刑事フォイル(全28話)第25話 侵略(前編)あらすじネタバレ感想
フォイル役 マイケル・キッチン(Michael Kitchen) 原題 FOYELE'S WAR刑事フォイル25話 あらすじ INVASION プロローグ
1942年3月。
パブで二人の初老の3人の男性が新聞を読んだりビールを飲むなどして過ごしていました。子供が道路脇に座って遊んでいました。すると車の走行音が来て子供はびっくりしました。
「ドイツ兵が来た~ドイツ兵が来たよー。」
子供は慌てて走って逃げました。
数台の軍用車両が道路を通りました。
「もう大丈夫だ。ナチの奴らを蹴散らしに来ました。」
ジープに乗っているテーラーは道を歩いている夫人に言いました。
「すみませ~ん。迷ってしまいました。ホーソンクロスはどちらでしょうか。」
同じジープに乗っている上司のキーファーは町を歩いていた黄色い服を着た金髪で二十代くらいの化粧やおしゃれに余念のない女性にに声をかけました。
「そっちは通り抜けできません。今来た道を戻ってください。」
スーザンが答えると兵士は指笛を吹いて女性にアピールしました。
「下品なことをやめろ。アメリカの評判が下がる。」
軍用車はUターンしていきました。
パブ。
「スーザン。」
カウンターに肩肘ついて腰かけているグレーソンは声をかけました。
「どうした。遅刻だぞ。」
バーテンのカーターは言いました。
「見てなかった?アメリカ軍が来たの。音が聞こえなかった?」
スーザンは言いました。
「ホーソンクロスに行く途中だろう。」
ビールを飲みながら読書をしていた老人のロジャーズは言いました。
「じゃあ本当なんだな。」
カーターは言いました。
「何が?」
とスーザン。
「飛行場。なにかはすぐにわかるよ。」
ロジャーズは付け足しました。
「アメリカは先の大戦でも参戦が遅かった。もう一杯くれ。」
グレーソンは注文をしました。
新聞を読んでいる初老の男は無言で読書に集中していました。
緑の丘。
テーラーはファルネッティらと野球していました。
「やっと着いたなー。どう思う?」
キーファーは車にもたれている部下に尋ねました。
「泥。」
「一言だけか。」
「ほかにないでしょう。ここ海抜何メートル?教えてくださいよ。三週間ずっと雨続きだし排水するなんて無理な話だ。飛行場を作ったって水没しちゃいます。」
「大尉。」
ファルネッティは指をさしました。
「ここは俺の土地だ!ここは俺の土地だぞ。」
老人がライフルを持って現れました。
「私は第215工平連隊のジョン・キーファーです。」
キーファーは老人バレットに自己紹介しました。
「ここは俺の土地だ。ここを出ていけ。そこの何とかという車でさっさと帰れ。」
バレットは激しく怒っていました。
「でもここはホーソンクロスですよね。土地接収命令が出ているはずです。通達が来ていませんか?」
キーファーは言いました。
「いや。何も来ていない。さあ。いいか。三回は言わんぞ。」
「俺たちは味方だってのに。」
ジョーはつぶやきました。
「お気持ちはわかりますが我々を脅すのはおやめください。」
キーファーは発砲し車の窓ガラスが割れました。
「わかりましたまことに遺憾でありますが引き揚げます。また来ます。」
キーファーは兵を引き上げました。
刑事フォイル本編あらすじ
ウィルはパブでミルナー巡査長と飲んで悲惨なノルウェーでの戦争について語り合っていました。
「ノルウェーで死んだと思ってたよ。」
「九死に一生だよ。」
「ひどい戦場だった。もう言うな。戦いから抜けられたお前がうらやましいよ。俺もできれば抜けたい。ノルウェーのトロンヘイムにナムソス。フランス。そして今度はアフリカ。いつになったら終わるんだ。」
「ペリーはどうしてる?」
ミルナーはウィルに言いました。
「ジャック・ペリー?聞いてないのか?ペリーは戦死した。リビアのベンガジで。さ。もう一杯飲もう。」
ミルナーは握手をして帰りました。ウィルはパブで飲みたいとスーザンに注文しました。
ウィルは自宅に帰りました。
ウィルの父は三日連続で飲んだ息子を心配しました。
「ウィートシーフに言ったらポール・ミルナーに会った。ノルウェー戦線で一緒だった。今は警官をやってる。じゃあ寝る。」
「休暇は一週間なのに外出ばかりだ。」
「明日はうちにいる。じゃ。」
スーザンは自転車で帰宅しました。
スーザンの父スタン・デービスは夜遅くまで働いているスーザンを心配しました。すると電話がかかりマーケット通りで火事があり出動しました。スタンの妻は心配しました。スタンが出かけるとスーザンは母に10シリングを渡しキスをしました。スーザンの母は喜びました。
翌朝。
フォイルはヘイスティングズ警察署に出勤しました。
「おはようございます。フォイル警視正ですね。よろしくおねがいします。ロンドンのデドフォードグリーンから移動来ました。来たくなかったんですけどね。」
受付の三十代ほどのブルックはフォイルとサムに握手をしました。
「そういえば昨日火事がありました。ヒルトン村で。暖炉から飛んで燃え上がったとのことです。ミルナー巡査長が現場に向かいました。それからお客様がお見えです。名前はキーファー大尉です。ヤンキーですよ。」
受付のブルックはヤンキーを強調しました。
「じゃあアメリカ軍がヘイスティングズに?映画でしか見たことないな。」
サムは浮かれて喜びました。
「ジェイムズ・キャグニーか。カウボーイかギャング役の。」
ブルックはサムの話に付き合いました。
「クラーク・ゲーブルのほうが好みだな。」
「そうなの?」
キーファー大尉はフォイルにデビット・バレット農場主とのトラブルについて仲介を頼みました。バレットは土地の接収に反対しているということでした。キーファー大尉は部下の士気を上げるために古い校舎に部下がイギリスになじめるよう誰か派遣してほしいと頼みました。
「私も二週間前まで燻製ニシンを知りませんでした。どうぞよろしく。」
「ようシュガー。」
テイラーはサムに声をかけました。
「あたしのこと?私。シュガーじゃないし。」
「じゃあなんていうの?」
「ご用件は?」
「俺はジョン・ファルネッティー。大尉を迎えに来た。警官なの?名前くらい教えてよ。」
「私はサム・シュチュアート。」
「サムってサマンサのサム?今夜俺と映画を見に・・・。」
「え?あなたと?知らない人と映画に?」
「だから知り合うために映画に行くんだ。」
「アメリカ人ってみんなそうなの?」
「ほかのやつのことは知らないな。」
「今夜は忙しいの。」
「明日の夜は?」
「もっと忙しいの。」
キーファー大尉とジョン・ファルネッティーは帰りました。
「クラーク・ケーブル。」
フォイルはサムをからかいました。
フォイルはデビット・バレットの家に事情を聴きに行きました。バレットは弁償すると申し出ました。
「うちの一家は百年前から農業を営んできました。ずっと昔からここフォーソンクロスには農園があったんです。完成したら農地なんて残りませんよ。」
バレットは美しい農場をフォイルに紹介しました。
「ヘイスティングズは最前線だから変わらざるを得ない。」
「別に何も期待してはいません。でもこれだけは言いたい。心配していたヒトラーの侵略。もうどうでもいい。侵略はすでに起きている。鼻先で自分の土地を奪われてもなにもできないから見てろっていうのか。そんなのおかしいでしょ。」
火災現場。
警官たちは鎮火の事後処理をしていました。
フォイルは警官に案内されました。
消防員のスタン・デービスは現れたミルナーと握手をしました。
「あなたが責任者?」
「スタン・デービスです。」
「火元は暖炉ですか?
「そう聞いてます。火が暖炉からベッドに飛んでそこから広がって全焼したって。ヘイスティング署の?」
「そうです。」
「遠いのになんで?」
「友達だったんです。」
「ウィル・グレーソンと?気の毒に。大やけどだったから。ベッドが暖炉に近かったから火が毛布に燃え移ったんでしょう。ドアは内側から鍵がかかってた。鍵はベッドの脇にあったから開けりゃよかったのにねぇ。」
ミルナーは現場の二階に上がりました。ベッドは黒焦げで炭になっていました。床には二つの鍵が落ちていました。そしてウイスキーの携帯ボトルのようなものが落ちていました。
ヘイスティングズ警察署。
フォイルは火災に不審な点はないといいましたがミルナーは週末にウィルがなぜ逃げなかったのか気になり調べたいと申し出ました。フォイルも調べてみることにしました。
病院。
ミルナーは入院しているウィルの父と会いました。ウィルの父はいつもは鍵をかけてなかったがあの日のウィルは泥酔していたといいました。ミルナーはビールしか飲んでないと話しました。
「一時間くらい後に目が覚めた。十二時ころかな。二階が燃えてた。階段を駆け上がってドアを開けようとしたらウィルはこう叫んだよ。何も見えない。何も見えないって。そして天井が崩れ落ちて私は気を失ったが消防隊員に助けられた。でもウィルは・・・。」
釣具店。
フォイルが釣り具屋に行くとキーファー大尉が買い物を済ませて出てきました。
「ああフォイルさん。」
「キーファー大尉。」
「お元気ですか。」
「おかげさまで。あなたも?
「ええ釣りが大好きで。あなたも?」
「あなたも?この店はいかがでしたか?」
「ええ親切でしたよ。釣り糸を買いに来ただけなのに。」
「その竿はアメリカから?」
「ええ持ってきたんです。アメリカから。新品で競技用。ルーブン・レナード。リバース・シガーグリップ。ニッケルシルバーのパットキャップで重さは4オンス。あなたのは?」
「そんなたいしたもんじゃない。ハーディー・オートンのスプリットケーン。」
「10フィート?」
「9.6。餌がよく動くので。」
「重い。時代遅れだ。私のを使ってみませんか?」
「そりゃたいへん光栄です。」
「よかった。じゃあ一緒に川へ釣りに行って交換しましょう。そのかわりお願いがあります。イギリスについて話をしてくれる人がまだ見つからないんです。新品のルーベン・レナード。最高の竿ですよ。」
「話す時間はどれぐらい?」
「好きなだけ話してください。その後夕食をご一緒しましょう。(掛かった!)」
パブ。
ミルナーはパブのバーテンのカーターに話を聞きました。バーテンはビールを二三杯飲んでウイスキーは品切れだといいました。ミルナーはビールで酔いつぶれないといいました。カーターはいつウィルが帰ったか知らないと言いました。ミルナーはカーターからスーザンの住所を教えてもらいました。
スタンの家の干し草の納屋。
スーザンは米兵といちゃいちゃしていました。ジェームズ・テーラーはストッキングをスーザンにプレゼントしました。
「愛してるわ。チュッ。私マンハッタンでお買い物してブロードウェイでお芝居を観たい。」
二人がいちゃついてると発砲音が響きました。二人はバレットが発砲しているのだと思いました。
「でも急がないと。もうそんなに時間がないの。」
「どういう意味?なんだよ。教えて。言えよ。」
急にジェームズ・テーラーの態度が冷たくなりました。
「実は私・・・・・・。」
ジェームズ・テーラーはコートを着て納屋から出てきました。
「ジミー!ジミー!」
スーザンの悲痛な声がしてスタンの家に来ていたバレットは窓を見ました。
サムはフォイルを車に乗せて運転しながらフォイルを送ったら早く帰りたいとアメリカ兵が傲慢だといいました。
「彼らは自国とは関係ない戦争で戦ってると思ってる。だからそうなるんだ。」
フォイルとサムは学校だった基地に着きました。
「部下たちはこの基地を聖者様助けて基地と呼んでます。聖マリア諸聖人学校っていうんですよね。サバイバル術でも教えていたんでしょうか。」
スタンの家。
メアリーは元夫のバレットの服を洗濯してあげていました。メアリーの夫のスタンは「もう一度結婚しなよ」と痛い冗談を飛ばしました。バレットは甥の弁がスコットランドのグリーノックから電報が来て帰ってくるのだといいました。
「スーザンがどんなに喜ぶか。」
メアリーは言いました。
「早く日取りを決めてくれればこちらも張り合いがでるのになぁ。」
スタンは言いました。
ラジオでホーホー卿がアメリカ人のことについて話していました。
「アメリカ人はイギリスより給料も高く食事も多く・・・」
「こいつは裏切り者だが言ってることは正しい。真珠湾攻撃がなければここには来なかった。何ならスーザンに聞いてみろ。」
聖者様助けて基地。
フォイルはアメリカ兵を教育していました。サムはドアの前に立ってフォイルの話をおもしろそうに聴きながら待っていました。
「イギリス人についてわからないこと。不思議なこと。思うことはほかにもあるでしょうね。」
「ぬるいビール。お茶。」
「女の子が制服を着ていること。」
「そうですね。でもでもみなさんが思う以上にイギリス人とアメリカ人との間には共通点が多いのです。覚えておいてほしいのは我々はこの二年間ドイツ軍の空襲にさらされ食料不足に苦しんできたことです。助けてくれる味方もいなかった。我々はみすぼらしく野暮ったく無口かもしれない。でも心の中ではみなさんが来て嬉しいんです。来てくれるのが遅すぎるといってる者もいるほどです。みなさんが来てくれたからには喜んでお世話したいと思ってます。ただしイギリス王室を批判しないこと。車の運転は左側通行で。それさえ守れば戦争が終わるまで生き延びられます。」
フォイルは皆に言いました。
「フォイルさん。この間郵便局に行ったらお姉さんがゴム持ってると聞かれたです。それって私を誘っているのでしょうか。」
ファルネッティはフォイルに卑猥な質問をしました。
「おい。ファルネッティ。それは消しゴムという意味なんだぞ。」
兵士の一人が言いました。
「それじゃトイレに行くときはどういえばいいんです?」
またファルネッティ。
「あなたが一人で行けなくなったときはどうぞお仲間に付き添ってもらってください。」
バーテンのカーターは「ウィルにアレを飲ませたんじゃないのか?」とスーザンに言いました。
フォイルとサムは基地で夕食を頂きました。サムはバイキング形式で豊富な食事をいろいろ見ていました。サムはファルネッティの誘いを改めて断りました。
「こちらジャック・オコナー軍曹です。」
キーファー大尉はフォイルにオコナーを紹介しました。オコナーはフォイルにイギリスに対する不満をぶちまけました。キーファー大尉はフォイルに謝りました。
ファルネッティはまたサムを口説いていました。
「サム。帰るぞ。」
「まだ食べてないのに!」
「後で贈るよ。郵便で送るよ。でなきゃ届ける。君に必ず。」
ファルネッティはサムをしつこく口説きました。
サムが家に帰りたばこに火をつけました。写真立てには恋人でフォイルの息子アンドリューの写真が飾られていました。サムがアンドリューからの手紙を読みました。
「サム。長く手紙を書かなくてごめん。でももっと謝らなければならないことがある。…デブデンでの仕事は正直きつい。休暇もとれないし。サム。うまく言えないけどほかに好きな人ができた。ひとりぼっちで気が変になりそうなとき彼女に出会った。いつそっちに帰るかわからない僕よりも新しい人を見つけてくれ。幸運を祈る。アンドリュー。」
ミルナーは消防士のスタン・デービスの家を訪ねスーザンと話がしたいと言いましたがスーザンはいませんでした。メアリーはベンソンズの薬品工場で働いて一か月前に辞めたと言いました。スタンとメアリーの話によると、スーザンは現実的で若くてお金があっていい男を探している女性ということでした。
「店主はごぞんじで?」
「アラン・カーターだ。」
パブ。
スーザンは(おそらくメチルアルコールで)密造酒を作っていました。アラン・カーターは「絶対やめさせる」と反対しました。スーザンは「あんたにやらされたと警察に言ってやる」とアランを脅迫しました。
農場。
アメリカ軍の工兵隊は工事をはじめていました。美しい農場が表れていました。ファルネッティはキーファー大尉にヘイスティングズに行く許可を求めました。テーラーはいらつきながらオコナー軍曹を呼びました。テーラーはオコナー軍曹にスーザンを妊娠させたと相談しました。
「俺まだ23だし父親になりたくない。イギリスじゃおろせないんですね。」
「その女はお前みたいな男が現れるのを待ってたんだろうよ。女が事故にでもならない限り逃げられないだろうね。」
オコナー軍曹はテーラーに凶事をそそのかしました。
ヘイスティングズ警察署。
ファルネッティー上等兵はドーナツとコーヒーとオレンジとクッキーをサムに差し入れ強引に口説きすぎたことを謝りました。サムは誘ってくれたダンスパーティーに行ってみたいといいました。
「でも恋人がいるんじゃ?」
「彼は気にしないから。」
メアリーとスタンの家。
メアリーは幼馴染のベンとスーザンが結婚してほしいとバレットに言いました。
「みんな変わらざるを得ない。昔の自分に戻れないんだ。ベンが戻ってきたら何もかもうまくいく。」
バレットはメアリーを気遣いスーザンの秘密を黙っていました。
川。
フォイルは紳士の服装でキーファー大尉と釣りをしていました。
「いい竿ですけど全然釣れませんね。」
フォイルはキーファーに言いました。キーファーはチェックのシャツにズボンというカントリー風のファッションで決めていました。キーファーは技師をしていてマサチューセッツのノースブリッジで働いていたと言いました。
「真珠湾でやっと決まった。アメリカには参戦に反対する孤立主義者がたくさんいたからね。私には理解できない。」
キーファーは弟の25歳のブライアンが駆逐艦のルーベンジェームズに乗っていてドイツのUボートの魚雷に撃沈されたのだとフォイルに話しました。
「お気の毒に。」
「翌日志願入隊しました。」
「私には古くても自分の竿が合うらしい。」
「イギリスは古いものはいいものだという価値観があるようですね。」
「アメリカ人はいいものでも改良したがる。」
「釣ったの私ですよ。」
「竿は私のだ。」
「おあいこってことでビールでも飲みに行きましょう。」
「ぬるいビールは?」
「完璧です。」
感想
今回は出来事がいろいろ多すぎですね。まずはリバースがいなくなったことです。リバースはサムにとってやや敵になってしまいましたから都合が悪いということでしょうか。新しく来た警官のブルックはノリノリで軽口が得意そうです。ウィルという若者の不審な死を調査するフォイルとミルナー。アメリカ軍に農場を接収されたバレット。薬品工場で得た知識で密造酒を造りバーテンを脅迫しテーラーを脅迫する悪女スーザン。妊娠したときに悪い影響のあるたばこを吸うサムは私としてはかなりのドン引きですwサムはよいこというよりは軽い子ちゃんで。ただ声優さんがよいこの声なのでイメージとのギャップがつらいです。そしてアンドリューはほんとうに新しい恋人ができてしまったのでしょうか。