フォイル(全28話)第9話 50隻の軍艦 前編 あらすじとネタバレ感想

刑事フォイル 第9話 あらすじと感想

主演 マイケル・キッチン(Michael Kitchen)

50隻の軍艦 前編 あらすじ

ベートーベンの「月光」をジェニー・ウェントワースがピアノで弾く。空襲警報が鳴り、ジェニーの悲鳴が聞こえる。

アーサー・ルイスは1年前からヘイスティングスに住んでいて、フォイル警視正に会いました。アーサー・ルイスはハワード・ペイジというアメリカの自動車の実業家が家に来るので地元の名士としてフォイルを紹介したいと言いました。「警察の保護が必要なのか?」と訊くフォイルにアーサー・ルイスはペイジに我が国の南部沿岸の現実を知らせたい、アメリカ人はこっちの情報を知りたがっている、妻のエリザベスも会いたがっていると言いました。妻のエリザベスがフォイルたちの前に現れました。ミルナーはフォイルにサムが・・・と呼びました。

サムはみすぼらしい格好のまま庭で落ち込んでいました。サムのいる下宿に爆撃機ドルニエ(プラモデルはこちらというドイツ軍の攻撃があり、ジェニー・ウェントワースという2週間前に救急車の運転手で越してきたばかりの23歳の女性が亡くなりました。アパートの大家のハリソンという女性はフォイルに亡き主人の「イーストボーン・クロニクル」の副主筆のコインと宝石類が盗まれたと言いました。コインの中にはノルマン時代のものもあり、夫人の老後のためといって夫が貯めていたのでありました。空襲のどさくさにまぎれて盗まれて許せませんと夫人は泣きました。

爆撃の後には近所の人がみんな来ていました。サムは最初に来たのは救急車が来てジェニーを運び、レドマンドという医者が来て手当をして、義勇消防隊、クロニクルの記者が現れたとフォイルに報告しました。

トムボブヘンリーケンというチンピラはたむろして盗みの情報を交換していました。ケンは法律が変わってやばいと帰りました。彼らは脱退しようとするケンを何とかすると言いました。

ケンは家に帰りました。夕食はパンとリンゴと、サーモンの最後の缶詰とグリーンピースでした。
ケンは航空学校にどうしても行きたいと父のリチャードに言いました。母バレリーは店の手伝いをしてといいました。ケンはどうしても行きたい、下宿代は自分で何とかすると言いました。リチャードはあの連中は何をやっているか知っているぞ、やめさせてやると言いました。ケンが父に口答えすると父のリチャードは怒ってパブに行きました。

アーサー・ルイスのもとにハワード・ペイジが車でやってきました。ジョン・ビショップというかばん持ちを連れての訪問でした。「もしわれわれがいなかったらイギリスは戦争に負ける」とハワード・ペイジは言いました。エリザベスもハワード・ペイジに挨拶をしました。

ハワード・ペイジ「これはとの闘いだ。我々は。難しいことは何も考えなくていい。」

レドマンドがカフスボタンと格闘していました。レドマンドの妻イブは「アメリカが嫌いだから本当は行きたくないんでしょう?」と言いました。レドマンドは参戦すつつもりのないアメリカに腹を立てていました。「やつらには(イギリスは)どうでもいいんだ。それが腹が立つ。」と疑り深い愛国者レドマンドは言いました。

新聞を見たリチャード・ハンターはハワード・ペイジに会いたいとエリザベスにお願いしました。

サムは最後まで防空監視員が盗んだのでは?と自分の推理をフォイルに披露しました。フォイルは彼らとは思わないと言いました。サムは防空監視員が以前、防空壕で死体から指輪を盗んでいるところを見たところがあると言いました。アーサーの家に向かう途中で人(リチャード)が飛び出してきました。

クリストファー・フォイルはアーサーの家に着きました。エリザベスは息子のジャックは情報相に、もうひとりの息子クリストファーはまだ就職する年齢ではないと言いました。

何者かが海岸で船と光で連絡を取り合っていました。

レドマンドは嫌いなハワード・ペイジに食事会で突っかかっていました。皆はきょろきょろしながらハワード・ペイジの弁舌を聴いていました。フォイルに話が投げられ、フォイルは息子は空軍にいると答えました。フォイルは父は巡査部長で警察官になったのは自然な流れだと話しました。その場はそれぞれの息子たちの話で盛り上がりました。

サムは下宿先が見つからないとミルナーに言いました。サムはどこも見つからなかったら独房を貸してもらおうかと言いました。ミルナーは数日くらいならフォイルに内緒で(妻が出かけていないので)うちに泊まっていくといいと言いました。二人は(真面目な)フォイル警視正なら絶対に反対すると笑いました。

エリザベスは「クリストファー、また会えない?」とフォイルに会いたがりました。フォイルはエリザベスに会う約束をして帰りました。

紳士の服装をした男が海岸に立っていました。沖からボートで何者かが漕いで来ました。

リチャードは妻を自宅に帰し、散歩してくると言いました。

眼鏡の男(モートン、空襲カメラマン)は自動車で夜を明かしました。

男がボートを漕いでいると銃声とガラスが割れる音がしました。

リチャードの妻は夫が朝になっても帰らないとヘイスティングの警察署に捜索願を出しました。

ミルナーはハリソン家の略奪の疑いのある人物たちの素性を調べてフォイルに報告し、戦争カメラマンのコリン・モートンは6件中4件に、義勇消防隊の41E隊は6件中5件に現れて隊長はヘンリー・ジェイミソンという逮捕歴のないトラック運転手を調べていると言いました。

フォイルとミルナーはへンリー・ジェイミソンの家(冒頭でチンピラが集まっていた家)を訪問しました。「義勇消防隊はきつい仕事だ。48時間ぶっとうしで勤務、正規の消防隊に嫌われ・・・」と部下をいいやつらだ恥を知れと悪態をつきました。フォイルはミルナーに仕事場の捜査を指示しました。チンピラたちはバレたかひやひやしていました。

ミルナーは何もでなかったと言いました。ミルナーは現場からなくなった物をリストにしてフォイルに報告しました。ミルナーは盗まれなかったものもあると言いました。
盗まれたリスト
コイン、ネックレス、銀食器、メダル、カトラリー
盗まれなかったもの
毛皮のコート、年代物の懐中時計、切手のコレクション、金の腕時計

フォイルはどういう基準だろ?と疑問に思いました。リード警視正が休みなので国防市民軍のレトウィン大佐から連絡があってドイツ軍のスパイを捕まえたというのでどうしたらいいかと秘書がフォイルに訪ねてきました。

国防市民軍 第58サセックス大隊 第一小隊長レトウィン大佐がフォイルと会いました。部下が昨日懐中電灯でロムニー岬から合図が贈られたという情報を寄せました。レトウィン「ドッグアンドダッグ」に朝10時にビールを頼んだという者がいたので禁止の法律をしらないその者を捕まえたとフォイルに言いました。

フォイルはあなたのことを公安課に任せるとハンス・マイヤーというオランダから来たというスパイの疑いのある男(オランダ人を自称)に言いました。フォイルは信じがたいと言いました。男はドイツの占領から逃れたかったと言いました。男は懐中電灯の合図などなくボートを浜辺に捨ててきたと言いました。男はフォイルに人殺しを戦時中でも捜査するのか尋ねました。

レトウィン大佐はボートを捜索させていましたら、男の死体が浜辺にありました。ミルナーは男が持っていた銃から弾が2発なくなっていたので自殺でしょうと言いました。たばことマッチと小銭とギアが付いた謎の古いカギを死んだ男は持っていたとミルナーは報告しました。フォイルは亡命者のボートは遺体の発見現場と離れていたと言いました。フォイルは死んだ男がアーサー・ルイスの家にいた男だと思い出しました。

フォイルはアーサー・ルイスの家をたずねました。エリザベスは配管工事などで死んだ男に何度も来てもらっていたとフォイルに言いました。ハワード・ペイジは金を無心されたが金は渡さずすぐ追い返したが、彼は息子のために金が必要だったと言いました。フォイルはアーサー・ルイスの家の下の崖で遺体が見つかったと言いました。

リチャードの妻は夫が息子と喧嘩してパブに出かけて行って30分して戻ってきてすぐに出て行ったとフォイルに言いました。ケンは航空学校に行きたいけど金がなくて・・・と言いました。夫は息子が小さいころからローワーミーズにある工場で車の部品を作っていて病気になって神経をやられて店をはじめて、主治医はレドマンド先生ですとリチャードの妻は言いました。ケンは父は飲んでばかりでテーブルの下で酒なら何でも飲んで酔っては夢を語るだけで、そんな父から離れたかったと言いました。そしてケンの父リチャードは義勇消防隊への入隊を断っていたようでした。

医師レイマンドはリチャードはアルコール依存症で定期的に通院してこなくて廃人同様で生きていることが不思議だったとフォイルに言いました。レイマンドはリチャードがオックスフォードを出た補助金で進学したと言っていたと言いました。
フォイル「人付き合いが慎重なんですね、先生は。」

空襲カメラマンのモートンは重要なものを見たのでフォイル警視正と話し合いたいと警察署に現れました。受付の男はフォイル警視正の机の上にメモを置いておくと約束しました。

サムはミルナーの家で夕食を食べていました。(相変わらず皿にはジャガイモのほぐしたものが盛られスープがかけられていました。)
ミルナー「うん、これはうまい。サムは料理が上手なんだな。」
サム「父に教わった料理なの。鳥のワイン煮のワイン抜き。父は飲まないから。鶏肉と野菜とあったベーコン全部使っちゃった。いいなぁ殺人事件を捜査できるなんて。」
ミルナー「まず、ハンターは自殺じゃない。だけど誰がハンターを殺したのか謎だ。」
ミルナーは物を盗んだのはジェイミソンで間違いないと言いました。
サム「警視正は卒倒しちゃうかも。」
ミルナー「バレたら大目玉だろうな。」
サムはラジオが鳴るとサムは踊り始めました。サムとミルナーが仲良くしていると、ミルナーの妻ジェーンが帰ってきました
ジェーン「何してるの?
ジェーンは家を出ていこうとしました。

警察署のフォイルの部屋で、紳士の帽子をかぶった二人の男が何かを探していました。男はC・モートン・ウッド・レーンと書かれた紙を取りました。

カメラマンのモートンは何者かに連れ去られました。

感想

今日はちょっと忙しくて感想を書けませんでした。すみません。感想の続きは、次回にまとめて書きたいと思います。サムは食材を節約することのないお嬢さんだということがわかりましたね。

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