逆転の女王19話
あらすじ
夜。
「僕の好きにする。私がファン・テヒ氏を女として見る。」
ヨンシクはフリーになったテヒに近づきました。
「あ・・・今まで私を男として見てたんですか?」
「頭のいい人がなぜわからない。僕はファン・テヒ氏を・・・。」
「なんだって?」
ポン・ジュンスが現れました。ポン・ジュンスはヨンシクを帰そうとしましたがヨンシクも粘ります。
「コーヒーを出してください。」
ヨンシクとポン・ジュンスはテヒの家に入れてもらいました。
「元夫がご近所なのでご不便では?」
ヨンシクはテヒに言いました。テヒはその通りだとヨンシクに言いました。ヨンシクはうんうんとうなずいてテヒの話を聴きました。
ポン・ジュンスとヨンシクはテヒの家から追い出されました。
アパートの廊下。ヨンシクはポン・ジュンスに嫌味を言って戦いました。
翌日の会社。
ヨンシクは常務に何を言われたら辞表を出すのだろう、テヒを脅したのではないかとハン常務に言いました。
「社長を狙うハン常務にとって一番の敵は私だ。だから一番便りにされているファン・テヒ氏は邪魔で排除したいのだろう。手を出せば私がただじゃおかないと言いましたよね。社長の座に興味はなかったけどハン常務を社長にしません。」
「見たくなくても見ることになります。」
「私は結構根に持つタイプなので。」
ポン・ジュンスはテヒになぜ責任をとって辞めるのだと問い詰めました。テヒはポン・ジュンスと顔を合わせるのも嫌なのだと言いました。ポン・ジュンスはよりをもどせば誤解は解けると言いましたが企画室の女性社員が立ち聞きしていました。
「いいませんよ。ほんとうは口が堅いんです。」
女性社員はすぐにテヒが辞めるのではと噂を広め特別企画室にも知られました。
「ポン・ジュンスさんに女がいてそれでむかついてファン・テヒさんが会社を辞めるそうです。」
女性社員はヨジンにも話を教えました。ヨジンは怒りました。ハン常務も噂を聞きつけました。
オ課長とユギョンは希望まで持たせてなぜ辞めるのかとテヒに言いました。テヒは二人に謝りました。
「私たちが負け犬でがんばっても無駄だから一人で逃げるんですか?ご自分は優秀でどこにでも入れるけど・・・。自分だけ逃げるんですか。辞めたらただのファン・テヒさんです。ただのファン・テヒさんとなら縁を切ります。」
ユギョンは泣きました。テヒも泣きました。
夜のバス停。
会社を辞めたテヒはバスをやり過ごしてベンチに座っていました。ポン・ジュンスはテヒに自分のマフラーを巻いてやりました。
休日。
ヨジンは部下と買い物をしていました。部下がポン・ジュンスをブティクで見たと言ったらヨジンは部下に仕事を任せてポン・ジュンスに合い服を選んであげました。店員はヨジンを奥様と呼びました。
テヒはスーパーで従業員募集の張り紙を見つけ応募しました。
「とんでもない人材だ。ちょうど冷徹なブレーンを求めていました。
ヨジンとポン・ジュンスは同じタクシーで帰りました。ヨジンはポン・ジュンスのためにこっそり買った服をプレゼントしました。ポン・ジュンスはヨジンに打ち解けられたと感謝しました。ヨジンがマンションに帰ると建物の前でイケメンの警察官が待っていました。警官はヨジンのスマホに自分の番号を記憶させポン・ジュンスを倒すためならいつでも駆けつけてやると言いました。
スーパー。
テヒはスーパーで男性から仕事の案内をされていると、ヨンシクと秘書がそれを見張っていました。ヨンシクはテヒにもう見合いをしたのかといいました。テヒは就職したのだとヨンシクに言いました。
会社。
モク部長はお年寄りの遺影写真の撮影でテヒが考えたメークアップの企画で企画室に却下された案の存在をヨンシクに教えました。
ヨンシクの兄ヨンチョルは部下からヨンシクの実母の情報を得ました。ヨンチョルは会長にもヨンシクにも実母を会わせるなと部下に命じました。
ポン・ジュンスはヨジンからもらった服を着ていました。ポン・ジュンスとヨジンが会議室にいると部下から被験者の体調が悪くなったと報告を受けました。
スーパー。
テヒはレジ打ちをしていました。
お酒を買おうとした女子高生をテヒは叱りました。女子高生は泣いて帰りました。店のマネージャーはテヒの持ち場を倉庫に変えました。テヒが棚の一番上からおろそうとした品物を落として当たりそうになったところをヨンシクが腰に手をまわして助けました。
「迷惑な起案だ。」
「いい趣旨だったので。」
「ファン・テヒさんが処理して。」
「明日の撮影なのにメークはどうするんですか。」
ポン・ジュンスはヨジンに脂肪吸収剤が健康を悪化させたのだとヨジンに言いました。
次の日。
テヒは「クイーンズから来た」と化粧道具を持ち老人施設に行きました。
テヒとヨンシクら特別企画室の社員は老人たちを手厚くもてなし化粧をしてあげました。
モク部長は「久しぶりに熱いものを感じる」とテヒに会社に残るよう頼みました。
「余命を知って生きる喜びと楽しさを感じる。俺に免じて考え直してもらえないか。」
「私が会社にいたらみんなに迷惑だ。」
「ハン常務のせいか。でも迷惑になっても構わないんだ。」
ハン常務はヨンチョルと会食をしながら悪だくみをしていました。
ポン・ジュンスは被験者が六人も脱毛などの症状が出たので上に報告しようとヨジンに言いました。ヨジンは責任は取るのでとポン・ジュンスを企画から外しました。ヨジンは部下に被害者の口止めを命じました。それに気づいたテヒはヨジンの腕をつかみ「あんたのナメた真似を見て私が辞めると思った?」と言いました。
感想
テヒは能力が高すぎてスーパーの仕事が勤まらなかったんですね。マネージャーよりも能力高いというのはわかる気がします。スーパーの上司がアホすぎてテヒを利用できなかったようですね。ヨンシクもポン・ジュンスも男らしいですね。日本では韓ドラのように社会や家庭で自己主張することは許されていませんからちょっとうらやましいです。
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