王と妃 116話 粋嬪ハン氏(仁粋大妃)の勢い
あらすじ
柳子光(ユ・ジャグァン)と韓明澮(ハン・ミョンフェ)に罪をねつ造され大逆罪の罪を告白された南怡(ナム・イ)は椅子に縛られホン・ユンソンが主導となり股裂きの拷問を加えられていました。
「まだ我々を睨み付けておる。不遜なことこの上ない。殿下がおいでになるまでに気勢をくじいてやるのだ。や・・・やつの目を見てみろ。」
ホン・ユンソン(仁山君、インサングン)は厳しく南怡を拷問することで自分の存在を周囲に誇示していました。
「ユンソンナウリ。おやめなさい。」
南怡はホン・ユンソンを旦那様と呼びました。
「何だと。こいつめ!」
「私の義父(權擥)はユンソン殿に好意的でした。義父を思えば私に拷問などできぬはず。」
「な・・・何を言う。」
「旦那様は義父とは生死をともにした同士では?そんな方が私を殺そうとするとは義理も何もありませんな。」
「ネイノン!義理を欠くのはお前だ。謀反を企み義父の顔を潰すとは、お前こそ獣だ。クォン殿が知られたらさぞ嘆かれるだろう。」
ホン・ユンソンは逆上するも必死でナム・イに罪をかぶせる言葉を探しました。
「はっはっはっは。人間とは薄情なものだ。そこにお立ちの方々は皆義父に恩があるのに知らぬ顔をしている。ふははははは。」
ナム・イが言うと重心たちは皆横を向きナム・イを見ないようにしました。
「ええい何をしている。奴が黙るまで痛めつけてやれ!」
「もうやめなさい。殿下が尋問なさる前に死んでしまう。」
チョン・インジが言いました。
「殿下がお見えになる前に奴の気を削ぐべきでは?ネイノン。クォン殿は娘婿に名前を傷つけられた。クォン殿の代わりにお前(ネノミ)を罰してやる。いええええあ。」
ホン・ユンソンは棒(拷問道具)を握るとみずからナム・イを痛めつけました。
「はっはっはっは。はっはっはっは。」
ナム・イは笑いました。
「イノミ!」
ホン・ユンソンはさらに拷問を加えました。
「はっはっはっは。」
「私が長生きしすぎたせいでまたむごい光景を見る羽目に。」
高齢の重心たちは顔を背けました。
高霊君(コリョングン、シン・スクチュ)は上党君(サンダングン、ハン・ミョンフェ)と二人きりで立っていました。
「私のことを獣と言ったか。」
ハン・ミョンフェは言いました。
「ミョンフェよ。ナム・イの命だけは救ってやろう。さもなくばラムに合わせる顔がない。」
「殿下はナム・イを殺さぬだろう。ナム・イは殿下の寵臣だ。」
「ナム・イを殺そうとしているのはそなただ。ナム・イが高慢な人間なのは事実だが謀反をたくらむ人間ではない。」
「それはわからん。」
「何だとミョンフェよ。」
「義禁府へ行け。私は殿下をお迎えに行く。」
「ナム・イを救わねばならぬ。待て。よいか。ナム・イを殺してはならぬぞ。」
ハン・ミョンフェが殯宮に行くとユ・ジャグァンが部屋の外にいました。
「殿下。先王様が天から見ておられます。世祖大王は私とナム・イに殿下をお守りするようにと。なむ・いがその遺言に背くわけがありません。」
亀城君はナム・イの潔白を主張していました。
「裏切られたから尚許せん。」
睿宗は言いました。
「殿下。ナム・イは老いた功臣たちに謀られたのです。」
「ナム・イの謀反を注進したのはユ・ジャグァンだ。ほかの者が注進したなら私は信じなかっただろう。」
「ユ・ジャグァンはハン・ミョンフェの家に出入りしております。」
「ユ・ジャグァンは父上が亡くなった時にハン・ミョンフェを殺せと言った!そのユがハン・ミョンフェと結託してナム・イを陥れたというのか?」
「殿下。ナム・イをお助けください。ナム・イを処刑すればその累は結局殿下に及ぶでしょう。」
亀城君は泣いて懇願しました。
「殿下・・・。」
チョン内官は見守っていました。
「殿下。ナム・イをどうすればよいのですか。お教えください父上。」
睿宗は位牌に泣きつきました。
粋嬪ハン氏は王大妃の部屋でナム・イの仲間も全員捕らえるように進言していました。
「世祖大王は万事に寛容でしたが謀反だけは厳しく対応しておられました。今夜中に罪を明らかにせねばナム・イの徒党が何をするかわかりません。」
「じきに夜が明けます。」
殯宮の前で待つユ・ジャグァンはハン・ミョンフェに言いました。
「殿下がこれほど弱腰とは。」
義禁府。
ナム・イは気を失いました。
「承旨は何をしておる。早く殿下をお連れせよ。殿下はナム・イを許すおつもりでしょう。それでは国の綱紀が乱れます。」
ホン・ユンソンは手下に命じました。
シン・スクチュが尋問場にやって来てナム・イを見ました。
「高霊君兄上。遅かったですね。あの逆賊が反抗的な態度だったので私が懲らしめてやりました。はっはっはっは。」
ホン・ユンソンはシン・スクチュに言いました。ナム・イは顔を上げてシン・スクチュを見つめました。
「シン殿・・・。」
「私を呼んだか?」
ナム・イは二度頷きました。
「何か話があるのか。」
「水を一口だけ。」
「水をくれと言ったのか。」
「待っていなさい。」
「やめなさいスクチュ。」
チョン・チャンソンは慌てました。
「あ、あ、あ兄上。何をなさるのですか。」
ホン・ユンソンも焦りました。
「もっと飲むか。」
シン・スクチュはナム・イに水を飲ませてやりました。
「私が死んだら義父に会えるかもしれません。そうしたらシン大監に水を飲ませてもらったとお話しします。はははは・・・。」
殯宮。
「殿下。本当にナム・イを殺すのですか。殿下ー。」
亀城君は泣いて命乞いをしました。
王大妃の部屋。
「大殿内官は何をしておる。殿下を義禁府にお連れして。」
粋嬪ハン氏は部屋の外の者に命じました。
「領相(ヨンサン、領議政)はもうやめよ。ナム・イと関係あるとそなたまで疑われるぞ。」
睿宗は亀城君に言うと義禁府に行きました。
「殿下。陰謀でございます殿下。殿下の忠臣を消すため功臣たちが画策したのでございます殿下。」
亀城君は泣いて懇願するも睿宗は聞く耳を持ちませんでした。
「私がナム・イの罪を明らかにしてやる。ナム・イが潔白だったらそなたの命はないぞ。」
睿宗はユ・ジャグァンに言いました。
亀城君は王大妃の部屋の外から世祖の顧命を受けたナム・イを助けるように懇願しました。
「先王様の顧命を受けた者ではありませんか。ナム・イは功臣に嵌められたのです。彼らは次に私を殺そうとするはずです。そうなれば誰が殿下を守るのですか?」
大妃ユン氏は目を閉じました。粋嬪ハン氏は意地悪く微笑しました。
睿宗は義禁府の拷問場の自分の椅子に座りました。
「世祖大王にかわいがられていながらなぜ謀反を企んだのだ。何か言え!」
睿宗は南怡に言いました。
「殿下。私は謀反など企んでいません。私は老いた功臣と勲旧派を排除し国を強固にしようとしただけです。」
「けっ・・・けっ・・・けしからん奴め。」
功臣のひとりが言いました。
「ではこの詩の意味は何だ!国を得ざればとはどういう意味だ。」
睿宗が南怡の書いた詩を持っていました。
「私は書いておりません。」
「白頭山の石で刀を研ぐという詩を詠んだだろ。」
「そうですが得ざればとは書いていません。私は国を平定せざればと書いたのです。誰かが私を陥れるために言葉を変えたのでしょう。」
「この不届き者め。白頭山の石で刀を研ぎ豆満江(トゥマンガン)の水を馬に飲み干させるとは乱を起こすおちう意味だろう。さもなくばそんな言葉を書くはずがない。」
キム・ジルはナム・イに言いました。
「旦那様のような小者には大志とは何か理解できぬであろう。ふふふふ。」
ナム・イはキム・ジルを馬鹿にしました。
「な・・・なんだと貴様(ア・・・アニ・・・チョノミ)。ネイノーン。」
キム・ジルは動揺しました。
「そこに立っている方々は、富貴のためなら誰の味方でもする食わせ者の奸臣だ。私はそなたたち(タンシン)を殺し国の綱紀を正そうとしただけだ。それのどこが謀反なのだ。私は世祖大王の遺言通り奸臣を殺せず遺言に背いた。それこそが大逆罪なのだー!ふははははは。ふっははははは。」
大妃の部屋の外で命乞いをする亀城君の横に父の臨灜大君がひれ伏し大妃に向かって言いました。
「大妃媽媽。私臨灜でございます。至らぬ息子をお救いください。息子のナム・イと親交がありましたがそれは世祖大王もお認めになっておりました。息子の命をお助けください媽媽。」
「亀城君を救えと?どういうことなの?」
大妃ユン氏は粋嬪ハン氏に尋ねました。
「ナム・イが謀反を企んだなら仲間がいるはずです。」
「亀城君が連座させられるとでも?」
「媽媽。ご心配いりません。上党君が殿下とナム・イを尋問中ですのでじきに明らかになります。」
「大妃媽媽。私の息子の命をお助けください。」
義禁府。
ユ・ジャグァンは睿宗の前に立ち説明をしていました。
「ナム・イから流れ星が出ているのを見たかと聞かれました。そして私にナム・イはこう続けました。流星が消えぬのは将軍が謀反を起こす前触れだ。私は決起しようと思うがどう思うかと。」
「ネイノーン。お前が私の家に来て奸臣を殺せと言ったのに私から謀反を企んだというのか。」
ナム・イはユ・ジャグァンに言いました。
「将軍は以前決起しようとしましたが、さらに好機を待つことにしたのでは?こうも言ってましたね。世祖大王の民が皆兵として徴用され民の不満が高まっている。この期を利用しようと。殿下。ナム・イは二十歳を前にして国を得ざれば男子ではない。自分は豪傑だと言いました。すぐにナム・イを告発できなかったことを御成敗ください。」
「殿下。世祖大王に殿下を命がけでお守りすると誓いました。軽率にもユと交わりはしましたが謀反ではありません。」
「世祖大王の魂は殯宮におられるぞ。正直に言え!お前が謀反を企んだならその罪は大きいが正直に告白すれば父上に免じて命だけは助けてやろう。」
睿宗は大きな声で言いました。
「殿下。死ぬのは怖くありません。私は死して身の潔白を証明してみせます。」
「媽媽。」
ハン・チヒョン(粋嬪の従兄)は大妃殿から出てきた粋嬪ハン氏に声をかけました。
「口を割りましたか。」
「なかなか口を割りません。」
「そうでしょう。非凡な人間故簡単にはいきません。」
「媽媽。大妃媽媽は・・・。」
「心配いりません。お義母様は私の言うことを信じ切っています。」
「そうですか。媽媽。」
ハン・チヒョンは笑顔を見せました。
粋嬪ハン氏は懿敬世子の部屋に座りました。
「世子様。見ておられますか。夜が明けたら新しい世になるでしょう。洋々たる前途が待っています。」
夜が明けました。月山君と乽山君は輿に乗り宮殿に出発しました。
「たとえ世祖大王が殯宮から甦ったとしてもナム・イは助からぬであろう。」
自宅に帰ったハン・ミョンフェはヒャンイに言いました。
「大監。ナム・イはクォン・ラム様の娘婿でしょう?」
正妻はミョンフェに言いました。
「そうだ。」
「クォン様に彼を頼むと言われたのでは?」
「それは覚えておる。」
「ではなぜ・・・。」
「クォン・ラムが私と同じ立場だったら彼も同じことをしたであろう。」
「大監(テガム)・・・。」
粋嬪ハン氏は月山君と乽山君を王宮に呼び大妃に挨拶するように言いました。すると賢い乽山君は先におじいさまに挨拶してくると言いました。三人は殯宮に行き世祖に焼香をしました。粋嬪ハン氏は乽山君を見て涙ぐみました。大妃はとても関心しました。
「よく気が付いたわね。傍に来なさい。」
大妃は乽山君を呼びました。褒められる乽山君を見て月山君はいい気がしませんでした。
「私は僧侶にでもなろうかと。弟は良縁に恵まれ母上にも目をかけられています。母上は弟しかおほめになりません。」
月山君は寂しそうにハン・チヒョンに言いました。
粋嬪ハン氏は乽山君を使い大妃ユン氏にさらに取り入りました。
臨灜大君は孝寧大君に息子を助けてくれと頼みました。
「ハン・ミョンフェが仕組んだのです。」
臨灜大君は言いました。
「だが今回は謀反だ。様子を見よう。王族が口を出すと主上が苦境に立たされる。主上は短命の相をされておる。私の予測が正しければ王位継承をめぐってまた騒乱が起きるだろう。権力を握っている者を誰が阻めるというのだ。流れに任せなさい。流れに逆らえばさらに多くの血が流れる。」
ナム・イの謀反のねつ造は臨灜大君ですら知っていることでした。
カン・スンが捕まりました。
「殿下。私を捕まえた理由は何ですか。なぜ私は捕まったのですか。」
「ネイノン。ナム・イと組み謀反を起こそうとしたくせに。とぼけおって。痛めつけてやれ!」
ホン・ユンソンは何も知らないカン・スンに言いました。
「おやめください!幼いときから叩かれたことがないゆえ我慢できません。ナム・イと同罪で結構です。おいナム・イめ。なぜ私を巻き添えにした。」
「私と一緒に死ね。」
「はっはー。イノミ。」
「我々は世祖大王の命令でともにイ・シエの乱を鎮圧した。だから一心同体だ。世祖大王の後を追って死ねるなら本望ではないか。しかし老人のそなたと違い私は二十六歳だ。真心から悔しい。」
ナム・イはカン・スンに言いました。
「ほかには誰が一味だ。」
ホン・ユンソンは問いました。
「私は知りません。待ってください。拷問には耐えられそうにない。わたしが 嘘をついて周りの者が一味だと言っても信じますか。」
カン・スンは言いました。
「二人だけで謀反を企んだとでも?」
睿宗は言いました。
「私が答えましょう。名を挙げるならチョ・ギョンチ、ピョン・ヨンス、ピョン・ジャイ、ムン・ヒョリャン、ユ・ボンノ、オ・チグォン、パク・チャハらです。」
ナム・イは睿宗に言いました。
「ならば、殿下を殺し誰を王にするつもりだったのだ。」
「孝寧大君の孫の春陽君(チュニャングン)です。これで満足ですか。でっち上げた謀反ゆえこれだけ殺せば十分かと。これ以上殺すなー。うっ・・・。」
ナム・イは舌を噛みました。
「ナム・イは亀城君の名前は出さなかったのですか?」
粋嬪ハン氏はハン・チヒョンに尋ねました。
「はい。ですが亀城君の気勢はそがれました。ご心配には及びません。」
「いいえ。亀城君は生かしておけません。」
粋嬪ハン氏は自分を蔑んだ亀城君が許せませんでした。
「私は約束したのです。あの日の屈辱を忘れはせぬと。」
睿宗の部屋。
「ナム・イが自白したなら処刑すべきです。ナム・イを殺し威厳を保ってください。」
大妃は睿宗に言いました。睿宗は功績を考えると殺せないと言いました。
「ならば宝城君(ポソングン)と春陽君(チュニャングン)はどうすればいいですか?」
「お救いなさい。王族は殺してはなりません。」
「亀城君は?」
「一味ではないゆえ心配無用です。ですが領相(ヨンサン、領議政)を辞職してもらいます。」
便殿。
「私の徳が足りぬばかりにナム・イが謀反を企てた。だがユ・ジャグァンのお陰で謀反を事前に防げた。兵曹参知(チャムジ)のユ・ジャグァンを敵愾(チョッケ)功臣の二等とする。」
睿宗は裁きを下しました。
「ありがたき幸せでございます。」
「カン・スンやナム・イを八つ裂きにしろ。」
「ありがたき幸せでございます。」
ナム・イやカン・スンらをさらし首にし七日間都城に晒されました。世祖に寵愛されたナム・イはこのような結末を迎えました。若い勢力は功臣と勲旧派を制圧し新しい風を吹き込もうと画策していました。それは水の泡となりました。その後の朝鮮王朝は勲旧派の大臣が権力を握り続けることになりました。世祖があれほど夢見ていた強力な王権は確立されることがなかったのでした。
「荷物を降ろされましたね。」
粋嬪ハン氏は亀城君に嫌味を言いました。
「このことは忘れません。」
「そうですか。」
「今日の屈辱は心に刻んでおきます。」
「今回は幸運でしたね。辞職しただけで命は助かったのですから。」
粋嬪ハン氏は冷たく笑いました。
新たに任命した領議政が夜を去ったので睿宗はハン・ミョンフェを呼びました。
亀城君の次に領議政になったパク・ウォニョンが急逝しました。パク・ウォニョンは度量が広く慎重で終始泰然自若としていました。利のみを求める功臣や勲旧派とは志向が異なり常識があり中道的な人物が没したのでした。
「嬉しいだろうな。すべて上党君の思い通りになった。」
睿宗は言いました。
「殿下。なんのことでございましょう。」
ハン・ミョンフェはとぼけました。
「粋嬪と大妃媽媽がそなたを推すゆえやむを得ぬ。上党君が領相(ヨンサン、領議政)を務めてくれ。」
「殿下。私をご信頼ください。私は殿下に忠誠を捧げるつもりでございます。」
「そうであろうとも。」
睿宗が立ち上がると気を失いました。内官は睿宗を背負い寝所に運びました。
「御覧になりましたか上党君大監。」
ユ・ジャグァンは言いました。
「見たとも。しかとこの目で見た。はっはっはっはっはっは。ふははははははは。」
感想
悪い奴だ(笑)悪党すぎて笑ってしまいます。劇中でナム・イや、ソン・サンムンを笑わせた作者の意図がまさにこれなのでしょう(笑)悪党ぶりに笑ってしまうというやつです。このドラマの面白いところは悪が国を支配している様子なのですね。そしてたいして悪くない貴族が処刑されていく様子を楽しむドラマということなのでしょう。あまりに馬鹿らしくて笑ってしまいます。それがまた面白い。しかしおかしなことにナム・イは孝寧大君の子息の名を挙げているということです。ソン・サンムンもナム・イも洗いざらい白状していることがおかしなところです。道ずれという考えなのか、ねつ造なのか、わかりませんね。おかしい。道連れにするなら敵の名前を挙げるのが人情というものではないか。やっぱりナム・イやソン・サンムンの白状には不審な点がありますね。