屋根部屋のプリンス17話
17話あらすじ 因縁!現世の繋がり
世子はウ・ヨンスルに別の車を用意させテムと世子が別人と思わせるため車を乗り換えました。
チャン会長はセナに「私があなた(長女)の実の母親なの」と告げ涙を流しました。
パク・ハは冷蔵トラックの荷台にテムに閉じ込められて泣いていました。
「セナ。もうお母さんと呼んでいいのよ。私があなたを呼んですぐにマノクさんに託したのよ。ごめんなさい。」
チャン会長はセナに言いました。
セナはテムに電話しました。
「君の望み通りにしたよ。」
「私の勘違いだったの。ひとまずパク・ハを解放して。」
「わかった。いったん切るぞ。」
世子はテムの待つ公園に着きました。
「パク・ハはどこにいる?」
「携帯を渡すのが先だ。」
世子はスマートフォンを渡しました。
「死ぬほど後悔させてやる。」
「なんだその言い草は。詐欺師の分際で。それを拾え。俺の前で頭を下げてそれを拾え。パク・ハが心配なんだろう?」
世子はテムの手下から暴行を受けました。
「人をなめるからだ。」
世子を助けにウ・ヨンスルが男たちと戦いました。ウ・ヨンスルは次々と男たちを倒すとテムは逃げました。
世子はパク・ハを探しに行きました。
「セナ。私たち香港でやり直しましょう。」
チャン会長はセナに言いました。
世子はトラックを見つけてパク・ハを助け出しました。パク・ハは寒さで凍えていました。
「パク・ハ。」
「うえ~ん。」
「パク・ハ。すまない。私のせいだ。」
パク・ハは泣きました。
ヨンスルとチサンとマンボは家の前で世子を待っていました。
「パク・ハさん。」
世子が戻るとマンボは具合の悪いパク・ハに声をかけました。パク・ハは床に伏しました。
世子は一晩中パク・ハを介抱して朝になりました。
「私がオムライスを作る。」
世子はパク・ハに言いました。パク・ハは起き上がり自分がオムライスを作るというと、世子はパク・ハの口を唇でふさぎました。
世子は出来損ないのオムライスをパク・ハと自分に作りました。
「さあ。食べよう。」
「いつかヨン・テムは罰を受けるわ。」
パク・ハは家族写真を広告に出してほんとうの母親を探すことにしました。
セナはテムに自分はチャン会長の娘と報告しました。テムはセナの手を握り会社が自分のものになると喜びました。
パク・ハはチャン会長にクリーニングと新聞とジュースを届けました。チャン会長はセナが長女だけどインジュという次女は見つかってないと言いました。セナは慌ててマノクの家に戻るとパク・ハの家族写真を隠しました。
「お前は当たり前のように香港に行くっていうのね。」
マノクは自分をいとも簡単に捨てるセナに寂しそうにしました。
チャン会長はマノクの家に行きました。マノクはわかめスープを作りセナのことを話涙を流しました。チャン会長はセナはマノクさんの娘よ。いつでも会いに来てと言いました。
世子はテヨンが撮ったビアホールの写真をパク・ハに見せました。パク・ハはテヨンがスケッチを自分に届けるためにビアホールに預けたのだとわかりました。世子はテヨンを自滅させると誓いました。
テヨンの扮した世子はテムを誘い店に誘いました。
「紹介したい人がいるんだ。待ってね。」
世子が言うとパク・ハが来ました。
「テムさん。この人を知ってるの?」
「いや。」
テムはパク・ハを知らないふりをしました。
「彼女、見おぼえがあって。話してみたらニューヨークで出会ってたんですよ。」
「あの時、一緒にいましたよね。あたしが働いていた店にいましたよね?」
テムは動揺しました。
「テムさん。ひょっとして僕は彼女が好きだったのかな。ニューヨークで付き合うことになったかも。」
「そうかもな。」
「事故の記憶がまったくない。悔しい。」
テムはテヨンの部屋に勝手に入り何かを探していました。
夜の屋根部屋の屋上。
世子はパク・ハとセナが実の姉妹かもしれないと言いました。
次の朝。
世子はテヨンの振りをして祖母の足をもんであげました。叔母は仲良しの世子とヨン会長に嫉妬しました。
「こうしてテヨンと一緒に過ごしていたいのよ。」
「テヨンの部屋からノートパソコンを持ってこい。」
テムはセナに指示しました。
テムはテヨン(世子)を誘い出しました。
「一緒に飲むのは久しぶりだな。」
「そうだね。二年も眠ってたから。」
セナはテヨンの部屋に忍び込みました。セナはテヨンのノートパソコンを開くとテムとテヨンがニューヨークで撮影した写真がありました。セナはヨン会長に見つかりました。セナはノートパソコンを盗み出そうとしましたがもみ合いとなりヨン会長を階段から突き落としてしまいました。セナは会長を見捨てて逃げました。
セナはヨン会長が階段から落ちたとテムに話し怯えました。テムはしっかりしろとセナを励ましました。
世子がヨン会長の家に行くと祖母のヨン会長が血を流して倒れていました。
ヨン会長はセナに殺されて死にました。叔母は「お姉さま」と泣き叫びました。
テムは動揺しているセナに香港に行くように指示しました。
世子は亡くなった祖母に謝りました。
「すみませんおばあさま。」
叔母が世子を連れて実家に戻ると床にセナの持ち物が落ちていました。世子はノートパソコンが盗まれたことに気が付き怒りました。
パク・ハはチャン会長とセナを乗せて空港に送ってあげました。チャン会長はパク・ハに給料を私マノクを頼むと言いました。
パク・ハは帰ろうとしましたが世子の言葉を思い出しチャン会長が母かもしれないと思い空港に戻りました。パク・ハはチャン会長に写真を見せました。チャン会長は涙を流しました。
「あのう。ひとつお尋ねしたいことがあります。この写真をご存知ですか?」
「あなたが、インジュ。」
チャン会長はパク・ハを抱きしめました。パク・ハも涙を流しました。セナはその様子を見てしまいました。セナはチャン会長に「お元気で。あの子があなたが探していたインジュです。本当のことを言えなくてすみません。香港に行けません」とメールをしました。
テムはセナを呼びました。セナはバーできつい酒を飲んでいました。
「よくも私を葬儀場に来いと言えたわね。テムさんはおばあさまの葬儀を見て恐ろしくないの?」
セナが振り返ると世子がいました。そしてテムがバーに入ってきました。
「最低なやつめ!」
世子はテムを殴りました。
感想
あらー。おばあちゃんと世子様が仲良くしていると思ったら、そういうことだったのですね。死亡フラグってやつ。セナは悪い子ちゃんでちゅねー。テムは朝鮮時代に何者だったのでしょうか。ウ・ヨンスル君は強いですね!続きが気になります。