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「大王世宗(テワンセジョン)」(全86話) 第82話 ヨンシルの心 あらすじとネタバレ感想

「大王世宗(テワンセジョン)」(全86話) 第82話 ヨンシルの心 あらすじとネタバレ感想

82話 ヨンシルの心 あらすじ

世宗が馬車に乗ると馬車の車輪が壊れました。
「殿下ー!」

「王様の輿が!?」
チェ・マルリは集賢殿で知らせを聞き驚きました。
「誰の仕業か知ればもっと驚きますよ。」
チョン・チャンソンは言いました。

世宗は鞠庁を開きました。チャンヨンシルは捕らえられました。
「明に護送する罪人をなぜ捕らえるのだ?」
東廠のヘ・スはマルセンに問いました。
「ヨンシルは王様に敵意を抱き謀反に等しい罪を犯しました。貴国ならこの罪人をどう扱いますか?」
ヘ・スはワン・ジンを見ました。

刺字刑(チャジャヒョン)か・・・・・・。」
世宗はつぶやきました。
「王様への不敬は祖国に対する逆心です。逆徒と入れ墨をして労役を課すべきです。」
ファン・ヒは世宗に言いました。

「一生強制労働をさせると?」
「チャン・ヨンシルを明に渡すことなくそばに置くためにはその方法しかない。」
ワン・ジンはヘ・スに言いました。

チャン・ヨンシルは縛られました。
ヨンシルは過去に賊と焼き印を入れられたことを思い出しました。
ヨンシルの肌には賊という文字が刻まれていました。

「ヨンシルへの仕打ちは王様の作戦。彼を明に渡さないための苦肉の策です。違いますか?」
キム・ジョンソはチョ・マルセンに言いました。
「王様の考えを推し量っても頭が痛くなるだけだ。そうだろ?」
「ワン・ジンも同じように考えるはずです。」
「もちろんそうだろう。」

プンゲは文字を書いていました。
「何をしている?」
ヘ・スはプンゲに言いました。
ヘ・スが紙を奪うとヨンシルの絵が描かれていました。
「ヨンシルの逃亡に備えて似顔絵を描いているのです。」
ヘ・スが部屋を出るとプンゲは密書を取り出しました。

プンゲはキム・ジョンソニ手紙をこっそり渡しました。

「これは王様の芝居だ。文字創製を隠蔽するつもりに違いない。」
チェ・マルリは世宗の作戦に気が付きました。

「チャン・ヨンシルをどう処罰するかにかかっている。どこまで王様が残酷になれるか、それがこの局面を打開する鍵となるだろう。」
マルセンはキム・ジョンソに言いました。

「刺字刑は実行しない。」
世宗は言いました。
「刺字刑はすでに国法で禁じられていえる。それにチャン・ヨンシルを徒刑にするつもりはない。」
「徒刑にもしない?ずいぶんと甘い処置だな。」
ヘ・スはつぶやきました。
「反逆罪を罰するのに徒刑では軽すぎるからだ。余は杖刑のなかでも最も重い百叩きの刑にするつおりだ。刑吏は何をしている。台に縛り付けろ。」
「父上、死んでしまいます。」
世子は父に言いました。

「百叩きの刑?死んでしまう。」
「肉が裂けて骨は砕けるだろうな。この刑を受ければ、確実に、死ぬ。」

ヨンシルの同僚のイ・スンジは心が乱れました。

棒でヨンシルの尻が叩かれました。世宗はヨンシルを見つめていました。

「泣いて馬謖を斬る。朝鮮の王はついに刀を抜いたか。」
ワン・ジンはプンゲにつぶやきました。
「チェ・マルリを呼びますか?強力な切り札を持っているはずです。」
「お前は人を見る目がある。」

チョン・インジは文字創製の証拠を燃やしました。チェ・マルリが部屋に入ってきました。
「なんの真似だ!」
マルリはチョン・インジの胸倉をつかみました。
「不要な文書を燃やしただけだ。」
「今上か?また今上に丸めこまれたか。どうやって口説かれた。」
「チャン・ヨンシルの登用は意義があった。奴婢と我々は違う。才能はあっても所詮奴婢は奴婢。両班の上官にはなれない。」
「何が言いたいんだ。」
「だが我々はこの階級意識を克服した。」
「チョン・インジ!」
「我々にも革命を恐れない時期があった。」
「何が言いたい?今上のごりっぱな革命に賛成するのか?文字創製の先頭に立つとでも?」
「まだ何も決めていない。だがこれだけは言える。階級意識より怖いのは惰性だ。変化を恐れて現状維持のために沈黙することのほうが危険だ。」
「もしお前が今上の革命に賛成するなら、そうなったら、私とお前は決して歩み寄れない。敵とみなす。」
「私が何より恐れているのは自分自身だ。私のしたことは集賢殿の副提学として正しい。かつての上官でありともに歩んできた同僚、今も誇るべき同僚であるチャン・ヨンシルがそれを教えてくれた。」
チョン・インジは部屋を出ていきました。

チョン・インジは天球儀の前に兵士を連れてきました。
「なんの真似です?」
イ・スンジは戸惑いました。
「今すぐ研究を始めろ。」
「司憲府の鞠庁へ行きます。」
「行っても何もできん。」
「ならばいっしょに死にます。朝鮮の暦を作るためともに頑張ってきた仲間です。当然ではありませんか。」
「研究を放棄するのか?」
「そうです。」
「わかった。今すぐ爆破しろ。」
「はい!」
チョン・インジが命じると兵士たちは火薬を本と天球儀のまわりにまきました。
「はじめろ。」
「はい!」
兵士は火をつけようとしました。
「なにをする!やめてくれ!」
「研究をやめるならもう無用の長物ではないか。」
「もう研究しても無駄です。」
「途中で投げ出すならなぜ自尊心の話をした?」
「それは殿下に聞いてください。我々の中で真っ先に自尊心を捨てたのはほかでもない王様です。」
「朝鮮暦をあきらめられるか?天との闘いに勝つ道は朝鮮の暦を作ることだ。」
「臣下を見捨てる王には従えません。」
「すきにしろ。チャン・ヨンシルと一緒に死ぬがいい!火をつけろ!」
「やめろ!近寄るな!やめろ、ダメだ。」
イ・スンジは本をかき集めました。
「今の気持ちを忘れるな。怒りよりも強いそなたの情熱。朝鮮暦に対する情熱を忘れてはならん。」
「これを作り上げる時や観測を行うときはいつも上護軍様がいらっしゃいました。」
チョン・インジはイ・スンジの横に膝をつきました。
「そなたは何を捨てるのだ?」
「民を、守ろうとする心です。」
チョン・インジは天球儀の前で世宗とのやり取りをしたことを思い出していました。
「チャン・ヨンシルはここに心を残した。自分が王様に見捨てられてもまもるべき民がいるからだ。自分が開発した技術を必要としている民がな。彼が残した心を忘れるな。その心を受け継ぐのはイ・スンジ、そなたの仕事だ。」
イ・スンジは泣きました。チョン・インジはイ・スンジの肩に手を置きました。首陽大君とシン・スクチュとソン・サンムンもその様子を見守っていました。
「どうして、ここに我々を連れてきたのです?」
ソン・サンムンは首陽大君に言いました。
「イ・スンジとチャン・ヨンシル、そなたらは彼らに劣らぬ情熱を持っている。文字創製の研究に、戻ってくれるな?」

「76、77、78・・・・・。」
チャン・ヨンシルの尻は張り裂け血で真っ赤になりました。世宗はヨンシるから目をそらしませんでした。ヨンシルも世宗を見つめました。
「苦しまないでください。すぐに終わります。」
「そなたを捨てた余を恨むな。」
「私が王様でも同じことをしたことでしょう。」
「99、100・・・・。」
ヨンシルは気を失いました。
世子は涙ぐんで世宗を見ました。
「これにて、終わりとする。」

「文字創製を止めたいか?新し王を立てるしかない。」
ヘ・スはチェ・マルリに言いました。
「もっと立派な王に仕えたくないか?そなたが望むように明との友好を維持し低俗な文字など持たぬ国に。」
「小中華思想。真の文明国に導く新しい王が必要だと?」
チョン・チャンソンを引き連れたマルリはマルセンのようにゆっくりと返事をしました。
「明は物心両面の支援をする。」
ワン・ジンは言いました。
「ならば明が先に朝鮮に対して内政干渉しないと約束してください。」
「取引の仕方を心得ているな。」

世宗は文字を見ると目がかすんでしまいました。
「ヨンシルが渡すようにと。眼病のせいで父上の視力が落ちるのをヨンシルは心配していました。」
世子は世宗に拡大鏡を差し出しました。
世宗は虫眼鏡を手に取りました。
「使い物にならん。ダメだ。」
「父上。」
「これを使っても、はっきり見えない。字がぼやけて読むことができない。」
レンズの上に世宗の涙が零れ落ちました。

世宗24年津寛寺。世宗は「わからない」と歩いていました。寺の小僧たちもそれをまねて世宗の後についていきました。
「トゥオール(石)。もっと大きく、もっと長く。朝鮮の音。」
「秘密がわからない。」
昭憲王后は寺に来ました。
「秘密は何だろう?秘密がわからない。」

世宗は虫眼鏡で本を読んでいました。チョン・インジが来ました。
「医官が心配しています。眼病と風湿が悪化していると・・・・・。」
「大丈夫だ。」

チョン・インジは世子に若い研究者を与えることを考えました。
「かえって注目されないか?」
「同じ年齢の若者全部にサガンドクショを与えよう。」
ファン・ヒはシン・スクチュとソン・サンムンを世宗に派遣する口実を作りました。
若いハ・ウィジはヨンシルを捨てたチョン・インジに逆らいました。皆も集賢殿から出ていきました。

チェ・マルリはキム・ムンとチョン・チャンソンを派遣するとファン・ヒに申し出ました。
マルリは二人を光州と安東に派遣すると言いました。

「チェ・マルリを罷免しましょう。文字創製の妨げとなっています。」
世子はファン・ヒを連れて世宗に上奏しました。
「集賢殿の学者を地方に派遣して手を組み文字創製を邪魔するつもりです。」
「それを乗り越えれば政策は大きく前進する。そうではないか?」
「でしたら集賢殿をチェ・マルリにお渡しください。」
ファン・ヒは世宗に言いました。。

世子とファン・ヒはチェ・マルリを呼び集賢殿の副提学に任じました。
「最善を尽くします。」
チェ・マルリは任命を受け入れました。
「早速仕事を持ってきた。この件はそなたが責任をもって処理してくれ。」
「集賢殿学士の兼務を禁止する?」
「殿下は集賢殿が名実ともに経学の産室となることを望んでおられる。学士を実務に駆り出すのは大きな損失だ。そなたの意見は?」
ファン・ヒはマルリに言いました。
「そのとおりです。この件は私がうまく処理します。」

「学士の兼務を禁止する?我々の政治介入を阻止する気です。」
チョン・チャンソンはマルリに言いました。
「そうだろうな。」
「副提調様の動きを封じるためです。」
キム・ムンは言いました。
「我々の本来の目的は政治ではなく文字創製の阻止にある。忘れたのか!」

チェ・マルリはシン・スクチュとソン・サンムンに津学寺に派遣し文字創製の証拠を掴むように命じました。

昭憲王后は世宗のかわりに文字を書いていました。
「石、所・・・乙・・・」
「面白い文字がありますね。私は今駄々をこねているのです。食事もとらねければ薬も飲まない。もし息子だったらお仕置きしています。」
「夫人。」
「気にせず続けてください。薬をお飲みになるまでは帰れません。」
昭憲王后は石と乙という文字を比べていました。
「トルは石乙(ト・ウル)か・・・水はム・ウルか。」
「ずいぶんと熱心だな。」
「薬を飲むのを忘れるほどではありません。」
「多くの文字のうちなぜ舞を選んだのだ?」
「水の流れと似ていませんか?舞水(ム・ウル)、ムーウル。」
「はっはっはっはっは・・・・・!待て。」
世宗は舞と乙の紙を取りました。
「ム・ウル・・・・・・石乙(ト・ウル)・・・・・・所乙(ソ・ウル)・・・・・・庫乙(コ・ウル)・・・・・・。」
世宗は文字を壁に貼り、漢字の下に乙という紙を貼りました。
「文字を切り離せばよかったのか。二つではなく三つだ!」
「石はト・ウルではくト・オ・ルだ。ソ・ウルはソ・オ・ルだ。答えは"オ"だ。真ん中の音。中国と朝鮮の言葉は違うから文字も違う。なのになぜ音を二つに分けた中国の韻学に頼ったのだ。二つではなく三音なのだ夫人。真ん中に"オ"がある。朝鮮語は一文字に三つの音がある。初声、中声、終声。この三つの音こそ朝鮮の音が持つ秘密だ夫人。初声、中声、終声、これを表現する文字・・・あとは文字の形を考えるだけでよい。」
「喜んでいいのですか?」
「もちろんだ。朝鮮の母でもあるそなたが文字創製に貢献した。はっはっはっはっはっは。」
世宗は昭憲王后の手を取り喜びました。

感想

ヨンシルはどうなったのでしょうね。杖刑になったら直腸も潰れて感染症を引き起こして死ぬのでは?そして歩けなくなるのではないかと思うのですが。朝鮮の人も残酷ですね。
そして文字創製、官僚たちはほどんどが大反対だったのでしょうか???これもよくわかりませんね。世宗が自力で発明したのかな???これもまた疑問ですね。部下の発明は王の功績にすることがあたりまえの時代でしたから実際はわからないかも。

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