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刑事フォイル (シーズン1)26話 侵略(後編)あらすじネタバレ感想


刑事フォイル26話 侵略(後編)

刑事フォイル

刑事フォイル26話 あらすじ INVASION プロローグ

1942年3月。
前年の真珠湾攻撃によりついにアメリカが参戦。ヘイスティングズの近くに飛行場を建設するためアメリカ軍の工兵隊がやってきた。しかし接収した土地の所有者の妨害に遭い工兵隊を率いるキーファー大尉がフォイルに仲裁を願い出る。一方ミルナーの戦友ウィルが火事で命を落とす。ミルナーはウィルが火元から逃げなかったことに疑問を抱き独自に捜査を進める。アメリカ軍の到来によって村はにわかに活気づくのだが・・・。

あらすじ本編

若くて金髪で化粧やおしゃれに余念のないスーザンは家でピンク色のドレスに着替えました。母のメアリーは「とってもきれい」と娘を褒めました。スーザンは工兵隊の恋人テーラーから貰ったストッキングを履きました。
ロジャーズ先生は何だって?」
「ちょっと疲れてるだけよ。」
「忘れてた。ベンが返ってくるのよ。スコットランドから電報が届いたの。嬉しくないの?」
「そりゃ嬉しいけどただ今はベンに会いたくないの。」
「ベンの気持ちはわかってるだろうに。ベンならあんたのこと大事にしてくれる。学校に通ってた頃はいつも二人で幸せそうだったじゃないの。またきっと昔みたいになれるわ。」
スーザンは母にキスをすると夜の街に出かけていきました。

ヘイスティングズのアメリカ軍の工兵隊の基地。
「今夜は楽しまなきゃ。」
若い女性たちがアメリカ兵と陽気な音楽に乗ってダンスをしました。

ベンがバスで帰ってきました。農園主のバレットはベンを迎えました。
「おじさん。」
「おかえり。元気そうだ。痩せたな。」
飯がひどいから。」
ベンはスーザンが来てないのか尋ねました。バレットは村では(アメリカ兵が来て)すべてが変わっちまったと言いました。

ヘイスティングズのアメリカ軍の工兵隊の基地。
フォイル警視正ミルナー巡査長と専属運転手のサムはパーティ会場に現れました。サムはおいしいドーナッツを楽しみにしていました。音楽はムーディーな曲に変わりました。
テーラーが酒を飲んでいたら突然倒れそうになりました。
「うう。痛い。食あたりみたいだ。」
「私は医者だ。見てあげよう。」
医者のロジャーズはテーラーを別の部屋で診察することにしました。軍曹はテーラーを支えながら部屋に連れていきました。
「やあ。来てくれないと思ってたよ。」
アメリカ兵のジョン・ファルネッティーはサムに声をかけました。サムは紫色のドレスに赤い花のコサージュと緑色のボタンで作った首飾りをつけていました。
「ジミーはどこ?ジェームズ・テーラーよ。」
スーザンは軍曹に尋ねました。軍曹はジミーがスーザンが来たせいで具合が悪くなったといいました。
「踊ってみない?」
ファルネッティーはサムを陽気なスイングのリズムのダンスに誘いました。フォイルはサムをちらりと見て「盛り上がってますね」と大尉らと雑談しました。
陽気なダンスの音楽が聞こえる中、裏で何者かがスーザンの首をしめていました。スーザンは息絶えました。

スーザンの死亡現場。(パーティー会場の一角)
スーザン・デービスです。スーザンと会いたかったんですけど見つけるのに苦労しまして。」
ミルナーフォイルに説明しました。
「死んだウィルとは?」
フォイルはミルナーに尋ねました。
間違いなく関係あります。
部屋の扉には「ファルネッティ上等兵テーラー上等兵と書かれていました。」
「ナイロンですね。」
ミルナーはスーザンが身に着けているストッキングを見て言いました。
「どこで手に入れたんだろう。」
フォイルは言うと、スーザンの手の中に握られたドッグタグを見つけ拾いました。

工兵隊基地の一室。
フォイルとミルナーは責任者のキーファー大尉に尋ねました。
「彼女が私の部下と関係を持っていた?」
キーファー大尉は言いました。
「この部隊にテーラーって兵士はいるか?彼と話をしたい。」
「いや。そうなると私の立場は難しくなる。あなたはテーラーが、あるいは部下のだれかが犯人かもしれないっていうんですか?」
「その可能性はある。」
「あなたの捜査の邪魔はしたくない。だが私たちにも立場ってものがある。部下を守るのが私の務めだ。取り調べを許可していいものか。ここはアメリカ軍基地だ。アメリカ軍の領土でもある。」
「というと?」
「要するに殺人の影響は広範囲に及ぶおそれがあるということです。捜査は憲兵隊に任せたほうが。」
「引き取れっていうのか?」
「いやそうじゃない。ただこの事件は見かけより複雑かもしれないってことです。」
「女性が死んだ。捜査は私の仕事だ。ちっとも複雑じゃない。
「とにかく慎重にすすめましょう。」

ダンス会場。
フォイルはテーラーに質問をしました。ミルナーも同席しました。
「村の医者が見てくれて・・・横になって休みました。そのあと眠っちゃったんだと思います。」
「それはどこで?」
「おそらく自分の部屋のベッドで・・・。」
「スーザンを見た?」
「見てません。見たとしても気づかなかったと思います。」
「君の部屋はスーザンが発見された廊下に面している。」
「いえ僕は寝てたんでだれも見てません。」
「ドアは閉まってた?覚えてる?」
「いえ開いてました。僕は半分寝ていて半分起きているような状態でした。でも廊下から彼女の声がしました。」

「今は困るんだってが。ここまで来たのに。ほっといてったら。」

「それだけ?」
「いえ。ほかにも言ってました。彼女は確か上流だとかそんなようなことを。それと話はあとにしてって言ってました。男に。だれですかね。あ・・・僕は起き上がろうとしたけど体が動かなくてまた眠ってしまいました。」
「なるほど。ところで軍人には認識票があるよな。」
「ドッグタグです。」
「君のを見せてもらおうか。」
テーラーは胸元を探しました。
「なくなってる・・・。」

死んだスーザンの家。
フォイルとミルナーはスーザンの両親のメアリーとスタンに質問しました。スーザンの両親はベンと結婚予定だったとフォイルとミルナーに話しました。メアリーは悲嘆に暮れていました。ベンの両親は二年前にロンドンの空襲で亡くなったということでした。
「娘さんの部屋を見せていただけますか?」
フォイルはベンとスーザンの写真と、スーザンがひとりで薬品工場の前で写った写真を手に取りました。
「ベンから連絡は?」
「ないです。筆まめな男じゃないので。」
「プレゼントを贈ってきたことは?」
「ないです。スーザンはずっと日記をつけていました。たいしたことは書いてないでしょうけど。」
「これは・・・1月10日はだれかの誕生日ですか?」
「いいえ。娘は1月13日の誕生日です。娘にはたくさんの夢があった。こんな村で一生を終えるつもりはなかっただろう。世界に飛び出したかっただろう。それがまさか・・・こんな」

サムの運転する車の中。
「ゆうべは楽しかったか?」
フォイルはサムに尋ねました。
「とっても楽しかったです。途中までは・・・すごく。」
「何か見たか?」
「オコナー軍曹とスーザンが会場で話していました。険悪な雰囲気でした。」
「彼はいつもそうだ。ほかには?」
「見てません。踊ってたので。」
「そうだったな。」

医院。
フォイルとミルナーはロジャーズ医師を尋ねました。ロジャーズはテーラーは食あたりだろうといいました。
「先生はスーザンの主治医でもあられる。スーザンは最近来ましたか?妊娠していましたか?」
「何で知ってるんです?ベンでないことは確かです。アメリカ軍が来てからというものはしゃいでいる娘もいます。スーザンはこの子のおかげで新しい人生が開けると言っていました。それがあんなことに・・・」

オコナー軍曹はキーファー大尉にフォイルが嗅ぎまわってることについて苦情を言いました。オコナーはスーザンの名前も知らないと言いました。キーファーはスーザンとは知り合いだったか?というと、テーラーは一度か二度しか会ったことはないと言いました。
「お前ドッグタグはどうした?何を飲んだんだ?」
「なにか強い酒でした。」
「具合が悪くなったときに盗まれたとういのか。またフォイルが来たら捜査に協力しろ。」
「あいつには関係ないことでしょ。アメリカ軍基地ですよ?あんな女のことより俺たちが犯人に仕立てあげられるほうを心配すべきでしょ。」
オコナーはキーファーに換言しました。

上等兵のファルネッティはテーラーに嘘を言っただろうと言いました。
「俺が殺したってのか。」
テーラーは怒って行きました。
「軍曹。」
「なんだファルネッティ。」
「話すべきだ。テーラーと彼女のことを。あなたが彼女に金をやっていたことを。」
「お前はおしゃべりだ。」
「軍曹。逃げるなんて許されません。知ってることは話すべきです。」
「お前とは何の関係もないことだ。小娘が一人殺されただけ。」

バレットの家。
フォイルとミルナーはバレットに質問しました。バレットはスーザンはパーティで殺されたに違いないと言いました。
「確かに会場の外までは行った。だが着いたら気が変わって。あいつらから食べ物を貰うよりヒトラーから貰うほうがまだマシだ。」
バレットはベンが事件の夜は早めに床に入ったと言いました。
「戻られたら署に連絡をくれますか?」
「もちろん。協力は惜しまない。」

「今の話信じます?」
ミルナーはフォイルに尋ねました。
「君は?」
「信じません。バレットはアメリカ嫌いです。スーザンがアメリカ兵と関係を持っていたとしてたらたぶん気づいていたでしょう。ベンも気づいていたかもしれません。休暇で帰ってきたら婚約者が浮気して妊娠。ベンを監視させますか?」
「いや。疑わしきは罰せず。当面はな。」

バレットの家。
ベンはロンドンに行くと言いました。
「警察に行ってこい。お前のことをいろいろ聞かれた。でもあのことは絶対話すな。スーザンのことだ。スーザンとテーラーのことを話したら警察になんて思われるか。」
バレットはベンに言いました。ベンは警察に嘘をつくことを拒みました。

ヘイスティングズ警察署。
サムが警察署に帰ってきました。
「どこに行っていた?」
フォイルはサムを待っていました。サムはファルネッティと会っていたというと、車の中で話を聞こうと言いました。
「話があるってファルネッティに言われて。それで会いました。アメリカ兵の間でスーザンは有名でした。みんなブツを買っていたそうです。聞けたのはそれだけ。・・・警視正。実はアンドリューから手紙を貰いまして。ふられちゃったみたいです。彼には新しい人が。すみません勤務中にこんな話。彼ははっきり言ってくれてよかったです。デブデンとヘイスティングズで離ればなれになってうまくいきっこなかったですよね。そういうことでご報告です。」
「ありがとう。」

アメリカ軍の工兵隊の基地。
フォイルはキーファーの立ち合いのもとでブツについてテーラーに質問しました。
「大尉。警視正。」
「フォイルさんがお前に質問があるそうだ。」
キーファーは言いました。
「ひとつだけね。」
フォイルは言いまし。
「お話しすることはもうないです。」
「あ~気分が悪くなる前に飲んでいた酒は何だ。」
「イギリス産のブツですか?」
「正確には?」
「蒸留酒かな。正確にはよくわかりません。」
「だれからもらった?」
「・・・。オコナー軍曹です。でも僕が飲みすぎたのが悪いんです。」
「軍曹は誰から?スーザン・デービスか?」

パブ。
フォイルとミルナーはパブのバーテンのカーターに質問しました。
「一体なんのことです?」
「このパブで飲んだ後ウィルは死んだ。スーザンが死んだ現場にもいた。どこに置いてある。蒸留酒だ。」
ミルナーはカーターを問い詰めました。
「警視正。こちらです。」
警官がフォイルを呼びました。
フォイルたちが作業小屋に行くと密造酒の製造システムが置いてありました。
「手錠を。お前は外にいろ。お前は残れ。座れ。」
ミルナーは部下に言いました。カーターは捕まりました。ミルナーは警官を外に出すと、カーターを部屋に座られ密造酒を飲まそうとしました。しかしカーターは暴れてせき込みました。ミルナーは酒瓶を投げて怒りました。

ヘイスティングズ警察署。
フォイルとミルナーはカーターを取り調べました。
「設備はぜんぶ捨てるつもりでした。もともとスーザンが言い出したのです。薬品工場で造り方を覚えて大丈夫だからというので私も話に乗った。だって害はないんでしょ?」
「工業用アルコールはどう加工しようが呼吸困難や神経麻痺、失明を引き起こし死を招くことがある。」
フォイルはカーターに言いました。
「ウィル・グレーソンもお前のせいで死んだ。」
「私のせいじゃない。」
「ウィル・グレーソンは父親にばれないように部屋にカギをかけて酒を飲んでいた。だから火が出たとき目が見えなかったんだ。お前たちの造った酒のせいで。父親に見えないって叫んだそうだ。ウィルを殺したのは火事じゃない。お前たちが殺した。カギはベッドの脇にあった。だが目が見えなくて逃げられなかった。お前が殺したんだ。」
ミルナーは怒りを秘めながらカーターに言いました。
「違うんです。言ったでしょ。スーザンが言い出したことだって。私はこんなこともうやめようって言ったんです。でもスーザンから私が主犯格だと警察に言うって脅された。でも違うんです。スーザンは金を欲しがっていた。金を貯めてアメリカに行くって。」
「その傷はなんでついた?」
フォイルはカーターに言いました。
「庭のいばらの木を剪定したときに。疑うのですか?私はスーザンに指一本触れてません。」

バレットはヘイスティングズ警察署に出頭しました。
「フォイルさんに会いたい。私がスーザン・デービスを殺して自白したいと取り次いでほしい。」

フォイルとミルナーはバレットから話を聴きました。
「この前は嘘をつきました。パーティに行ったのはその通りです。でも帰らずに中に行った。私はスーザンに会って謝らせたかった。ベンにです。子供のいない私にはベンは息子も同然です。ベンが寒い戦場で国のために戦ってるのにあの女は浮気をしていた。二人が納屋から出てくるのを見たんです。ベンにそのことを言うべきだと思った。でも言えなかった。ベンはぐっすり眠ってました。それで私がかわりに。ただ会って頼みたかったんです。裏から入りました。廊下でスーザンと出くわしましたけど話はすすまず、それでついかっとなってしまった。ただそれだけです。ほかに言いようがない。」
「わかってますか?絞首刑ですよ。」
「スタンとメアリーは自分の娘があんなふしだらとは知らなかったと思う。」
「スーザンが会っていたアメリカ兵はご存知ですか?」
「テーラー。」

フォイルとミルナーはテーラーと会いました。
「会いました。愛はなかったです。スーザンは親切ですぐそういう仲になった。スーザンに結婚したいって言われたけどそれや無理です。親に殺される。愛してたわけじゃないけど。」
「彼女が殺された夜に全部話してほしかったな。犯人は野放しになっているわけだから。」
フォイルはテーラーに言いました。
「すみません。僕は怖くて恥ずかしくて。」
テーラーは泣きました。

フォイルとミルナーはベンに会いました。
「おじさんはスーザンを殺していませんよ。スーザンが生まれたときから知ってるし。」
「護衛艦に乗ってるのか?」
「それは話せません。」
「じゃあスーザンの事なら話せる?」
「同じ学校で・・・。」
「君はスーザンと婚約してたんだろ?君は気が付いていたのか?」
「ええ。おじさんから聞きました。」
「出征している間にこんなことになってショックだったろう。」
「いいえ全然。スーザンは夢見る女の子でした。世界を旅してまわるのが彼女の夢だった。身を固める気があるのか疑問です。」
「それで君はどうした?」
「パブに行きました。ヘイスティングズのロイヤルオークに。僕もおじもやってません。」

ヘイスティングズ警察署。
バレットさん。もう帰っていいです。おいごさんと話してきました。お気持ちはよくわかりますので見逃します。」
フォイルはバレットに言いました。
「てっきりベンがスーザンを殺したと思ってた。ベンを怒らせようとした。私はスーザンテーラーのことを事細かに教えてやった。ベンを怒らせようとして。」
「ベンをけしかけてテーラーに喧嘩を売らせようとしたんですね。」
ミルナーはバレットに言いました。
「ところが大事件が起きた。」
フォイルは言いました。
「ベンに違いないと思った。スーザンを見てかっとなって。私が悪いんだ。」
「そしてテーラーのドッグタグを盗んだんですね。」
フォイルは言いました。
「何で知ってる。」
バレットは言いました。
「盗んだのがスーザンのはずがない。紐がちぎれていなかったからテーラーの首から抜いたんです。でもそうやってはずすのは首を絞められながらでは難しいでしょう。」
「その場を去ろうとしたとき誰かがあいつの名を呼ぶ声が聞こえた。」

「さっさと起きろよテーラー。」
「こういうときはあの歌だ~。」
米兵たちがテーラーの部屋でテーラーをからかっていました。

「深く考えてやったんじゃない。そのときはああするのがいいと思ったんだ。テーラーを懲らしめベンを守りたかった。いけないことだと思ってたのに。正直言うとあのときの自分がわからない。」
「犯人は誰なんだ?知ってるのか?」
バレットは言いました。

フォイルミルナーカーターが置かれている部屋に行きました。
カーターさん。あなたをスーザン・デービス殺害容疑で逮捕します。あなたには黙秘権があり・・・。」
ミルナーはカーターに言いました。
「あなたはテーラーに声を聞かれている。」
フォイルは言いました。
「テーラーは聞き違えたんです。上流になるまでやめないと言ったんじゃない。密造酒を作る蒸留器を止めないといったんでしょ。彼女の爪の中に血がついていました。その傷。あなたの血だった。」
「・・・・・。スーザンに、やめようって言ったのにスーザンは俺のいうことに耳を貸そうともしなかった。死人が出たのに・・・。」

カータースーザンの首を絞めました。

「殺すつもりはなかった。」

フォイルは廊下にいるサムに声をかけました。
サム。君に謝ることがある。君の私生活について間違った思い込みから批判する権利もないのに出過ぎたことを言った。アンドリューとは残念だ。
「戦争のせいです。お送りします。」
「いや。歩いて帰る。早く帰って楽しく過ごしてくれ。」
「そうします。おやすみなさい。」

ヘイスティングズの街角。
フォイルが歩道を歩いているとキーファー大尉が車で現れました。
「フォイルさん。署に言ったらちょうど入れ違いだった。犯人を逮捕したそうですね。犯人はアメリカ人じゃなかったとか。きっとホーホー卿が残念がるな。あの。この際率直に言っておきます。殺された娘さんはほんとうに気の毒に思う。あなたと違って私はこの国に来たばかりだし殺人事件に慣れていないからジャークだったかもしれない。」
「君の立場では仕方なかった。」
「許してもらえるかな。」
「もちろん。」
「よかった。実は英米友好を深めるために実はアメリカのウィスキーを一本持ってきた。だけどまた基地にきて飲むのは嫌かな?」
「勝利に貢献できるか?」
「もちろん。」
「じゃあ乗って。」
「ところでジャークとは何だ?」
「説明します。肉のことじゃない。ジャークってのはだな、人間に使うんだな・・・。」

感想

今回はアメリカ基地との政治ネタでした。話は外交問題にならずに済み、英米の縁は保たれてめでたし。サムは気の多いアンドリューにふられ、あっさりと失恋を受け入れました。今回のミルナーはいつもより正義に力が入っていて珍しく感情を見せました。途中でオコナー軍曹が密造酒を購入するという怪しい気配を見せていましたが、オコナーの心理状態を考えると悪いことを隠すために攻撃的な姿勢を普段から見せていたということですね。よくあるパターンですが、私たちの身の回りにもいますよね、こんな人。そういう人に限って正義を持ち出し暴力を同時に振るうのです。私としてはオコナーが裁かれるところも描いたほうが視聴者の「ざまあみろ感」を得られたように思いました。次回予告でサムが求婚されているようですね。あと2話しかありませんが続きが楽しみです。

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