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王と妃 128話 王妃冊立 のあらすじネタバレ感想 韓国ドラマ

王と妃 128話 王妃冊立

王と妃 128話 韓国ドラマ

あらすじ

仁粋王妃はハン・ミョンフェに成宗のことを幼いと言って侮辱していると言いました。

慈聖大王大妃(チャソンテワンテビ)ユン氏は誤解だと言いましたが、ハン・ミョンフェを抑えておかないと今後もハン・ミョンフェの勢力があると仁粋王妃は指摘します。ハン・ミョンフェは申し訳ないと仁粋王妃を剣の刃を握っているとの比喩を謝りました。仁粋王妃も大王大妃に怒鳴り込んだことを謝罪しましたがハン・ミョンフェには謝りませんでした。仁粋王妃は成宗が即位できたのはミョンフェのおかげでその恩は一生かけても返すつもりだったのにこんな不仲になってしまいなぜハン・ミョンフェは自分に不信感を抱くのかと言いました。
「私はもう望むことはありません。息子が無事に成長して親政をする姿をこの目で見られたので死んでも悔いはありません。」
「そんな言い方はおやめなさい。そんな話を聞くと胸が痛みます。和解しなさい。」
仁粋王妃は部屋を出てハン・ミョンフェがどう出るか立ち聞きしていました。
「私は個人的な感情で仁粋王妃に異議を唱えたのではありません。私は媽媽に従います。」

「お祝い申し上げます。摂政をされるのですね。」
イム尚宮は部屋に戻った仁粋王妃に言いました。
「あっはっはっは。あの悪賢い老いぼれめ。私は奴の腹の中はお見通しよ。あっはっはっは。」

ハン・ミョンフェは摂政の件を白紙にするように大王大妃に上奏していました。しかし朝廷は既に仁粋王妃の手下ばかりなので仁粋王妃は手に負えないと大王大妃ユン氏は言いました。ハン・ミョンフェは仁粋王妃は強欲で欲張りすぎだと言いました。

シン・スクチュは仁粋王妃が大王大妃と王大妃を差し置いて摂政をするなどとんでもないことだとハン・ミョンフェに言いました。

大王大妃の側近キム・スオンは仁粋王妃に摂政を任せるなど心配だと慈聖大王大妃(チャソンテワンテビ)ユン氏に言いました。ユン氏はハン・ミョンフェが了承したので大丈夫よと言いました。

便殿会議。
「職田には弊害も多く廃止を考えましたが士大夫(サデブ)の俸禄が低く廃止は気の毒だとの官僚たちの意見を受け思いとどまりました。ところが租税が重いと民たちから不満が出ています。これはどういうことですか。」
慈聖大王大妃(チャソンテワンテビ)貞熹王后ユン氏は重臣たちに言いました。
「恐れながら媽媽。職田が税が国に納められず徴収できずに士大夫が民たちから直接徴収するために民が不満に思っているのです。今後は租税は国が徴収し士大夫に支給すべきです。士大夫の家の執事が税を徴収する際に私腹を肥やすため民が高い税を払わされるのです。」
ハン・ミョンフェは大王大妃に言いました。
「わかりました。今後は官庁が徴収するように。それと文昭殿が来ている服が汚れているわ。ご先祖様に拝礼するときの服が不潔では困ります。」
「文昭殿の役人の服が汚れているのは役人が怠慢からです。早急に指導いたしますのでどうかご心配なく。」
ハン・ミョンフェは大王大妃に言いました。
「わかりました。上党君(サンダングン、ハン・ミョンフェ)に任せます。」

大王大妃が仁粋王妃に摂政を任せてよいか可否を問う席でした。ところが大王大妃はそのことは一言も話さず不可解な会議でした。

チョン・チャンソンはこの件を討議しないのかと言いました。ハン・ミョンフェはそのことについては別の場で話し合い王妃に摂政を任せないという結論になった、喪が明けてから摂政にすればよいと言いました。キム・ジルやホン・ユンソンは仁粋王妃の味方をしました。様子をうかがっていたシン・スクチュは殿下の前で言うことではないので別の場で議論しようと言いました。

ハン・チヒョンはこのことを仁粋王妃に報告しました。仁粋王妃はまだハン・ミョンフェの力が強いので耐えるしかないというと、ハン・チヒョンは成宗の妃を王妃にしてハン・ミョンフェに貸しを作ってはどうかと提案しました。

韓明澮の自宅。ヒャンイはハン家の行く末を案じていましたが、ハン・ミョンフェは仁粋王妃を粋嬪と呼び譲りませんでした。

夜になりました。
仁粋王妃は世祖の屋敷に帰るので用意をするようにソン内官に命じました。ソン内官は大殿に行き成宗にこのことを伝えました。成宗は母が大妃になれないのが不満なのだろうと妻にいうと、妃は父のせいで申し訳ありませんと成宗に謝りました。

成宗と妃は仁粋王妃の部屋に行きました。

貞熹王后は部屋に来ている孝寧大君にどうすればよいか尋ねました。孝寧大君は知らぬ顔をしているのがよいと助言しました。

「ちょっと家に帰って休みたいだけです。」
仁粋王妃は言いました。
「媽媽。私をお叱りください。すべては私が悪いのです。」
「はっ。」
仁粋王妃は成宗の妃をあざ笑いました。
「母上。私は不孝を働きました。」
成宗と妃は地面に平伏して泣きました。
仁粋王妃は宮殿から去りました。

孝寧大君はいけすかぬ老人ハン・ミョンフェと手を組んで仁粋王妃の権勢を抑えるべきだと言いました。

翌日。
大王大妃は成宗と妃を呼び茶菓で丁重にもてなしました。貞熹王后は成宗に死ぬ前で世継ぎの王子が生まれるのを見たいと言いました。貞熹王后は仁粋王妃と王妃の冊立について相談したかったのに仕方ないからひとりで決めるわと言いました。貞熹王后は成宗と妃と一緒に王妃の冊立式を決めました。

成宗と妃が大王大妃の部屋から出てくるとハン・ミョンフェが祝辞を述べました。しかし妃は(仁粋王妃が大妃にならないので)冊立を受けないと言いました。
「よく言った中殿。」
成宗は妻を褒めました。

「人は情でつながるものです。人情を無視しては何も語れません。仁粋王妃を連れ戻してください。」
貞熹王后はハン・ミョンフェに言いました。

ヒャンイと韓明澮の妻は仁粋王妃の家の前に来ていました。ヒャンイは奴婢に筵を敷かせてハン・ミョンフェの妻とともに席藁待罪をしました。
「私は息子の育て方を間違えたわ。自ら迎えにくるべきなのに。」
仁粋王妃は冷たく月山君とその妻にこぼしました。

妃は父の韓明澮に仁粋王妃を連れ戻すよう頼みました。ハン・ミョンフェは了承しました。成宗は冷たくハン・ミョンフェに感謝すると言い放ちそっぽを向きました。

ハン・ミョンフェが仁粋王妃の家に来るとヒャンイと妻が席藁待罪をしていました。ハン・ミョンフェは帰るように言いましたがヒャンイと妻は動きませんでした。

ユ・ジャグァンは仁粋王妃の隣に座っていました。
「二人とは誰ですか?」
「ハン・ミョンフェに復習したいわ。もう一人はキム・スオンよ。なぜ笑うの?」
「私は大王大妃様と思っていたので。」
「大王大妃は文字が読めないわ。キム・スオンが唆したのよ。」
仁粋王妃はユン・ジャグァンに言いました。ユ・ジャグァンは宮殿に戻ってくれば必ず「韓信の服を脱ぐ」という故事の通り機会を差し上げると言いました。
「殿下が成長なさるまで耐え忍ぶのです媽媽。」

ハン・ミョンフェは仁粋王妃の家の前で席藁待罪をしていました。
「媽媽。道行く者も見ています。お許しになっては?」
執事のイムが仁粋王妃に言いました。
仁粋王妃は自ら表に出て階段の上からハン・ミョンフェを見下しました。
「上党君(サンダングン、ハン・ミョンフェ)様。お入りください。」
月山君と妻がハン・ミョンフェを迎え入れました。

ハン・ミョンフェは仁粋王妃の部屋に呼ばれました。
「もうお怒りをお収めください。大妃媽媽。王妃様の冊立式が済みましたが私が媽媽を大妃にしてみせます。ただしお約束ください。政治への関与はおはめください。」
「上党君(サンダングン、ハン・ミョンフェ)にも一つ約束してもらいます。」
「お望みならば官職を退いてもかまいません。」
「感謝しますわ上党君。」

王が仁政殿(インジョンジョン)において王妃の冊立式が行いました。冊立の文書には「余は偉大なる王位を引き継ぎ民の主と呼ばれる身となった。それに伴い余の妻にもしかるべき称号が必要であろう。それで王妃に冊立する」と書かれていました。

夜。
仁粋王妃と王大妃を従えた大王大妃は王妃から儀礼の盃を受け取りました。

ハン・チヒョンは「お祝い申し上げます府院君大監。正式に王の義父になられましたな。中殿媽媽は長生きなさるとよいですな。早死にする家系では心配ですが。」と嫌味を言って笑いました。

王妃は突然胸を抑えて苦しみました。仁粋王妃は冷たい表情のまま微動だにしませんでした。

感想

意地悪すぎる~。仁粋王妃はなんて悪い女なのでしょう。演じる人がそう思ってないとこのようには振舞えません。でもこの人は韓国で人気の女優さんなんですね。根っからの善人より意地悪なほうが韓国では人気があるのかなー。そんな気がします。キム・テヒやソ・ヒョンジンも意地悪を演じさせたらうまいですもんね。

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