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セリフ解説-チェオクの剣(茶母)1話-あらすじネタバレ感想

チェオクの剣1話 あらすじネタバレ感想

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チェオクの剣1話初回あらすじ プロローグ

緑美しい竹林の中、男と女は互いに剣を向け会い戦っていました。男は優し気なまなざしで自分を殺そうとする女を見つめていました。揺れる竹に飛び乗り女は男に剣で襲い掛かりました。男と女は剣を交え、女は鋭い目つきで男を睨み付けていましたが、男のまなざしはまるで愛しい人を見るかのようでした。男は女の剣を肩に受けて血を流しました。

「私を殺そうとしたのか?」
女剣士チェオクは男に言いました。
「私はもはや、お前を斬った。」
ソンベクはチェオクに言いました。
そこに軍馬が現れてソンベクは馬にまたがり逃げました。
「クソっ。ハイヤー!」
逃げるソンベクに黒い覆面をした兵士は弓を射ました。

草原。
チャン・ソンベクは広い草原を馬で駆けていました。多数の兵士たちが馬に乗りソンベクを殺さんと追いかけていました。

チャン・ソンベクはかつて父が殺され妹チェヒと生き別れたことを思い出していました。ソンベクの背中に矢が刺さり、ソンベクは馬から落ちました。ソンベクは走って力の限り逃げました。

「罪びとよ止まれ!チャン・ソンベク。すべては終わった。神妙にお縄を受けろ。行けどもこの先にあるのは切り立った断崖のみ。お前は道ならぬ道を歩いてきたのだ。」
ソンベクを追う朝廷の捕盗庁の長官チョ・セウクの声がしました。

「道ならぬ道?何を言う。道というものは最初からあるものではない。一人が歩き二人が歩き、多くの道が歩いた後にはじめて道となるのだ。この腐りきった世に私は新たなる道を作ろうとしたにすぎぬ。」
ソンベクは言い返しました。

「何を戯言を。つまるところはお前がたどり着いた先は死にうるほか逃げようのない場所ではないか。」

「いいやそれは違う。私は今日ここに骨を埋めるが私が亡き後、多くの民が道を作るためここを歩くだろう。この先いつの日か民の血と魂が峡谷を埋め、川を満たし必ずや新たなる道を、新たな世を切り開くはずだ。たとえ命が尽きようとその魂だけは断じて死なぬ。ただ・・・チェヒ・・・・・・。この世の私の生はここまでだ。さあ早く殺すがよい。」

「ええい黙れ!謀反の大罪を犯した輩に自ら死を選ぶ自由が与えられるものか。」
チョ・セウクとその兵士はソンベクを追い詰め包囲しました。兵士の間から傷だらけのチェオクがゆっくりと出てきました。

「私の剣で討たねばこの先一生悔いが残る。」
チェオクはソンベクに言いました。
「ならばその腕しかと見せてもらおう。」
ソンベクはチェオクに言いました。
「必ずお前の息の根を止めてやろう。」
二人は剣を交えました。

チェオクの剣 1話 本編


茶母(ダモ、下の身分)の娘、チェオクは茶を注ぎ両班の男たちに与えました。
「奥深い味だ。」
両班の武人で捕盗庁(チャポドチョン)の長官チョ・セウクはチェオクに言いました。
「ナニお嬢様(セウクの娘)から頂いた茶葉にございます。」
チェオクは控え目な声で答えました。
「茶葉もむろん大事なれどさらに大事なのは茶の味を引き出すお前の腕前だ。さあそちも味わえ。」
セウクは部下で従事官(チョンサガン)のファンボ・ユンに言いました。
従事官(チョンサガン)の若者ファンボ・ユンはちらりと愛おしそうにチェオクを盗み見ました。そこにイ・ウォネが現れ上司で従事官のファンボ・ユンに南山の女が変死したと報告をしました。
「おなご(女子)の役目だ。お前も行(ゆ)くがよい。」
チョ・セウクはチェオクに言いました。

検視官は急病だが死因はわからないとチェオクに言いました。チェオクは死んだ女の衣服を脱がして死因を調べるように命じられました。チェオクは女の腹を押して次に足を調べました。奴婢は若奥様は二日間何も食べていないとチェオクに言いました。チェオクは「自然に死んだように装われています」とイ・ウォネに報告しました。
「病死のように遺体の腹部が腫れているのです。」
チェオクは女の鼻の中に濡れた障子紙が入っていたので男に窒息死させられたと証拠を上げました。
「遺体の太ももから付着物が見つかりました。男の痕跡です。わずかでしたが間違いありません。」
チェオクは夫のものではない痕跡があったので痴情のもつれによる殺しかもしれないと言いました。
イ・ウォネは殺された両班の女の屋敷の奴婢たちを集めて障子紙に触れたかどうか調べました。
「下手人は左から二番目にいる男です。」
チェオクは挙動不審の犯人(奴婢の男)を見つけました。イ・ウォネが犯人に「貴様確かに殺しの面をしているな」と言うと犯人の奴婢は逃げました。犯人が逃げた先にはチェオクが待っていてチェオクは布をたらいの水で濡らすと犯人に一振りしました。すると奴婢のパンドルは気を失い扉を壊して倒れました。

イ・ウォネはファンボ・ユンにチェオクの手柄だと始終を報告しました。ファンボ・ユンはよくやったが全員を捕らえるべきだったと言いました。
「従事官様。私が悪うございました。」
チェオクはファンボ・ユンに謝りました。
「そなたが悪いとは言っておらぬ。ただ無謀なことはしてはならぬ。そちはここの茶母なのだからな。」


別の日。ファンボ・ユンは偽金の調査をしていました。証拠を掴むように部下に命じました。


左捕盗庁(チャポドチョン、主人公たちのいる役所)は右捕盗庁(ウポドチョン)と撃毬(キョック)の試合が行われました。点数は15-75で右捕盗庁(ウポドチョン)が勝っていました。右捕盗庁の従事官チョ・チオ(セウクの息子)は涼しい顔をして酒を飲んでいました。イ・ウォネは頭を殴られて血を流して悔しがっていました。ぺク・チュワンは茶母のチェオクに「頼むぞ」と撃毬に参加させました。チェオクが錫杖を振り回すと次々と点数が入りました。左捕盗庁はチェオクのおかげで試合に勝ちました。チェオクは右捕盗庁の男に頬を叩かれました。
「そこのおなごは何だ。男なのか?」
「いえ・・・申訳ありません。」
ペク・チュワンは小さくなりました。
「お前は茶母(タモ)であろう。左捕盗庁はお前に撃毬を教えるのか。」
「撃毬は男子にしかできぬという法はありません。ケガをした武官殿の代わりをするのは恥ずべきことだと思いません。お詫びすることはできません。お許しを乞うほどの咎ではないと存じます。」
チェオが言うと右捕盗庁の武官は剣を振り上げました。
「いうだけ無駄だな。」
イ・ウォネがチェオクを斬ろうとした従事官の手をつかむと左捕盗庁と右捕盗庁の兵士たちは殴り合いの喧嘩になりました。
「わ~っ!」
「この野郎~!」
「やれ~っ」

左捕盗庁の役所。
傷だらけ砂まみれになった武官たちは横一列に並ばされてファンボ・ユンに叱られていました。
「先に因縁をつけてきたのは向こうです!」
ペク・チュワン武将(ブジャン)は問い詰めるファンボ・ユンに言いました。
ファンボ・ユンは皆を叱りました。誰かが責任を問われなければならないというと、イ・ウォネは家族のいない自分が右捕盗庁に行きますと言いました。「いっそ皆で罰を受けます。」とイ・ウォネが言うと皆はファンボ・ユンに跪きました。ファンボ・ユンは自分が責任を取ると辞職を覚悟しました。ファンボ・ユンは「民を守るとうい誇りがあったから続けてこられたが・・・これもひとつの結果だ。この一件は私の名に懸けて責めを負う」と言いました。ペク・チュワンは全員が辞職を申し出れば取引できるとイ・ウォネたちに言いました。

右捕盗庁の役所。
「すべては私の至らなさで起きたこと。どうかご成敗ください。」
チェオクは自分の腕を折ってくれと従事官のチョ・チオに涙を流しました。
「お斬りください。」
チェオクは震えながら言いました。
「まことにその腕を差し出すか。」
「はい。左様にございます。」
チェオクは目を閉じると腕をチョ・チオに差し出しました。チョ・チオは剣を抜きチェオクを斬ろうとしました。
「何をする!」
ファオンボ・ユンはチョ・チオは引き止めました。
「従事官が剣をそのように扱ってよいのか!」
「早く腕をお斬りください。旦那様(ナウリ、ご主人様)はあの場におりませんでした。罰は私が受けます。」
チェオクは泣きました。
「茶母を斬ったら剣の錆。何をすればいいか言ってくれ。やめろというなら職を退こう。」
ユンはチョ・チオに言いました。チョ・チオはチェオクの腕を斬ろうとしましたがユンは剣を抜きチョ・チオの剣を受け止めました。チェオクの腕から血が流れましたがかすり傷で腕は繋がっていました。チョ・チオは「今度私に逆らえばその首ないと思え」とチェオクに言いました。


夜。桜が舞い散る木の下でユンはチェオクの傷の手当をしました。
痛むか。
少し・・・。
私も痛む。そちは部下よりも前に私にとって妹同然。もう二度と私を苦しめるな。」
「私は七つのときから今日まであなた様にお仕えしてまいりました。あなた様のためならこの命を捧げます。ですが足かせにはなりたくありません。初めてお仕えしてかれ十五年。歩まれた苦難は誰よりも存じているつもりです。私のせいであなた様の夢が阻まれるのは死んでも見たくありません。」
「そちを犠牲にしてまで夢を叶えようとは思わぬ。」
ユンはチェオクの頬の涙を親指でぬぐいました。

(ねんごろな場面なので歌が流れる)

チェオクとユンは二人で夜桜の下を歩きました。


チョ・セウクはファンボ・ユンに精巧な偽金が出ていると言いました。ファンボ・ユンはペク・チュワンとイ・ウォネとチェオクにそれぞれの道(ド)の偽金(にせがね)を調べるように命じました。

チェオクを好いている両班のボンクラ男ピョンテクはチェオクに挨拶に来ましたが、チェオクはいませんでした。父のアン録事(ノクサ、書記官)はボンクラ息子に科挙を受けるよう言いましたがピョンテクはチェオクと一緒になるために武官になると言い張りました。アンは何度もピョンテクの頭を小突いて飯はやらんぞと怒りました。


チェオクは男の身なりをして偽金を調べていました。チェオクが船に乗ると病気の子供を背負った民が船に乗せてくれと言いました。船頭はどなたか譲ってくれと言うと病気の子供の母は泣いて頼み込みました。チェオクは船を降りてかわってやりました。チャン・ソンベクとスミョンも船を降りました。チェオクはソンベクを見ました。そこに両班の男が空いた席に座ってしまい、ワシも急ぎの用があると威張りました。チェオクは船に飛び乗ると「お立ちください。身分の違いを語る前に人としてのまことを尽くすべき」と言うとソンベクは「およしなさい」と剣を抜いたチェオクを止めました。そこは先刻子供が小便を漏らした場所ですと言い船を踏むと立ち上がった男は川に落ちました。
「なんと勇ましい男。」
スミョンはソンベクに言うと「あれは男ではない。男装した女だ」と言いました。


ファンボ・ユンが上半身裸で剣の稽古をしているとチェオクは物陰からその勇ましい様子を見つめていました。ファンボ・ユンはチェオクがこっそり置いた手ぬぐいを見つけました。そこにイ・ウォネとぺク・チュワンが来て調査内容を報告しました。

チェオクは偽金を掴まされたという飲み屋の店主が営む屋台で偽金を手にするかわりに飲食をしていると、荷物を奪われました。

チェオクの剣1話の感想(レビュー)

ああ!久しぶり!「痛むか?私も痛む(笑)」やっぱり面白いですこのドラマ。随分と前に一度見ただけでイ・サン役のイ・ソジンやイ・ウォネを演じていて「奇皇后」でチェ・ムソンを演じていた優男クォン・オジュンの若い頃が観られるのですね。禁断の愛の行方が楽しみなドラマです。dvdも安いのでおすすめですよ!

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