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いばらの鳥1話あらすじ「別れの道」

いばらの鳥 第一話 別れの道 あらすじネタバレ感想

夜。二人の少女は抜け出し部屋に侵入し鍵のかかった戸棚を開けました。
「児童カード ソ・ジョンウン」と書かれたカードを見ました。そのカードには母親の名前は書かれていませんでした。園長に見つかりソ・ジョンウンと友達のユギョンは怒られました。
「あなたの両親と秘密を守る約束をしたの。」
園長の女性は言いました。
「警察に肉親捜しの申請をしました。」
ソ・ジョンウンは孤児院の園長に言いました。
「母親はあなたを生んですぐ預けたの。新たな人生を歩むためにね。ほかの男と結婚したかもしれないし過去を隠したいかも。」
「気が変わって私に会いたがってるかも。」
ジョンウンは言いました。
「よほどの事情があったのよ。慌てなくてもいつか親子なら必ず会える。それが天の定めよ。戻りなさい。」
園長が諭すとジョンウンは涙を流しました。

落ち込んでいるジョンウンの手をユギョンは握りました。
「早く家に帰って。」
ジョンウンはユギョンに言いました。
「最近のママ。私に無関心なの。離婚するかもしれない。」
ユギョンはジョンウンに言いました。
「見せてあげようか。ママの写真。」
ジョンウンは財布の中から写真を取り出しました。
「あれ。映画女優のイ・エリンじゃない。」
「想像してるだけ。施設で拾ったの。幼稚園の友達にママだって自慢しちゃった。違うとわかっても写真を見るとママって呼んじゃう。」
ジョンウンは照れました。
ジョンウンとユギョンは高台にある町の階段を下りました。ジョンウンは映画女優になりたいとユギョンに言いました。ユギョンは将来のためにビデオを取ろうと鞄の中からビデオを取りだしました。ユギョンはジョンウンを撮影してあげました。
「あの・・・もしもだけど罪悪感があって連絡できないなら悪いと思わないで。産んでくれてありがとう。あなたも・・・仲良くしてくれて・・・ありがとう。」
ジョンウンはビデオに向かい話しました。

ジョンウンはバス停でユギョンを見送ると高校生くらいの少年とぶつかりました。

「イ・ヨンジョ。待てよ。」
高校生くらいの少年イ・ヨンジョは道端で青年を見ると逃げました。
「なぜまた来たんだ。お前は僕の何なんだ。」
「言ってるだろ。お前の兄貴だ。殴るぞ。俺が何者かわかったら後悔するぞ。」
男はイ・ヨンジョを脅しているようでした。
そこにジョンウンが来て「泥棒ーっ。」と叫びました。
男はジョンウンの両手を掴むとジョンウンは悲鳴を上げて騒ぎました。
「またな弟よ。」
男はイ・ヨンジョから脅し取った金を拾うと立ち去りました。

「ケガはない?」
「ありがとう。夜遅くで歩いて怖くないか?さっきの不良と知り合いですか?」
ジョンウンとヨンジョはすぐに別れました。

ジョンウンとユギョンは仲良く登校していると金持ちの車に轢かれそうになりました。
「大丈夫?病院に行く?」
車の仲から金持ちそうな女性が降りてきました。
「大ファンなんです。大丈夫です。サインください。」
「名前は?」
「ソ・ジョンウンです。」
「友達思いね。」
「さようなら。」
「それじゃあ。」
女性は運転手の車に乗りました。

金持ちの家。先ほどの女性と運転していた男性は金を無心していました。
「それでいくら損をしたんだ。」
「わが社、エリン映画会社をお救いください。買っていただけませんか。」
「私に借金を返させる気か。」
「これからは映像の時代です。お助けください。今の彼女があるのは会長の力です。」
男性は会長に膝をつきました。

「少しは協力しろよ。土下座する横で涙を流してくれ。女優だろ。」
男性はエリンに言いました。
「あれほど簡単に捧げてしまうとはね。」
「いつかは戻ってくる。」
「ふん。どこまで欲深いの。」
エリンと男性が話し合っていると少年が屋敷から出てきました。
「おおヨンジョ。久しぶり。」
「君はますます父さんに似てきたな。留学はしないのか?そりゃそうだな。母親は韓国にいるんだし。」
「チェ社長。」
「お母さん?」
「まさかいまだに死んだと思ってるのか?」
チェ社長はぺらぺらと秘密を話しているようでした。

エリンはヨンジョと会いました。
「おばさんは知っているんでしょう?」
「ええ。知っているわ。市場の片隅で一緒にみじめな思いをしてたから。とても貧しかった。」
「僕の他にも子供が?」
「そうよ。旦那は亡くなりました。そしてあなたの父親の愛人に。お金もなかったしね。あなたを産んで数年間は幸せだったはず。がんの宣告から半月で亡くなった。お葬式以来お母さんに会ってない。それだけよ。」
「何があったか教えてください。」
「子供を捨てた母親に会いたいの?動物でも子供を捨てないのに。」
「おばさん。事情も知らないくせに。」
「理由があるはず?よほどの理由ね。仕方なかったのよ。誰にでも事情はあるわね。それがあれば罪は許される。でもね。母親という名を持つ者たちには例外なの。母親にはどんな弁解も許されないの。人間じゃないわ。だからあなたも忘れなさい。」
エリンは目に涙をためて言いました。

ヨンジョが通りを歩いていると昨夜のチンピラが屋台でラーメンを食べていました。ヨンジョはチンピラに襲い掛かりました。
「言え!本当に兄貴か?本当なのか?答えろ。」
「無理だね。言ったら殺される。俺たちの母親は恐ろしい女でね。」
「よし。今日は相手してやる。」
ヨンジョはチンピラを殴りました。
「ふざけやがって。」
チンピラもヨンジョを殴り返しました。
「警察だ。逃げるぞ。」
「させるか。」
「母さんに殺されるぞ。」
ヨンジョとチンピラは警察に捕まりました。

「カツアゲしてたって?」
警察官はチンピラに言いました。
「今日はしていない。」
チンピラは先にヨンジョが殴ったと主張しました。
ヨンジョは和解せずに保護者を呼んでほしいと言いました。
ヨンジョは自分の母親が誰なのか知りたがっていました。

ジョンウンは警察署の公衆電話でユギョンに電話しました。
「ユギョン。ママが見つかったの。今警察にいる。後で連絡ちょうだい。」
「今いけないの。塾の後でいつもの場所で待ってるね。

「あの子ったら。パク・ハンス!いっそ死んでちょうだい。いい年して喧嘩なんて。」
チンピラの母親が息子を迎えに来ました。
「そうカリカリしないで挨拶して。ヨンジョだ。・・・母さんの次男。」
パク・ハンスが言うと女性は凍り付きました。
「死んだと思ってたらよかったのに。」
女性はヨンジョに言いました。
「嘘はいつかばれる。」
「おじいさんからお前が会いに来るかもしれないと言われたの。」
「おじいさんが怖い?」
「お金をもらった。二度と会わない条件で美容室をくれたの。約束を破ったら取り上げると。」
「そんな脅しで?」
「裕福に育ったから世の中なめてるのね。お前の父親もそう。あっけなく死んだ。私なんかと関わってもいいことはない。会わなかったことにしましょう。何事もなかったかのように今まで通り生きて。」
「息子よりお金のほうが大事なの?僕があの家でどう暮らしてると思う?人として扱われない。」
「耐えなさい!ハンスを見たでしょ。私が育てるとああなるの。しっかり生きて。私とハンスとは会ったことも話したこともない。私たちはこの世にいないの。」
「母さ・・・。」
母は立ち去りました。その様子をジョンウンは見ていました。

ジョンウンは女性警官に母のことを尋ねましたが母とは会えませんでした。ジョンウンは悲しくて泣きました。
「どうして泣いてるの?一人で来たの?保護者は?お母さんは?」
「実の母親が会うのを拒んで・・・。」
ヨンジョは泣いてるジョンウンを見ていました。

「腹減らない?」
ヨンジョはジョンウンを屋台に誘いました。

「食べて。」
ヨンジョはジョンウンと一緒に暖かい麺(ククス)を食べました。

夜。ジョンウンはユギョンとの約束を思い出し公衆電話でメッセージを残しました。ユギョンは来週の木曜の午後五時にここで会おうとジョンウンを映画に誘いました。

ユギョンは一人でジョンウンを待ってると男に囲まれました。
「ジョンウン。どうして来ないの。怖いよ。」
「一緒に遊ぼうよ。お嬢ちゃん。」
男たちはユギョンにまとわりつきました。チンピラはユギョンの鞄を奪い金を盗もうとしましたがお金は持っていませんでした。ジョンウンがユギョンを探しているとユギョンの悲鳴が聞こえました。ジョンウンが騒ぐと大人の男性が「おい何をしているんだ。」とチンピラを追いかけました。

ジョンウンとユギョンは病院に行きユギョンの手当てをしてもらいました。

ユギョンはジョンウンを家に誘いました。ユギョンの家では「今まで実の娘みたいに育ててきたけどもう限界よ」と母親が誰かに電話していました。
「お母さん。なんの話?」
「もう終わりよ。これ以上隠す気力もない。本当の母親は私じゃないの。私はあなたを精一杯育ててきたの。パパがあなたのお母さんの財産で遊び歩いた時も私はあなたを大事に思ってた。あなたの母親が私たちにお金をくれたの。育てる見返りに。わかった?なのにあのろくでなしは女を作りお金を持って出て行った。私が路頭に迷いそうなのにあなたを育てろと?あなたを産んだ母親は優雅な暮らしをしているのに!施設で暮らしているのよね。この子を連れて行って。」
「そんなのひどい!帰ってよ。消えてよ!」
ユギョンはジョンウンに八つ当たりしました。

ユギョンは男に襲われて転校するらしいと学校で噂になりました。ユギョンはジョンウンの頬を叩きました。
「全部あんたを待っていたせいよ。なのに知らない高校生と遊んでいたって?あんた最低。私がかわいそうなんでしょ。みんなにばらしたいでしょ。実の親に捨てられて金を受け取ってきた人を親と信じてたバカだって。私の人生で一番最低な人間よ。顔も見たくない。転校してやる。街で会っても近づかないで。私の人生の前に現れないで。」

10年が経ちました。
「ソ・ジョンウンさん?」
「ええ。そうです。」
「イ・ヨンジョです。ご用件は?」
「ヤン・ミリョンは?」
「存じません。ご用件は?」
ソ・ジョンウンはイ・ヨンジョの頬をしばきました。その様子をユギョンと思われる女性が見ていました。

感想

ソソノだー!「朱蒙(チュモン)」でソソノを演じている女優さんが大人になったソ・ジョンウンという女性の役を演じているようです。独特の顔なのですぐにわかりました。そしてイ・ヨンジョは現代ドラマによく出演しているチュ・サンウク(「ジャイアント」「神々の晩餐」「善徳女王」)。あらすじはまださっぱり意味がわかりませんが、これは意地悪系のドラマですね。ヨンジョは早くも意地の悪い本性が露呈してしまったので、これからずーーーっといじわるそうな感じがしますね。エリンも意地悪そうですし、ドロドロっぽいドラマを予感します。

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