屋根部屋のプリンス14話
14話あらすじ 破綻!暴かれた嘘
セナはパク・ハにおばあさん(ヨン会長)に航空券を渡せと頼まれた、パク・ハが嫌だったと世子に嘘をつきました。セナはすぐに会長に泣きつくと、会長はよくやった、私のせいにして知らないふりをするようにセナに指示しました。
テムは地下の駐車場にセナを呼び出しました。その様子を世子は車の中で見張っていました。テムはセナを抱き寄せ用意したマンションに住むよう命じました。
「俺は君のすべてを受け入れられよう。君を愛しているのはこの俺だけだ。」
セナはテムのしつこさに嫌気がさしていました。テムはセナを攻撃的な目で睨みました。
(愛してるのになんでセナに攻撃心を抱いているのか意味不明w)
セナは母のマノクのところに行き「お母さん、セナはどこ?」と言いました。世子はその様子を影から見てセナが妹はいないと言っていたので動揺しました。
「私はどうすべきか。このまま進むべきだろうか。道を誤れば命取りになるやもしれぬ。私は世子としてどうすべきなのだろうか。」
世子は悩んだ末にセナを高級喫茶店に呼びました。
「これから先私に一言でも嘘をついたら決して許しません。」
嘘つきみたいに言われて心外だとセナは帰ろうとしましたが世子は引き止めました。
「あなたは・・・ヨン・テムと交際しながら彼との関係をずっと私に隠していた。あなたはパク・ハと姉妹なのに妹はいないと嘘をついていた。自分が何をしたかわかるか!人としてあるまじき間違った行動をとった。許されると思うのか!嘘に嘘を重ねて言い逃れをするのか!あなたが私に言った言葉に、一つでも真実はあったのか?私が捜していたのはあなたのような嘘つきではない。あなたとは結婚できない。どうぞ帰ってください。さっさとここから出ていけ!」
屋根部屋に帰った世子はセナとは結婚しないと従者たちに言い謝りました。
「世子様がパク・ハ姉さんを好いたせいだ。おなごのために大義を捨てるとは。」
ト・チサンは言いました。
「世子様はあまりに無責任すぎる。」
ウ・ヨンスルはつぶやきました。
「世子様がいらっしゃらなければウ翊賛(イクチャン)はとっくに処刑されていたぞ。ト内官は盲腸の手術も受けられずにあの世に行っていただろう。お二人が破談になったことはパク・ハさんに伝えなければ。」
マンボは言うと従者たちはパク・ハに会いに行きました。
夜。
従者たちはパク・ハにオムライスを作るように頼みました。パク・ハがオムライスを作ると従者たちは結婚話の破談を知らせました。パク・ハは出かけようとしましたがマンボは大好きなオムライスを一粒ずつ大事に噛みしめていました。パク・ハは従者たちを置いて先に行きました。パク・ハが行ってしまうとマンボは「腹が減って死にそうだ。そなたたちは気が利かぬ」とオムライスを一気に食べました。
世子とパク・ハは二人きりで会いました。世子を責めるパク・ハを世子は抱きしめました。
「もはやどうすることもできぬのだ。すまぬ。二度とそなたに苦しい思いをさせない。すまなかった。」
二人はいつまでも抱き合っていました。
テムはマンションでセナを待っていました。テムはセナを抱きしめました。
「俺たちはお互いがすべてだ。二人で支えあって幸せになろう。」
「これからはテムさんに従うわ。私なんでも言う通りにするわ。私がチャン会長の娘のふりをする。それからパク・ハを消してヨン・テヨンも一緒に消すわ。」
「もうすぐ消せるよ。」
次の日。
世子はセナに自分が心変わりして至らなかったせいだと破談の事態を収集すると言いヨン会長に会いました。ヨン会長はテヨンを代表理事に就けるようテムに命令しました。
テムの父は息子にチャン会長を味方につけなければ私たちが実権を握れないと言いました。するとテムは父にセナがチャン会長の娘だと嘘をつきました。父ドンマンはセナを気品があるとおだてました。テムはセナにパク・ハの髪を盗んでくるように言いました。
パク・ハは従者の手伝いで屋根部屋に戻ってきました。
世子は会社に従者たちを呼ぶと現代の嬪宮はひどい人間だったので怪しいヨン・テムを調べるよう命じました。
従者たちは三人で話し合いました。
「こちらの嬪宮様は悪行を働くお方であったとは。でも噂は誠だったか。嬪宮様はかなり性悪だという噂が内官や女官の間で流行っていたのだ。実はお妃候補に嬪宮様の妹君が選ばれていたのだが実は顔にやけどを負わせて自らが嬪宮の座についたとそのような話だ。」
チサンは言いました。
「そんな人の道に外れたことができるか。出鱈目だ。」
ウ・ヨンスルは言いました。マンボも信じられないと言いました。
世子は鎮安(チナン)への春の旅行企画のプレゼンテーションを行いました。会長は手を叩いて「ピョ常務。いい教育をしたわね」と世子の成長をほめました。(本物のテヨンがシカゴで療養していることを知っている)テムは世子に「ふざけてられるのも今のうちだ。がんばれよ」と言いました。
夜。セナはマノクの家に帰ると「久々に家族と出かけようか」とパク・ハを誘うように母に言いました。
「これでよかったの。お母さんを呼べない婚約パーティなんてごめんだもの。パク・ハにも電話して。パク・ハも家族でしょ。」
パク・ハとセナとマノクは韓国料理店で食事をしました。マノクは豚肉に葉っぱを巻いてセナに食べさせてあげました。
「今日は女同士でサウナに行こう。」
セナはサウナ(韓国サウナ)に二人を連れていくとパク・ハに櫛を渡してシッケを買うようにパク・ハに命じました。その間にセナは櫛についたパク・ハの髪を盗みました。セナはパク・ハに子供のころの思い出を聞き出しました。
チャン会長(パク・ハの実母)はマノクに会いました。チャン会長はコーヒーを飲んでると紙コップを落としてふらつきました。マノクはパク・ハのいる屋根部屋にチャン会長を連れてきて面倒を見るように言いました。夜になりパク・ハはチャン会長と世子と従者たちに海鮮鍋を作りました。
「は~い。チサン君、マンボ君にはおっきいの(貝)をあげるね~。」
「そんなに盛ると私の分がないではないか。」
世子は怒ると皆は笑いました。
チャン会長はセナに株を譲る文書に署名しました。テムはチャン会長の部屋に来て娘のインジュを見つけたと言いカフェで待ってるセナを示しました。チャン会長は会社の執務室に戻り「セナ、あなたは私の娘よ。だけど捜してるのはあなたじゃない。一体何のつもり?どうしてあたしを騙すの?」と心でつぶやきました。
(えっ・・・どーゆーこと?!)
屋根部屋の屋上。パク・ハは足でたらいの中を踏みをして選択をしていました。世子はパク・ハにアイスクリームを食べさせてあげました。世子はどうしてセナが姉ということを黙っていたのか尋ねると、お姉ちゃんが嫌がってたからだとパク・ハは答えました。パク・ハは世子を誘い一緒に仲良く洗濯を楽しみました。
チャン会長は高級中華料理店に行きテムとセナに会いました。
「会いたかったわ。インジュ。」
チャン会長はセナを軽く抱き寄せて微笑みました。
「幼い頃の記憶はまったくないの?」
「九歳のときに交通事故になって・・・。それで養子になってアメリカに行きました。」
セナはパク・ハの素性を話しました。
「それで記憶は戻ったのか?」
世子はパク・ハに言いました。パク・ハはあまり記憶がないと言いました。
「父が練炭を買えなくて私をおなかに乗せてたって。」
「セナ。どうしてあなたがそれを知ってるの?」
チャン会長は心の中で思いました。
世子は嬪宮の妹プヨンのことを思い出してパク・ハがプヨン(芙蓉)の生まれ変わりであることに気が付きました。
感想
いったいどーなってるの~。また新たな謎が増えました!世子は朝鮮時代での嬪宮の悪行に気づくのはいったいいつなのでしょうか!?続きが楽しみです。