朱蒙(チュモン)39話
あらすじネタバレ感想
成長した朱蒙は夜な夜な宮殿に忍び込み母の柳花(ユファ)姫と再会し抱き合いました。ユファ姫は涙を流して喜びました。
ナロは無断で柳花(ユファ)姫の部屋に入りチュモンがいないか探そうとしました。
「無礼者!お前に無礼を働かれるくらいなら今ここで死んだほうがマシです。さあ斬りなさい。」
「ご無礼いたしました。」
ナロは下がりました。
「お前たちが私を斬っても、私には斬ることはできない。」
朱蒙は宮殿の兵士に見つかりましたが、彼らに剣を向けることはありませんでした。
親衛隊は朱蒙に跪き忠誠を誓いました。
ユファ姫はチュモンが会いに来て帯素(テソ)王子に狙われていると金蛙(クムワ)王に言いました。
ケル(桂婁)国。
ヨンタバルは扶余から桂婁に到着し、ヨミウルと再会しました。ヨンタバルは引退し、召西奴(ソソノ)を桂婁の君長としました。
モパルモはソソノにチュモンは生きていることを教えました。
「チュモン王子様は生きておられます。」
ソソノは目に涙を浮かべてひとり泣きました。
(結婚早まりすぎちゃったもうどうしよう!?)
ヨミウルはソソノを慰めました。
「もうすれ違ってしまった縁を嘆いてもせんないことです。」
「なぜ私がこんなに苦しまねばならないのでしょうか。チュモン王子様とウテさんにひどいことをしてしまいました。どうすればいいですか。私はどうすれば。」
(大失敗!)
「すべて天地の神のおぼしめなのですよ。避けることも逆らうこともできない運命なのだとお思いなさい。」
ウテは悲しむソソノを見ていました。
ソソノは部屋に戻ってもぼーっとしていました。
(ウテとは別の部屋で寝ているようです。)
チュモンはクムワ王からの手紙を受け取りました。
クムワ王は御所会議を開き、チュモンを呼びました。チュモンは涙ぐみ王に跪きました。マリとヒョッポとオイもチュモンの後ろにいました。
「私チュモンはご命令いただいた任務を果たせず戻りました。漢との戦いで勝てなかった私の不忠をどうかお許しください。」
「お前の不忠は生きて戻ったことで許そう。」
プドゥクプルがテソ王子を見ると、テソは憎しみいっぱいの表情でした。
チュモンはファンベク族の族長の娘イエソヤを命の恩人としてユファ姫に紹介し、身寄りのないお嬢様を預かってほしいと言いました。ユファ姫はイェソヤに「元気を出して、いつかあなたを苦しめた者に罰を与えられるでしょう」と言いました。
「チュモンお前は殺されたと思われていた。テソに脅されて、ああするほかなかったのです。ソソノにしても苦しんだ末の決断でしょう。ソソノとお前にはできれば結ばれてほしかった。でもすれ違ってしまった縁です。忘れてあげなさい。」
召西奴(ソソノ)は腹を抑えて寝込みました。優台(ウテ)行首はサヨンを呼ぶとソソノは心痛で弱っていると言いました。
モパルモとムソンがソンヤンに拉致されました。
感想
なんということでしょう。チュモンがいない間にソソノはウテと夫婦の仲になってしまいました。いったいチュモンがいなくなってからどれだけの月日が経ったのでしょうね。ウテはソソノのことを結婚する前はどのように思っていて、結婚した後はどのように思っているのかよくわかりませんね。説明する場面もないし、深い恋慕の情というものがあるのかどうか。男性にとっては深い愛などなくても見た目が気に入った女性と結婚できるのが世の中の歴史的事実ですからどうでもいいですかね。