朱蒙(チュモン)15話あらすじネタバレ感想
鋼の剣 あらすじダイジェスト
朱蒙(チュモン)は弓が上達していました。優台(ウテ)はとても感心しました。ヨンタバルもチュモンを評価しました。金蛙(クムワ)王は20年も王を裏切り続けていたヨミウルを今すぐこの手で斬ってやりたいほど怒っていました。クムワは神殿が王権を脅かすことを認めませんでした。
王妃は帯素(テソ)とヨンポが玄菟(ヒョント)城の城主を説き伏せて沃沮(オクチョ)との取引で得た塩1000石を得たことを褒めてたいへん喜んでいました。テソはヨンポを褒めましたらヨンポは兄の功績は桁が違うとおだてました。兄に褒められたヨンポは嬉しそうではありませんでした。
四出道(サチュルト)の巫女のマウリョンが王妃のもとを訪ねてきました。マウリョンはテソ王子を称え、王妃はご機嫌でした。
召西奴(ソソノ)は正装してテソ王子を訪問しました。テソ王子はソソノに美しい宝石を「気持ちを受け取ってくれ。今まで生きてきた中でそなたほど私の心をとらえた女はいない。そなたも私と同じように思ってくれたらうれしいのだが」と贈りました。ソソノは嬉しそうではありませんでした。
下働きの朱蒙(チュモン)王子はソソノに木簡を渡しました。ソソノはチュモン王子が何を考えているのかわかりません、とテソの功績に何の焦りもない王子に問いました。チュモンはいずれ私も国の役に立てる日が必ず来るはずだと言いました。チュモンはまだ根本の問題は解決していない、漢の顔色を見ずに塩の調達ができてこそ真の解決だと言いました。ソソノはしっかり考えていたチュモンを「やるじゃない」と見直しました。
チュモンとマリとヒョッポとオイは鶏肉を解体しているプヨンを呼びました。そこにトチの子分が現れ邪魔をしました。チュモンはトチに会いに来たのでした。チュモンはプヨンを連れていく、プヨンは元ミョンサ国の貴族だと言いました。トチは金を積んでくれと1万両を要求しました。チュモンは金は後で払うのでプヨンを自由にしてくれと頼みました。トチは現物がないので断りました。プヨンは涙を流しました。「今の私には、借金を返してやる力がない。もう少し辛抱してくれ。いつか必ず救い出してやるから。」
国巫のヨミウルはヨンポ王子を呼び出しました。ヨミウルはタムル弓のことについて尋ねました。ヨンポは兄も自分も弓を折ってはいないと正直に言いました。ヨミウルはヨンポに厳罰を与えねばなりませんと激しく怒りました。ヨンポは絶対に違うとクムワの前で弓を引けたことを嘘だと認め内密にしてほしいとヨミウルに頼みました。
ピョリハはヨミウルが目にかけている神通力に通じている少女でした。ピョリハは街でチュモンを凝視した末に倒れました。ヨミウルはその様子を観察していました。意識を取り戻したピョリハは無言でチュモンを見つめて去りました。
チュモンは宮殿の柳花(ユファ)姫に会いました。ムソンはユファ姫の口添えで宮殿で護衛の職を得ました。おとなしくしているチュモンにユファは心配しました。チュモンは心配しなくてよいと母に言いました。
チュモンはムソンとモパルモ鍛冶頭とマリとヒョッポとオイの仲間5人を集め、話をはじめました。塩の交易を再開させたテソは見事だが、今重要なのは鋼鉄の武器の開発だとチュモンは言いました。鍛冶長のモパルモ親方はチョガン法を解けずに申し訳ないと言いました。チュモンは鍛冶長とともにチョガン法を解き明かし、全力で鉄器づくりに励むと言いました。鍛冶長はヨンタバルにチョガン法の秘密を教えてくれと言われたことをチュモンに報告しました。
クムワ王は四出道の犬使者(キョンシャジャ)からの伝達文(紙の巻物)を受け取りました。テソは二度と扶余の鉄器が流れないように策を講じなければなりませんと言いました。クムワはクンチョンサジャ(ヨンポの母の兄で叔父)に扶余の闇取引を一掃するために犯人探しを命じました。ヨンポと叔父は焦りました。テソは自分で武器持ち出しの犯人を捜さなければならない、叔父上に任せていてはらちが明かないと側近に語りました。
ヒョッポはサヨンに呼び出されました。「私が男か女か気になると言ったそうだな。私は男にも女にもなれる。お前を見つめる私の目は男ではなく女だ。」ヒョッポはドキドキしました。
モパルモはヨンタバルと面会しました。ヨンタバルは長安の鉄器工場にチョガン法を探るために部下を潜入させているが、その部下からもうすぐチョガン法を習得できそうだと言いました。ヨンタバルは部下から送られてきた武器を手にすると「おおおおおお」と神でも崇めるかのように剣を見つめていました。
テソの側近のナロは武器を闇取引した者を見つけたとテソに報告しました。テソが見つけた犯人はトチでした。「お前がトチか。扶余の鉄製の武器を沃沮(オクチョ)に闇で売ったことは調べがついている。お前に闇で武器を流した者は誰だ。」テソはトチに剣を向けました。トチは手を合わせてお許しください、ヨンポ王子様とクンジョンサジャ(宮廷使者)様(ポルゲ)ですと自白しました。
テソはヨンポとポルゲ(王妃の兄)を呼び出し「なんという浅はかな!」と激怒しました。「万一父上に知られたら私も無傷ではいられない。かかわりになった者のすべての口を封じねばならん。トチ以外に誰を知っているのだ?」
モパルモは新しい剣を作りました。新し剣は折れませんでした。部下は折れなかったのはこの一本しかないと言いました。
モパルモ「鉄鉱石の大きさを均等にしたのがよかったのかもしれない」モパルモは喜びました。「うーん、まだまだだ。うかつに知らせて王様を失望させてはならん。こういう剣をあと10本は作らねばならん。お前たちも秘密を漏らすなよ。」
モパルモは剣を持ってムソンとチュモン王子に会いに行こうとしました。そうしたら謎の兵士たちが剣を奪おうと二人を襲いました。兵に追われるモパルモをチュモンは倒しました。チュモンはムソンを助けに急ぎました。ムソンは5人の兵に囲まれながら戦っていました。チュモンは謎の兵士の覆面を剥がしたらそれは兄ヨンポの手下でした。
ヨンポはしくじったとテソに報告しました。テソは「お前というやつは・・・工場の人間を使ってモパルモを消せ!」と言いました。チュモンは兄たちと面会しました。
チュモン「武器の横流しだけでも大きな罪なのに、そのうえ扶余の鍛冶頭まで殺めたらいったいどうなると思いますか?もし父上に知られたならば想像を超えた罰が兄上に下されるでしょう。たとえ私の口を封じたとしてことは終わりません。ふさぐべき口はいくつもある。二度と、無茶はなさいますな。もはやお二人の影におびえるチュモンではありません。無茶をすればそちらが怪我をするでしょう。では失礼します。」
兄たちは何も言えませんでした。テソはヨンポに「顔も見たくない、さっさと出ていけー!」と怒りました。ヨンポは殺意のある目でテソを後ろから睨み付けました。
チュモンは母のユファ姫と茶を飲んでいました。ユファはファベク族の父の夢を見て眠れなかったと言いました。「コサンという国に行くと、なんと一面塩に覆われた山があるとか」ユファは塩のある国について父の言い伝えをチュモンに言いました。
チュモンはソソノに会いました。「お嬢様と、取引がしたいのです。」
感想
そろそろ布施明の「宙よ」というエンディングに慣れてきました(笑)布施明もなかなかいい声をしていますね。でも若いチュモンには若い歌手のほうがやっぱり似合うと思います。ヨンポの性格からしてテソを殺そうとする可能性は十分あるように思います。ヨンポは兄のテソのことを慕っているわけでもなく、ただ力があるから横にいて恩恵をもらっているだけで、その兄が邪魔だとわかれば殺すこともためらわない人のように思います。そしてテソはいつかクムワのように立派な人間になるのかなーなんてちょっと期待もしているのですがwみなさんはどう思いますか。ヨンポはどうしようもないチンピラですが、テソは少しまじめなところもありますね。