屋根部屋のプリンス3話
3話 再会 現代の嬪宮(ピングン)
2話が録画できてなかった!ショーック。
殺されたテヨンと同じ顔の世子は韓国の家にいました。
殺したはずのテヨンが目の前にいるのでテムは驚きました。
「よいか老婦人。人違いである。かようなことを申すな。」
世子はテヨンの祖母ヨ会長に無礼者!と言って払いのけました。
世子がウ翊賛(イクチャン)を呼ぶとウ翊賛(イクチャン)は取っ組み合ってる世子と従兄のテムを突き放しました。
「ぶれいものーーー!」
祖母とテムはポカンとしました。
「緑色だ。ただちに進まぬかー。」
引っ越し業者となった世子は運転しているパク・ハに命じました。
テヨンの祖母ソルヒは今すぐ引っ越し業者となったテヨンを呼び戻すようにセナに命じました。
パク・ハは現代の服をテヨンのお供に配りました。
「そういたそう。」
「これでよい。」
部下たちは服を着ました。
「おーい。お偉いさん。選ばないの?」
「よかろう。そういうなら・・・。」
「一人くらいジャージでもいいよね。」
パク・ハは世子にはジャージのままでいるように言いました。
パク・ハはビルのトイレで着替えるように世子たちに言いました。
「嘆かわしい。何故厠で着替えねばならぬ。して厠とはどこだ。」
世子はお供の三人に言いました。
「自ら開き閉まるとは・・・世子様。四方が塞がれておられます。こちらで着替えるのはよかろうと。」
世子たちはエレベーターに乗りました。エレベーターが三階に行き扉が開くとそこは女性のダンス教室でした。女性たちは裸の世子たちを見て悲鳴を上げました。エレベーターがまだ別の階で止まると女子高生たちに「変態!」と言われ写真を撮られました。
「こやつ。今になって現れおって!」
世子はパク・ハを叱りました。
パク・ハは世子に掃除をしたら昌徳宮に連れていってあげるというと世子は掃除を始めました。
「世子様。なりませぬ。お返しください。私がいたしますので。」
「世子様。何故私を罰するのです。」
「世子様。怠けずに頑張りますから。」
従者たちは世子が掃除を始めたのでたいへん驚きました。
「そちたちは何故私を止めるのだ。」
世子はビルのテナントの掃除をしました。
「あ!」
世子が言うと従者たちが世子に集まりました。
「世子様。お指から血が止まりません。お指を高く!できるだけ高く!」
従者たちは世子の周りに集まり騒ぎ立てました。
パク・ハは「薬局に行ってくるから傷口を押さえていて」と言いテナントを出ました。
世子は指を上に上げたままパク・ハを待っていました。
テムはパク・ハに家を荒らした弁償は不要だと言いました。テムはパク・ハに世子は何者か尋ねるとパク・ハは自分の作業員だと言いました。
パク・ハを待つ世子の前を嬪宮とそっくりなホン・セナが通り過ぎて行きました。セナはパク・ハにジャージを着た男性の居所を尋ねましたがパク・ハは知らないと言いました。パク・ハは絆創膏を世子の指に巻きました。
パク・ハは夜、自宅に世子と侍従を連れて帰りハングル文字を教えました。
「カ キャ コ ク キュ・・・」
「ノ ニョ ヌ ニュ ニ・・・」
世子が元宮殿の嬪宮と歩いた公園を歩いているとドラマの撮影が行われていました。世子は嬪宮を思い出して涙を流しました。コーヒーを持ってきたパク・ハは世子が涙を流していることに気が付きじっと見つめていました。
「ほら。飲んで。」
「あっ。これは何なのだ。」
「コーヒーよ。」
「何故苦い。涙が出るほど苦い。ただちに下げよ。」
世子はパク・ハに言いました。パク・ハの携帯が鳴り仕事が入りました。
パク・ハは電車の中で世子に丁寧語を教えていました。
「黙らぬか。」
世子はいつも命令口調でした。パク・ハは世子に泣いていた理由を尋ねました。
「決して臣下たちに申すでないぞ。」
「今後ほかの人と話すときは丁寧に話すこと。こっちに来る女の人がいるでしょ?ゆで卵とサイダーをくださいというのよ。」
「命知らずにもほどがある。」
「臣下たちに言うわよ。」
「そこの者!・・・・・・サイダーをくださーい。・・・いくらですか?」
世子は車内販売の女性に食べ物を注文しました。
「いつの日か必ずやあの口を罰してやる。」
世子は心で思いました。
パク・ハはいちご農家の家に行きイチゴの仕入れを行いました。
世子はイチゴハウスでイチゴを摘むことに抵抗しました。
「決してイチゴは摘み取らぬ。」
「イチゴを摘み取らないと屋根部屋から追い出すからね!」
パク・ハはイチゴを食べながらイチゴを収穫しました。
「まったく10粒だけ採って逃げるなんて。ほんと憎ったらしいのだから。」
世子は田舎町を散歩していると看板が落ちました。
「違うぞ。私は落としてはおらぬ。私はほんとうに・・・落としては・・・イマセン。カッテニオチタノデス。」
世子はかわりに看板を書きました。老人たちは世子の見事な筆さばきにたいへん関心しました。
「いやはや実に達筆じゃなぁ。」
「老人亭」と世子は木の看板に書きました。
世子はイチゴハウスに戻りイチゴアイスはあっぱれな味だなと言いました。仕事を放りだした世子にパク・ハは怒り世子が買ってきたイチゴアイスを振り落としました。そこに老人たちがあらわれてイチゴの摘み取りを手伝い始めました。世子は落ちたアイスの袋を拾うとイチゴアイスを食べました。
世子は遊園地に行き綿菓子を「あっぱれな味だ」と言いながら食べました。パク・ハは大根ちゃんの人形がほしくてクレーンゲームに挑戦しました。
「釣りのようなものか?」
世子はパク・ハに言いました。
「私がしてみせよう。」
「私にやらせてくださいって丁寧に頼みなさい。」
「私にやらせて・・・ください。」
パク・ハはお金を世子に渡しました。世子はパク・ハの言う位置でクレーンを留めると大根ちゃんの人形が取れました。世子とパク・ハはとても喜びました。
「今日私がいなければ難儀であっただろう。」
世子はパク・ハに言いました。
パク・ハは世子をだまして声が変わるガスを吸わせると世子の声が変わりました。パク・ハは大笑いしました。
疲れたパク・ハは電車の中で世子にもたれかかりました。世子は人差し指でパク・ハの頭をもとに戻すと再びパク・ハがもたれてきました。
「あっ・・・あっ・・・・・・。」
世子は迷惑な気持ちと嬉しい気持ちが混在していました。
パク・ハはセナの母マノクに「残金です」とお金を渡しました。マノクは世子をセナの会社に連れてくるように頼みました。セナは席を外したパク・ハの袋を見ると、しばらくしてその場を立ち去りました。
テヨンの祖母、ソルヒは世子が会社に来ると知り会社に出社しました。テムはその話を聴いてホン・セナに会いました。
「ホン秘書。やつがくるのか?」
「今日は赤いジャージじゃなくて全身デニム(に黒のムートンブーツ)らしいわ。」
パク・ハは世子にヨ会長に会うように言いました。
ヨ会長は世子に名前を尋ねました。
「イ・ガクです。ピングンを探しています。」
「あーはははは。世子様ー。」
テムの父ヨン・ドンマンは笑いました。
世子は王宮のことは言ってはならないというパク・ハのことを思い出して言葉を慎みました。
「これはなんという飲み物ですか?」
「これはヨーグルトです。」
ヨン・ドンマンは笑うとソルヒは落胆しました。
「あなたが誰でも構わない。私の孫になってくれないかしら。」
ヨ会長は涙を流しました。
テムは「お車代」を世子に渡そうとしましたが世子は「気遣いは無用。これ(乳酸菌飲料)で十分です」と言い会社を後にしました。
世子はファッションショーを見ると水着を着た女性に見入ってしまいました。そこで嬪宮とそっくりなホン・セナを見かけると・・・
「嬪宮!」
と大きな声でホン・セナを抱きしめました。
「きゃあっ!」
水着の女性たちは逃げだしホン・セナは世子の頬を打ちました。世子は警備員に連れ出されました。
「嬪宮。ピングン。離さぬか。私の顔を観よ。嬪宮!」
感想
あらすじを書くのは非常に困難ですがバカらしくてとても面白いです。日本語題名の「皇太子」は思いっきり間違いですね。皇太子は中国と日本や元にしかいませんでしたから、正確には王子や世子、ですね。