逆転の女王14話
あらすじ
テヒとポン・ジュンスは話し合い離婚することにしました。テヒはせめて離婚するまで外泊しないようにポン・ジュンスに涙を流して懇願しました。
テヒは娘のソラに「愛してる愛してるわが子よ」という絵本を読んであげながら涙を流しました。
テヒは妹とヘアーサロンに行き妹に夫を理解してあげるように助言してあげました。妹はテヒの心配をしたらテヒは結論を出してすっきりしたと言いました。
ポン・ジュンスはモク部長とオ課長と久しぶりに社員食堂で昼食を一緒に食べました。課長はまた悪事を働いたら縁を切ってやるとポン・ジュンスに言いました。オ課長の妻が来て内助の功で差し入れを持ってきました。ヨンシクはオ課長と夫人を部屋に呼び夫人に仕事のすばらしさを説明してあげました。オ課長夫人は夫の活躍ぶりを聞かされてとても喜びました。
ポン・ジュンスはテヒと娘と一緒に写った家族写真を財布の中から取り出して愛おしそうに見つめて涙していました。
ク・ヨンシク本部長はテヒに電話したいところを我慢していました。
ポン・ジュンスは家に帰りました。
「書類は準備した?」
テヒは夫に言いました。
「ああ。準備した。先にシャワーを浴びてくる。」
ポン・ジュンスはシャワー室で溜息をつきました。
「急ぐことないだろ・・・。」
テヒも引き出しから印鑑を取り出し溜息をつきました。
「いつもは怠けてるのに準備が早いわね。」
ポン・ジュンスは離婚届に印鑑を押しました。
テヒも慎重に印鑑を押しました。
「これで終わり?」
「調べたんだが子供が未成年の場合は熟慮期間がある。離婚の意思が変わらなければ認められる。」書類を提出したら部屋を借りて出ていくつもりだ。」
「助かるわ。」
「髪型を変えたな。」
「整えただけよ。珍しいわね。いつもは気づかないのに。」
テヒとポン・ジュンスは家庭裁判所に行き離婚を申し出ました。
ポン・ジュンスはつらくて涙を流しました。
特別企画室の会議。
社員は頼んだモデルが連絡がつかないとヨンシクに言いました。ヨンシクは家を訪ねるのも手だといいました。
ポン・ジュンスの母はヨジンを呼び出し「昔息子がたぶらかせてどれだけ苦しんだか。」と怒りました。
「ジュンスの人生を台無しにして満足?もう離婚したから一緒になれるなんて思わないで。また言いよったら許さないから。」
ジュンスの母はジュンスの人生を台無しにしたヨジンを許しませんでした。
ヨジンはポン・ジュンスにジュンスの母と会ったと言い離婚は本当かと尋ねました。ポン・ジュンスは離婚の原因はヨジンのせいじゃないと言いました。ヨジンはジュンスの力になりたいと言うとジュンスはもう俺に関わるなとヨジンに言いました。ヨジンはポン・ジュンスに求婚すると立去りました。
会社の役員の食事会。
会長は食事会を開き幹部を招待しました。幹部はヨンシクの成功を褒めたたえました。ヨンシクは部下の考えで成功したと言いました。
「ホ社長の任期が終わったらク・ヨンシク本部長をCEOに就任させるつもりです。」
会長は皆に言いました。
会食が終わりク・ヨンシクはハン常務にモデルの足止めを感謝しました。ヨンシクはカリスマの常務に男がいてもおかしくないと言いました。ハン常務は会社と結婚したのだとヨンシクに言いました。ヨンシクはハン常務が口にしたチョ・インソンを調べるように命じました。
ハン常務は家にヨジンを読んで鍋ラーメンを作りました。
「なぜ鍋を金庫にしまってるの?」
「これは私の宝なの。これでラーメンを作りながらずいぶん泣いたわ。泣きながら必ず成功して力のある人間になろうと何度も誓ってきたの。そして今の私は成功が目の前で最も頼りにしているパートナーはあなたよ。だからもう失敗は許されないわ。一回目のプレゼンテーションもそうだけど通販番組にも失敗した。今度のプレゼンテーションが最後よ。私にも我慢の限界があるわ。もし次のプレゼンでファン・テヒに負けたらあなたは降格でポン・ジュンスには会社を辞めてもらうわ。」
ハン常務はヨジンを脅迫しました。
ポン・ジュンスの実家。
「これからどうするの?とにかく一人にできないわ。嫌なら離婚を取り消して。」
母はジュンスにいい部屋を見つけたと言いました。
ポン・ジュンスはテヒと同じ階に引っ越しました。
「パパー。あそこがパパの家?」
ソラは喜びました。
「今日からあっちもこっちもソラの家だよ。ソラや。入ってみなさい。」
テヒとポン・ジュンスが言い争っているとジュンスの父が現れ迷惑はかけないから悪く思わないでくれと謝りました。
ジュンスの母は友人でテヒの母に二人によりを戻させるよう言いました。
特別企画室の会議。
女性社員はモデルを説得できなかったと言いました。テヒは自分が行くというとヨンシクも同行を申し出ました。テヒとヨンシクは身なりを整えモデルの家を尋ねました。モデルの家に着くとモデルは電話で怒鳴られたと言いました。ヨンシクがサングラスを取るとモデルは家に入ることを許しました。
「今の目見たか?俺の魅力に押されたな。」
ヨンシクはテヒに笑いかけました。
モデルの家。
離婚したモデルは心を閉ざしていました。
「私が有名になって浮気したという噂。不愉快だわ。帰って。」
モデルは傷ついていました。
テヒは涙を流すモデルと話し合いました。モデルは元夫が自分が太ってることを理由に堂々と浮気をしていたので痩せることにしたと泣きました。モデルが痩せると夫はデブと暮らしてやった見返りをよこせと言ったそうでした。テヒは悪い噂を流したのは元夫であることに気が付きました。モデルは稼いだ金を全額渡して芸能界からも去ったと涙を流しました。
「実は私も離婚したんです。私のほうから主人に惚れて離婚することに必死だったんです。でもそれがコンプレックスに・・・夫が信じられなくなって。協力していただけなくても構いません。でもユンジュさんには世にでてほしいのです。努力だけで美しくなったら愛されるべきです。自信をもって挑んでください。そんな姿を見られたら私も希望が持てます。ねえ。」
テヒはユンジュの手を取り微笑みました。
帰り道。
テヒとク・ヨンシクは饅頭を一緒に食べました。テヒはヨンシクにやさしいですねと言いました。
「そうだ。好きな人がいるそうで?本部長の秘密です。いいじゃないですか。」
「俺も自分に疑問です。タイプじゃないのに理想とは真逆の人なんです。」
「でも頭から離れないとか?常に気になって悲しむと胸が痛むでしょ?私もそれで離婚を。いい人だからうまくいきますよ。たまに生意気で自己中であきれるほどナルシストだけど。」
「上流社会ではまともなほうですよ。俺より重症のやつがほとんどだ。」
饅頭を食べ終わるとテヒは坂道の氷で転んでしまいました。テヒを起こそうとしたヨンシクはテヒと抱き合うように転んでしましました。
感想
テヒもポン・ジュンスも未練はあれど、ケジメをつけるためにいったん離婚しました。二人の両親は娘と息子の幸せを思うとよりを戻したほうがよいと考えていました。離婚の隙間に無理やり入り込もうとする悪女ヨジン。ヨンシクもできれば・・・もっと仲良くなりたいけどテヒには隙がないのでテヒを見守っています。無邪気なソラはかわいいですね。ソラのためを思うとやっぱり離婚はよくなくても、このままではテヒがストレスで心の病気になってしまいますから別れるしかなかったのでしょう。何が最善かについては視聴者もよくわかっています。果たして苦境に立たされているテヒとポン・ジュンスの人生はうまくいくのでしょうか。
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