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屋根部屋のプリンス9話 あらすじネタバレ感想

屋根部屋のプリンス9話

屋根部屋のプリンス

9話 誤解!消えたハンカチ

世子は会長にパク・ハは悪い人じゃない、好きだと言いました。会長はパク・ハが金目当てでテヨンに近づいていると思い世子の身の回りから消えてくれと言います。

パク・ハを慰めるためにチサンは「菊花茶」を作ってやりました。マンボも世子様は会長を説き伏せるだろうと落ち込んでいるパク・ハに言いました。

世子は会長の家の庭で会長の祖母に「席藁待罪(ソッコテジェ)」をしていました(笑)世子は一晩中ソッコテジェをしていました。世子の頭や肩には桜の花びらが積もっていました。

会長は世子を部屋に呼びました。会長はパク・ハとの交際を許さないというと世子は別の女性(朝鮮時代の嬪宮)と結婚するといいました。会長は世子を女たらしなのと訝しげに思いましたが今回のことは許すといいました。ずっと待っていたパク・ハと世子は手を取り屋根部屋に帰りました。

パク・ハは塗る湿布薬を世子の足に塗りマッサージをしてやりました。世子はおばあさまのかわりに謝るとパク・ハに言いました。
「ひどい目に遭わせてしまった。面目ない。」
「いいってば。」
「すまぬな。」
パク・ハは涙を湿布薬がついた指でこすり、さらに目から涙が出て大騒ぎしました。

セナはチャン会長からもらった緑の宝石の指輪をつけていました。テムはチャン会長の実の娘を探し出して味方につけようとセナに言いました。チャン会長は株のすべてを娘に譲るつもりでした。

会社に来ているパク・ハの見合い相手をマンボたちは見つけました。
「何の用で会社に来た。」
「あの。その。僕はプレゼントをしてすぐに帰るつもりです。明日はパク・ハさんの誕生日ですね。」
見合い相手の男は言いました。
「ええ。我々も知っています。」
マンボは咳払いをしました。
「我々からパク・ハさんに手渡してやろう。」
チサンは無理やりプレゼントを奪いました。
「あなたパク・ハさんの何なのですか!」

世子の従者たちは見合い相手の男が持ってきた手作りのデコレーションケーキを見て器用な男だと思いました。マンボはプレゼントを亡き物にしようと言うとチサンは常務にケーキを持っていきました。ケーキの中にはラブレターが入っており「一目見た時から・・・・会いたくなります。」という文を読んだ常務は「あの野郎。もしかして」とチサンをゲイだと思いました。

世子はセナからスカッシュを教わっていました。
「私の手を握ってください。」
セナが言うと世子は愛おしそうにセナの手を握りました。
世子はセナが近づくと嬪宮を思い出し喜びました。
世子とセナはスカッシュを楽しみました。
「これで拭いてください。」
世子は嬪宮(ほんとうはプヨンが縫った)の刺繍の手ぬぐいをセナにあげました。
「初めて見るハンカチですか?」
「ええ。そうです。」

世子とセナは屋根部屋に帰るとパク・ハが忙しそうに洗濯をしていました。
「これも洗ってくれ。それは糸一本ほつれてもいけないものだ。」
「だったら自分で洗えば?」
パク・ハは刺繍のハンカチをうっかり屋上の庭に落としてしまいました。
セナは上品そうに世子の前で振る舞い帰ろうとするとパク・ハが落とした刺繍の手ぬぐいを拾い持って帰りました。

ウ・ヨンスルとチサンとマンボはケーキを手作りしていました。立派な五段重ねのウエディングケーキが出来上がりました。
「なにゆえケーキがかように大きい。たかが誕生日であろう。」
世子は冷蔵庫にしまったウエディングケーキを見て従者に尋ねました。
「これしか売っておりませんでした。宴の用意はどういたしましょうか。」
護衛武士のウ翊賛(イクチャン)は世子に言いました。
「ヨンスル。何故口数が増えた。」
「お許しください。」
「誕生日の宴はこのケーキのみで十分である。」
世子は言いました。
「誕生の宴に何が必要かミミとベッキーに尋ねよう。」
世子がいなくなるとチサンは二人に言いました。

「誕生日にはケーキ、三角帽、クラッカーが必須よ。誕生日を盛り上げるなら歌が一番よ。♪おたんじょうび~おめでと~♪」
ミミは三人に教えました。

屋根部屋。
「しかと探すのだ。あの手ぬぐいは大切に扱えとしかといっただろう。なにゆえ私の言うことを聞かず勝手な真似をするのだ。そなたが持っているいかなる物よりも大切なものだ。この世にひとつしかないと言ったろう。何度も!何度も!」
世子はパク・ハに怒鳴りました。
「いくら探しても見つからない。見つかるまで探せばいいんでしょう!」
パク・ハも怒りました。
「あのままで明日誕生の宴が開けるのであろうか。」
マンボは言いました。
「まったくだ。心配だ。」
チサンは同意しました。
「ミミ殿に教わった三種の品を手に入れた。」
ウ・ヨンスルは品を見せました。
「三角コーン(コッカル)。」
ウ・ヨンスルは三角コーンのお菓子を見せました。
「三角コーン(コッカル)」
チサンは三角の紙でできた帽子を取り出しました。
「黒粥(パッチュク、あずきがゆ)」
ウ・ヨンスルは小豆粥を見せました。
「クラッカー(ポッチュク)」
ソン・マンボは引っ張って爆発させるクラッカーを手に取りました。
「チチチチ。」
チサンはクラッカーと小豆粥の区別がつかないヨンスルに舌うちしました。

パク・ハは古着屋の倉庫に行き臭う古着の山から手ぬぐいを探しましたが見つかりませんでした。

「もしやそなた手ぬぐいを探しておったのか。」
世子はパク・ハに言いました。
「ごめん。見つからなかった。」
「もう休め。」

「あさげ(朝食)の用意はどうした。」
世子はテーブルで一緒に待っている従者に尋ねました。
「パク・ハ殿は床に臥せっております。」
マンボは世子に言いました。
世子は熱を出して寝込んでいるパク・ハの部屋に入ると脈を測りました。
世子は自分の部屋でチサンに命令を下しました。
「そなたは薬房に行きそこに(筆で)記した薬剤と煎じ鍋と炭をこうて(買って)まいれ。」
「はい。世子様。」
チサンはベッドの上に机と筆セットを置き座っている世子に頭を下げました。

テムの父ヨン・ドンマンはパン部長に正直に言えといいました。
「隠しマンションがあります。」
「テムが隠しマンションを持っている?場所はどこだ?」
「ヨイドです。」
テムの父ドンマンはマンションに行くとセナの母がドアの暗証番号がわからず開かないので扉に伝言のメモを挟んで帰りました。ドンマンはセナの母が残したメモを見て愕然としました。

「我らは交代で薬を煎じているのだ。世子様は薬剤にお詳しいのだ。」
起きてきたパク・ハにウ・ヨンスルは言いました。
「これ本当に効くの?」
パク・ハがヨンスルに言いました。
「薬は信じて飲んでこそ効く。ヨンスルご苦労であった。」
世子は薬を持ちパク・ハと部屋に行きました。ヨンスルは気がかりな様子で見ていました。
「う~苦い。」
パク・ハは薬を飲みました。
「ハッカ飴だ。かみ砕け。」
世子はパク・ハに飴を渡しました。世子の顔は微笑んでいました。
「何?」
「なんでもない。薬を飲んだゆえすぐに眠くなるだろう。」
「ハンカチなくしちゃってごめんね。」
「仕方ないことだ。縁があればまた戻って来よう。この絵には狼狽したが気になっておった。これを描いたのはヨン・テヨンに違いない。しかしそなたはヨン・テヨンに会っておらぬ。そなたに会うためヨン・テヨンは時と場所を指定した。だが現れなかった。そなたが来たときにはヨン・テヨンは死しておったのかもしれぬ。筋が通っておろう。ありえぬ話か?」
世子は壁に貼られたスケッチを取り言いました。パク・ハはいびきをかいて眠っていました。世子はパク・ハの布団を整えてあげました。

セナが会社に戻るとテムの父ヨン・ドンマンはセナに「君は私とテムが会社を売り払おうとしてると言いふらしているそうだな。もう誰も君の話を信じないだろう。君の母親はイギリスの大学の教授だったな。どこだ?オックスフォードか?ケンブリッジか?ははははは。親族は学者ばかりだと?だったらトンへ水産で魚を売っているホン・マノクさんは誰かな?さて会長は誰の話を信じるだろうか。私の話かな?君の話かな?」と言いました。
「ご苦労なことです。」
「大人しく退職願を出すのだ。テムと別れろ。そうすれば永遠に黙っててやる。」

セナは眠っているパク・ハの部屋に勝手に入りました。そして世子が残した「七時に漢江の橋へ」とうメッセージを見ました。

世子は雑貨店で女性もののピンクのかわいい髪留めを買いました。

パク・ハは世子のメッセージを見て桃色のカットソーとと短いキュロットパンツを履き、小さな朱色のポシェットを斜めにかけてポニーテールを結わえ精一杯おしゃれをしました。

「おお。」
約束の場所にセナが現れました。セナは短い白のドレスに黒のジャケットを羽織っていました。
「驚きました?パク・ハさんは体調が悪いので来られないそうです。私がここに来たかったんです。」
「そうですか。よく来てくれました。」
「この間言いましたよね。あなたを好きになるはずだって。もしも私があなたのことを好きになったらそのあとはどうなるんです?」
「私たちは結婚する。」
「私があなたを好きだって言えば結婚が決まるんですね。」
「そうです。」
「正直に言ってもいいですか?」
「かまいません。すぐに好きになってもらえないのはよくわかっています。」
「違います。あなたの言う通り好きになってしまったんです。あなたが好きです。
「思いが通じたのですね?」
「これ見つけました。」
セナは世子に刺繍の手ぬぐいを渡しました。
「これを見つけるために一晩中苦労を?」
「あなたにとって大切なものだから。」
「本当にありがとう。」
セナは世子に抱きつき遅れて来たパク・ハを睨みました。
「!」
パク・ハはショックを受けました。

感想

なんて面白いの~。バカバカしいのに面白い~。マンボとチサンかわいいよ!ウ・ヨンスルは何考えてるのかわかりませんwセナは意地悪で悪い子です。詐欺師であることがテムの父にばれたら世子に乗り換えですよ。続きが楽しみです。

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