逆転の女王12話
あらすじ
ク・ヨンシクは見合い相手の女性を車で送っている途中テヒの話ばかりしていました。そして会社の前でテヒが駐車禁止の場所に停車していたので令嬢に車のカギを渡し気になってテヒの後を追いました。
ポン・ジュンスはヨジンと会社で恋人時代の思い出話をしていました。そこにテヒが現れ怖い顔でジュンスに言いました。
「なぜ女房の顔を見ると驚くの?説明して。2002年と書いてあるわ。つまりあなたがこの会社に入る前の写真よ。そのときから知り合い、いいえ。交際してたの?」
テヒはポン・ジュンスにヨジンとのツーショットの写真を投げました。
「結婚の約束もしていたわ。」
ヨジンは言いました。
「やっぱり未練があったから会社に入ったのね。そしてヨジンへの腹いせのために私と結婚したの?」
「腹いせで人生無駄にしない。すべて話すからとりあえず出よう。」
ポン・ジュンスは釈明しました。
「だからあんなこと言ったの?主人が好きと。なぜ堂々としていられるの?」
「彼と私が先だったからよ。」
テヒは部屋を出ていきました。
「お前に残っていたわずかな愛想まで尽きそうだ。」
ポン・ジュンスはヨジンを振り払いテヒを追いかけました。テヒは今まで疑念がありながらもポン・ジュンスを信じたかったから黙っていたと泣きました。
「なのに私にこんな仕打ちをするなんて。私は六年間の結婚生活を根こそぎ盗まれたようよ。結婚事態が詐欺だったのよ。どうして隠してたの!」
「お前とペク・ヨジンは犬猿の仲だったのに離しても信じたか?お前のために隠したんだ。」
「なぜバレるのよ!死ぬまで隠しておけばよかったのに。私の心をなぜボロボロにするのー!」
テヒは叫びました。
「すまない。」
「別れても文句ないわよね。私は本当に妻だったの?あなたにとって私は何だったのよ。」
テヒは泣きながら帰りました。
ヨンシクはテヒの車の前で待っていました。
「世話の焼ける人だ。駐禁エリアだから見張ってました。」
「行かせてください。悪いけど冗談に付き合う気分じゃないんです。すみません。」
ヨンシクはテヒの手をつかみました。
「泣いてます?」
「・・・・・・。」
テヒは一人車に乗ると走り去りましたがすぐに道路わきに車を止めて泣きました。
「ファン・テヒさん。ファン・テヒさん。大丈夫ですか?」
ヨンシクが車の中を見るとテヒは伏せって泣いていました。
次の日。ハン常務は会社に宿泊していたポン・ジュンスを見逃しました。そして次に現れたモク部長は許しませんでした。ハン常務は特別企画室に現れモク部長が当直室に宿泊して迷惑だといいました。テヒはモク部長は住む家を探してたのだと言いました。ヨンシクは言い訳を考えながらモク部長が始末書を書いていたので宿泊していたと言いました。
「責任は僕にありますから今日は貸しにしましょう。」
ヨンシクが言うとハン常務は覚えてろよと退散しました。
「この御恩は忘れません。」
モク部長はヨンシクに腰を折りました。
会長はヨンシクのことを人間味がありいい経営者になれそうだと言いました。ハン常務はヨンシクは状にもろいと規則違反の社員を見逃したことを役員の前で言いました。
会長はヨンシクを銭湯に誘い話を聞きました。
「生きた魚は水に抗い進む。お前が生きた魚か確かめたい。企画室と特別企画室にテレビ番組枠をやる。売ってみろ。結果を数字で出して私に突き付けてみろ。」
ハン常務は会長夫人と絵画展に会い様子を報告しました。会長は勝つように命じるとハン常務は最高売り上げをたたき出したモデルを使うと言いました。
特別企画室。
ヨンシクとテヒと社員たちはモデルを誰にするか話し合っていました。ギップムは商品のリスト、プレゼンはユギョンがすることに決まりました。チュはキャスティングが可能な芸能人のリストを集めるようヨンシクに命じられました。チュが忙しいと文句を言うとテヒは同時に複数の企画をすすめることもあると言いました。
「今は忙しく働くしかないです。でも疲労で肝機能が低下して死ぬと困るから栄養ドリンクもあげます。さあ。忙しく働いてください。」
ヨンシクは気前よく言いました。
ヨンシクの執務室。
秘書は昨夜の見合いで話に出た人は部下だろうと言いました。
「先輩が心配してる人。ユギョンさん?この間偶然聞いたんです。パン職人のキム・タックて男にふられてつらいと。」
「初耳だ。違うよ。」
「嘘つけ。」
「切れ者だと思ったのに意外とまぬけだ。違う人を探そうかな。」
「違う人って?まさか秘書?」
テヒはポン・ジュンスに企画を盗んだのはペク・ヨジンの差し金かと尋ねました。ポン・ジュンスはハン常務とペク・ヨジンチーム長の指示でやったと言いました。テヒはヨジンのために罪を着たのかと言うと人のせいにしたくなかったと言いました。テヒはポン・ジュンスに再び失望しました。
テヒはハン常務の部屋に行き盗作問題を常務会議で報告すると取引を持ちかけました。
「証拠があって言ってるの!?だったら証拠を見せなさい。」
ハン常務は声を荒げました。
「常務。常務は私が怖いですか?」
「なんですって!」
「契約社員に恐れをなしてペク・ヨジンに企画まで盗ませて。思えば五年間私の再就職を妨害したのも私を懲らしめるのではなく私がほかの会社で常務のライバルになって負けてしまうのが怖かったのでしょう。違いますか?昔は常務を恨んでいましたが今となっては私を高く評価しているのだと感謝しています。ペク・ヨジンチーム長には気の毒ですが。今後常務が恐れるほど高く評価してくださった腕を存分に発揮します。励ましはいりません。汚いやり方で邪魔だけはしないでください。もっとも尊敬した人の見苦しい本性を見るのがつらいのです。もし、また邪魔なさったらそのときは常務でなく大勢の前で流出事件の証拠を公開します。」
パク常務は目を赤くして涙を流しました。
ヨジンはポン・ジュンスにばらしたのかと問い詰めました。ポン・ジュンスはどんな罰でも受けると言いました。
ク・ヨンシクは自分の家にホームレスになったモク常務を住まわせました。
「何か匂いますよ。」
モク部長は水むしなので足を洗ってくると言いました。
ポン・ジュンスは家から閉め出されました。テヒのお母さんはなぜ閉め出されたのかポン・ジュンスに尋ねたらポン・ジュンスは正直に結婚する前に付き合ってた女がいたんだと言いました。
「同じ女ならテヒの気持ちがわかるでしょう?」
「何てことしたのよ!」
特別企画室。
パク・チェリンをモデルにする話が浮上しました。ユギョンはテレビに映る自身がないとテヒに言いました。
「頭が真っ白になるの。」
「そういうときは何も言わずに五秒間カメラを見るの。」
「それじゃ放送事故と思われますよ。」
「沈黙の後には注目を集める効果があるわ。」
「さっき何を話したか忘れるんです。」
「達弁とは自分の話を覚えている人ではなく自分の話を記憶させる人だ。人にどう見られているかは気にしないで。ユギョンさんは話をうまく伝えることだけを考えるの。」
ヨンシクはユギョンを励ますテヒを隠れて見つめていました。
企画室。
「奥さんに閉め出されたのね。」
ヨジンはポン・ジュンスに言いました。
「仕事の話だけしてください。」
「だからって服くらい着替えたらどうなの?ワイシャツがみっともないわ。朝食は食べたの?」
「今晩制作スタッフと会議があります。場所はクイーンズホテルです。では失礼します。」
「無視しないで。」
ヨジンは私的な話をポン・ジュンスにしましたがポン・ジュンスは仕事以外の話を受け付けませんでした。
ハン常務はヨジンに何かを命じました。
テヒはモク部長の体調が悪いので万が一家で何かあったら救急車を呼んでくださいと言いました。テヒのスマートフォンにクイーンズホテル1223号室の写真が何者かから届きました。
ク・ヨンシクはマンションに戻るとテヒからもらった熱さましシートに触れて嬉しそうに歯磨きしていました。
「私の歯ブラシです。勘違いしたんですね。大丈夫です。」
モク部長が言うと・・・
「おえっ。うぇっ。」
ヨンシクは口の中のものを吐き出しました。
テヒは落ち込んでいる妹に大丈夫か尋ねました。妹は夫が知らせた場所と違う場所にいることを知って不安になっていました。
「事故にあって悪い記憶だけ消えてほしいわ。」
「物騒なこと言わないで!」
「あたしは手に職もないのよ。簡単には言わないで。」
妹は浮気した夫を信じられなくて行く末に不安を抱き泣きました。
テヒはポン・ジュンスに電話をかけました。
ホテル。
企画室のみんなは集まって会議をしていました。ポン・ジュンスは会議だとテヒに言いました。
不安になったテヒは家を出て会社に行きました。会社の会議室には誰もいませんでした。テヒはメールのあったホテルの1223号室の前に立ちドアホンを押しドアを叩きました。するとポン・ジュンスが出てきました。
「なぜここに?」
「会議は?」
「ここで会議してるんだ。待て。お前何を?」
テヒはポン・ジュンスを押しのけて部屋に入ると企画室の社員たちがいました。
「どうしたの?」
ハン常務は嬉しそうにテヒに言いました。テヒは罠にかかったことにも気づかず帰ろうとしました。
「待てよお前さん。」
「信じられないの。あなたを。何もかも疑ってしまう。どうしよう。あなたと・・・あなたと・・・。暮らせないわ。」
感想
早くも離婚の危機!?ダメ男のポン・ジュンスはちょっとは改心したのでしょうか?果たしてポン・ジュンスはテヒを支えられる男になれるのでしょうかw今はまだ全然無理そうですね。ドラマの中で出てきたパク・チェリンは一体誰のことなのでしょうか?「シークレット・ガーデン」で主人公が代役を務める女優の名前もパク・チェリンでしたね。そしてなぜモク部長がホームレスになってしまったの!?そんなにお給料が安いのでしょうか。水虫や歯周病はうつりますから世子のヨンシクは・・・汚染されちゃったかなw主人公のテヒ役の人は韓国語がわからない私が聴いても発音がきれいですね。
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