「朱蒙(チュモン)」第76話あらすじネタバレ感想 全81話
チュモン第76話あらすじネタバレ感想
朱蒙(チュモン)は帯素(テソ)王の即位式のため扶余に入りました。ナロは武装を解くように言いました。チュモンはそれに従い非武装で扶余宮殿に入りました。
チュモンはテソ王子に「王位を継承なさることお慶び申し上げます。王様のお加減がすぐれぬとのこと。お見舞いします」と言いました。
大妃はチュモンが来たと知り憤怒しました。
チュモンはクムワに会いました。なぜ来たのかと問うクムワにチュモンは共存の道を探りに来たと言いました。クムワは扶余を責めなかった高句麗はチュモンの意思だったのだろうと理解を示すとチュモンは事件があり自分の意思だけで戦争を防ぐことは難しいと言いました。チュモンはテソ王を説得してもらおうと頼みましたがクムワはテソ王は無理だと言いました。
夜になりました。
沸流(ピリュ)王子はチュモンになぜ父は無礼に耐えてまで扶余にとどまるのか、扶余は父上にとって仇であるはずと言いました。チュモンは仇である前に自分の出発点でもあり高句麗の仇は扶余ではなく漢なのだと言いました。沸流(ピリュ)王子はチュモンに武術大会に出たいと言いました。烏伊(オイ)は誇らしげに沸流(ピリュ)王子を見つめました。チュモンは王子の申し出を承諾しました。
次の日。
イエソヤは洗濯に行こうとしましたが友達の女性が病気なのに仕事しちゃだめだと言い、チュモンが即位式に扶余に来ていることを教えました。
ユリ(瑠璃)王子はサンチョンという偽名で選手登録をしているとオイが沸流(ピリュ)王子と一緒に参加を申請していました。
ファン・ジャギョン太守はテソ王に漢の皇帝の親書を持ってきたと書簡を渡しました。ファン・ジャギョンは漢と組めば軍事支援を約束し、断れば扶余を攻めると言いました。
朱蒙(チュモン)はファン・ジャギョンと出会いました。ファン・ジャギョンはあの時の恨みを忘れておらぬというと、チュモンは荷物を整えすぐに遼東から立ち去るように言いました。
武術大会の予選で沸流(ピリュ)王子は商団を襲ったユリがいるとムゴルに言いここは黙っているようにと命じました。
ユリ王子は沸流(ピリュ)王子に頭を下げました。
「覚えているか。北沃沮(オクチョ)では奇襲を受けた。最終戦で会おう。必ず勝ち上がれ。」
ユリ王子と沸流(ピリュ)王子は決勝に勝ち残りました。イエソヤはその話を聞くと表情が曇りました。
夜になりました。
イエソヤは寝ているユリ王子を心配そうに見つめて涙を流しました。
次の日。
テソ王と王妃ヤンソルランの即位式が行われました。ヨンポ王子は苦々しく思っていました。大妃は寝たきりになっていました。クムワは民と同じ空気を吸って生きていくため宮殿を出るつもりだとテソ王に言いました。クムワは私的な恨みを捨ててはならぬ、チュモンへの恨みは捨てて扶余の未来のために尽くせと助言をしました。
イエソヤは決勝に行くよう友人に誘われました。
武術大会決勝。
朱蒙(チュモン)とテソ王たちは試合を観戦しました。
「勝負はじめ」
ナロが言うと太鼓が叩かれました。
ユリ王子と沸流(ピリュ)王子は木刀で戦いました。
イエソヤは試合を見にきてチュモンを見つめ涙を流しました。
朱蒙(チュモン)はイエソヤに気が付きました。イエソヤもチュモンが見ていることに気が付きました。
「オイ。群衆の中にイエソヤを見たようだ。探してくれ。」
オイと陝父(ヒョッポ)はイエソヤを探しに行きました。
ユリ王子は沸流(ピリュ)王子に勝利しました。
「すみません。」
沸流(ピリュ)王子はチュモンに謝りました。
「よくやった。怪我はないか?戻って休め。」
朱蒙(チュモン)は沸流(ピリュ)王子をねぎらいました。烏伊(オイ)と陝父(ヒョッポ)が戻ってきましたがイエソヤはいませんでした。
帯素(テソ)王はユリ王子を部屋に呼び酒を下賜しました。
「おかげで私の威信は保たれた。ナロよ。この者を護衛軍に任命し私の身辺警護に当たらせろ。」
朱蒙(チュモン)と帯素(テソ)王は会談しました。
ヨンポ王子は非武装のチュモンを殺してはどうかとファン・ジャギョンに提案しました。
会談の場。
「私は今日までチュモン王を認めてこなかった。だが今後は王として認めよう。それは同盟を認めたわけではない。」
テソ王はチュモンに言いました。
「もし扶余が漢と同盟すれば高句麗は漢を攻めるかもしれない。扶余は私の父と母を殺した国です。仇にさえ歩み寄る私の覚悟がわかりませんか。私は胸にうずまく恨みを捨てたのは漢を打ち破るという大業があるがためです。その大業を扶余と手を携えて成し遂げたい。
ユリは護衛兵になったことをイエソヤに報告しました。イエソヤはクムワ王の側室ユファが暮らしてきた宮殿の礎に大事な証が埋まっていると言いました。
「誰が母さんにそれをくれたの?その剣が何を証明してくれるっていうの?」
「見つけたら話してあげる。」
夜になりました。
プドゥクプルはテソ王の決断に従うと忠誠を誓いました。そこにナロがやってきて「高句麗の一行がチョンム山に登りたいと言っている」と報告しました。テソ王は「望み通りいかせてやれ」とナロに言いました。ナロはユリ(瑠璃)王子を呼ぶと、密かに後をつけてチュモン王の動きを報告するよう命じました。
ヨンポ王子は天が味方していると喜びました。
チョンム山のふもと。
「あのあたりで解慕漱(ヘモス)将軍は息を引き取られました。」
陝父(ヒョッポ)は沸流(ピリュ)王子に言いました。
チュモン王はヘモスが鳥葬された崖で亡き父に拝礼しました。
ユリ(瑠璃)王子はその様子を隠れて見ていました。
チュモンはヘモスと稽古した日々を思い出していました。
「達人は体全体で剣を感じ取るのだ。剣だけでない。槍。弓。どんな武器でも基本は同じ事だ。剣に気を込めてみろ。」
「はーっ!」
ヘモスは剣をかわしチュモンの頬を優しくなでました。
チュモンはテソ王への憎しみを抑える日々のふとした瞬間に目が曇らないよう導いてくれと父に語り掛けました。
父を見つめるユリ(瑠璃)王子の首元に剣が突き付けられました。ユリは烏伊(オイ)に見つかってしまいました。
「こいつが、大王様をつけていました。」
オイはユリをチュモンに差し出しました。チェサとムゴルとマリはユリを殺して高句麗に帰ろうと言いました。
「行ってよい。」
チュモンはユリを許しました。
「たった一人でつけてきた者が何を企めるでしょうか。テソ王が父上を殺めるならもっと多くの兵をよこすはず。」
沸流(ピリュ)王子は言いました。
「行け。」
ユリは烏伊(オイ)に剣を返され走り去りました。
ユリが林を歩いていると黒装束の刺客がチュモンの一行を目指しているのを見つけました。ユリは走りました。
チュモンの一行がヨンポ王子の襲撃を受けました。ユリはチュモンのもとに戻ると剣を抜いて刺客と戦いました。
「やー!ええい!えい!」
ユリはチュモンの横で戦い背中合わせになりました。
感想
またちょっと面白いことになりました。父と元妻と息子の生き別れの再会。韓国の人って生き別れるドラマが好きですねー。イエソヤはどうしてチュモンから逃げ隠れするのでしょうか。ユリを危険な目に合わせたくないという考えなのか・・・はたまたみすぼらしい自分がソソノとの関係を邪魔したくないのか。イエソヤちゃんはチュモンに登場する中で一番の善人ですね。