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セリフ解説-チェオクの剣(茶母)-6話-あらすじネタバレ感想


チェオクの剣(茶母)6話あらすじネタバレ感想

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チェオクの剣6話あらすじ 父の面影

チェオクとチュクチは闇夜にまぎれイ・ウォネに賊の情報を報告しました。イ・ウォネはチェオクに慎重に動くように言いました。

チュクチの妻は店を経営していました。客はもっと色っぽいのを連れてきてくれたら仲間を連れて通ってやると言いました。イ・ウォネはチュクチの妻はしっかりやっている様子を見て安心しました。チュクチの妻は夫の心配をしました。イ・ウォネは金型と鋳造所が見つかるまで夫は帰ってこないと言いました。
「亭主が死んだら店に来た男とくっつくんだろ?」
「そんなぁ。ひどいことをぉ。」

チョ・チオは左捕盗庁に現れペク・チュワンの服装を指摘して行きました。ペク・チュワンは通りがかったアン録事を捕まえなぜチオが来たのか尋ねました。チオは後任の左捕盗庁の従事官として贋金の捜査の資料を見に来たのだとアン録事は言いました。

チョ・チオ従事官は父のチョ・セウク長官に贋金一味の捜査を志願したと言いました。セウクは親子が同じ役所にいては(粛清されるので)やめろと言いました。チオは朝廷と民のために働くのだというとセウクはチオの捜査を認めました。

ペク・チュワンたちはどうして長官に恵まれないのだろうと仲間と話し合いました。ペク・チュワンは連絡の文を受け取りました。チョ・チオは呼び止めそれは何だというとペク・チュワンは厠へ行く途中だと紙を破り拭き紙であるように見せました。チョ・チオは「綱紀を正してやる」と全員を役所に集めました。

ペク・チュワンはファンボ・ユンにチョ・チオの愚痴をこぼしました。ファンボ・ユンはしっかり従事官に仕えるよう励ましました。ペク・チュワンは先ほど糞紙にして破った紙をつなぎ合わせ賊の砦の地図を見せました。
「ヨンチョンのソヨ山か。一日半あれば行ける距離だ。」
ファンボ・ユンは潜入を長引かせては危険だと言い、金型と取引の帳簿だけは何としてでも見つけねばならんと言いました。そこに両班の令嬢ナニお嬢様が現れファンボ・ユンに会いたいと言いました。ナニはユンに包みを差し出しました。
「特に他意があったわけではありません。父の着物を縫っていたときあなたさまの古い着物が頭に浮かんだだけです。こうして縫い上げた以上私が持っていても仕方ないもの。着ていただけないならどなたかにお譲りください。それも嫌ならどうか燃やしてください。」
「あっ・・・・。」
ナニは返事も気かずにユンのいる宿屋を出ていきました。


ペク・チュワンが左捕盗庁に戻るとチョ・チオは何をしていたのだと叱りました。ペク・チュワンは腹の具合が悪いので医者にみてもらっていたと言いました。チョ・チオは次からは勝手な真似は許さぬと言いました。チオはチェオクとチュクチを呼び戻せとチュワンに言うとチュワンはいつ戻るか居場所がわからないので伝えられないと言いました。
「私はファンボ・ユンとは違うからな。些細な誤りも許さぬからな。それとイ・ウォネとチェオクは贋金班から外し新たな体制で臨む。」



賊の砦。
チャン・ソンベクは銃の出来具合を確かめ職人のウォンに二百丁必要だと部下に指示しました。ソンベクは指示通りに金型と贋金を溶かさなかったオを牢屋に閉じ込め水と塩しか与えてはならぬと命じました。
「あの男を死ぬまで穴に閉じ込め水と塩のほかは与えるな。」

「ここが砦の鍛冶屋だ。おっと。ここは棟梁と鍛冶屋しか出入りできない。」
ガッチュルはチェオクとチュクチを案内していました。
ソンベクは鍛冶場から出てきて何をしているのだと二人に言いました。
「贋金はどこで作るのかな~って。へへへ~。」
チュクチはうっかり口を滑らせてしまい何とか言いつくろいました。
「贋金?誰がここで作っていると言った。」
「いや。そのああいったものはこういうところでしか作れねぇかと思ってつい。俺もお手伝いできねぇかと思った次第です。」
「勝手に金を作った覚えはない。中を見てみるか?」
「やめておきます。ご迷惑になりそうだから次に行きます。」
チュクチはカッチュルと一緒に行こうとしました。ガッチュルはまだ下の村に連絡していないというとチュクチはチェオクと一緒にお供をしますと言いました。


下の村への道。
ソンベクはどんどん山道を登って行きチェオクとチュクチは遅れをとりました。
「なぜ供をするなどと言ったのだ。」
チェオクはチュクチに言いました。
「今口をききましたね。だめでしょ。気を付けてくださいよぉ。」
チュクチはチェオクと話しているとハンセン病の人々が槍をつきつけました。
すぐにソンベクが戻ってきてこの者たちはよそ者を警戒しているのだと言いました。

村の屋台。
チュクチはチェオクに早く証拠を見つけようと言いました。
「私が留守の間いつもこうしてお世話になり申し訳ありません。」
老人はソンベクに言いました。
ソンベクは老人に「返しきれない恩があります。あなたがいなければ今の私はいませんでした」と言いました。

回想。
男は子供のチェオクとソンベクを連れて逃げていました。そしてこの村にソンベクを連れて来ました。
「どなたかな?」
白髪の老人ヒョンギは男に言いました。
「チャン・イルスン様の門弟、イ・ハクチョルです。」
「チャン・イルスン?わしはそのような方はしらん。」
「イルスン様が亡くなりました。」
「朝廷に申し立てただけでは無駄だとあれほど諭したというのに。この世は正義をかざすだけでは帰られるものではない。それもわからぬとは。」
「ファン・ヒョンギ様。おかくまいください。」
「今すぐ立ち去られたほうがそちたちのためだ。・・・なぜそのような苦痛を自らに与えるのだ。」
「このお方は私を育ててくださった恩義あるイルスン様のご子息なのです。」
ハクチョルは自害しようとしてヒョンギに止められました。
「ならばお前がチェムか。そうか大きくなったな。」
「チェヒ・・・。」
チェムは妹の名前を呼び泣きました。

村の屋台。
ソンベクは昔を思い出しました。
「まだ生きてますよね。」
「きっと生きておいでです。」
「妹のことを思ってぼんやりしていると先生の杖が頭に落ちてきたものでした。今でもあの怒鳴り声が聞こえてくるようです。チェムとうい名を与えてくれた父上。ソンベクとうい名をくださった先生。私が死んだら先にお会いするのはどちらでしょう。一杯つがせてください。」
「少々お待ちください。」
ハクチョルは家の中から剣を持ち出しソンベクに渡しました。
「それは父がそなたにあげた物・・・。」
「これをどうぞおおさめください。いつかあなたさまにお返ししようと思っていました。もともとファン・ギョンギ様からお父上にあげられたもの。今はかなわなかったお二人の夢が刻まれています。この剣はようやく真の主に出会えたのです。」
ソンベクは父の剣を受け取りました。チェオクは二人のやり取りを聞いていました。ソンベクが絹の包みを取ると白い鞘に入った美しい剣が現れました。
「父上・・・。」
ソンベクは「發墨」と書かれた幼き頃の父の書を手に取り泣きました。チェオクはその文字に見覚えがあり動揺しました。

砦への帰り道。
「なんだよ。盗賊ならもっと盗賊らしくすりゃいいだろ。なんで病人の世話までするんだよ。なら世間なんか捨てて聖人だという顔してりゃいいだろ?なぁ兄貴?」
チュクチはぼーっとしているチェオクに言いました。


ユンの部屋。
ファンボ・ユンは贋金事件のことを考え、次にチェオクを想いました。
「この飛龍直進の型はすばやく攻められるという利点がありますが動きに無駄があるため攻めの姿勢では下半身に隙ができるため欠点を補強する必要があります。」
「どう補強すればよいだろう?」
「従事官様はすでに腹案がおありなのでは?」
「ではどう動けば補強できるかともに動いてみよう。」
ファンボ・ユンとチェオクは槍を手に息ぴったりに槍を振り回しました。
「ははは・・・。」
「うふふ・・・。」
「よろしいでしょうか。」
ファンボ・ユンが浸っていると宿屋の外から武官が来ました。
「朝廷から遣いで参りましたチョン・ホンド様がお見えでございます。」

どこかの屋敷。
チョン・ホンドゥはファンボ・ユンに兵を見せ感想を求めました。
「我が兵のうち最も武術に優れた者だ。どう思う?」
「実践においては無駄が多い。内を見透かし心で感じてこそ敵を一気に倒せるのだ。」
ファンボ・ユンは兵士の育成に助言を述べました。
兵士が相手になてほしいというとホンドはファンボ・ユンに戦うように言いました。
ファンボ・ユンは兵士の動きをことごとく避け最後にへそに指を突き入れました。

チョン・ホンドは朝廷を批判しファンボ・ユンに力を貸してくれるよう頼みました。
「国の安泰のためだ。もしも反乱や謀反が起きれば正規軍より先に動き敵をせん滅する舞台が必要なのだ。」
ファンボ・ユンは王に内密に私兵を育成することを断りましたがホンドは考えてみてくれと頼みました。


夜の砦。
チェオクとチュクチは鍛冶場を見に行きました。チュクチは糞をしているふりをして見張りの兵士を誘いました。
「うわくせぇ。厠があるのに何をしているのだぁ。」
「実は俺。便秘なんですよ。星でも見ながらしゃがんでいたら少しはでそうと思って。けつを拭くはっぱはどこだっけ。」
チェオクは金型を探しました。

ソンベクの部屋。
ソンベクは父の剣をうっとりと眺めていると外に気配を感じました。
チェオクはソンベクの家の前に立ち、地面に「發墨」という字を木の枝で書きました。
「その言葉が気に入ったか。常に己を振り返り修練せねばならぬという意味だ。文字は誰に教わったのだ。」
ソンベクは言いました。チェオクは父という文字を書きました。
「父上は学識のあるお方だ。いまはどこにおられる。」
チェオクは父は死んだと書きソンベクに父は生きているかと尋ねました。
「私の父上か。ああ。生きておられる。(生きておられるとも私のこの心の中で。いつまでも生きておられる。)」
チェオクはソンベクに頭を下げると立ち去りました。

チェオクとチュクチの部屋。
ぼーっとしているチェオクにチュクチはソンベクに惚れたんだろうと言いました。
「一度でもあの腕に抱かれてみてぇ。女ならだれでもそう思う。人も獣も根っこも同じ。雄ってものは見てくれがよくなきゃだめですねぇ。」
「じきに首を跳ねられる盗賊だ。あのような者を思ってどうなる。」
ソンベクはチェオクのいる部屋を見つめていました。


砦。
男たちは会議をしていました。オ・ジャンダルは貸した食糧を返さねば一生奴婢にして年増の女性を手籠めにして若い娘を隣国に売り飛ばしている悪い両班がいるので懲らしめたいと仲間のひとりが言いました。カッチュルは始末しようと言いました。トクスは捕盗庁に目をつけられているので軽はずみに動いてはならぬと言いました。カッチュルとトクスは言い争いになりました。
「悪党を成敗するのに夜まで待つ必要はない。」
チャン・ソンベクは言うと出発の支度をしました。チュクチはチェオクを残すように言いくるめるのでチェオクは調べるように言いました。
「一緒に来い。早く馬に乗れ。」
ソンベクはチェオクについてくるように言いました。チェオクは砦に残るチュクチに竹の筒を渡し「頼んだぞ」と言いました。


どこかの村。
女性たちは両班に連れていかれようとしていました。オ・ジャンダルは命乞いをする女の子を蹴倒しました。そこにソンベクたちが現れました。


砦。
チュクチは冷や冷やしながら箪笥や箱の中を開けて証拠を探しました。
「くそ~どこに隠したんだよ~。」

どこかの村。
ソンベクたちは両班の私兵を倒しました。
「お前がオ・ジャンダルか。」
「あ~助けてくれ~。」
ソンベクたちは絹の着物を地面に敷くとコメを広げて民に配りました。
「へっへっへっへ。いいぞ~。」
カッチュルは喜びました。
チェオクも嬉しそうにしました。
縛られたチャンダルはわんわん泣きました。
「お前を助けようとした者は一人もいなかったな。来世ではきっとよき人間として生まれ変われ。」
ソンベクは白い剣を抜き振りかざすとオ・ジャンダルを斬りました。すぐに兵士が駆けつけソンベクたちは逃げました。
「逃がすな~追え~。」
「うっ。」
チェオクは背中に銃弾を受けて馬から落ちました。ソンベクは「兄上~」というチェヒの姿とチェオクを重ねました。
「もっと兵が押し寄せます。逃げましょう。」
トクスは言いました。
「私は盗賊ではありません。捕盗庁の者です。」
チェオクは言いましたが武官は聞く耳持ちませんでした。
「はっ。」
ソンベクは馬に乗りチェオクのもとに引き返しました。

チェオクの剣6話の感想(レビュー)

今回も面白かったです。チェオクも「發墨」という家族で過ごした最後の日のことを覚えているのにソンベクとすれ違ってしまいました。ファンボ・ユンは政敵ともいえるチョ・チオに嫉妬され何かと目の敵にされて死をも願われるほどの憎しみを受け、悪の誘いを受けてしまいます。チュクチは大活躍して賊の信頼を得てチェオクの大きな助けとなっていましたね。チェオクはソンベクの部屋の前に立ちソンベクはチェオクの部屋の前に立ちお互いに妙なフェロモンで惹かれあっているようです。「もしかしてそれは恋?」とチュクチは言うけどチェオクにはその親愛の情が何かまではわからないよでした。

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