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セリフ解説-チェオクの剣(茶母)-11話-あらすじネタバレ感想


チェオクの剣(茶母)11話 無料動画とあらすじネタバレ感想

チェオクの剣11話無料動画(MBS公式動画)

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チェオクの剣11話あらすじ 追跡

チェオクはマ・チュクチを捕盗庁の武官に変装させ海州の役所に兵士の派遣を要請しましたが不審がられました。


チェオクは武官に化けたチュクチに「盗賊ごっこをする」と兵士の服を脱がせて盗賊の服に着替えさせました。
「座れ。立て。寝ろ。残忍な盗賊に見えるようにふるまえ。残忍な盗賊に見えるよう脅すだけでいい。お前たちが仕えているのはチャン・ソンベクの妹。いいな。」
チュクチは兵士に盗賊の演技をさせました。

チョ・セウクとファンボ・ユンはチェオクが盗賊の真似事をしてチャン・ソンベクをおびきだそうとしていると思いファンボ・ユンを海州に派遣しました。

本物の盗賊の砦。
カッチュルはミョラク一帯が砦だと捕盗庁は思っているそうだと言いました。トクスはピョンアン道やサムナム地方やハムギョン道にチャン・ソンベクの名を語る者が出ているので敵は混乱していると言いました。そしてカッチュルが「兄貴の妹を語る者までいる」というとチャン・ソンベクは気になりトクスとカッチュルとスミョンらを連れて捜しに向かいました。

チャン・ソンベクたちは森の中にある白いテントを見つけました。
「おい誰か。いるなら出てこい。棟梁の妹を語って盗賊家業をしているとはいい度胸じゃないか。出てきて面を見せろ。」
トクスは白いテントに向かって叫びました。
するとチェオクとチュクチと兵士が現れました。
「お前は・・・。」
「兄貴たちおそろいで。ずいぶんお久しぶりで。」
チュクチは言いました。兵士たちはソンベクらに狙いを定めました。
「しばらくだな。チャン・ソンベク。」
チェオクは言いました。
「なかなかの手を使うな。」
「あなたから教わったのだ。」
兵士が銃を発砲すると賊のひとりに当たりました。カッチュルは爆弾を取り出し「一緒に地獄に連れてってやる」と脅しました。
チェオクは背中のレイピアを抜きチャン・ソンベクと対峙しました。
「どちらかが死ぬと言ったはずだ。」
チェオクはソンベクに言いました。
「言ったはずだ。お互い剣を向けあうのはやめろ。剣を収めろ。お前を切りたくない。血を見なければ収まらぬ悪縁ならここできっぱりお前との悪縁を断つしかないな。」
ソンベクが答えるとファンボ・ユンが馬に乗って現れました。

「貴様が・・・あのチャン・ソンベクか?下がれチェオク。引っ込んでロ。お前は今追われている身だ。ペク武官。早く向こうへ連れていけ。」
ファンボ・ユンは怒鳴りました。
「従事官様!」
チェオクはファンボ・ユンを呼びました。
「頼むからおとなしくしててくれ。」
ペク・チュワンはチェオクに言いました。
「あなたが我が国に敵なしという高名な従事官ですか。」
ソンベクはファンボ・ユンに言いました。
「その剣か。チョ・チオ殿といくたの兵士の血が染みついているのは。」
ファンボ・ユンは怒りがこみあげました。
「多くの民の恨みと苦しみがこもった剣だ。」
「死んでいった若い兵士たちは民の子供ではないというのか?その剣を捨てろ。」
「墓場まで運命を共にするのが大将の剣だ。」
ファンボ・ユンはチャン・ソンベクの目の前まで近寄りました。
「大将の剣を持つ者が、なぜ茶母の気持ちまで利用するのだ。」
「・・・・・・。」
「天に逆らう者の剣は決して主には従わぬ。」
「民のためでないならそんな天など私が斬ってやる。」
「さすがは反逆者ファン・ヒョンギの弟子だな。」
「わが師の名をいまだに覚えている者がいたとは。」
「悪あがきはやめろ。ファン・ヒョンギは野望を果たすことなく死んだ。それにチョン・ホンドゥ殿、チョン・チオ殿。そして多くの兵士たち。私の剣でその者たちの恨みを晴らしてやる。いますぐ貴様の首をはねることはせんがこの場所が血で穢れた貴様の剣の墓場になることは確かだ。」
ファンボ・ユンはチャン・ソンベクの顎を掴みました。
「ここで剣を抜け。剣を抜くんだ!」
ソンベクは力を込めて手をどけました。
チャン・ソンベクはファンボ・ユンに切りかかると二人は戦い剣と剣を突き合わせました。
「私が積もる恨みを晴らしてやる。手は出すな!」
ファンボ・ユンはソンベクに言いました。
「望むところだ!てやーっ!」
チャン・ソンベクが飛び上がると兵士がソンベクの脚に銃を命中させました。手下たちが逆上しカッチュルは爆弾を投げました。ファンボ・ユンの脚に手刀が刺さるとチェオクはファンボ・ユンをかばいました。
「兄貴!逃げてください!畜生目。くたばってたまるか。兄貴・・・娘に・・・新時代を見せてやってください。死にたくねぇ・・・娘を・・・あいつを残してよぉ・・・死ねるか・・・くっそ~。」
カッチュルはソンベクを逃がすと矢が刺さりました。カッチュルが死にゆく様をチェオクは目の当たりにしました。
ファンボ・ユンはソンベクを馬で追うとチェオクも馬に乗り付いて行きました。遅れてペク・チュワンとイ・ウォネと海州の役人たちも後を追いました。
「兄貴。ほんとに死んじまったのか?俺を恨まねえでくれよな。俺だってこんなことを望んでなかった。いずれあの世であったらほんとの友達になろうな。ごめんよこんな世の中じゃなかったらいい友達になれたのに。安らかに眠ってくれ。」
チュクチは息絶えたカッチュルに言うと泣きました。

トクスはスミョンにソンベクを託し囮になる道を選びました。


森の中。ソンベクにチェオクは飛びかかり馬から落としました。逃げるソンベクをチェオクは走って追いかけレイピアを向けました。
「邪魔するな。もうこれ以上情けは一切かけないぞ。」
ソンベクは木の枝でチェオクの傷口を突きました。
「うあ~っ。」
チェオクは坂を転げ落ち古井戸の蔦に捕まりました。
「さあ早く手を出せ!」
「命乞いなど誰がするものか。」
「つまらない意地を張っていたら決して私を斬ることはできんぞ。」
「あ~っ。」
チェオクはソンベクに手を伸ばしましたがソンベクと一緒に古井戸に落ちてしまいました。

スミョンはトクスに棟梁はどこにいるのかと言いました。スミョンは戻ってソンベクを捜すと言うとトクスはカッチュルの死を無駄にしたらあいつを二度死なせることになるとスミョンに都のチェ・ダルピョンに知らせるように言いました。

ファンボ・ユンは脚の傷口を布で縛りました。ペク・チュワンとイ・ウォネが追いつきチェオクも敵も見失ったと言いました。


朝鮮国王に倭人が謁見していました。
枯れた井戸の中の洞窟。
「う・・・。」
チェオクは目を覚まし咳き込みました。井戸口ははるか上にありとうてい登れるものではありませんでした。
「はっ・・・。」
チェオクは倒れているソンベクを見つけました。井戸の中は水が少し流れ寒く湿っていました。チェオクがソンベクの石をどけると痛みでソンベクは叫びました。
「うわー。何をためらっているのだ。早く斬れ。」
ソンベクの脚から血が流れていました。

セウクが捕盗庁に帰るとアン録事が56遺体の外傷を詳しく記した帳面を渡しました。
「あれ。どの遺体も剣が貫通してますね。」
ピョンテクはちらりと見えた内容から気づいたことを言いました。
「ピョンテク。部屋まで来てくれ。」
父に叱られているピョンテクをセウクは呼びました。ピョンテクは相当武芸に長けていないとすべての敵を貫通させることはできないとセウクに言いました。
「異国の剣術は正面の敵を殺すことに集中するものです。異国の書物を見たことがあるのですが、われらの武術とは異なります。」

賊の会話。
「カトウを送り込んでも手遅れです。辺りはソンベクを捜す兵士で囲まれています。」
チェ・ダルピョンは朝廷の貴族チョン・ピルジュンに言いました。
「すぐ海州の役所へ使いを送れ。」
「周囲の監視の目が厳しすぎます。」
「ああ。それは私が処理しよう。」

夜の洞窟。
「あ~っ。」
ソンベクは叫びました。
「弾は貫通しているようです。矢も骨を外れているようです。折れてます。足首を固定します。」
「余計なことはするな。やめろと言ったはずだ。あ・・・。」
チェオクはソンベクの頬を叩きました。
「私に血を流させて生き残った者は・・・お前が最初で最後なのだ。ぬぅ。」
「好きでしているわけでは。何か口にくわえて耐えてください。」
「あ~。あ~。」
ソンベクが何かを口に加える暇なくチェオクは骨折の手当てをしました。
しばらくてチェオクは衣の帯をほどき裂き火をつけました。
「これからどうするつもりだ。」
「ここから出ます。なぜ・・・私を助けたのです?」
「お前ならどうしていた。何も考えてはいなかった。体が勝手に動いただけのこと。」
「・・・・・・。」
チェオクは松明を手に出口を探しに行きました。

ファンボ・ユンは夜の森の中チェオクを捜索しました。

チェオクは辺りを調べましたが脱出できるところはありませんでした。

「戻って来ないということはチャン・ソンベクと一緒だと思います。チェオクのやつチャン・ソンベクに捕らえられたかもしれません。」
イ・ウォネは言いました。
「チェオクは生きている。奴らがチェオクを殺すというならとっくに殺している。」
ファンボ・ユンは言いました。
「男ってものはわかりませんからね。姉さんは生きていると思います。そう簡単に斬れるわけありませんよ。」
チュクチは言いました。
「お前はもう都に戻れ。」
ファンボ・ユンはチュクチに言いました。
「なぜそんな冷たいこと言うんです?俺はまともな人間なんですよ?俺は姉さんに忠誠を誓うと約束したんです。なのに姉さんの生死もわからねぇってのに俺一人で帰れるわけないじゃないですか。」
チュクチは反論しました。
「もう帰れと言ってるんだ。」
イ・ウォネはチュクチに怒鳴りました。
「帰れません!帰るもんか!」
チュクチは食い下がりました。
「この馬鹿者。おい誰に向かって言ってんだ。今度人の話を邪魔したらその目ん玉ひんむいてやるからな!」
ペク・チュワンは言いました。
「俺は前とは違うんだ。好き勝手にいたぶるなよな。頭にくるぜもう。」
チュクチは卑下する上官を不満に思いました。

トクスはカッチュルを失いカッチュルが常に仲間のことを考えていたことを見誤っていたことを後悔していました。
「カッチュルをさらし首になんかさせるか!」
トクスはカッチュルの遺体を盗みました。


野営地。
ファンボ・ユンはチェオクの心がチャン・ソンベクにあることを思い出し杯を持つ手に力が入り割りました。海州の役人はもう撤収させると言うと王の命令であるとファンボ・ユンは言いました。
「言葉には責任を持っていただかないと!」
役人はファンボ・ユンに強く言いました。
「役所に火薬はどのくらいありますか?」


洞窟。
「出口は見つからなかったか?」
ソンベクはチェオクに尋ねました。チェオクは井戸のある天井を見上げました。
「私も何度も考えてみたが。だが脚が折れていなかったとしてもとても登れない高さだ。大声を張り上げてみても洞窟内で反響するだけだ。それは爆竹だ。正確に打ち上げられなければお前と私はともにここであの世に旅立つことになるだろう。」
「ここを出たのち私が逃がすと思ってるなら考え直したほうがいい。」
チェオクはソンベクに言いました。
「私はほかの人間に情けをかけられて動くつもりはない。私を動かすものはこの私自身の意思だけだ。」
チェオクは井戸の真下に爆竹を仕掛けました。
「先に駆けつけるのはどっちかな?そっちの兵が先にくれば私が死ぬことになりこっちの仲間が来ればお前が死ぬことになる。いずれにしてもこの山は私たちを捜している双方の者たちで埋まっている。」
チェオクは花火を打ち上げました。

「あれは棟梁だ。」
トクスは気が付きました。

「どこの馬鹿が先に打ち上げたのだ?」
「チェオクだ。」
ファンボ・ユンは言いました。
すると兵士たちが次々と爆竹を打ち上げました。
「まずいぞ。やめろ。」
ファンボ・ユンは焦りました。イ・ウォネはチェオクは爆竹を持ってないのでソンベクが打ち上げたのだろうと言いました。するとファンボ・ユンはむきになり二人が一緒にいるならチェオクが打ち上げたのと同じことだと言いました。


洞窟。
「気づいたようだ。お前のほうが助かりそうだな。」
ソンベクはチェオクに言いました。

山の中。
「カッチュル。すまなかった。新しい時代が来たらお前の娘を肩車してお前の父さんが作った世の中だと自慢してやるんだ。そのときまで・・・そのときませ・・・俺は決して泣かん。棟梁を助けられなかったら俺も一緒に死ぬぞ。」
トクスはカッチュルの遺体に話しかけると遺体にむしろを被せて隠しました。

イ・ウォネはチャン・ソンベクかチェオクかとファンボ・ユンに問いました。ファンボ・ユンはソンベクが身動きのできない窮地に陥っているので二度とない機会だと言いました。
「もしもそちなら兵に包囲された場所で爆竹を上げるか。打ち上げたのはチェオクだ。二人は一緒だ。奴の仲間もまだ山を下りていないだろう。打ち上げたのはチェオクだ。何としてでも捕らえねば。チェオクの無事は誰よりも祈ってる。しかし・・・たとえチェオクを殺したとしてもチャン・ソンベクだけは・・・捕らえなければならん。」
「兵士の誰かが誤って打ち上げたもかもしれません。」
「それもわからないのか。今すぐ兵を調べよ。愚か者が。すぐに辞めさせろ。急げ。」
ファンボ・ユンは打ち上げられる爆竹を見て言いました。

洞窟。
「遅いな。」
ソンベクはチェオクに言いました。
「じき来るはず。」
「ここで一緒に死ぬよりまだましだな。いつだったか私はただの民にすぎぬと言っただろう。お前も私と同じだ。こんな時代でなければお前も一人の民として幸せに暮らせていた。私が斬りたかったのは決してお前のような民ではない。」
「すべてが時代のせいばかりではない。これは悪縁・・・。」
「あの時・・・砦でお前を斬っていれば・・・ここに落ちそうになったお前を助けようとしなければ。残されたカッチュルと仲間たちだけのことを思っていればこんなことにならなかった。心で斬ってこそ剣が動くもの。なぜためらってしまったのか。私にはいまだそれがわからない。どうしてもそれが分からないのだ。ぐ・・・・。お前は怖くないか。私は恐ろしい。自ら・・・命を投げ出したカッチュルの死にざまが怖い。もう二度と仲間たちの顔が見られなくなることが無性に怖い。そして何よりもあの妹に・・・私の哀れな妹に気づいてもやれず通り過ぎてしまったことが・・・あいつがこのまま泥にまみれて生きていかねばならぬことが・・・怖いのだ。死ぬほど・・・あ・・・・。はぁ・・・はぁ・・・・。」
ソンベクは意識を失いました。

チェオクの剣11話の感想(レビュー)

なんとカッチュルが壮絶な死を遂げてしまいました。チュクチはそれでも捕盗庁の味方としてチェオクに忠誠を誓います。イ・ウォネはファンボ・ユンの乱れた心に気が付き海州の役人もファンボ・ユンのキレのなさに不信がりました。なぜだかわからないけどチェオクが斬れないどころか助けようとするソンベク。ソンベクを助けるチェオク。視聴者の私たちは二人が兄と妹であることをすでに知っていますので、その感情が恋愛ではなく兄と妹の思慕の情であるとわかっています。ファンボ・ユンもチェオクのソンベクへの情が男への恋慕の情ではないかと疑い酒(?)を持つ手に力が入ってしまいましたね。あと少しでこのドラマは終わりなんですが、この手の話は韓国ドラマになかったのでドラマが終わって何年もたった今でも斬新です。

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