朱蒙(チュモン)50話あらすじネタバレ感想
チュモン第50話あらすじネタバレ感想
サヨンは朱蒙(チュモン)に扶余宮殿の隠し通路の地図を渡しました。
ヨミウルは本渓山にいるだろうとプドゥクプルは考え帯素(テソ)王子にチュモンはヨミウルを手に入れたことで数万の兵を得たに等しいと言いました。
ナロは柳花(ユファ)夫人の体調が悪いとテソ王子に報告しました。テソはユファ姫に死なれてはチュモンをおびき寄せられなくなるので医官長に治療を命じました。
金蛙(クムワ)王はユファ姫の寝所に行き寝たきりのユファ姫に会いました。
「そなたまで逝ってしまえば私はどう生きればよいのだ。頼むから元気になってくれ。」
クムワ王は一筋の涙を流すユファ姫に言いました。
チュモンはマリとヒョッポとオイとチェサ、ムゴル、ムッコを連れて隠し通路に行きました。
「ここが・・・入口です。」
ヒョッポは草むらをかきわけてチュモンたちに見せました。
「ご苦労だった。引き上げよう。」
ソソノはテソに扶余での商売の許しを得ました。
「私にはもう何も残っておりません。この商団だけしかありません。
「以前の傲慢さはどこへ行った。・・・・いいだろう。お前に商いを許可しよう。」
「この御恩。決して忘れません。」
ナロの手下はマリとヒョッポとオイを城下町で見かけ、ナロはテソに報告しました。テソはイエソヤとユファ姫をチュモンが助けに来る確信を持ちました。
チュモンたちは秘密通路に入り宮殿内に侵入しました。チュモンはチェサ、ムゴル、ムッコとともにユファ姫の救出を、マリとヒョッポとオイにイエソヤの救出を命じました。オイは剣を抜きかけましたがヒョッポはそれを止めました。
「戦っているうちに兵が押し寄せてくるぞ。」
チュモンたちは警備が厚く寝所に入れなかったので再び合流しました。
「我々の動きが悟られたのか?」
チュモンは神殿に行きました。
「警備兵になりすまし、見張っていてくれ。」
チュモンは国巫のマウリョンが寝ているところに剣を突き付けました。
「協力してくれればマウリョン巫女に危害は加えません。神殿の侍女を使って母上とイエソヤを呼んできてください。」
「ユファ様はいま、危篤状態にあられます。呼んでくることはできません。」
マリはイエソヤだけでも連れてくるようにマウリョンに言いました。チュモンたちは柱の陰に隠れてマウリョンに剣をちらつかせて脅迫しました。
ヤンソルランはイエソヤを神殿に連れていくことを許可しました。
イエソヤは神殿に入るとチュモンが現れました。チュモンはイエソヤを抱きました。
ヤンソルランはハフチョンを呼び神殿に行くよう命じました。
イエソヤは宮殿に残ってユファ姫のお世話をすると言いました。
「お母さまと私を救う道は大業を成し遂げるしかないのです。お母さまは私に任せて二度と扶余に戻ってきてはなりません。あなたに似た子を産んで元気に育てるつもりです。」
チュモンは短剣を二つに割りイエソヤに渡しました。
「生まれる子にこれを渡してくれ。再開するときの証となるだろう。」
ハフチョンは神殿に来ました。マウリョンはイエソヤの未来を霊視してチュモン王子を捕らえるためだとハフチョンを帰らせました。
チュモンは「無礼を働きお許しを」とマウリョンに謝りました。マウリョンは見なかったことにしましょうとチュモンに言いました。チュモンは宮殿から脱出して母の寝所にひれ伏しました。
テソ王子はヨンポ王子が扶余に戻ってくるという書簡を受け取りました。
ヨンチェヨンはソソノたちが得た利益をソンヤン大君長に献上するといいました。ソソノはヨンチェヨンに従いました。
「別に利益をささげたわけではありませんよ。一時預けただけです。いずれ卒本を手に入れたら利益は帰ってきます。」
サヨンはケピルに説明しました。
ソソノは再び妊娠しながら旅に出るといいました。
ヨンタバルは宮殿の場所と兵士を貸してくれるチャンチョン谷の部族を見つけたとソソノに言いました。
ヨンポ王子は扶余に帰りテソ王子と会いました。ヨンポ王子は漢の有力者チン・ジュンムン大人を伴っていました。ヨンポ王子は堂々とテソ王子の失策を自分が阻止して漢の身分の高い方々を自分で説得したといいました。チン・ジュンムンはテソにチュモンを捕らえて皇帝陛下の前に連れていけ、受けた被害と同等の品を揃え長安に送ってほしいと要求しました。
ヨンポ王子は王妃と再会しました。ヨンポは地面にひれ伏して母に挨拶しました。
「ずいぶん痩せましたね。こんなにやつれて。」
王妃は泣いて喜びました。
「テソと仲良くやっていくのですよ。」
「母上。もう以前のヨンポではありません。長安には私が一言かければ協力してくれる実力者が大勢います。反目するつもりはありませんが兄上にやられてばかりではありません。」
本渓山。ヨミウルはチャンチョン谷の部族を攻撃して谷を逡巡するヤンジョンを殺す絶好の機会だとチュモンに言いました。チュモンはタムル軍を率いて谷を目指しました。
感想
ユファ姫とイエソヤはなぜか無事という不思議ストーリー。テソ王子にも善良な心はまだ残っていてソソノに商売を認めたりしていますね。ヨミウルたちはまるで軍師様ですね。女性もそんな風に戦争で役に立っていたとしたらすごいですね・・・今の時代には考えられないことですが。古代は女性の社会的地位も高かったのかな?