「王と妃」 第125話 亀城君の謀反 とあらすじネタバレ感想
125話 亀城君の謀反 あらすじネタバレ感想
(このドラマって謀反のときはいつも夜ですね。)
亀城君イ・ジュンといえば王族で元領議政であった彼が謀反を企てたとは大事でありました。しかし王宮は静かでした。
大王大妃ユン氏は元僧侶の重心キム・スオンを呼び世祖の忠臣が謀反など信じられぬと言いました。キム・スオンは領議政を呼ぶべきだというとホン・ユンソンは粋嬪の手下なのでだめだといいました。
「私はこの件を静かに処理したいのです。亀城君が謀反を企てたなど信じられません。きっと偽りの報告でしょう。」
「ならば上党君(サンダングン、ハン・ミョンフェ)をお呼びください媽媽。粋嬪を警戒なさるなら上党君に任せるのが一番です。」
「粋嬪と上党君が憎みあっているのは事実ですか?」
大王大妃は亀城君を陥れた張本人のハン・ミョンフェを呼びました。
粋嬪は貞熹王后ユン氏がハン・ミョンフェを呼んだと知り腹を立てました。粋嬪は知らぬふりをしようとハン・チヒョンに言いました。
「お義母様は亀城君を助けたいに違いありません。上党君が恨みを晴らしてくれます。上党君は黄泉の使いです。私は上党君の胸の内はお見通しです。私を大妃にする前にすることがあるのです。大妃にはしても権力は与えぬ気です。」
貞熹王后ユン氏は亀城君を助けたいとハン・ミョンフェに頼みました。
ハン・ミョンフェと都承旨は謀反の告発をしたキム・ユンセンと大殿で面会しました。キム・ユンセンはチェ・セホが「亀城君は王の孫だ。彼が王座に就くべきだった。若い王が即位すると粋嬪が国を牛耳ることになる」と言ったと告発しました。
「明らかに謀反だ。」
ハン・ミョンフェは大王大妃の頼みを無視して都承旨とともに昌徳宮の成宗に知らせに行きました。大王大妃はハン・ミョンフェの裏切りに驚きました。
成宗とハン・ミョンフェがいる部屋に粋嬪が現れまずは謀反に関係する者と拷問してから亀城君を捕らえるように言いました。
「母上の言う通りだ。亀城君は王族ゆえ慎重に調べねばならぬ。」
成宗と粋嬪の会話。
「母上。亀城君を助けるつもりですか?」
「それが大王大妃媽媽の望みですから。上党君がどうするか見ものですわ。」
粋嬪が直接亀城君を追いやるのは問題であったため粋嬪はハン・ミョンフェにその役目を押し付けられたのでありました。亀城君は大王大妃ユン氏と協力して粋嬪をけん制できる唯一の王族でした。
「なぜ私との約束を守らなかったの!」
貞熹王后ユン氏は粋嬪に怒りました。
「私はそんなことは言っておりません。キム・ユンセンなどという者は知りません。」
チェ・ホセはハン・ミョンフェの命令で拷問されて言いました。
ホン・ユンソンは領議政の自分を差し置くとはこうしてはいられぬとハン・ミョンフェに部屋に詰め寄りました。
「亀城君が関与した証拠は薄いわ。あの程度で捕らえるの?」
大王大妃はク・チグァンとシン・スクチュとチョン・チャンソンを呼び尋ねました。ク・チグァンは亀城君を捕らえるべきだと言いました。シン・スクチュはク大監に一理あると言いましたが捕らえる是非は黙っていました。チョン・チャンソンは亀城君は王族なので捕らえるのは反対でありまずは自宅に軟禁して真相を明らかにしようと言いました。同席していた粋嬪ハン氏はチョン・チャンソンの意見に賛成しました。
亀城君の自宅に兵士が現れ見張りがつきました。
粋嬪ハン氏は部屋にチョン・チャンソンを呼び菓子と茶でもてなし上党君はどう思うかと尋ねました。チョン・チャンソンは大妃になり摂政も粋嬪ハン氏がするべきだと粋嬪に言いました。粋嬪ハン氏はチョン・チャンソンをおだてて味方に引き入れました。部屋から出てきたチョン・チャンソンは緊張の糸がほぐれてキム・ジルの前でため息をつきました。チョン・チャンソンは「直宮ごときが下劣きわまりない」とハン・ミョンフェを見下しました。
「われわれの国は女たちの意のままだ。」
ハン・ミョンフェはシン・スクチュに漏らしました。
ハン・ミョンフェに護衛と称して粋嬪の護衛が監視に当たりました。
「さすがのハン・ミョンフェも肝を冷やしたでしょう。」
ハン・チヒョンは粋嬪ハン氏に言いました。
ハン・ミョンフェは「盗人に入られる心配もなく眠れるわ」と笑いました。
ユ・ジャグァンはハン・ミョンフェの家を尋ねました。
「これまでの苦労が水の泡ではないですか。これでは軟禁です。」
「私はもう何の力もないただの老いぼれだ。」
便殿。
チョン・チャンソンは懿敬世子を王に追尊し粋嬪を大妃にすることが王室の体面を守り民心を安心できると発言しました。すると粋嬪を大妃にしたら王大妃様はどうなるのですかと別の重臣が反論しました。
「いつまで私を親不孝者にする気だ。」
部屋で待機している成宗はホン内官に言いました。
粋嬪の部屋。
「阻止できるならやってみなさい。はっはっはっは。」
粋嬪ハン氏は笑いました。
感想
何がどーなってるのやら。罪がなくても重罪人にできるのが朝鮮の伝統なのですね。なんといい加減なことなのでしょう。日本でもこんなことがあったのかな?そういえば日本でもだまし討ちとかはしょっちゅうありましたね。