逆転の女王23話
あらすじ
酔ったヨンシクはテヒにマンションまで送ってもらいました。テヒはどうやってヨンシクを起こそうか困っていました。ヨンシクは眠ったふりをして涙を一筋流しました。テヒはヨンシクの涙に触れるとヨンシクはテヒの手を握りました。
「ありがとう。引き留めてくれて。」
ヨンシクはしばらくテヒの手を握っていました。
(♪ヨンシクの心を代弁した挿入歌が流れる♪)
テヒが歩いて帰ろうとするとヨンシクは送ると一緒について行きました。
「ファン・テヒさん。引き留めたので責任をとってください。もう俺に逆らっちゃだめです。言うことをきいてください。試験センターを稼働しても時間がないうえに失敗を望む者も多い。結果を出さないとチームもファン・テヒさんも俺に服従して一生懸命サポートしてください。これは引き留めた責任です。」
「仕事としてならわかりました。」
ヨンシクはテヒを嬉しそうに見つめました。
特別企画室は会議を開きました。
秘書のカンウは試験センターのスケジュールについて説明しました。
ヨンシクはアイデアが浮かべばすべて提出し、査定と選定は自分がするとお言いました。
「判断基準は大衆性、収益性、独創性です。80点以上取れば帰れます。」
「あのう。今の言葉は80点以上は家に帰れないと・・・。」
オ課長は家に帰れないことを心配しました。
「ええ。俺と会社で徹夜です。」
「二人きりで夜遅くまで仕事を?」
ギップムはよからぬことを想像しました。
「点数をクリアするまで延々と怒られる可能性もあります。それに私との仲も悪くなるでしょうね。」
社員食堂。
モク部長は90点をもらいました。
テヒは「去年ライバル会社が失敗した企画に似てる。」とヨンシクに叱られ35点をもらいました。
テヒが社員食堂で昼ご飯を食べているとヨンシクが向かいの席に腰かけました。
「そんなに私と一緒にいたい?バレバレですよ?難癖つけて居残らせたんでしょ。本音がばれてはずかしいですか?」
「いや。私はそういう解釈をするとあきれてました。私は本気でファン・テヒさんのアイデアはを35点と25点だと思いました。好きだから高得点をあげたかったけど公私混同はまずいでしょ?」
夜の常務室。
ハン常務は英語で電話をかけミスター・キンにディナーの場所を教えてもらっていました。電話が終わるとポン・ジュンスが呼ばれて入室してきました。ハン常務は昔韓国で失敗したオフィーリアというブランドが海外で売れているので販売権を得たいのでライバル社との提携をディナーの場所で阻止しろと命じました。
ヨンシクとテヒは暗い部屋で残業していました。
「・・・顔が近すぎます。」
「ギップムさんの案と似ています。パクる気ですか。」
ユギョンが帰路についているとカンウが泣いてました。
「愛が冷めたんですか?」
「冷めるも何も付き合ってないでしょ。私。恋愛結婚はしないつもりです。恋愛したら貧しい者同士でいろいろつらくて。だから裕福な人と結婚して肩の荷を下ろしたいんです。」
「そうですか。御曹司でもないただの秘書でもユギョンさんの荷物くらい背負える。一度くらい真剣に考えてください。」
「男のくせにどうしてなくの。うそでしょ。どうして。どうして私まで泣くのよ。」
テヒとヨンシクが一緒にエレベーターに乗ってるとポン・ジュンスが乗り込んできました。ポン・ジュンスは地上に降りるとヨジンと一緒に帰りました。テヒは感情を乱しませんでした。
ポン・ジュンスはヨジンとレストランで夕食を食べました。
「私もジュンスさんをさんざん利用したもの。これからは私も利用してね。」
別の日。
ヨンシクは義兄のヨンチョルに対決を宣言しました。
「兄さんがよくしてくれたおかげで俺も熱くなってきたよ。」
「火傷するなよ。」
「裏切られて痛みも感じませんから。」
会議室。ポン・ジュンスとヨジンは二人きりで仕事をしていました。ヨジンは提携の阻止に一緒に行くといいました。
「通訳を呼ぶわ。韓国の英語は文法中心で問題が多いわ。」
「俺は第二外国語がドイツ語だったから・・・・。」
ホテル。
ポン・ジュンスがヨジンを待っていると警官のヒョクが現れました。ヒョクはヨジンに通訳として呼ばれてきました。ヨジンはヒョウ柄のコートを着ておしゃれをしてきました。ヨジンがコートを脱ぐと大きく背中が開いた袖なしのミニドレスになりました。すると隣の席に座っていた白人がヨジンの背中に鼻の下を伸ばしました。ヨジンはオフィーリアの経営者の前で物を落としてきっかけを作りました。三人の座る席に白人の男が現れました。
「あなたたちはクイーンズの人ですか?ハン常務が送ったんだろ?不愉快だ。」
「ええ。認めます。あなたに取り入り提携を結ぶために来ました。」
ポン・ジュンスが言うとヒョクが通訳しました。ポン・ジュンスはオフィーリアに感動し、製品すべての容器がリサイクル可能なところが素晴らしい、チャンスをくださるなら過去の過ちを挽回したいと言いました。
ホテルの入り口。
「竹を割ったような性格だ。その場でノートは。」
ヒョクは二人に言いました。
ヨジンはヒョクに礼を言っただけでポン・ジュンスと二人で帰りました。ヒョクは気分が悪くなりました。
またある日。
テヒはヨンシクの部屋に来て手作りで化粧品を作ってる人を訪ねて調べ、自分で作れる「DIY化粧品」を思いつきました。ヨンシクはすぐにテヒを連れて作っている人を直接訪問しました。
会長室。
ク会長は最近ヨンシクの母が韓国に入国したという情報を報告しました。
ヨンチョルはヨンシクの母にヨンシクが会いたくないと言っていると嘘を言いました。
「でも出国まで時間がないのです。次はまたいつ来られるかわからないからお願いしたいのですが。一か月後に手術を受けます。脳に腫瘍が見つかりまして。医者の話では手術を受けると記憶障害のおそれがあると。」
「ヨンシクを忘れる可能性を懸念されて韓国にいらしたのですか?もう一度手術のことを話してみます。事情を話せば考え直すかと。」
「いいえ。内密にしてください。30年ぶりにあらわれて見苦しい限りです。息子に負担をかけたくありません。遠目だけど顔を見られたら十分です。」
会長の女性秘書はヨンチョルの部屋で何かを探していました。すると秘書はハン常務に見つかりました。
「私の怖さを思い知るか私に従うか選んで。」
秘書は会長に嘘の報告をしました。
テヒとヨンシクは道に迷いました。
「ああどうしよう!」
車が雪で動かなくなりました。
「だから畑や田んぼが見えて・・・わかるだろ。だから畑や田んぼがあって・・・。」
ヨンシクはカンウに電話しましたが・・・。
ポン・ジュンスとヨジンはカフェでオフィーリアの件をもう一度説得する話をすすめていました。すると特別企画室の社員たちがお茶を飲みに来てテヒとヨンシクが遭難した話をしていました。ポン・ジュンスは気に入らない表情を浮かべました。
「男って単純。おだてるとすぐ調子に乗るんだから。」
テヒはヨンシクをおだてて風船ガムをふくらませて笑いました。
ポン・ジュンスはテヒに電話をしましたが電話にでませんでした。
ヨジンはポン・ジュンスと一緒に出発しましたが、テヒとヨンシクのいるあたりに大雪の予報がラジオで流れていました。ポン・ジュンスはオフィーリアの件は明日にしようというと、ヨジンは一緒にテヒを探しに行くと言いました。ヨジンはヒョクにカンウォンドにポン・ジュンスと一緒に行くと電話をしただけで切りました。
夜になり、テヒとヨンシクは民宿を見つけました。
「ここで一泊しよう。心の中で俺のことをののしってるでしょう。すぐ顔に出るからわかりやすいですよ。」
「今(のこの顔)も読めますか?」
テヒは無表情になりました。ヨンシクはテヒの顔に顔を近づけました。
「俺に揺れてるな。」
「いえ全然。」
「とぼけちゃって。」
ヨンシクはテヒを置いて民宿に駆け込みました。
「部屋はひとつだけですか?」
ヨンシクはおかみに尋ねました。
「いいえ。いっぱいあるけど。」
宿屋のおかみは言いました。
「離れた部屋をください。」
とテヒ。
ポン・ジュンスはテヒに電話をかけましたが通じませんでした。
民宿の部屋。
ヨンシクは部屋で布団を膝にかけて座っているとポン・ジュンスから電話がかかりました。
「もしかして家内・・・いやファン・テヒさんと一緒ですか?代わってください。」
ヨンシクはテヒの部屋を開け電話を渡しました。
「どうしたの?」
「お前、大丈夫か?困ってないか?」
「全然。人といるようだけど要件は?」
「別に。」
「じゃあ切るわ。」
「要件は?俺といるから電話したような気がするけど。」
ヨンシクはポン・ジュンスの気持ちをわかって言いましたがテヒは気にしてないようでした。
ポン・ジュンスは思い悩みましたがヨジンと一緒にソウルに戻ることにしました。
「ペク・ヨジン。今日はありがとう。一人で来てたら落ち込んでたところだった。」
テヒは民宿の前庭でヨンシクに飲み物を作ってあげました。
「どうぞ。最近ある本を読んだんです。五万で50億を稼ぐ方法。本部長にはわからないかな。お金のせいで命がけの愛もさめちゃってお金のせいで信じてた愛も裏切ったり。お金が原因でいろんなくだらないことが。私も昔、前の夫とお金のせいでよく夫婦喧嘩をしたわ。今思うと喧嘩することじゃなかったのに。」
「いつまで続く。ファン・テヒさんの五年間の思いはいつ消えますか。五年はかかるのかな。」
「おぅ。急に寒くなった。」
テヒは立ち上がりました。ヨンシクも立ち上がるとテヒの耳に両手を当てました。
「なにするんですか。」
「聞かなくていい。」
「はい?今なんと?」
「気になる?聞きたいですか?聞きたくない内容かも。」
「・・・。教えてください。何ですか?」
「長くは待てない。だから今すぐ俺の女になってください。」
感想
やっぱりパク・シフはかっこいいですね。みなさんはポン・ジュンスに言い寄られるのと、イケメン警官に言い寄られるのと、パク・シフに愛の告白をされるのとではどれがお好みでしょうか。テヒはヨンシクにその気がないみたいですが、ほんとにテヒの心は揺れているのか外見からは判断がつきませんね、そんな風に、誇り高い女性として演じているのでしょうね。でもそういえば、逆転の女王は2010年作で王女の男は2011年放送なんですよね。時期的には「逆転の女王」が半年早く作られているようです。このドラマを見てると「王女の男」のパク・シフのほうが若く見えるのに。パク・シフの容貌はそんなに優れているわけじゃなくて一重で細長系なのですが、ドラマの中のキャラはなぜかかっこよく見えますね。そこはやっぱり人間的な人柄であるとかそういう生来の内面が演技に表れているのかもしれませんね。もしかしたらパク・シフの本来の姿はまともな人なのかもしれません。
あらすじ感想一覧
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