朱蒙(チュモン)68話
あらすじ
朱蒙(チュモン)は金蛙(クムワ)王に殺された実母柳花(ユファ)のことを想っていました。ユファはチュモンに扶余のことも義父のことも母のことも忘れ大業に専念することが孝行であると生前チュモンに言いました。チュモンは膝をつきうなだれて悔しそうに泣きました。召西奴(ソソノ)は川辺で座り込むチュモンを見つめていました。
摩離(マリ)やチェサ、プブンノそして新たに加わった仲間プウィヨムは沸流(ピリュ)川の流域でイエソヤとユリの亡骸を探しましたがユリの靴しかありませんでした。マリとヒョッポとオイは扶余に行って敵を討ってやろうと言うとチェサは感情的になっていると反対しました。マリとヒョッポとオイが逆切れして腹を立てるとチェサ、ムゴル、ムッコはオイたちを憎みました。プウィムは六人が争えば兵士の士気は地に落ちてしまうと叱りました。
クムワ王はユファに王妃としての葬儀を始祖山で行うと決めました。すると王妃はユファを憎みクムワ王の寝所の前で暴れ火病で気を失いました。
ヨンポ王子は扉を閉ざすクムワ王の部屋に入りました。
サヨンはチョルボンの事態は深刻だと言いました。
六人はチュモンにユファの葬儀の情報を教えユリの靴を渡しました。朱蒙(チュモン)は一人になりたいと皆を下がらせました。部屋で一人になったチュモンは声を上げずに泣きました。
朱蒙(チュモン)は黙ってオイを連れ始祖山に行きました。
始祖山。
金蛙(クムワ)王は何日も食事を摂らずに柳花(ユファ)の棺の前に座っていました。クムワはソンジュに幕舎の警護の兵を下がらせてチュモンを迎えるように命じました。
夜。チュモンと烏伊(オイ)は覆面をしてクムワの幕舎に侵入しました。チュモンはクムワ王に母を返してほしいと言いました。
「ユファを私から離すことはできぬ。」
チュモンはユファを返してくれたら扶余を攻撃しないと言いました。クムワ王はチュモンにユファに挨拶をして帰るように言いました。
「家族全員を失った私は死を恐れるとお思いか。母を連れて帰ります。」
「絶対にお前には渡せない。ユファを連れて行きたいなら私を殺してからにしろ。そうすればお前も死ぬことになる。ここですべて終わりにして本当にいいのか。早くユファに別れの挨拶をしろ。そして立ち去るがよい。」
クムワ王はチュモンを脅迫しました。チュモンはユファに拝礼し涙を流して立ち去りました。
翌日。ユファは荼毘にふされました。
幕舎にいるチュモンをソソノは慰めました。チュモンは家族を死なせた自分がチョルボンの大将でいられようかと落ち込んでいました。ソソノは密偵から得た情報ではユファとソヤは扶余との会談の場でチュモンの暗殺の危機を知らせようとしたのだと言いました。翌朝桂婁の宮殿に戻ったチュモンは天地の神に祈りを捧げました。祭儀の最中に鷹が舞い降り巫女のソリョンは足に括りつけられていた文をチュモンに渡しました。
チュモンがある場所に行くと始祖山の巫女ピグムソンが待っていました。ピグムソンは神器の主となる資格を得たので最後の神器を渡したいと言いました。チュモンが箱を開けると古びた青銅の鎧が入っていました。
「この鎧が神器なのですか?」
「その薄金の鎧はかつて古朝鮮の大王たちが身に着けていたものです。木の櫃の中をご覧ください。その秘蔵所には古朝鮮の鉄騎軍の秘密が書かれています。もうひとつの神器は大将が自ら鉄騎軍の秘密を解き明かし探さねばなりません。」
チュモンは鎧と本を手に入れました。
チュモンはモパルモたちに神器の鎧を見せました。モパルモは薄金の軽い鎧なら奇襲攻撃を仕掛けられると感動しました。サヨンはこの鎧は皆の分がなければ役に立たないと言いました。モパルモは秘密の本をおそるおそる読みました。
ヨンポは帯素(テソ)王子が全権を手に入れ父王の摂政となることを警戒し先手を打ちに玄菟(ヒョント)城のファン大人に会いに行きました。
イエソヤとユリは何度も玄莬から逃げようとするたびに兵士に捕まりました。ファン大人は今度逃げたら息子を殺すと脅しました。玄莬に来たヨンポ王子は武力で権力を奪いたいとファン大人に協力を求めました。
夜。サヨンは秘伝の書の暗号の解読に成功したとモパルモに言いました。モパルモは泣いて喜び鎧を作りました。翌朝、矢を跳ね付ける見事な鎧ができました。チュモンは鎧を量産して鉄騎軍を作るよう命じました。
始祖山。
金蛙(クムワ)王は何日も食事を摂らずに柳花(ユファ)の棺の前に座っていました。クムワはソンジュに幕舎の警護の兵を下がらせてチュモンを迎えるように命じました。
夜。チュモンと烏伊(オイ)は覆面をしてクムワの幕舎に侵入しました。チュモンはクムワ王に母を返してほしいと言いました。
「ユファを私から離すことはできぬ。」
チュモンはユファを返してくれたら扶余を攻撃しないと言いました。クムワ王はチュモンにユファに挨拶をして帰るように言いました。
「家族全員を失った私は死を恐れるとお思いか。母を連れて帰ります。」
「絶対にお前には渡せない。ユファを連れて行きたいなら私を殺してからにしろ。そうすればお前も死ぬことになる。ここですべて終わりにして本当にいいのか。早くユファに別れの挨拶をしろ。そして立ち去るがよい。」
クムワ王はチュモンを脅迫しました。チュモンはユファに拝礼し涙を流して立ち去りました。
翌日。ユファは荼毘にふされました。
幕舎にいるチュモンをソソノは慰めました。チュモンは家族を死なせた自分がチョルボンの大将でいられようかと落ち込んでいました。ソソノは密偵から得た情報ではユファとソヤは扶余との会談の場でチュモンの暗殺の危機を知らせようとしたのだと言いました。翌朝桂婁の宮殿に戻ったチュモンは天地の神に祈りを捧げました。祭儀の最中に鷹が舞い降り巫女のソリョンは足に括りつけられていた文をチュモンに渡しました。
チュモンがある場所に行くと始祖山の巫女ピグムソンが待っていました。ピグムソンは神器の主となる資格を得たので最後の神器を渡したいと言いました。チュモンが箱を開けると古びた青銅の鎧が入っていました。
「この鎧が神器なのですか?」
「その薄金の鎧はかつて古朝鮮の大王たちが身に着けていたものです。木の櫃の中をご覧ください。その秘蔵所には古朝鮮の鉄騎軍の秘密が書かれています。もうひとつの神器は大将が自ら鉄騎軍の秘密を解き明かし探さねばなりません。」
チュモンは鎧と本を手に入れました。
チュモンはモパルモたちに神器の鎧を見せました。モパルモは薄金の軽い鎧なら奇襲攻撃を仕掛けられると感動しました。サヨンはこの鎧は皆の分がなければ役に立たないと言いました。モパルモは秘密の本をおそるおそる読みました。
ヨンポは帯素(テソ)王子が全権を手に入れ父王の摂政となることを警戒し先手を打ちに玄菟(ヒョント)城のファン大人に会いに行きました。
イエソヤとユリは何度も玄莬から逃げようとするたびに兵士に捕まりました。ファン大人は今度逃げたら息子を殺すと脅しました。玄莬に来たヨンポ王子は武力で権力を奪いたいとファン大人に協力を求めました。
夜。サヨンは秘伝の書の暗号の解読に成功したとモパルモに言いました。モパルモは泣いて喜び鎧を作りました。翌朝、矢を跳ね付ける見事な鎧ができました。チュモンは鎧を量産して鉄騎軍を作るよう命じました。
感想
ユファはかわいそうな人ですね。たいした感想はないのですがwイエソヤはチュモンに会えるのでしょうか?会えたらいいのにね。めちゃくちゃなストーリーで感情移入はできませんが、せっかく有名そうなドラマなので最後まで見たいと思います。