逆転の女王21話
あらすじ
ク・ヨンシクはファン・テヒを引き寄せ長い口づけをしました。
♪・・・君を愛してるという言葉・・・ずっと伝えたかった言葉・・・・これ以上我慢できない言葉・・・君を愛してると・・・・♪
(ヨンシクの気持ちを表現した素敵な挿入歌が流れました)
「あんなことしたらだめよ。これからも会社で顔を合わせるのに。忘れます。顔を見る自信がないから。」
テヒは家に帰りました。
ヨンシクはマンションでテヒからのクリスマスケーキの宅配を受け取りました。
「部長と本部長と食べてください。」
メッセージにはこう書かれていました。
ポン・ジュンスはアパートで酒を飲みながらテヒを思っていました。
テヒはベッドに就きましたがヨンシクのことが頭から離れず朝になりました。
別の日。
テヒはお母さんと一緒に買い物をして道を歩いていました。すると男女のカップルがいちゃいちゃしていました。
「アイゴー。最近の若い者ときたら見苦しいわね。」
テヒの母が言うとテヒはヨンシクを思い出して首を振りました。
ヨンシクは秘書のカンウと飲んでいました。ヨンシクは韓国を離れるとカンウに言いました。
「母さんにあった。韓国を離れる条件で兄さんが合わせてくれた。韓国に残る理由はない。彼女に俺は必要かな?煙たい存在かも。」
カンウはウイスキーを一気飲みしました。
「あんなに韓国に帰りたがっていたのに。また追い出されて平気か。はじめて恋をしたのに。」
「反対しただろ。」
「だから何だ。好きなら仕方ないだろう。好きにしろ。」
また別の日。会社のロビー。
「そうよ!気にすることないわ。無理無理。私には顔を見る自信がない。悪いのはあの男なのに・・・無理よ・・・。」
テヒはポン・ジュンスとぶつかりました。
「なんだって?あの日俺は待っていたのに。急用だったのか?」
「動揺したの。」
「それで、だれといたんだ?答えなくていい。言いづらい人なら無理に聞きたくない。」
テヒとポン・ジュンスは別れました。
休暇をとらされていたヨジンは会社の企画室に復帰しました。ポン・ジュンスは会議室にヨジンを呼び問題の解決法について話しました。
「俺は断念できない。お前への懲戒処分も納得できない。」
「・・・クリスマスの日何してたの?」
「約束をしてたが・・・すっぽかされた。」
「別れた奥さんと?」
特別会議室。
モク部長は1000人のモニターが必要だと話しました。
「・・・・・・。」
テヒは黙って発言しませんでした。
「あのう・・・人でが足りないんです。付き合ってください。」
モク部長。
「誰が?俺が?」
ヨンシクが言うとテヒ以外の皆は頷きました。
オンドルサウナ。
ヨンシクは調査のためにサウナに座っていました。
「こんにちは~。クイーンズの者ですが試供品を配ってまして。」
テヒがサウナの中の婦人たちにアンケートとサンプルを配りました。
「・・・・・・。」
ヨンシクは隠れていないふりをしました。
別のオンドルサウナの部屋。
テヒは中でいちゃいちゃしているカップルを追い出しました。そしてヨンシクと二人きりになりました。
「私を避けてる?私も本部長とは気まずいけどずっと避けるわけにはいきません。あの日の夜のことは私がムードに流されたから仕方ないことにしましょう。なんですかその態度は何様のつもりですか?変ですよ。被害者は私なのになぜ本部長が不機嫌になって温泉卵を食べてるの?」
テヒはヨンシクに言いました。ヨンシクは今度はスマホゲームを始めました。
ハン常務はヨンチョルからヨンシクが偽物の母親に会ったと聞きました。
「経営能力だけならク・ヨンシクに勝つ自信はあるのに。」
ハン常務は言いました。
「会長の息子という点だけが不利なんだろ?ならほかの息子の力を借りればいい。」
ヨンチョルはハン常務を支援しました。
オンドルサウナ。
ヨンシクは秘書のカンウと一緒に過ごしていました。
「先輩もアンケートで調査してください。」
「嫌だやりたくない。」
「韓国を離れるまでは仕事して。」
「いやだ。」
「ならゆで卵をおごって。みんな腹をすかしている。」
カンウは温泉卵をモニターの婦人たち差し入れすべきだとアドバイスしました。
ヨンシクは仕方なく山盛りの燻製卵を運びましたが卵が落ちてしまいました。
「大丈夫ですかおばさん?」
「いってぇ。お嬢さんならまだしも・・・。」
おばさんと言われた男は深いそうに立ち去りました。
テヒはゆで卵を拾いました。
「私が配ります。」
ポン・ジュンスはハン常務に会おうとしましたがハン常務は話は聞きたくないと言いました。ポン・ジュンスがヨジンの降格について話すとハン常務はポン・ジュンスを部屋に通りました。ポン・ジュンスはモニターの被験者のことについて可能性があることを話しました。
「個人的な感情で人事を決めるのは暴挙です。私に企画を盗ませる命令もユンジュさんを隠した命令も間違っています。」
「ク・ヨンシクに勝ちたいでしょ?」
「もちろんです。でも方法が違います。」
「そうね。人それぞれだし。結局ポン・ジュンスさんも・・・いいわ。下がって。時には首を賭ける覚悟が必要よ。よく考えて。」
会社のロビー。
ある女性がヨンシクを見て涙ぐんでいました。テヒはその女性に気が付きました。
ヨンチョルは実母を会社に近づけた部下を叱りました。
秘書はハン常務が投げた書類は会長に企画開発室のチーム長の件でだったと渡しました。
「またシン・ユンジュという女性を寝返らせたようです。企画開発室のポン・ジュンスです。」
会長はハン常務とポン・ジュンスを会食に誘いました。
「君がポン・ジュンスか?座りなさい。印象的なプレゼンテーションだった。無期限延期でも原因を探る執念は見事なものだ。常務を交えてポン・ジュンス君を呼んだのは企画開発室のチーム長を彼に任せようと思ったからだ。」
「ささいなことにまでご面倒をおかけしてすみません。」
ハン常務は謝りました。
「いいや。ささいなことだからとハン常務に押し付けた気がして反省した。今後は気をかける。」
特別企画室。
社員たちはストーブで芋を焼いていました。
「お知らせがあります。試験センターが汝矣島(ヨイド)の営業本部にできます。営業と宣伝に全力を尽くしてください。忘年会を開こうと思いますが最後ですから。俺にお任せを。会長の息子で生まれつきの甲に。みなさんの家族も招待します。みなさんがどんな会社で働きどんな社員でどれだけ優秀か家族に自慢できるチャンスを与えましょう。」
ヨンシクが言うとモク部長とテヒ以外は喜びました。
ヨジンはテヒと社内で会いました。
「あなたのせいで降格になりました。」
「これでおあいこになったわね。契約は雑務が多くておしゃべりする暇がないの。」
「態度をはっきりさせて。ク・ヨンシクとポン・ジュンスよ。ク本部長とどんな関係?はっきりすれば私も全力投球するわ。」
「私が手伝わないとポン・ジュンスとやっていけないの?あなたたちは付き合った仲でしょう?私がいると自信がないの?ポン・ジュンスと頑張ってみなさい。自力で口説けばいいわ。」
テヒの的を得た言葉にヨジンは悔しがりました。
夜ヨジンはひとりウイスキーを飲んで憂さを晴らしました。ヨジンは道端で犬を抱いて酔っぱらっていました。
「お姉ちゃんにはわかるわ。踏まれる気持ち。もう嫌でしょ?心臓が石みたいに固くなればいいなって。」
ヨジンは首輪をした犬に話しかけていました。
イケメンの警察官ヒョクはヨジンに声をかけ保護しました。
次の日。
ポン・ジュンスはチーム長に昇格しました。ポン・ジュンスの悪口を言って噂を広めた女性社員はびびりました。ヨジンはポン・ジュンスの昇格を祝いました。ハン常務も現れて秘書に花を持たせて祝いました。
「よくやったわ。運も実力のうちよ。ぺク・ヨジンがなぜ降格されたかわかるはずよ。」
ハン常務はポン・ジュンスとヨジンを暗に脅迫しました。
高級料理店。
ヨンシクは会長に韓国を去ると申し出ました。
ヨンシクはマンションに帰るとモク部長に妻子とのチャットの仕方を教えました。
忘年会の日。
秘書のカンウはヨンシクをホテルの前まで送り「送別会のつもりか?ドイツへ行くのか?」と尋ねました。ヨンシクは黙ってホテルに入りました。
ホテルの宴会場。
カンウはヨンシクが自腹で宴会を開いたと特別企画室の社員と家族の前で言いました。皆は拍手をしました。
「自分は最高で部下は最低とおもってました。でも一緒に働いてわかりまsちあ。僕はみなさんのおかげで成長できたと。感謝します。」
テヒは表情を変えずに気持ちを表に出さないように拍手しました。
テヒとヨンシクとモク部長は家族がいないので同じテーブルを囲みました。
ギップムの父はヨンシクに女性関係を尋ねました。恥ずかしくなったギップムは父を連れて席に戻りました。
テヒはモク部長に家族もつれて来たらよかったのに話しました。するとモク部長はヨンシクのおかげといい、テヒは気まずくなりました。モク部長に家族から電話がかかり、テーブルはテヒとヨンシクの二人だけになりました。
「試験センターが成功したら我々のティームは企画二課に昇格します。力になってください。」
「もちろんです。頑張ります。・・・・・・。」
「そうですか。安心しました。我々のティームの成功を祈ってます。ファン・テヒさんの成功も祈ってます。」
「・・・?」
テヒはヨンシクの言った意図に不自然さを感じたもののそれが何かはわかりませんでした。
ヨンシクは席を立ちどこかに消えました。テヒはあたりを見回してヨンシクを探しましたがいませんでした。
酔っぱらったカンウはテヒと話しました。
「本部長は?」
「あんなヤツはいらない。僕と別れるだと?一人で韓国を離れて一人で生きればいい。実はこの間実の母親に会ったけど会う条件が韓国を離れろだったんだ。この宴会は忘年会じゃなくてお別れ会なんだ。誰も知りません。みんなとお別れもせずに逃げるなんて。薄情者め。」
「・・・・・・。」
宴会は楽しくイベントが進められていましたがテヒは笑いませんでした。テヒはヨンシクが実母と会ったことがない話をしていたことを思い出し席を立ちヨンシクを追いかけました。
ホテルのロビーにヨンシクはいました。
「本部長。どちらへ?今日のパーティーの本当の目的は送別会って本当ですか?みんなに黙って消える気ですか?成功を祈るって言葉は解れの挨拶?」
「ええ。」
「勝手すぎるわ。数か月も苦労をともにした同僚なのに別れを告げずに消えるなんてみんな悲しみますよ。」
「ファン・テヒさんは?」
「と・・・とんじかくこれはあんまりです。」
「寂しい?まさかな。ファン・テヒさんは気まずいんだろ。さようなら。もう会うことはないかもしれない。」
「私が・・・引きとどめたら残りますか?」
「・・・・・・。」
「なら行かないで。」
テヒとヨンシクは見つめあいました。
テヒとヨンシクは見つめあいました。
感想
みんな胸キュンしちゃってますね。そしてテヒはブレない女性ですね。動揺はしてるのでしょうが表情に出ません。さすがやり手の商売人。いちいち動揺してたらお商売なんてできませんものね。特別企画室の社員はどん底から這い上がり幸せそうです。ヨジンにもイケメンの公務員という春が訪れて状況は決して不幸ではありません。
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