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輝くか、狂うか19話のあらすじと感想: 朝廷の会議でワン・ソは兄の定宗と共に事件を明らかにしようとすると… 빛나거나 미치거나


輝くか、狂うか19話

輝くか、狂うか

あらすじ

進むべき道

朝廷の便殿(ピョンジョン)会議が開かれました。ワン・シンニョム(王式廉)が勝手に会議を進行して西京(ソギョン)遷都の事業をを進めようとしました。ヨウォン公主が作った解毒剤により一時的に正気を取り戻した皇帝の定宗(チョンジョン)は、実弟の王昭(ワン・ソ)皇子とともに会議に加わりました。定宗は太祖(テジョ)暗殺の証拠があったので私がじきじきに見せてやろうと言いました。定宗が準備された火鉢に近づこうとすると、ワン・シンニョムがそれを遮るかのように早衣仙人(チョイソニン)の話を始めました。
「奴らは盗賊でも義賊でもありません。奴らの本当の正体は太祖(テジョ)陛下の秘密武士(ピミルムサ)なのです。早衣仙人。いや、太祖陛下の秘密武士。あの者たちの任務は太祖陛下に逆らう豪族たちを暗殺することです。だから太祖陛下が亡くなられた後、あの者たちは姿を消したのです。それにもかかわらず再び現れキム・ジョンシクとホン・ギュイを殺しました。それから私の屋敷にも押し入ったのです。皇帝陛下。私の家から証拠を持ち出したそうですね。ならば、早衣仙人は、陛下の秘密武士になったのですか?だからキム・ジョンシクとホン・ギュイを殺して、この私を陥れようとしているのですか?ねつ造した証拠を使って。」
ワン・シンニョムは演説をしました。
「ねつ造だと?あなたは無礼だぞ。」
定宗は言いました。
「バカなことを言わないでください執政(シプチョン)!」
王昭(ワン・ソ)は声を荒げました。
「だから、今の陛下とワン・ソ殿下にとって我々豪族は敵のようですな。我々は血と汗を流してこの高麗(コリョ)を建国した戦友ではありませんか。狩りが終われば始末される猟犬のように扱われるとは!英雄にしてほしいと思いません。しかし尊重してくださらねば。我々がどうしてこのような扱いになるのですか?次は誰を討つおつもりですか?京山家(キョンサンガ)か?金州家(クムジュガ)か?いいえ、それならいっそここで全員を成敗してはどうですか?」
ワン・シンニョムは豪族たちを巻き込みました。
黄州家のファンボ・ジェゴンは皇帝に秘密武士がいて今の皇帝の配下なのか尋ねると、豪族たちも声を揃えて尋ねました。
「黙られよ!執政の言う事に惑わされてはいけません!」
王昭(ワン・ソ)は言いました。
「心配いらぬ。今日は必ずやり遂げてみせる。」
定宗は弟に言いました。

ワン・シンニョムは皇帝に近づくと、先の皇帝で兄の恵宗(ヘジョン)が亡くなった時のことを話しはじめ、袖の中にある封筒をこっそり見せました。

恵宗(ヘジョン)が崩御する直前(回想シーン)。
王尭(ワン・ヨ)皇子(定宗)は部屋でワン・シンニョムと二人きりで話し合っていました。定宗は西京派を守ると約束すると、ワン・シンニョムは王尭(ワン・ヨ)の支持を表明し、皇帝の座を開けてあげると約束しました。ワン・シンニョムは猛誓(メンセイ)状への署名を要求しました。王尭(ワン・ヨ)皇子は「わかりました」と連判状に署名をしました。ワン・シンニョムは「お気持ちだけで十分です。これは殿下への信頼の証です」と連判状を燃やしました。

定宗(チョンジョン)はその時のことを思い出して、ワン・シンニョムがまだ連判状を持っていると思い動揺しました。
王昭(ワン・ソ)は兄の腕を支えると玉座に座らせてあげました。
「陛下。私がすべて明らかにしてみせます。」
ワン・ソが言うと、定宗は小さな声で「任せる」と言いました。

ヨウォン公主の部屋。
ヨウォン公主はいつになく美しい姿で、部屋をうろつきながら夫の成功を祈っていました。解毒剤は心に強い衝撃がなければ効果は持続するとヨウォン公主はワン・ソに説明していました。

王昭(ワン・ソ)は皇帝のかわりに「太祖(テジョ)陛下の暗殺が謀られ殺帝守豪国(サルチェスホグク)。皇帝を殺し豪族の国を守る。その決議文を青銅鏡の連判状に刻んでその者たちが各自の名前を刻んで分け合ったのです。その五人の功臣豪族はキム・ジョンシク、ユ・モグォン、ペク・チュンヒョンとホン・ギュイ!それから最後の人は、ここにいる執政です。」と皆に説明をはじめました。

「はっはっはっは。みなさん、そんなことが信じられるのですか?本当だと思いますか?」
ワン執政は言い返しました。


「反逆者たちが太祖陛下を暗殺するために刺客を送った日に、私はその者たちを目撃しました。太祖陛下に毒薬が塗られた短剣が当たるのをこの目でしかと見たのです!奴らはこの国を建国した太祖陛下を殺して高麗の実権を握り、こに国を自由自在に操りました。いつまで反逆者たちの横暴を許すのですか!千年後も輝き続ける高麗、私の父太祖陛下が夢みられた高麗の未来。千年高麗(チョンニョンコリョ)!その夢を、この国を共に作り上げたみなさんが一緒に叶えるのです。そのためには悪の根を絶たねばなりません!皇帝陛下。反逆者どもが太祖陛下を暗殺した、その証拠をお見せください。大丈夫です陛下。ご安心ください。」
王昭(ワン・ソ)は定宗(チョンジョン)に手のひらを差し出し青銅鏡を求めました。
「それが本物だという証拠はどこにある!」
ユ・モグォンは抗議しました。
「そうだ!青銅鏡はねつ造できる!」
ペク・チュンヒョンも言いました。
「我々の質問にお答えください。早衣仙人(チョイソニン)は太祖(テジョ)陛下の秘密武士なのでございますか?そして今は陛下の者なのですか?その者たちがキム・ジョンシクとホン・ギュイを殺したのですか?お答えください。陛下。」
ファンボ・ジェゴンは尋ねました。豪族たちも声を揃えました。
「陛下。ご心配いりません。私に(銅鏡を)ください。兄上。」
王昭(ワン・ソ)は兄に言いましたが、定宗(チョンジョン)は中毒症状が現れ震えていました。

ワン・シンニョムはワン・ソこそ裏切り者だと郭将軍を証人に出して五年前にワン・ソがヨウォン公主と結婚する前に開封で国法を犯して婚礼を挙げたと話し始めました。

郭将軍はその通りだと言いました。

ワン・シンニョムが命じると縄で縛られたヤン・シンユルが連れて来られました。

ワン・シンニョムは「開封(ケボン)」でワン・ソが結婚したと言うと、忠州(チュンジュ)劉(ユ)氏は動揺して「ワン・ソ殿下無実だとおっしゃってください!」と叫びました。ワン・シンニョム(王式廉)は皇帝にワン・ソの捕縛命令を出すように求めました。
「こんなときに陛下の病が再発したようです。私がかわりに命令をくだします。親衛隊はすぐに国の法律を破り太祖(テジョ)陛下の命令に反して婚礼を挙げたワン・ソ殿下と、あの女を捕縛せよ!これは皇命だ。捕縛せよ!」
「控えよ!お前たち!あなたたちはこれでよいのか?反逆者どもに怖気づいて何もできないのかあなた方は!一体高麗の臣下といえるのか?」
王昭(ワン・ソ)は豪族たちに言いました。
「罪人の王昭(ワン・ソ)を捕らえ、青海商団(チョンヘサンダン)の副団長を皇宮の獄舎に連れて行け!今から捜査が行われる。調査官はこの私、執政と、平山家(ピョンサンガ)ユ・モグォン、東州家(トンジュガ)・ペク・チュンヒョンが務める。調査官は罪人を徹底的に尋問しその罪を問わねばならぬ!」
ワン・シンニョムは勝ち誇ったように言いました。


青海商団。
ヤン・ギュダルとペンミョとキョンはカンミョンからシンユルとワン・ソ皇子が捕らえられた話を聞いて落ち込んでいました。ヤン・ギュダルとペンミョは皇子国婚法も知らず、偽装結婚だったと訴えようと言いました。カンミョンはそう簡単にはいかない、皇子国婚法は、皇子が豪族と結びつかせないために太祖が作った法律なのだろうと言いました。ペンもは「どうすれば」と地団太を踏みました。

皇宮の庭。
王旭(ワン・ウク)は郭将軍に、シンユルには手を出さない約束をしたはずだと言いました。郭将軍は有利なワン・シンニョムとの契約を選択したまでだと答えました。
「その選択を、後悔する日が来ます。」
ワン・ウクは怒りを禁じ得ませんでした。

皇帝の部屋。
定宗(チョンジョン)は何かを探していました。そこに司天官(サチョングァン)のチュ・ジモンがワン・シンニョムを案内して連れて来ました。ワン・シンニョムはチュ・ジモンを下がらせると、袖の下に隠してある青銅鏡のかけらを渡すように要求しました。
「陛下。私に任せるのが一番大丈夫です。では、我々は互いに忘れることにしましょう。青銅鏡を差し上げます。そうすればこれ(連判状)を差し上げます。では大事にしまっておいてください。私も大事に持ってますから。ですが、いずれすぐ私に渡すことになるでしょう。」
ワン・シンニョムが皇帝に近寄りました。
定宗(チョンジョン)は布団をかぶって寝てしまいました。

皇太后の部屋。
チュ・ジモンは皇太后の劉(ユ)氏に、ワン・ソが婚礼を、もう一人の紫微星の女性と婚礼したことについて救わねばならないと言いました。そこにユ・ゴニュルが部屋に入って来て定宗(チョンジョン)の様子がおかしいと言いました。

皇帝の部屋。
皇太后の劉氏は「起きてソを守て下さい」と息子の定宗に頼みました。ユ・ゴニュルも「皇帝陛下だけがワン・ソ殿下を守れるのです」と甥の説得を試みました。
定宗は二人に出て行くよう怒鳴りました。

皇宮の庭。
ワン・シンニョムは安堵した様子のペク・チュンヒョンとユ・モグォンを連れて尋問部屋から出て来ました。そこに王旭(ワン・ウク)皇子が現れました。
王旭(ワン・ウク)は「なぜ独壇で動いたのですか?我々は手を結んだはずでは?」と抗議しました。ワン・シンニョム(王式廉)は計画を話せばウク皇子に妨害されることがわかっているのですべてを知らないほうがいいと言いました。ワン・シンニョムはワン・ソとシンユルを処刑して王座に近づくのに何が不満なのだと言いました。ワン・シンニョムはワン・ウクに副団長を捨てるように言いました。

ヨウォン公主の部屋。
ファンボ・ジェゴンはヨウォン公主の部屋を訪ね、反対したのになぜワン・ソと国婚したのかと困ったように言いました。

青海商団。
王旭(ワン・ウク)が着てシンユルの薬をペンミョに頼みました。ヤン・ギュダルは婚礼は偽装だったと言いました。カンミョンたちは郭将軍が来ていると聞いて驚きました。ペンミョは事の経緯を王旭(ワン・ウク)に打ち明けワン・ソが皇子と知らなかったと言いました。王旭(ワン・ウク)は皆の証言を聞き入れ処刑を免れるには皇帝が調査官にならなければ無理だと言いました。


獄舎。
ワン・ソとシンユルは牢屋越しに話し会いました。シンユルは「すべて私のせいです」と何度もワン・ソに謝りました。ワン・ソは「いいや。いいや。すまない。碧瀾渡で思い出せなくて、オレは記憶力が悪いらしい。すまない。お前を守れなくて。ここに、ここに来させてしまって。俺は今日、誰も守れなかった。俺のケボンも。兄上も。ケボンぁ。俺は皇宮でできることは何もなかった。俺には何の力もなく、誰も守れなかったことがここにのしかかっている。胸が押しつぶされそうだ。だから俺は、ここを出るつもりだ。必ず俺は、お前を連れて、ここから出る。だから心配するな。あの反逆者たちを必ず処罰するつもりだ。ケボンぁ。聞いてくれ。執政は開封での婚礼の詳細を知らない。偽の婚礼だったことを俺は主張するつもりだ。ゆえにお前と俺が、何でもない関係である必要がある。」と逆に謝りました。

皇太后のユ氏はワン・ソを牢屋から出すよう命じました。
ワン・ソは獄舎から出されて兵に連れて行かれました。

面会室。
「大丈夫か?お前が大殿(テジョン)で何をしようとしたのかわかっている。お前は太祖(テジョ)陛下にもできなかったことをしたのだ。失敗してしまったが、お前は素晴らしい一歩を踏み出した。実によかった。だがかように厳しいとは。四面楚歌だ。どうすればよいのだ。」
皇太后は部屋に入って来たワン・ソの姿を見て立ち上がりました。
「このままでは終わりません。お願いがあります。叔父上にお伝えください。開京(ケギョン)派の豪族に会って上書(サンソ、上奏)を密かに作るようにと。上書の内容は私の言う通りに書いてください。」
ワン・ソは母に頼みました。

皇太后ユ氏は兄のユ・ゴニュルに豪族を集めるように頼みました。

青海商団。
ヤン・ギュダルは、もとをたどれば自らの過失が原因だと落ち込んでいました。

ペンミョはシンユルのベッドで泣き崩れ、泣きながら公主の身を案じていました。ペンミョはカンミョンに、シンユルがここまで長生きするとは思っていなかったと打ち明けました。カンミョンはシンユルが勉強して賢くなっていったことを振り返りました。ペンミョは「私たちには何もできない」と号泣しました。カンミョンは「公主は必ず戻ってくる」と励ましました。

夜の獄舎。
ウンチョンはチョンオクとともに見張りの兵を倒してワン・ソを救出しようとしました。
ワン・ソは今逃げれば一生お尋ね者になるから策を練っているので待つようにとウンチョンに命じました。

ウンチョンはチュ・ジモンに会ってこのことを報告しました。


朝の獄舎。
シンユルがワン・ウクに呼び出されました。

面会室。
ワン・ウクは「獄舎は寒くないか?皆が心配している。」とシンユルに薬を渡しました。シンユルは「死ぬ前に青海商団を助けたい」のでヨウォン公主に高麗人参を集めるために会わせて欲しいと頼みました。それからワン・ソがウクに会いたがっていると言いました。

王旭(ワン・ウク)はワン・ソを呼び出しどうして無謀な真似をしたのだと苦言を呈しました。ワン・ソは「ケボンを救おう」と言いました。王旭(ワン・ウク)は証人と証拠が必要だと言いました。ワン・ソは青海商団の証言と調査官が皇帝である必要があり、そのためには完璧な解毒剤が必要だと言いました。ワン・ウクは郭将軍はどうするのだと尋ねると、ワン・ソはそれを逆手にとると言いました。
「ケボンあの子が人に囲まれて息をして、笑いながら楽しく生きられる世界。それが私が望む世の中だ。助けてくれ。」
ワン・ソはワン・ウクに土下座をしまし。
「副団長の体が衰弱しています。冷毒で、二十歳までに死ぬといわれて、今まで耐えてきたそうです。ゆえに、副団長を死なせないでください。」
ワン・ウクは言いました。
「それはどういう意味だ?」
「いつ死ぬか・・・わからないのです。」
「何?」

獄舎。
シンユルは咳き込み、薬を飲んで震えていました。
ワン・ソはその姿を見て衝撃を受けました。
「兄者、大丈夫ですか?」
「大丈夫だと?大丈夫に決まってる。ケボンは天女のようだ。天から降りて来た天女だ。ケボンや。金剛山(クムガンサン)の話をしよう・・・。」
ワン・ソはシンユルに、楽しい話をしてあげました。ワン・ソはキルボクが夜中に天女に会いに行こうとしに行って本当に水浴びをしている天女に会き、緊張して気を失ったと話をしました。
「俺が(水浴びしてギルボクを)振り帰ってワン・ソ(王の牛)の雑炊だ~!と言ったんだ。俺が騙したんだ。」
ワン・ソはシンユルを笑わせました。そしてワン・ソはシンユルに二人きりで金剛山(クムガンサン)で暮らそうと言いました。シンユルはやるべきことを終えてから行こうと言いました。
「アイゴ~。本物の天女のようだ。俺のケボン。」
ワン・ソはシンユルの頬をなでました。

ワン・シンニョムの家。
ヨウォン公主はワン・シンニョムに会い、婚礼が明るみになれば第二夫人と言われるので困ると穏やかな口調でました。ワン・シンニョムは「解毒剤も使われたようですから、これからは静かにお暮しください。ワン・ウク殿下がおとなしくしていれば、黄州家は当分の間安泰です。私が青海商団の財を独り占めしたことがお怒りなのですか?青海商団の副団長を殺さなかったからですか?もうじき副団長は死ぬことになるでしょう。むろん、ワン・ソ殿下も同じです。ワン・ウク殿下が天下を握られるのも時間の問題です。私と黄州家は同じ船に乗っているのです。違いますか?」と言いました。

青海商団。
王旭(ワン・ウク)はヤン・ギュダルに策を与え、ペンミョにシンユルの身体を守るよう指示していました。

ワン・シンニョムの家。
屋敷に青海商団の財物が運び込まれました。
王旭(ワン・ウク)はワン・シンニョムとワン・プンと会いました。
ワン・シンニョムはワン・ソを始末すれば「ワン・ウク殿下の世の中です」と言いました。
ワン・ウクはプンに席を外させワン・シンニョムと二人きりになりました。
「明日ソン兄上は確実に始末されますか?」
「ふふふふふ。心配いりません。我々には郭将軍がいます。」
「郭将軍の言葉が、事実ではないかもしれません。」
「事実でないことを事実にするのが権力です。殿下。まだわかりませんか?この執政を信じてください。明日は必ず始末します。」

夜の青海商団。
ペンミョは部屋を暖めてシンユルが帰る準備をしていました。


獄舎。
シンユルの具合が悪くなっていました。
ワン・ソはシンユルに話しかけましたが、シンユルには答える気力がありませんでした。「寒い・・・寒いです・・・・。」
シンユルは倒れてしまいました。
「ケボン!ケボン!目を開けるのだイノマ!」
ワン・ソは慌ててシンユルに呼びかけました。
「薬を飲んだのに・・・効いてないようです・・・。」
シンユルは意識を失いました。
ワン・ソは兵士に御医を呼ぶように命じましたが無視されました。
「うるさいわね・・・兄者の呼ぶ声がするので、まだ死んでいないようです。とても短い夢を見ました。あのときは幸せだったのに。朝、目を覚まして兄者に会えると思うとすごく幸せでした。戻れるなら、あの時みたいに戻りたい。遠いです。すごく遠いの・・・。兄者・・・。」
「ケボンや。戻ろう。俺たち一緒にあの時に戻ろう。ケボン。しばし目を閉じてみろ。頼もう~!頼もう!ケボンとソ・ソが来たぞ。頼もう。いつの間にか扉が開いたぞ。ペンミョもいるし、カンミョンもいる。ヤン団長もいる。無口な護衛は黙ってる。見えるか?見えるだろお前さん。」
ワン・ソは泣きながら言いました。
シンユルの体から力が抜けました。
「ケボンや。ケボンや。ケボンぁ~!ケボンぁ!目を開けろ!目を開けてくれケボンぁ!お前さん!」
ワン・ソは叫びましたがシンユルは目を覚ましませんでした。

感想

「輝くか、狂うか」19話の感想です。何とシンユルが死んじゃった!?眠っているだけなのか?まだ5話残っているのに、ここでヒロイン退場なのでしょうか?チャン・ヒョクはこういう場面で泣かせる一人芝居が本当に上手ですね。田舎臭い演技が皇子であることを忘れてしまいます。ワン・シンニョムは今回、解毒剤はもう使い切ったと言いました。あの慎重なワン・シンニョムがどうして解毒剤が一回分しかないと思っていたのでしょうか?単なるつじつま合わせでしかないように思いますし、解毒剤を作ったのはヨウォン公主なのではなかったのでしょうか。

ワン・ウクは「愛する人さえ生きていればいいけど、それ以外はどうでもいい」というスタンスを貫いています。おいしい役といったところでしょうか。ヨウォン公主の衣装も皇后らしくなってきました。

冷毒ですが、思うに脂肪や糖質を燃焼して消費する機能が弱いのではないかと思います。体内に摂りこんだ糖分や脂肪分からエネルギーを作る量が少ないとでもいいますか。そんな病気があるのか知りませんが・・・。

ワン・ソもワン・ウクも好きになった人が短命の人と知ってショックを受けるも必死になって守ろうとします。誰かを愛することに生き甲斐を見出しています。


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