美しき伝説の商人キムマンドク1話~10話のあらすじネタバレ感想
キムマンドクのあらすじ1話2,3,4,5,6,7,8,9,10,
やっと視聴が追いつきましたのであらすじをまとめて紹介したいと思います。
幼いホンは師匠に育てられて商売を学んでいました。ある日、絹屋の西門に就職したいと無理を言ってトラブルに逢い済州島に流され身分を貶められ妓生として妓房の行首のミョヒャンに育てられました。大人になったホンは美しい女性に成長していて済州島一の美女となりました。済州島の係官に水揚げを強要されました。水揚げを拒んだ女性はなぶり殺しにされました。ホンの師匠は済州島に行きましたがホンと護衛のトンアとすれ違ってしまいました。ホンは席藁待罪をしてすんでのところで水揚げを免れることができました。ある日、ホンは自分に好意を抱いているカン・ユジに買われて髪留めの絹をほどいてユジに渡そうとしましたが、そこに師匠が現れホンの貞操は守られました。再会したホンと師匠は涙を流して再会を喜びました。師匠はホンは本来低い身分ではないので身分を証明するものを探そうと言いました。
済州島に派遣されたホンの初恋の人チョン・ホンス注簿は役人にあわびの不正取引の疑いがあるので帳簿を持ってくるよう命じました。チョン・ホンスは海女にあわびのことについて尋ねるとあわびの献上品はすべて西門問屋に持っていくのだということでした。
チョン・ホンスは怪しいと思った西門問屋に行くと幼馴染のカン・ユジと再会し抱き合いました。カン・ユジは寺子屋で差別されていた自分にふつうに接してくれたチョン・ホンスに感謝していました。
「チェジュの献上品のあわびが都の闇市で闇取引されている。まさかお前が大行首だったとはな。」
カン・ユジはチョン・ホンスの力になろうと約束しました。
ホンは兵判の息子が済州に来ていると仲間の妓生から聞きました。
カン・ユジはチョン・ホンスのために宴を披露しました。
「お前に紹介したい娘がいる。入ってこい。」
ユジはホンスの前に妓生のホンを呼び舞わせました。ホンスはホンが妓生であることをまだ知りませんでした。ホンスは海女について尋ねるために宴会に出席したと述べました。ホンスはホンに役所に出頭しろと言うとカン・ユジはその妓生は私の恋人だと言いました。
ホンはカン・ユジの隣で笛を吹いていました。ホンは「恋人とはお互いに心を寄せ合った者に使う言葉です」と言いユジに心がないことを告げました。ユジはホンにしがみつきましたがホンは妓生なので逆らいませんでした。そこに師匠があらわれ「その手を離せ」とユジに言いました。ホンはユジが憎い敵で養成所を潰したの息子であることに初めて気が付きました。師匠は早く妓生をやめて大行首との関係を断つように言いました。
悪徳商人カン・ゲマンは妾のオ・マクソンに日々毒を盛られていました。オ・マクソンはカン・ゲマンとの息子に店を継がせるためまずは店を自分の物にしようと企んでいました。カン・ゲマンは兵判でチョン・ホンスの父チョン・ドウンにアワビの不正取引が発覚せぬよう便宜を図るよう頼みました。
カン・ゲマンは両班にピョン・シスを止めてくれたら兵判を倒す策を教えると大金を渡しました。妾のオ・マクソンはカン・ゲマンが兵判の敵にわいろを渡したとドウンに言いました。オ・マクソンは主人の子をみごもってました。カン・ゲマンは息子のユジに店を任そうと言うとオ・マクソンはゲマンを殺す決意をします。
夜。カン・ゲマンが(オ・マクソンの指示で)襲撃されました。それをゲマンを見張っていた武官キム・ウンニョルに救われました。
ミョヒャンはホンが自分が殺したウノンが生母であることを知り海女頭の口封じを済州の役人チェ・ナムグ係官に唆しました。
トンアはホンがいつまでも若様ホンスからもらったにおい袋を持っていることに気が付きました。ホンスはくじら幕という役所の手が届かない秘密で危険な場所(スラム)が済州島にあり、そこでは疫病が流行しているので熱が出たら薬草を噛むようにとの手紙をホンから受け取りました。ホンの師匠はひとりでくじら幕に行きホンは師匠の後を追いかけました。ホンスもホンが幼馴染であることに気が付き追いかけました。役人のチェ・ナムグはカン・ユジに秘密を知っている海女頭を殺すよう命じました。ホンとホンス、ユジはそれぞれ馬を走らせくじら幕に向かいました。
くじら幕に着いた師匠は海女頭にウノンの話を尋ねました。師匠はウノンが産み落とした子を取り上げたのは自分だと海女頭に言いました。海女頭はミョヒャンがウノンを殺したのだと証言しました。ホンは師匠と合流し、ホンスもホンと再会しました。ホンはホンスを見て涙を流し手を取り合いました。ユジはその様子を見ていました。
ホンとホンスは浜辺で二人きりで話しました。
「ホン。なぜ知らないふりをしたのだ?妓生であることを恥じたのか?」
ホンスはずっとホンを思っていたこと。ホンに手紙を何度も書いたことを告白しました。ホンもまたホンスを導いてくれた済州をありがたく思うと言いました。
師匠はミョヒャンにウノンを殺したことを問い詰めホンに妓生をやめさせるよう言いました。ホンスはアワビの不正を尋ねるためくじら幕の海女にホンと一緒に会いに行きました。ミョヒャンは海女を殺さねばならぬとチェ・ナムグ係官を唆しました。ホンスは長官にも証言するよう約束を取り付けましたが海女頭は殺されてしまいました。くじら幕の住民たちはホンスに怒りました。ホンは口封じを祝う宴に乗り込みご膳をひっくり返しチェ・ナムグ係官に長官に言ってやると言いました。ホンを虐げた係官をカン・ユジは憎みました。
カン・ユジはホンを守るためホンスに会うと不正の証拠を渡しました。
「お前が必死になって探している証拠だ。それでチェ係官をぶち込め。このままではホンも死んでしまう。ゆえにその帳簿でホンを助けたい。ホンには黙っていてくれ。よいな。」
ホンスは直ちにチェ・ナムグとカン・ユジを逮捕しました。カン・ユジはアワビを闇市で売ったことを認めホンは釈放されました。
西門の不正が発覚し独占が終わり東門は商売のチャンスを得てキム・パンスルは喜びました。ホンスは本土に帰ることになりホンと別れのあいさつをしました。ホンスはにおい袋をホンに預けました。
チョン・ドウンのもとにカン・ゲマンを捕らえるよう息子のホンスから手紙があり、武官のキム・ウンニョル(ホンの父)はドウンに指示を仰ぎました。
オ番頭は毒薬をオ・マクスンに渡しました。オ・マクスンはチョン・ドウンにドウンの不正を知っているカン・ゲマンを始末してあげると言いました。マクスンはいつもより強い毒薬をカン・ゲマンに与えるとゲマンは苦しんで死にました。
「初めは絹問屋の使用人が夢でした。今は絹問屋を手に入れたい。大房(テバン)さまが絹問屋を息子に継がせると知り心変わりしたのです。何をお考えかよく分かります。なぜこんなことになったのか。どこからおかしくなったのか。自分がどんな過ちを犯したのか。」
「貴様。よくも・・・うう。裏切りやがったな。ああ。ユジ。ユジよ・・・。」
「あなたの一番の過ちはお師匠様を捨てたことです。お師匠様がそばにいたら私はこんなことを夢見ることなかったのに。」
オ・マクスンはおなかの子を絹屋の大房に育てると誓いました。
兵判のチョン・ドウンはカン・ゲマンが死んだと聞いて喜びました。
ミョヒャンは係官に師匠(キム尚宮)を殺しホンをくじら幕に送るよう戸房に罪を着せる策を教えました。戸房は係官に命を差し出すので家族の面倒を一生見てくれと言いました。ミョヒャンは師匠とホンを騙し港に向かわせました。師匠は捕らわれる間際にホンに母はウノンだと教えました。ホンと師匠は逃げ出した罪で断罪されました。
ホンはくじら幕に連れていかれました。住民たちは海女頭の敵をとるとホンをなぶり殺しにする寸前で海女の女に制止されました。ホンは目を覚ますと助けてくれた海女が伝染病で熱を出していました。ホンは人を呼びましたが誰もいませんでした。
ユジは係官にホンはどこだと怒鳴り込みましたが係官は家に帰らぬと許さぬと言いました。ミョヒャンはホンは漢陽に行ったとユジに嘘をつきました。
トンアは主の東問屋の大行首コ・ソクチュにホンと師匠を救いたいと相談しました。コ・ソクチュはカン・ユジと会いミョヒャンがホンと師匠を騙したのだと言いました。
ホンは疫病にかかりました。村人はホンが海女頭を殺したと思っていました。ミョヒャンは早く師匠を殺すよう係官に頼みました。係官が牢獄に行き師匠に会うと師匠は次に兵判に切り捨てられるのはあなただと言いました。ユジは父のテマンが死んだという知らせを聞きました。西門問屋はオ・マクソンが乗っ取りました。
漢陽に戻ったホンスはホンの父に不正の証拠を渡しました。ホンの父は捜査は打ち切りになったとホンスに言いました。チョン・ドウンは息子のホンスに休むよう言いました。
係官が牢屋の師匠に会うと師匠は兵判がカン・テマンを殺したのだと言いました。係官は肝を冷やしました。係官は師匠に策を求めました。
「命が助かる取引なら損にはならぬはずだ。」
東門。弟子たちは大行首に奪われた商権を取り戻す機会が来たと話し合いました。
「商売より二人を助けるほうが先だ。」
大行首とトンアはホンの居場所を探すために話し合いました。
トンアはミョヒャンの後をつけるとくじら幕に着きました。ホンは熱を出して死にそうでした。その様子を見てミョヒャンは喜びました。目が覚めたホンは海女の女ペク・ソレに養母のミョヒャンに罪を着せられたと言いました。海女の女ペク・ソレはミョヒャンはホンを騙して妓生にしたのだと教えました。トンアはユジにホンがくじら幕にいるので急いで助けてほしいと言いました。ユジは私兵を集めてホンを探すよう命じました。係官はホンとユジを殺すことに決めました。ユジはトンアと部下に係官の兵を食い止めるよう命じました。海女の女ペク・ソレはホンの生母のウノンのことを知っていました。海女ペク・ソレはホンにウノンはミョヒャンに殺されたと言いました。ユジは放心するホンをくじら幕から救い出しました。ユジは船で済州を出ようと言うとホンは残ると言い張りました。ホンはユジに母を殺した者が島にいると暴れました。ホンはユジに「お前を救うにはこれしかない」と縛られました。ホンは陶器の破片で縄を解いて逃げました。
漢陽。兵判のチョン・ドウンたち両班はオ・マクスンに賄賂(裏金)を要求しました。オ・マクスンは済州に行き西門を立て直してから差し上げると約束するとチョン・ドウンは商売を認めました。ユジが本店に帰ってくるとマクスンはユジに母と呼ぶよう命じました。
キム・ウンリョルは部下のチョン・ホンスにこれ以上西門問屋の捜査に関わらないよう言いました。ホンスは済州に自分も連れていくようキム・ウンリョルに頼みました。
ホンはミョヒャンに会いなぜ母を殺したのか尋ねました。
「私の母を売ってあなたは何を手に入れたのですか?」
「すべてだ。私はすべてを手に入れた。金を手に入れその金で地位も手に入れた。」
「母を売って手に入れたお金はいいものでしたか?」
「この世のどこに金ほどよいものがなかろうか。私はこの手に誰もくれぬものを手に入れたのだ。」
ホンはミョヒャンを許せないと言いました。
「許すだと?許しを乞うべきことなど私はやってない。」
「お母さん!お母さん!お母さん!お母さん!お母さんは私との七年間の縁をたった今切ったのです。」
ミョヒャンは泣きました。
ホンは済州長官の前に跪き一度の審議も受けていないと直訴しました。長官は出頭したので相応の赦免をするように言いました。ホンは牢屋の中で師匠と再会しました。師匠はウノンは商人イ・マンボクの娘だと言い戸籍台帳があれば身分を回復できると教えました。済州島にホンスとキム・ウンリョルが現れました。ホンスは長官にホンが三度受けるべき審議を受けずに投獄された件を問題にしました。ホンに審議の場が与えられました。長官はホンに身の潔白を与える猶予を五日間与え母が平民である証拠も持ってくるよう命じました。
「自分に恋慕するあまり友達を裏切った愛の深さに感動するかあるいは愛する女を殺めたことを恨むだろうか。」
係官はミョヒャンに言いました。キム・ウンリョルはホンが関係あると係官に言いました。
ホンはトンアと一緒に東門の大行首に会い済州から出入りした人間を調べるように頼みました。
オ・マクスンは済州島に着きました。ユジも島にいました。
ホンはホンスに戸籍台帳に自分の母の記録がないか見せてくれるよう頼みました。ユジはホンに(金の力で)濡れ衣を晴らして身分も平民にしてやると言いました。ホンはそれを断り自力でやると言いました。
キム・ウンリョルはナムグを尋問し本当に一人で不正を行ったのか尋ねました。係官はなんとか邪魔をしようとしました。キム・ウンリョルは献上品横領事件の真相を突き止めるまで済州にいると言いました。
ユジはホンが戸籍台帳を探していることを部下から報告を受けました。
マクスンは師匠に西門問屋に入ることを条件に放免と平民への身分の回復を約束しました。師匠はホンはマクスンの汚い手を借りるような子ではないと誘いを断りました。
ホンとホンスは戸籍台帳を探しましたがホンの母のことが載っている台帳だけなくなっていました。
ユジはホンを浜に呼びました。ホンスも一緒に行きたそうにしてユジのホンを思う気持ちは誠であると言いました。ユジは妻になればすぐに妓生をやめられるとホンに言いました。ホンは断りました。
「ならばこれはどうだ。お前の母と祖父のことが記された戸籍台帳だ。妻にならねば燃やしてしまう。」
オ・マクスンはキム・ウンリョルを始末することについて係官とミョヒャンに話しました。ミョヒャンはキム・ウンリョルがホンの父だと明かしました。
ホンは妻になることを断るとユジは火の中に戸籍台帳を投げました。ホンは台帳を取ろうとしましたがユジはホンを抱きました。
「本当は私を手に入れたいだけですね。」
「髪飾りをくれたのに微塵も心を寄せなかったのか。」
「あのお方の名を気安く口にしないでください。」
「・・・これが本物の台帳だ。この思いが誠かどうか俺にもわからぬ。それゆえお前が見極めるのだな。」
ユジは戸籍台帳を地面に落として立ち去りました。
ホンはキム・ウンリョルに戸籍台帳を見せました。ウンリョルは台帳を見て驚愕しました。
「母親はまことにこの者の娘か。すると母親の名はイ・ウノンと言うのか?」
「なぜ母の名をご存じなのですか?」
「ウノンが・・・ウノンが・・・母親だと?」
感想
一気に10話観てしまいました!このBGM、あまり好きじゃないのですがー。朝鮮の民族音楽なのでしょうかね。このリズム感は「ファン・ジニ」で妓生が剣の舞を踊っているときのリズムとまったく一緒で気持ちが落ち着かずにそわそわしちゃいますwほんとうに韓国ドラマは主人公が生まれる前のエピソードが好きですね。出自の説明がないと韓国の人はドラマの主人公を精神的に受け入れられない習慣でもあるのでしょうか。そして「キム・マンドク」には「テワンセジョン」でキム・ジョンソを演じていた時代劇でのみ輝く色男が出ているのです。名前は・・・イ・ビョンウク!現代のファッションは非常に似合わないのですが、時代劇となるといつも醜い野心をチラ見せして輝いています。