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不滅の恋人(大君~愛を描く)6話のあらすじと感想: 密かな婚礼 北方へ戦に行くイ・フィ…대군 - 사랑을 그리다


不滅の恋人6話

不滅の恋人6話のあらすじ

あらすじ

国境で女真族(ヨジンジョク)が暴れているという報告を聞いた国王のイ・ヒャンが倒れました。御医(オイ)は、国王の持病が悪化したのだと大妃シム氏とイ・フィに説明しました。ユン・ジャジュンは知らせを聞いて急いでヤンアン大君とイ・ガンにこのことを報告しました。ヤンアン大君は国難に対応できるのは女人(にょにん)である大妃ではなく我々だと根回しを始めました。イ・ガンはまたとない機会にやる気を出しました。

王宮の大臣の会議室。
朝廷の大臣が部屋で集まって話し会いました。パク・プギョンは女真族(ヨジンジョク)の侵入について会議をすすめました。左議政のキム・チュはすぐに軍を派遣すべきだと言いました。チョン・ヨンは北方に兵を送れば南方が手薄となって海賊にやられると反対しました。パク・プギョンは左議政のキム・チュに自ら北方に行くべきだと意地悪を言いました。ソン・オクは高齢で持病がある左議政に遠征は無理なので、敵に食糧を与えて大人しくさせるべきだと意見を述べました。ト・ヨンスは「殿下がご不在の今、自らすすんで戦う大臣がいるでしょうか」と発言しました。「だから世弟(セジェ)が必要なのです。ここで話し会っても策がないではありませんか!」右議政のパク・プギョンは嬉しそうに言いました。大妃の弟シム・ジョンは、大妃と話し合うべきだと言いました。
「情けないやつめ。この私が老体に鞭打って北方に行ってやろう。」
右議政に刺激されて怒ったキム・チュは大妃に会うため部屋を出て行きました。

王宮の廊下。
「いけません父上。」
息子のキム・グァンは父を止めようとしました。
「ここには腐った奸臣しかおらぬ!民を救うべきなのに国難に乗じて権力を手に入れようとは!」
キム・チュは怒っていました。
キム・グァンは痛みで眠れぬほどの持病があるのにと、父を心配しました。
キム・チュは産まれたばかりの王子のために死ぬ覚悟でいました。


王宮の門前。
イ・ガンの側の士大夫(サデブ)たちが「早く国本(クッポン=世継ぎ)をお決めください」と御座の上に正座して居座りました。

王が眠っている部屋。
王妃のキム氏は、父のキム・チュは矢すら放てないので北方の武将に任命しないようにと泣いて懇願しました。
大妃シム氏は左議政ほど戦を経験している者はいないと言いました。
イ・ヒャンは目を覚ますと頷きました。

イ・ガンの家。
ユン・ナギョムは兄のユン・ジャジュンに「大業をなすためには知らねばなりません」と夫のイ・ガンが何をしているか尋ねました。ユン・ジャジュンはイ・ガンが世弟(セジェ)となって国王になろうとしていると言いました。ユン・ナギョムは自分が王妃になれると期待しました。

大妃の部屋。
大妃は自分の弟のシム・ジョンを呼びヒャンの弟の中で野心のない者を世弟(セジェ)にすると言いました。シム・ジョンは反対しました。

大妃の部屋。
「お前が世弟(セジェ)になるのだ。覚悟はよいな?」
大妃はイ・フィに言うと、イ・フィは「王位を欲するな。王座は長男のものだ。幼い頃よりそう言い聞かされて育ちました。甥のものである王座を欲したと後ろ指を指されます。王室と政治の争いに私を巻き込まないでください。私は妻をめとり、静かに暮らしとうございます。」と固辞しました。

大妃の部屋。
チャン尚宮はウンソン大君に考える時間を与えるべきだと進言しました。
大妃シム氏は大提学(テジェハク)ソン氏の子を利用するしかないと言いました。


ソン・オクの家。
大妃の招待を受けたソン・ジャヒョンは母と服を選んでいました。
お母さんのアン氏は派手な服を娘に選ぼうとしましたが、チャヒョンは嫌がりました。
使用人のクッタンが淡いピンク色の服を選ぶとチャヒョンはとても気に入りました。

イ・ガンの家。
ヤンアン大君とイ・ガンは部屋にユン・ジャジュンを呼んで、内禁衛(ネグミ)の従事官(チョンサガン)の官職を与えました。
「兄上には期待しています。私の力となってもらいます。」
イ・ガンは自由に使える大金をユン・ジャジュンに与えました。
ヤンアン大君はその金をゴロツキや下級官吏を手なづけるために使えと命じました。
飲み込みが早いユン・ジャジュンは、既に数百の使える者がいると言いました。
「数百では足りません。いや、時が来れば数千でも足らないでしょう。」
イ・ガンは言いました。

ユン・ナギョムはイ・ガンにウンソン大君が選んだ新婦ソン・ジャヒョンと大妃の部屋で会うと言いました。イ・ガンはそれを聞いて「私も行く。宮に用がある。」と言いました。

王宮。
ソン・ジャヒョンは淡いピンクの上着に薄水色のチョゴリ姿で嬉しそうに王宮に行きました。

大妃の部屋。
ソン・ジャヒョンは母のアン氏とユン・ナギョムとともに大妃シム氏と王妃に会いました。大妃は「老いた父と夫が溺れたらどちらを助けるのだ」と質問しました。ユン・ナギョムは父を先に助けると答えました。ソン・ジャヒョンは夫を先に助けると答えました。大妃は理由を尋ねると、チャヒョンは親は子の命を危険にさらしてまで生きようと思わないので、夫(ウンソン大君)を助けることが親孝行だと答えました。大妃シム氏はチャヒョンの答えに満足しました。

郡夫人(クンブイン)のユン・ナギョムは大妃にチャヒョンを推薦すると言って別れました。母と二人きりになると「大君様は泳げるから大丈夫よ」と、お母さんを先に助けると言って微笑みました。

大妃の部屋。
ユン・ナギョムはソン・ジャヒョンを「王室の夫人にふさわしくありません」と酷評しました。

ソン・ジャヒョンは内人(ナイイン)に呼ばれました。母のアン氏は王室に娘を嫁がせたら心配で安心できないとつぶやきました。

イ・ガンはわざわざソン・ジャヒョンを呼びつけると「兄として弟の結婚は許せぬ」と意地悪を言いました。チャヒョンは不快感を示しました。


夜の王の寝室。
大妃シム氏はヒャンの看病をしながら「大提学(テジェハク)の娘と結婚したければ世弟(セジェ)になりなさい」とフィに言いました。イ・フィは「(世弟になるくらいなら)いっそ死にます」と固辞しました。

話を盗み聞いていたホン尚宮はこのことをイ・ガンに伝えました。

イ・ガンはすぐにヤンアン大君に会って相談しました。
ヤンアン大君は「私が手を汚してやる。大妃はお前の母ではない。あの女は長男と孫のためにほかの息子を捨てる。お前には、この私しかおらぬ。大君のためなら命を差し出そう。」と吹き込みました。

日中の便殿(ピョンジョン)。
大妃シム氏は大臣たちに国王の許可も出ているのでウンソン大君を世弟(セジェ)に据えると言いました。大臣たちは動揺しました。イ・ガンの側の大臣、右議政パク・プギョンらは反対しました。左議政の側の大臣で大妃の弟のシム・ジョンは「長男以外が即位した例もある」と姉を援護しました。
「隋国の煬帝も唐国の玄宗も長男ではないが皇帝になった。明国の許可を得るには学問にすぐれ書画にすぐれるウンソン大君がふさわしい。主上(チュサン)の許しも得たゆえこれ以上の議論はしません。」
大妃シム氏は言いました。
イ・ガンの派閥は順番通りにすべきだと反対しました。

そこに、ヤンアン大君が「国の一大事なので王族の代表として申し上げたくて」と意見を言いに現れました。
「左相(チャサン、左議政)は持病で出陣が難しいゆえ私が左議政殿の代わりに出陣します。守る者が多い人は死を恐れます。だが、私は違います。国に貢献できる道がなく、一生をさまよっている私には名誉なことでございます。政治は王族自ら手本を示さねば民がついてきません。左相(チャサン、左議政)の息子キム・グァンは戦にすぐれているために副官にします。新しい後継者に世弟(セジェ)に冊封するには、自らが戦地に行きふさわしいと証明すべきかと。」
ヤンアン大君は王族が自ら手本を示すと大げさに言いました。
キム・チュはヤンアン大君をにらみました。
ソン・オクは都城(トソン)から軍を派遣したほうがよいだろうと意見を言いました。
武勇はチンヤン大君が優れていると右議政のパク・プギョンは発言しました。
ヤンアン大君は「世継ぎになるなら世弟(セジェ)に名の上っているウンソン大君が行くべきだ」と話題をすり替えました。

帰り道。
大妃は弟シム・ジョンと歩きながらヤンアン大君は卑怯だと罵りました。シム・ジョンは世継ぎのことは、王様が回復したらヤンアン大君の発言はこちらに有利となり、国王の息子が成長すれば世子(セジャ)にすることができると言いました。そしてシム・ジョンはキム・グァンにイ・フィを命をかけて守らせると約束しました。

ウンソン大君の部屋。
パク・キトゥクは政情をイ・フィに報告しました。

大妃の部屋。
イ・ガンは母の大妃シム氏に弟を世弟(セジェ)にするなど「私は本当に母上の息子ですか?」と苦言を呈し、王位継承二位であることと、健康さをアピールしました。
大妃シム氏は息子の野心を見抜き、その汚れた心がいけないのだと叱りました。

イ・ガンは大妃に会いに来たイ・フィに善人の振りをしていると嫌味を言いました。イ・フィは本当に王になるつもりはなく、兄上も欲を捨てろと言いました。

大妃の部屋。
イ・フィは兄との関係も悪くなるのでやめるよう大妃にうったえました。
大妃は漢国の則天武后も息子を殺したと言いました。大妃は、王室のためなら家族ですら血を流す覚悟でいました。
「お前はこの国のものだ。その命でさえこの国のためのものだ。」

夜。
イ・ガンは落ち込んだようにヤンアンに打合せ血開けました。
ヤンアン大君は自分がウンソン大君を連れて行くと言いました。そして命をかけてイ・ガンを王にすると約束しました。


日中。
ソン・ジャヒョンとユン・ナギョムとチョン・ソルファは会いました。チョン・ソルファはチャヒョンとウンソン大君が恋仲と知って腹を立てました。ユン・ナギョムは夫となる人が死ぬ前にあきらめたほうがよいとチャヒョンに言いました。チャヒョンはウンソン大君が北方に行くと知りショックを受けました。

王の寝室。
病床のイ・ヒャンは「私はお前を信じる。お前が欲しがっているのは権力でなく愛だと・・・決して身内を傷つけるような者ではないと。」と言いました。
イ・フィは世弟(セジェ)にはならないが、民を守る義務を果たすため北方に行くと言って部屋を辞しました。
「どうか死地から戻ったらお元気な姿で私を迎えてください。」
イ・フィは涙をこぼして土下座しました。

イ・ガンの家。
ソン・ジャヒョンが帰ろうとするとイ・ガンが帰ってきました。
「そなたはどうでもよい相手なのだろう。運命の相手だと?その程度の運命なのだな。」
イ・ガンはソン・ジャヒョンに嫌味を言いました。
ソン・ジャヒョンは耐えました。

ソン・オクの家の前。
ソン・ジャヒョンは家の前で訪ねて来たイ・フィに会いました。
「媽媽はまた嘘をつきましたね。戦地に行くと聞きました。オランケ(女真族の頭)の先鋒であるウディケ族は農作物を作らず家畜を飼わず、奪って殺すだけらしいですね。大君にとって私はどうでもいい女なのですね。」
チャヒョンはフィに言うと、家に駆けこみました。
そして、また出て来ると「私のことはどうでもいいのですか?私が止めたら行かないですか?なら先に婚礼をしてください。妻になって待っています。」と言いました。
イ・フィは「必ず戻ってくる。婚礼は戻ってからにしよう。私の命はそなたのものだ・・・そなたのことは一瞬でも忘れぬ。私は、あなたの夫として生きたい。だが私イ・フィはあなたの男である前に、この国の王子なのだ。行く前に婚礼を挙げたのでは堂々と生きていけぬ。務めを果たし、無事に戻ってくるまで待っていてくれ。」と涙を流しました。

王妃の部屋。
キム・チュは息子のキム・グァンにウンソン大君だけがチニャン大君の企みを防げるのでしっかり守るようにと言いました。キム・グァンは王妃に「北方は遊び場のようです。お任せください。」と安心させようと言いました。

ソン・オクの家。
ソン・オクは息子のソン・ドゥクシクに北方に行くよう言いつけました。嫌がるソン・ドゥクシクに、ソン・オクは「王族自ら北方に行くのだ。うちには息子が二人いる。お前が行かねば体面を保てぬだろう!士大夫(サデブ)は命よりも体面が大事だ。私も行きたいが殿下が臥せっておられるゆえ何があるか油断できぬ。」と叱りました。
「私は家門の名誉より家族が大事です。息子は行かせません!」
アン氏夫人はソン・ドゥクシクを抱いて夫に抗議しました。

寺。
ソン・ジャヒョンはウンソン大君を寺に連れて行きました。

観音殿。
イ・フィとソン・ジャヒョンは仏像の前で、密かに婚礼を行い一生寄り添うことを誓い(メンセイし)ました。チャヒョンは髪を結んでいた帯をイ・フィに手渡しました。イ・フィも髷止めをチャヒョンに渡しました。二人は抱き合いました。

イ・フィはソン・ジャヒョンと一緒に馬に乗りました。

夜。
ソン・ドゥクシクはクッタンにばったり会いました。クッタンは驚きました。
「クッタンや。そなたに二度と会えぬと思い・・・。」
ソン・ドゥクシクは泣きました。
「若様。若様は臆病者で情けない男じゃありませんか。戦場では前線で戦わずに後ろで隠れていたら大丈夫です。」
「お前、私を誤解しているな?私は勇敢だぞ。」
「いけません。無理をしては死にますよ。終わるまで隠れていたらいいんです。」
「だから、私は出立の前に最後に言っておきたいことがある。」
「ああ、もうお休みください。明日は早いんですから。」
クッタンはあくびをしながら仕事に戻りました。

チャヒョンの家。
ソン・ジャヒョンはクッタンの見守る中、一生懸命縫い物をしていました。

イ・ガンの部屋。
イ・ガンはイ・フィに祖父の刀をあげました。
イ・フィは「王様と母上と王子を守ってください」と頼み、欲を出さないようにと言いました。

出陣の日。
イ・フィとヤンアン大君、キム・グァンとソン・ドゥクシクらは軍を率いて城門を出ました。街の人々は歓声を上げて行列を励ましました。ソン・ジャヒョンは男装して行商人の振りをしてついて行きました。

感想

不滅の恋人6話の感想です。イ・フィとソン・ジャヒョンが結婚の約束をした時に、王様で一番上のお兄さまのイ・ヒャンが倒れてしまいました。国本(クッポン)不在のため、イ・ガンはチャンスだと攻勢に出ました。大妃のシム氏はイ・ガンを阻止するためイ・フィを世弟(セジェ)にすると言います。しかし、勢力に阻まれイ・フィは死地に向かうことに・・・。ソン・ジャヒョンも行軍に参加しました。

今日のお話はこんな感じで、お友達のユン・ナギョムはなぜかソン・ジャヒョンに意地悪をはじめます。もともと意地悪な人だったのでしょう。幸せなソン・ジャヒョンが憎いのかもしれません。

気になるのはソン・ドゥクシクが私奴婢のクッタンに何かを言おうとしていたことです。ソン・ドゥクシクはクッタンに対して、とてもフレンドリーです。シチュエーションは愛の告白を模しているようですが、何が言いたかったのかな。

イ・フィは、兄に敵意があるというよりは、まだ兄が改心することを願っています。しかしイ・ガンはここであきらめるようではないので、今後、イ・フィがどのような気持ちに変化するのか、鬼になるのか?仏のままなのか、続きを見て行きたいと思います。

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