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「王と妃」 第90話 9年の歳月が流れ とあらすじネタバレ感想-韓国ドラマ

「王と妃」 第90話 9年の歳月が流れ とあらすじネタバレ感想

90話 9年の歳月が流れ あらすじネタバレ感想

王と妃、これから先は残った悪党同士、持て余した攻撃心を快感に変えるためにいがみあうことになるでしょうから、詳細なあらすじの解説は端宗の死をもって終わろうと思います。

世祖はハンセン病にかかったという噂が広まりました。
口の中もどこもかしこもかゆいそうです。

端宗が殺されたから9年が経ちました。孝寧大君は世祖の見舞いに行きました。譲寧大君は没になったようです。

シン・スクチュは四年間領議政を務め、息子のシン・ミョンも都承旨を務めました。

權擥はシン・スクチュこのように言って亡くなりました。友達であるはずのミョンフェは来ていません。
「最後まで殿下にお仕えできずに世を去るのが心もとない。何があろうとも上王殿下をお救いするべきだった。殿下が苦しんでおられるのはそのせいではないか。殿下は一時の怒りで上王殿下のお命を奪われたがあれは間違っていた。殿下は幼い甥を殺したという罪悪感に苦しまれている。殿下はハン・ミョンフェを信頼しておられない。ミョンフェは奸知に長けた策士だ。殿下は彼を遠ざけておられる。そなたと私、ミョンフェは兄弟より仲良い友人であったが信じるところは違っていた。そなたは学者の信念を曲げた代わりに殿下を助け多くの功績を残してきた。一方私は首陽大君様が王位につかれることを望んだだけで何の業績も残していない。ミョンフェは我々と違う。ミョンフェの野心は際限を知らぬ。世子様はまだご幼少であられる。殿下が天寿をまっとうされるなら問題だがもしものことがあれば・・・・・・。ミョンフェには注意せねばならない。殿下を守ってくれ。あのお方はこの上なく気の毒なお方であられる。」
スクチュはクォン・ラムのことを「チョンギョン(正卿、クォンラムの字)」と呼んでいるのですね。当時は親しくなると、字で呼ぶ風習があったのでしょうか。
それに対し「約束は守る」とシン・スクチュはクォン・ラムに誓いました。

ミョンフェの甲高い声はイヤミな役にぴったりですね。

臨灜大君の息子亀城君は世祖の背中を掻いてやり世祖のお気に入りになったとドラマで言ってました。

世祖はこう見えても職田制、号牌法を制定して国の枠を整えているのですね。今の価値観では業績としてはたいしたことない、むしろ当たり前のことですが、当時はちょっとしたことをするのにたいへんな労力を必要としたようですね。しかしこの改革は誰の発案だったのか?というところがドラマでは無視されています(笑)よほどドラマの作者は世祖を愛してないみたいで。

「らい病か、そうかもしれぬ。体中膿ただれてらい病と噂されるのは当然です。かゆかゆ。あいごー。あちこちがかゆい。かゆいところを全部えぐりだしてくれ。今すぐ御医を呼び患部を切り取ってくれ。喉の奥までかゆくなった。内臓までただれたようだ。亀城君、かゆくてたまらぬ。」
世祖が呼ぶと亀城君が表れて世祖の背中を掻きました。
「そうだ、ここだ。そこなのだ。そこがかゆいのだ。これで満足しましたか義姉上。思う存分私をのろえばいい。」
みじめに泣く世祖。
「私を労わってくれる者が誰もおらぬ。クォン・ラムも桂陽君も譲寧叔父上もあの世に行きもう傍には誰も残っておらぬ。」

なんとみじめなのでしょう。まるでドラマは世祖を馬鹿にしているかのようでもあります。

それに殺生簿に記した孝寧大君と仲良く話して二人の関係はどうなっているのでしょうね。
カウンセラーと患者、みたいな!?

「顕徳王后にのろわれていると世祖は言っていた(ナレーション)」
そんなことまで記録に残っていたのでしょうか。

(世祖が亡くなるまであと二、三年ほどかな!?)

なんとも暗い時代ですね。

まじめだったハン・ミョンフェの妻はすっかり仁粋大妃と親交を深めていました。
そしてヒャンイ、まだいたの。
ヒャンイの座っている位置はハン氏の机の左側です。姉はその隣。
身分からすればヒャンイがこの位置に座っているのはあり得ない(笑)

月山君は「譲寧大君」のように風流に生きたいと言いました。

月山君は小心で乽山君は聡明とナレーション。

ヒャンイはハン・ミョンフェの妻に娘のソンイを乽山君の妃にするよう助言するも断られます。
ミョンフェの妻は王室に嫁ぐと子供も娘も早逝することを心配していました。

宮殿で疫病でも流行っていたのかな?
水刺間はたくさんの未消毒の手で食材が扱われますから、一人で調理した料理より食事が汚染されやすかったのかもしれませんね。味見したりすると唾液が入ったりして。当時は石鹸もない時代ですから手に汚物がついていることが当たり前でしょうしね。

世祖は王になったとたん「道具」として回りから見られます。出世の道具、王位を継ぐための道具。人としてみられたことはなかったでしょう。しかし周りにそういう人間が集まったのはその人の人柄であるから自業自得でしょうね。罪なき人はどんどん殺されていったか政治から距離を置いたのですから。

晩年の世祖は僧侶、仏教に頼っていました。王妃の進行の影響か、世祖も苦しかったのでしょう。

政治に宗教をとり入れると腐れ宗教になりますからろくな事がないのですがw
僧侶は飢えていたほうが精神が腐らない。

海陽大君は世子になっていました。

世祖は子供が少なかったようで。子供の死亡率が高い時代に子供が少ないと難儀します。

世祖はシン・スクチュを解任し、領議政の公認にク・チグァンを任命しました。ホン・ユンソンとハン・ミョンフェは「それはいかん」と思います。

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