朱蒙(チュモン)71話あらすじネタバレ感想
チュモン第71話あらすじネタバレ感想
朱蒙(チュモン)率いる卒本軍は玄菟(ヒョント)城を占領しました。ファン・ジャギョンとヤンソルランはそれぞれ玄菟(ヒョント)を脱出を試みました。ファン大人は烏伊(オイ)とムゴルに捕らわれました。オイは軍を率いて逃げたヤンソルランとソンジュを追い捕まえました。
「あくどい女め。こいつのせいでユリ様とイエソヤ様がどれだけ苦しんだか。」
オイはヤンソルランの頬を打ちました。
朱蒙(チュモン)はヤンソルランを部屋に監禁するよう命じチェサに捕らえた貴族の身分を調べるよう命じました。
玄菟(ヒョント)落城の知らせは扶余軍の野営地にいる帯素(テソ)王子とヤンジョンのもとに届きました。
金蛙(クムワ)王のもとにも知らせが届きました。クムワは援軍を送るのはやめてプドゥクプルにチョルボンと関係を模索して扶余が生き残る方法を探るよう命じました。
「テソならどうにか生き延びるだろう。・・・ふん。かつて・・・漢の支配を打ち砕くことは私の生涯の夢だった。その願いを今チュモンが叶えつつある。」
チョルボンの中央軍。召西奴(ソソノ)のもとにチュモンは帰ってきました。
「伏兵を全滅すれば敵は引き返すしかない。ます降伏を促す書信を送り付けます。ヤンジョンは挑発に乗ってくるでしょう。伏兵の気が緩んだときに一気に奇襲をかけ敵を全滅させます。」
モパルモとソソノを姉と慕うヨン・チャンスとヨン・チェヨンはチュモンの陣営に物資を持ってきました。兵士たちは喜びました。
テソとヤンジョンの陣営には握り飯一個の配給しかなく兵士の士気は下がっていました。書信を受けとったヤンジョンは「あやつめー」と激怒しました。テソは退却したふりをしてチョルボンをおびき寄せることを思いつきました。テソとヤンジョンは一部の軍を動かしチョルボン軍の方角に出発しました。
朱蒙(チュモン)率いるチョルボン軍とテソとヤンジョンの軍は正面から衝突しました。テソ王子は馬にまたがり馬上のチュモンと一騎打ちをしました。オイはナロと地上で一騎討ちをしました。
「退却だー退却せよ。」
合戦がはじめってまもなくテソ王子は退却を命じチョルボン軍を誘い出しました。チュモンは最後まで追わずに引き返しました。テソ王子とナロは待ち伏せ場所で追撃に戻るとチョルボン軍はいませんでした。
チュモンは軍営に戻り敵の本軍に総攻撃をかけると皆に命じました。
ヤンジョンはテソ王子にチョルボンは新たな防護服を手に入れて刃が立たないのでいったん撤退しようと言うと、遼東からの援軍がマルガル族と匈奴の攻撃に遭い引き返したと報告が入りました。
夜になりました。チュモンは兵を率いてチョニプ谷の野営地にいる伏兵を殲滅しました。
召西奴(ソソノ)は本軍を率いてチュモンと合流し敵に総攻撃をかけるよう命じました。
テソ王子とヤンジョンの軍はチュモンとソソノの軍に攻撃されました。ヤンジョンはチュモンに馬の脚を射られて馬から落ちました。
「テソ王子ー!テソ王子ー!」
ヤンジョンはチュモンに捕まりました。ナロはテソとともに逃げました。テソとヤンジョンの軍は全滅しました。
「我々と同族でケマ国の王子でありながら漢の犬に成り下がったお前の罪のほうが重い。即刻首をはね虐げられてきた流民の恨みを晴らすべきだ。お前に最後の機会を与えよう。玄菟(ヒョント)軍攻略の後も漢との闘いは続く。お前が悔い改め漢に立ち向かうなら命を助けてやる。改心するか?どうだ。返事をせよ。」
チュモンはヤンジョンに言いました。
「みくびるな。貴様に命乞いなどするかー。殺せ。どうしたさあ殺せー。」
「やーっ!」
チュモンはヤンジョンを斬りました。チュモンは父解慕漱(ヘモス)の敵を倒しました。チョルボンの軍は歓声を上げました。
感想
チュモンはやっと解慕漱(ヘモス)の敵討ちが半分できました。しかしヘモスとユファをひどい目に遭わせた張本人たちはまだ生きています。ソソノは難なくチョルボン中央軍の総大将をしていますねw武芸に秀でているわけでもないのに。中国大陸では悲惨な戦争が繰り返されていたのですね。日本もこんな風に古代にひどい戦争があったのかなぁ。倭国大乱みたいな?寿命も野生動物みたいな感じで短かったでしょうし、いつも栄養不足ですぐに飢え死にするし、歯医者もいないし病気になったら終わり。ろくでもない時代でしょうね。