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ダウントン・アビーの視聴感想 イギリスのドラマ

感想

ダウントン・アビー

みなさんは毎回見ていますか?私が初めて「ダウントン・アビー」を観たときは「何て陰湿なドラマなの」と思いました。でてくる登場人物がみんな意地悪で、あの子供を産んで亡くなられたシビルという女性以外はデフォルトで意地悪であまり面白いとは思いませんでした。そんな貴族と下僕のもシビルの死によって変化があらわれ・・・改めて久しぶりに観たら貴族のみなさんは精神的にご成長されているではありませんか(笑)下僕の人々は相変わらずお下品で発展もたいしてなかったように思います。下僕って日本や朝鮮では「奴婢」に当たる身分なんですが、イギリスではどうだったのでしょうね。イギリスにはそういった人間以下の身分が作られていなかったのでしょうか。ちょっと調べたらいわゆる農民や雇われて働いている人々はイギリスでは奴婢みたいなものだったので労働者と上の階級との結婚などあり得ないと貴族が言ってますから、そのようですね。でも中流と下流の家柄の身分の区別はこれといってない感じで貴族とそれ以外とはっきり分かれていても成り上がりなどの下々はすべて見下される身分であり中流以下ははっきりとした身分の呼称はないようですが資産による差別はあるかもしれませんね。

貴族がオペラ歌手を屋敷に呼んで歌わせる回がありました。すると伯爵は歌手と夕食を一緒にするのは伝統ではないので歌手を下僕の部屋に案内させました。でも今はそんな時代じゃないわと妻が言うので伯爵は歌手を自分の隣に座らせどう話せばよいか戸惑いながらも歌手がワインへの造詣が深いということで会話は成り立ちました。

下僕たちの生活こそがイギリス国民の多数を占める立場というか、視聴者は下僕を通して貴族の世界をこのドラマで覗き見るような感じです。ハリーポッターで女性の教授をしていたおばあちゃんが貴族役で出演なさっています。

しかしこれだけよく喋っててよくノイローゼ(神経症)にならないなぁと感心します。思ってないことを息をするように嘘をつき見栄を張り他人を見下したり財産を守ることに頭を巡らせたりパーティーを頻繁に開いていつもこんなにも本質的に意味の無い虚しいことを喋りまくってるのだろうか。だとすれば嘘をつくために糖質が欠かせなくて貴族がしょっちゅう甘い者が欠かせなくなって太るのもわかる気がします。昔の価値観では意地が悪い=強いですから、まあ、善人が精神的に強い(ので悪の誘惑を絶てる)ということすらわかってない時代なのでしょうね。これからの日本のヒエラルキーも戦争でいったんリセットされちゃいましたが、時間をかけて本能的に階層化されるのでしょうね・・・。だって本能ですから・・・法律が平等だといっても本能には勝てないのが人間の悪いところでしょう。しかし身分が固定化するには世代を超えた安定収入があることが条件だから成り上がりや傍系ではいつかは貧乏になっちゃうのよね。それって結局大多数は貧乏になるってことなのよ。華々しくも憂鬱で落ち目の貴族のドラマって暗い気持になっちゃうのが欠点ね。窓から汚物が降ってきて貴婦人が傘をかぶってる時代よりもちょっと後の話かな!刑事フォイルよりも約三十年前だから、第一次世界大戦あたりの時代ですね。

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