相棒 season14 最終回20話(#20)あらすじネタばれの感想
相棒14 最終回の感想です ※あらすじのネタバレあり
相棒って1シーズン20回もあるんですね。数えたことなかったけど長かったです。私は今回で反町さんの冠木亘は終わりかと思ってむさ苦しいのが終わるかとちょっと期待してたんですが、法務省から警視庁に転職できたんですね。官僚はちょっとだけ研修を受けるだけで警察官になれるのでしょうか?
2時間スペシャルではおなじみの中園参事官の「突撃~」がありましたね。警察官がたくさん集まってもみ合う演技は盛り上がってましたね。米沢さんは杉下右京病が移って勝手に現場に現れてどうも様子がおかしかったですが彼の性格ならそういうところがあっても違和感はありません。
犯人たちの動機は実にけしからんという感じでしたね。もちろんたいした動機がないから犯罪に走るといった筋書きのようです。演出はいつも通りでしたが、犯人像の心理はかなり浅かったですね。玉木という副総理は希の会の棟梁のおじいさんで大臣の何とかって人とつるんでたんですね。最初に犯行をした男はなぜあんな軽い若者を仲間に引き入れ、あの女性犯人もイマイチ何がしたいのかわかりませんでした。そういうことで演出はよくても心理描写がちょろくてなんだかな~って感じです。ちょろいから犯罪者なのだろうけど。
設定面で今回明らかになったことがあります。杉下右京は今まで土下座したことがなかったこと。冠木亘は女性以外に土下座をしたことがなかったこと。冠木亘は刑事の刺激的な仕事に興味があり上司の日下部という偉い人がその気持ちを理解していたこと。甲斐次長(肩書は同じかな?)は杉下右京を求めて大河内という嫌味な男は責任をとらない男でした。幹部にとって杉下右京は表向き邪魔でクビにしたくても・・・シリーズのためには不祥事を防ぐ最後の砦として非常に役に立つ人物という立ち位置でしょうか。
映像やおなじみの登場人物といつも通りの見せ場は面白くても・・・肝心のサスペンスの中身が薄かったかなといった印象でした。相棒シーズン14を通しても特によかったという回はなかったかな・・・登場人物に純粋な心を表立って表現する登場人物がいないから世界観としては当たり前なのでしょう。相棒シリーズはストーリーの洗練や心理描写に期待しないのであれば、次のシリーズもそれなりに楽しめると思います。期待しなければ、ね。
それよりもNステでコメンテーターやってたショーンKのニュースのほうが驚きでした(笑)
それよりもNステでコメンテーターやってたショーンKのニュースのほうが驚きでした(笑)