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王と妃-82話-噴出する上王廃位論-詳しいあらすじとネタバレ感想-韓国ドラマ

「王と妃」 第82話 噴出する上王廃位論 とあらすじネタバレ感想

82話 噴出する上王廃位論 あらすじ

左議政イ・サチョルが亡くなった。イ・サチョンの字は誠之(ソンジ)である。集賢殿の博士に任じられ幾度かの昇任を重ね都承旨、吏曹判書、議政府の左賛成を歴任した。誥命謝恩使として明に赴いた首陽大君に随行。首陽大君の即位に貢献し左議政まで上り詰めた。世祖2年12月、52歳で生涯を閉じた。

領議政のチョン・インジは高齢を理由に世祖(首陽大君)に辞任を申し出ました。首陽大君は辞任を引き止めました。チョン・インジは朝廷にはハン・ミョンフェ、クォン・ラムといった優秀な人材が多くいるのでやめさせてほしいと言いました。チョン・インジは世祖の説得に辞任を思いとどまりました。

ハン・ミョンフェはチョン・インジになぜ世祖が慰留したか言いました。
「領相(ヨンサン、領議政)大監は辞任をお引き止めになる理由をご存知ですか?領相(ヨンサン、領議政)大監さまは職を辞される前にやるべきことがあるのです。栄華を極められたら恩返しをなさるのが道理では?」

桂陽君は譲寧大君がおよびだとチョン・インジに言いました。
「決着をつけるべきです。」
「何のことです?」
「ソン・サンムンがなぜ謀反を企んだと?わからぬのですか?」
「見当はつきますが・・・。」
「ならば片を付けてください。宗親部は上王を追い出すように殿下に進言しました。朝廷でも手を打つべきではありませんか。」
「逆賊らも殺されこれ以上の謀反は起きぬはず。」
「とんでもない。上王が生きている限り謀反は絶えません。地位を名誉を得られたのならそろそろ御恩に報いねば。」
譲寧大君はチョン・インジに上王の廃位を暗示しました。

チョン・インジはシン・スクチュを自宅に呼びました。
「そなたはどう思う?殿下の真意はどこにあるのだろう。」
「上王を廃位するなら真っ先に府院君を捕らえたはず。」
「そうだろうな。」
「ソン・サンムンが・・・・・・」
「続けてくれ。」
「処刑される前に世宗大王の顧命を口にしました。"幼い王を守ってくれ"と。覚えておられますか?」
「忘れるものか。」
「集賢殿の再興に関わった者は領相(ヨンサン、領議政)大監と私しか残っておりません。上王様をお守りすべきでは?」
「はぁ・・・・・・それが世宗への恩返しなのだが。」
「殿下に謁見し私からもお願いしてみます。」
「そうしてくれ。殿下のご意思が廃位に傾いているなら仕方ないが・・・・・・。」

シン・スクチュは世祖に謁見しました。
「上王様の譲位により殿下が即位なさったことは思い返してもこの国にとりこの上ない喜びでございました。」
「・・・・・・。続けてくれ。」
「近頃。上王殿下を廃位し宮殿から追放すべしとの声が一部より出ております。」
「それはできぬ。私は甥を守ってやると公言したのだ。そのような議論は私を辱めるも同然だ。つまらぬ議論をするなと伝えてくれ。」

「都承旨を呼べ。」
世祖は内官に命じました。

シン・スクチュは重臣に相談しました。
「つまらぬ議論ですと?謀反に加担した者が上王殿下に謀反の許可を得たと自白したのに不問に付するのか?それはできぬ相談です。」
右賛成のチョン・チャンソンは言いました。
「上王様を罪に問えば民心が動揺します。上王様に同情する声が少なくないゆえ殿下も咎めぬおつもりなのです。」
カン・メギョンは言いました。
「いい加減にせぬか。殿下は不問に付すとおっしゃったのだ。みなもこの問題を蒸し返すでない。」
チョン・インジは言いました。

世祖は「ヨン・ユンソンを礼曹判書に、ファン・ヒョウォンを兵曹参判に、キム・ジルを同副承旨に、ヤン・ジョンは工曹判書はどうだろう?ホン・ユンソンが礼曹判書になると正二品ではないか。それはまずい。まずそなたを正一品にせねばな。」とハン・ミョンフェに言いました。
「私は、位階などまったく気にして終えりません。少々大胆すぎる人事ではないでしょうか?」
「それはそうだな。そなたは常に私の傍にいる都承旨が適役だな。ホン・ユンソンらは皆功を立てた者ではないか。功に報いるのが道理であろう。この人事のどこが悪いのだ?」
「・・・・・。」
「こうしよう。右議政にチョン・チャンソン、左議政にカン・メンギョン、右賛成にシン・スクチュ、吏曹判書にパク・ウォニョン、王妃への贈り物としてキム・スオンを僉知中枢院事(チョムジチュンチュウォンサ、警備を担当する官職)に任命する。」
「殿下。キム・スウォンは仏道と縁の深い者でございます。そんな者を重用なさるのは・・・・・。」
「言った通りにせよ。」

異例の人事だった。序列を無視し功臣を大挙要職に登用する異例の人事異動だった。そしてその人事の裏には世祖の別の意図が隠されていた。

ハン・ミョンフェは仲間と一緒に宴会を開いていました。
「礼曹判書になるとはまるで夢のようです。癸酉靖難の際に命を賭した甲斐がありました。」
ヨン・ユンソンは宴で笑いました。
「他の者はさておきそなたが礼曹判書とは冗談がすぎる。そなたは在任を捕らえる兵曹ならわかるが。」
兵曹判書になったホン・ダルソンはユンソンを笑いました。
「まったくです。礼儀作法とは縁遠い私が礼曹判書とは。おかしすぎですよ。」
皆は笑いました。
「今後はホン大監に誠心誠意お仕えいたします。」
ハン・ミョンフェは笑いました。
「昇進させてくれた殿下の真意を汲み取るのだぞ。」
ハン・ミョンフェは皆に言いました。
「今回の人事に何か意図があるのですか?」
「世の中甘くないのだ。」
「重用した学者に裏切られ目が覚めたのですよ。」
「いい勉強になったなずだ。」
「皆気を引き締めたほうあぎいぞ。殿下が我々に力をお与えになった理由がまだわからぬのか?」
ハン・ミョンフェは皆に言いました。
「もしや上王のことか?」
「さもなければホン・ユンソンを礼曹判書にするわけがない。」
皆は緊張しました。

ヒャンイはハン・ミョンフェの妻に功臣の妻を頻繁に家に招くように助言しました。
「政丞の座におつきになるはずです。世子妃様と懇意になったほうがいいですわ。将来王大妃になるのですから。」

世祖は同副承旨としたキム・ジルを呼びました。
「まだ心が痛むのか?心の中では後悔しているだろう。」
「めっそうもございません。微塵も後悔しておりません。彼らは殿下を害そうとした逆賊なのです。」
「志をともにした仲間を密告するとは。それでも道義を重んじる学者か?友を裏切って後悔せぬとは獣にも劣るやつめ。もう一度言ってみよ。心の中にあることを正直にいってみろ。」
「友を裏切ったのは事実ですが殿下のためなら私は何度でも友を告発いたします。」
「そうとも。当然そうあるべきだとも。スクチュの家に行くから腰を用意せよ。スクチュとともに朝まで飲み明かすぞ。」
キム・ジルは怯えていました。
世祖はふらふらと部屋を出ていきました。
「彼は私をわかってくれる。スクチュの家に行くのだ。」
世祖は泥酔していました。
すぐに輿が用意されました。
「これは何だ!馬を用意せよー。平服に着替えてスクチュに会いに行くぞー。早くせよー。」
世祖は内官を叩きました。

懿敬世子は身重の妻を気遣いました。
「私が鬼に見えませんか。人情のかけらもない冷酷非情な女ですもの。
「そなたの気持ちはわからぬもない。」
「殿下のお心に触れますと氷のような私の心も溶けてしまいますわ。」
「嬪宮。お前の心はわかっている。さぞつらいだろう。許してくれ。義父上も亡くなられたのに慰めの言葉もかけなかったな。泣いているのか?」
「私が果たすべき役目は、夫に仕え、子供を産み育てることです。媽媽は世子です。将来王位を継がれるなら何より健康でなければいけません。ですが体調を崩されがちです。私の責任が大きいですわ。万が一あなたに何かあれば長男とおなかの子の将来はどうなるのですか。」
「必ず治ると医師たちが言っていた。」
嬪宮ハン氏は世子が早逝するという僧侶の言葉を思い出していました。

シン・スクチュは自宅の門前で世祖を出迎えました。
「友よ、来たぞ。昔の友の首陽が来た。私はソン・サンムンとパク・ペンニョンを殺した。もう私にはそなたしかおらぬのだ。」
世祖はシン・スクチュを抱きしめました。
「はっはっはっはっはっは。ふっはっはっはっはっは。」

「後腐れのないようにすべきです。きれいに片づけねば領相(ヨンサン、領議政)大監も私も安らかに眠れぬでしょう。」
「上王に何の力があるというのだ。」
チョン・インジは困りました。
「王統が変わりました。私たちは栄華を極めているのです。ですが再び王統が変わればすべて一場の夢となり死後墓を暴かれ体を切り刻まれるでしょう。ですから廃位すべきです。」

「私を軽蔑しているのか尋ねている。私は幼い王の王位を奪った人間だ。」
世祖はスクチゅに言いました。
「殿下・・・・・・。奪い取っただのと・・・・・・。」
「奪ったのではないというなら何だ?甥が喜んで王位を差し出したとでもいうのか?そなたの胸の内を聞かせてくれ。」
「殿下、君主に力がないと民が苦しむのではないでしょうか。」
「そんな話を聞きにきたのではない!幼少の甥が成長し親政を行う日まで私が忠節を尽くして補佐していれば・・・・・・。スクチュ、そう悔やまれてならぬのだ。譲位を受けなければこうも苦しまなかった。集賢殿の学者も殺されなくてよかった。昌徳宮の幼い甥も血の涙を流さずに済んだのだ。こんな私が聖君になれるだろうか。」
世祖は嘆き酒を飲みました。
「殿下・・・・・・。」
「私の国造りはまだ終わっておらぬ。私を君主と認めず私を侮辱し私をあざ笑っている輩がまだ残っている。私に逆らう者はすべて排除してやる。彼らを野放しにしては君主とはいえぬ。全部建て直してやる。私に逆らわぬように目にものみせてくれる。」

内官は昌徳宮のパク三群に禁軍の兵士が撤退したといいました。
「感謝します首陽叔父上。」
端宗は笑顔で喜びました。

「スクチュ、なぜここにひとりでいるのだ?」
クォン・ラムは言いました。
「自然とこうなったのだ。そなたと私はのけ者にされたようだ。」

「どうするのですか?もう王族の意見はまとまりました。尻込みせずに今度こそ決着をつけてもらいたい。」
譲寧大君は領議政チョン・インジに言いました。

「殿下は明け方まで私の家でお酒を飲まれた。だいぶ飲まれて呂律もまわらぬようだった。だが酔っておられるようには少しも見えなかった。上王様の廃位は止められぬかもな。」

「殿下、殿下と上王様は同格でございます。それゆえソン・サンムンらが謀反を起こしたのです。願わくは上王様も居所を変え不穏な輩から遠ざけるべきです。」
「二度と謀反を企てる者がでぬように上王様を宮殿の外に追い出すべきでございます。」
シン・スクチュらが賓庁で世祖に上奏しました。
「謀反を企んだのは逆賊だ。上王様がどこにおられようと関係ないではないか。」
「では上王様を君に格下げし場外に追放なさってください。」
「それは小心者のすることだ。」

上王の端宗のところに義父の府院君ソン・ヒョンスが来ていました。端宗は気が晴れたような気持でした。ソン・ヒョンスは重臣たちが上王の廃位を求めていると端宗に報告しました。
「上王様を廃位するですって?」
「左様にございます王大妃様。」
「何かの間違いです。叔父上がそんなことをするはずがありません。」
端宗には世祖の企みを理解できませんでした。

「昌徳宮の上王を廃位し宮殿から追い出した後、錦城大君と寧陽尉を殺すべきです。それが王室の威厳を取り戻すことになるゆえ私情に囚われて躊躇なさってはいけません。」
譲寧大君が世祖に言いました。
「殿下、上王を廃位し追放すべきです。」
桂陽君も言いました。
「すでに政丞らに廃位せぬといったのだ。」
チョン・インジたちも廃位を合唱しました。

「ずいぶん苦いな。しっかり薬を飲むから今後は自分を責めるではない。」
懿敬世子は妻に言いました。

重臣たちは賓庁に出そろい上王の廃位と追放を訴えました。ホン・ユンソンも上王を廃位するように大きな声ではりきりました。

「殿下は上王様をお守りすべきです。君主の道理と人の道理に違いはありません。」
王妃は立ち上がりました。

下級の官吏たちも宮殿の庭に集まり座り込んで大声で上王の廃位を上奏しました。

王命があったにもかかわらず端宗を廃位すべきだと官僚は唱え始めた。

「どうも私は不器用なようです。王大妃は器用にまわすのに私はいくら教わっても糸が切れてしまう。待っていてください。もう一度やってみます。」
端宗は糸車をまわして王妃ユン氏に見せていました。
「どうです?うまくなったでしょう。」

世子妃の嬪宮ハン氏は従兄のハン・チヒョンを呼びました。ハン氏は今の騒ぎが終わったら都承旨を尋ねてハン・ミョンフェの左腕となるよう命じました。

重臣と官僚たちは夜になっても庭に座り込み世祖に聞こえるように上王の廃位を主張しました。
「決めてください。国のためにはやむを得ないことです殿下。」
譲寧大君は世祖をけしかけました。
「廃位することは人倫に背くことです。世宗大王の顧命をお忘れなく。」
孝寧大君は反対しました。
重臣が合唱し、世祖は決断をするお膳立てがそろいました。

感想

やっぱり端宗の役はこの子役の俳優さん(チョン・テウ)が「インス大妃」の俳優さんより似合いますね。可憐なイメージがまた儚い命の端宗に似合ってます。このチョン・テウさんは「ハンミョンフェ」というドラマでも端宗役をされているようですね。このチョン・テウさんは実は1982年生まれて2015年では33歳という大人なんですね。「王と妃」はずいぶん昔のドラマなんですね。でも今時の主人公が善人ヒーロー型のドラマよりも面白いです。

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