屋根部屋のプリンス16話
16話あらすじ 作戦!偽物のテヨン
世子は本物のヨン・テヨンの振りをして病床から起き上がりました。ヨン会長は気を失いました。
「僕は・・・何でここに?ああ・・・頭が痛い・・・・・・。」
パク・ハは世子と従者が朝鮮時代に戻ったと思い泣きました。
ピョ・テクス専務は世子に徹底してテヨンの振りをして口調を改め従者に隠れるよう命じました。世子は一度本物のテヨンに会いたいとピョ・テクスがテヨンを隠した病院に行きました。
「ヨン・テヨン。私の生まれ変わりながらなにゆえ臥せっておる。まるで己が死を見ているようで胸が憂く。そなたが戻るべき場所に戻るまで私がお前を守ろう。ゆえに力を尽くせ。目を覚ますのだ。」
テヨンのふりをした世子はテムに明るく振舞いました。世子は会社に興味がないよとテヨンの病前の思想も真似をしました。テムはたじたじとしました。
パク・ハがピョ常務に世子がいないと言うと、常務は本物のテヨンが表れて四人が消えたと嘘をつきました。世子はパク・ハを知らないふりをして前を通り過ぎました。世子は慌ててパク・ハを見に行きました。
テムは勝手に屋根部屋に入り四人の足跡を探していました。パク・ハは驚き帰るように言いました。
夜になりテムはセナにこれからも会長とよい関係を保つよう指示しました。セナはチャン会長に嘘をついたことをテムに指示されてやったことだといい本物のインジュの居場所は知らないと嘘をつきました。
パク・ハは世子が指輪を落としテヨンを演じていると知り世子を呼び寄せました。世子は会いたかったとパク・ハを抱きしめ口づけをしました。
「信じてくれてありがとう。」
「あんぽんたん。」
テムの部屋に怪しげな小包が届きました。箱にはテムとテヨンの写真が入っていました。テムは包みを隠し動揺しながら世子と会いました。世子とテムは祖母のヨン会長に昼食に招かれました。テムは慌てるも叔母が写真と書かれた小包を開けると子犬の写真が入っていました。
世子とヨン会長と叔母とテムは昼食を食べました。
起こったテムは屋根部屋を荒らしました。パク・ハは悲鳴を上げました。
「隠れてないでさっさと出てこいと奴に伝えとけー!」
「きゃ~っ。」
隣のビルからその様子を見ている世子は憤りました。テムは屋上の植木や物を壊して立ち去りました。
テムはパク・ハの後を尾行しました。パク・ハが地下鉄に乗るとテムも新聞で顔を隠して乗り込みました。パク・ハはドアが閉まる前に地下鉄を降りると向かいのホームに世子がいました。
世子はパク・ハと会い破れた写真を一緒に見ました。
「以前は男に劣らぬ怪力に見えたが今はかよわいおなごに見えて案じられない。」
「心配しないで自分の心配をしてよ。」
パク・ハはマノクに写真のことを話しました。マノクはうまくいけば母親が見つかるんじゃないかと言いました。
パク・ハはテムに母の居場所を尋ねましたがテムは世子の居場所を先に言えと拒絶しました。
テムはパク・ハのもうひとつの家族写真に火をつけ燃やしてしまいました。その様子をセナは見守っていました。
パク・ハはチャン会長に会い母を探しているけどマノクが寂しがるのでやめるべきかと言いました。
チャン会長はマノクに会いセナを香港に連れていきたいと言いマノクに謝りました。
「あんたの娘でしょ。もとに戻るだけじゃないの。それがセナのためになるなら。ところでセナは何て?」
「まだ聞いてないわ。マノクさんの許可が先でしょ?」
チャン会長は夫に電話し娘を香港に連れて帰ると言いました。セナは盗み聞きをしてパク・ハが娘とチャン会長が知っているとテムに教えました。それを聞いたテムは悪知恵を働かせセナに指示ました。
パク・ハは父が破った家族写真を見つめていました。テムはパク・ハに母と会えるから来るように言いました。パク・ハはテムの車に乗りました。テムは車を止めるとパク・ハの口を押えて失神させました。
世子はテムが撮影したニューヨークのパブにパク・ハがウェイトレスをしている写真を見つけました。
テムはパク・ハの荷物からスマートフォンを奪うと気を失っているパク・ハの写真を撮影して世子に送りつけました。メールを見た世子は驚き立ち上がりパク・ハのスマートフォンに電話をかけました。
「パク・ハに指一本でも触れたら命はないからな。」
「黙ってろ。命令は俺がする。冷凍車の中にいるパク・ハがどんどん凍っていっちまうぞ。」
「私が貴様をあの世に送ってやる。断じて許さんからな。」
「写真を送って悪ふざけをしたお前が悪いんだからな。あの写真が入ったスマホを持ってこい。」
テムはパク・ハのいるトラックの荷台の鍵をかけました。目が覚めたパク・ハはパニックになりました。
感想
テムはわるいやつだー。ということですね。世子は朝鮮時代のように「命はないぞ」と勝手にふるまっても犯罪者になるだけですwもう数回で終わりなのかもしれませんが、なんだかもどかしいです。テムとセナが意地悪すぎて見ていることしかできない視聴者はもどかしい気分にさせられます。早く終わってスッキリしたい!