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輝くか、狂うか4話のあらすじと感想: 抵抗の波紋 빛나거나 미치거나


輝くか、狂うか4話

輝くか、狂うか

あらすじ

抵抗の波紋

夜明け前、ヤン・シンユルは眠っているワン・ソを置いて行こうとしました。
「ケボンや~。それにしてもケボンとは妙な名前だな。」
ワン・ソは目を開けてシンユルを呼び止めました。
「そっちこそ、おかしな名前だ。」
シンユルは言い返しました。
「ケボンよ。雨上がりでぬかるんでいるから、気を付けて~よく気を付けてから帰るんだぞ。ケボンよ~。ハハハハハハハ。おい、お前さん、何か言ったらどうだ。ケボンよ~!おかしな奴だな。ケボンや。」
ワン・ソは親切に言いました。
期待した結果にならなかったシンユルは怒って部屋から出て行きました。

「本当にこれで契約終了よ!」
ヤン・シンユルは宿屋を出ると、ワン・ソの部屋に向かって怒鳴りました。シンユルはキョンに今夜の出来事は秘密にするよう命じました。


朝の港(碧瀾渡)。
王昭(ワン・ソ)皇子は護衛武士(ホイムサ)のウンチョンと港を調べていました。ウンチョンは昨日より皇子の表情が明るくなったことを指摘しました。ワン・ソは「悩みがひとつ減った」と笑いました。しばらくして、不審な男たちが船から降りてくると、港で働いている人に暴力を振るい始めました。ワン・ソはわざと男とぶつかると、男たちは刀を抜きました。
「待て。刀を抜くな。」
ワン・ソはウンチョンに言うと、ならず者を相手に暴れはじめました。
役人たちが騒ぎに気づき、ワン・ソとウンチョンを追いかけました。

青海商団の船。
ワン・ソは小舟に隠れました。
「官軍に追われているようだな。罪を犯したなら罪を償うべきだ。」
ヤン・シンユルはワン・ソに声を掛けました。
「ケボン。何も悪いことはしていない。」
ワン・ソは言いましたが、ヤン・シンユルは官軍を呼びました。ワン・ソは慌てて隠れ、官軍は向こうに去りました。ワン・ソはシンユルと別れ、ウンチョンと合流しました。

港。
ウンチョンはワン・ソに騒ぎの間に開封(ケボン)からの間者が上陸したと報告しました。そこに「殿下(チョーナー)!殿下(チョーナー)!何かおごってくださいよ!」とギルボクが走って来たのでウンチョンは去りました。

ワン・ソ皇子は大きな屁をこいて、ウンチョンと会っていたことをごまかしました。

青海商団の船。
「ケボンや~!ケボンや!」
ワン・ソはギルボクを連れてシンユルに呼びかけましたが、そこには誰もいませんでした。

林の中。
ワン・シンニョムの護衛武士(ホイムサ)セウォンは後晋国の開封(ケボン)から来た中国人の間者と話をしました。セウォンは「報酬を払う」と取引を持ちかけました。間者は「五年前の借りを返す。五年前に二人の高麗人が開封まで追ってきた。この顔の傷はそのときのものだ。その時男がもう一人のことをこう叫んでいた。皇子陛下と。」と顔の傷を見せました。

ワン・シンニョムの屋敷。
セウォンは5年前に開封に皇子が来たことを王式廉(ワン・シンニョム)に報告しました。
ワン・シンニョムは、キム・ジョンシクを殺したのも皇子かもしれないと思いました。
セウォンは間者が皇子の顔を見たと言いました。


青海商団の本店の前。
ギルボクは青海商団(チョンヘサンタン)が開京(ケギョン)に店を構えて五年が経ったとワン・ソに説明しました。
ワン・ソは「ほ~。どうしてそんなに詳しいんだ?」と関心しました。ギルボクは開国寺の開眼法要の品物を用意したのも青海商団で、あの時の男(ケボン)がここで働いているらしい。

王昭(ワン・ソ)は店に入ると商人たちに「ケボンという奴は知らないか?ケポンという名前は?」と尋ねました。

店の中。
「ケボンぁ~!ケボンぁ~!」
王昭(ワン・ソ)は大きな声で叫びました。
行首(ヘンス)のペンミョはワン・ソを見るなり部屋に身を隠し、番頭のカンミョンに「あいつが来た。ケボンで偽の婿を演じた男よ」と教えました。
「あいつか。わっはっはっは!相変わらずみすぼらしいな(笑)」
カンミョンはワン・ソを見て笑いました。
ペンミョはきっと「お嬢様にたかりに来たに違いない」と言いました。
ワン・ソはペンミョとカンミョンの前を通り過ぎました。ペンミョはカンミョンに「あいつ」を追い出すよう頼みました。

店の前。
カンミョンは「次は官軍を呼ぶぞ!帰れ!」とワン・ソを追い出しました。
そこにダメ兄貴のヤン・ギュダルが帰ってきました。ワン・ソはギュダルに「ケボンは知らないか?」と尋ねました。

店の中。
ヤン・ギュダルはシンユルに「怪しい奴が来た。きっとうちの店を調べに来た間者(カンジャ)かもしれない」とワン・ソが来ていることを教えました。
シンユルは店の門で騒いでいるワン・ソを見ると「碧瀾渡(ピョンナンド)で会った男よ。私が何とかするわ。カンミョンたちに言わないで」と言いました。

シンユルの部屋。
シンユルは嬉々としながら若い侍女に男装を手伝ってもらいました。

「ケボンは知らないか?ケボンは知らないか?姓はケで名はボンだ。」
ワン・ソは店に帰って来た行商人を捕まえて尋ねました。
そこに男の身なりをしたシンユルが現れました。
ワン・ソは「昨夜の礼だ」といって高級酒の入った壺をシンユルに渡しました。
シンユルは「何か思い出さないか?」と言いましたが王昭(ワン・ソ)はシンユルを酒に誘いました。シンユルは「帰ってください」とワン・ソに酒を返そうとしました。押し問答が続いて、とうとう酒の入った壺が地面に落ちて割れてしまいました。シンユルは断固として誘いを断りました。ワン・ソは「なんて奴だ!」とケボンに向かって叫びましたがキョンはユルを守るためにワン・ソの前に立ちはだかりました。

シンユルは乙女心が傷ついた表情で自室に逃げ帰りました。ヤン・ギュダルとペンミョとカンミョンは心配しました。シンユルは切なくなって泣きました。


皇帝の部屋。
定宗(チョンジョン)は憔悴しきった様子で「私にできるだろうか」と怯えていました。傍に控えているチュ・ジモンは「そうすることが皇帝の道でございます」と強く言いました。定宗(チョンジョン)は怖くて自信がありませんでした。

便殿(ピョンジョン=朝廷の会議場)。
皇帝と大臣らが集いました。
王式廉(ワン・シンニョム)は西京(ソギョン)築城の費用を定宗(チョンジョン)に要求し、玉璽(オクセ)を押すよう求めました。
定宗(チョンジョン)は怖くて手が震えました。
「西京(ソギョン)築城の税により、民が苦しんでいる。だから築城はしばし中断せよ。」
定宗(チョンジョン)はワン・シンニョムと反対の方向に視線を向けて、怯えたように言いました。
「皇帝陛下。既に築城は陛下が許可なさっております!」
王式廉(ワン・シンニョム)は皇帝の前まで来て乱暴に上疏(じょうそ、上奏)を置きました。
「もうすぐ収穫の時期だ。民のことを考えよ。」
定宗(チョンジョン)の声が震えました。
「陛下はご乱心なさったようだ。」
「そのようだな。ワン執政に逆らうとは。」
豪族たちは口々に言いました。
「おっしゃる通りでございます。西京(ソギョン)築城は控えるべきです。」
豪族の一人(※名前わからず。国会議員の枝野に似た人)が発言しました。
ワン・シンニョムは皇帝の民への配慮に官服する振りをして「太祖(テジョ)陛下は西京(ソギョン)をたいへん重要視されておられました。高句麗、満州へと領土拡大の礎とするためだとおっしゃっておりました。高麗を建てた私が申し上げるのです。本当に高麗を想うなら、民を想うなら、西京(ソギョン)築城(チクソン)に大いにご尽力くださいませ陛下。」と大げさに、皇帝に演説をしました。

雪が積もる、見晴らしの良い楼閣。
王式廉(ワン・シンニョム)は下級官僚に扮した間者から「大殿内人(ナイイン)から聞きました。陛下はワン・ソ殿下を及びして、このように指示されました。キム・ジョンシク様を殺した賊について民の噂を調べて来るように」と報告を受けました。
ワン・シンニョムは「陛下の肖像画を持ってこい」と間者に命じました。


開京(ケギョン)の街。
王昭(ワン・ソ)は昨日はケボンが自分に会って喜んでいたくせに、今日は嫌っていたことを不思議に思っていました。ギルボクは話を聞きながら一緒に歩いていました。
「家に帰ろう。」
ワン・ソが言うと、ギルボクは喜びました。

夜の月楼閣(ウォリャンガク、妓楼)。
王昭(ワン・ソ)皇子は「ここがまさに私を温かく迎えてくれる自宅だ~!」とギルボクに言いました。

妓楼の庭。
行首(ヘンス)のクムソンは部下の女から耳打ちされました。クムソンは白文鳥の部屋に客を案内して邪魔にならぬよう酒だけ置いてくるよう命じました。

王昭(ワン・ソ)皇子は、皇子の身なりで妓楼に乗り込みました。女たちは嬌声をあげて皇子を歓迎しました。ワン・ソは「新しい女が入ったそうだな」とクムソンに言いました。

クムソンは新入りの妓女(キニョ、妓生の女)チョンオクに皇子の相手を命じました。

白文鳥の間。
皇子が一人で椅子に腰かけていると、チョンオクが現れ挨拶しました。
「チョンオクか。よく来たな。さっそく注いでくれ。」
ワン・ソはチョンオクを歓迎しました。
チョンオクが両手で酒を注いでいると、ワン・ソはケボンが女かもしれないと思い出しました。
「チョンオク!チョンオク!どこいったんだ?そこにいたのか?アーハハハハハ。影の女人(にょにん)として戦っている時とは別人のようだな。しっかり聞くのだ。ここは高麗のすべての皇族と豪族、功臣どもが集まる場所だ。ここで誰が誰と会って何を話したのかそれを調べよ。特にここでは誰も信じてはならぬ。皆間者だと思え。そして何より大事なのはお前自身の命だ。ゆえに慎重に慎重を期するのだぞ。何か(報告することが)あるか?」
王昭(ワン・ソ)は急に真顔になってチョンオクに言いました。
チョンオクは、皇帝が西京築城の援助を中断すると言うと、中間派の豪族が、皇帝かワン執政(チプチョン)のどちら側につくべきか悩んでいると報告しました。
ワン・ソはその話を聞いて、兄の定宗(チョンジョン)が「ついに陛下がご意思をあらわされた」と喜びました。
チョンオクは白文鳥の間で、豪族が「奴らが到着して銀塊を準備せねば」と言っていた様子を報告しました。チョンオクは、密談していたのは海平家(ヘピョンガ)のホン・ギュイと東州家(トンジュガ)のペク・チョンヒョンだったと言いました。
ワン・ソはその二人に監視をつけるよう命じました。
チョンオクはキム・ジョンシクの帳簿の取引履歴に怪しい取引があったと報告しました。

日中の黄州家(ファンジュガ、降婿したワン・ソの自宅)。
ファンボ・ヨウォン公主は侍女から「七日間の高麗人参の売り上げ」の記録を受け取りました。ヨウォン公主は昨年より売り上げが増えているので、(誰かに)贈り物をするために流通量を減らして人参を集めるよう命じました。侍女は商人に帳簿を返しました。

次に侍女は「間者が探った七日間の皇宮の情報です」と文書をヨウォン公主に渡しました。
ヨウォン公主は定宗(チョンジョン)が七日の間に会っていた人のリストを見てワン執政のほかにワン・ソがいることを知り驚きました。

しばらくして、クムソンが現れヨウォン公主に酒の質が落ちたので取引先を変えたと報告しました。
ヨウォン公主は「よくやった。利益は不要だ。酒と料理は常に最高のものを与えよ。陛下のせいで豪族たちが動揺しているはずだ。どうなっている?」とクムソンに言いました。

クムソンはパク・スギョンが中間派と連絡をとっていて、西京派のホン・ギュイはペク・チョンヒョンと何かを企んでいると報告しました。

ヨウォン公主は「もうじき(皇宮に)嵐が吹き荒れる」と言いクムソンに監視の強化を命じました。

クムソンはチョンオクがワン・ソの相手をしたとヨウォン公主に報告しました。


青海商団。
ヤン・シンユルは寝込んでしまいました。
「どうして。あの者にお会いなさるとこうして寝込まれてしまう。あの時、あの冷たく凍った河(かわ)から公主様をもっと早くお助けしていれば。公主様の中に残る冷気でお苦しみにならなかったはず。」
ペンミョは泣きました。

回想シーン。夜の家。
軍が屋敷に押し寄せました。
部屋はお産の出血で血だらけになっていました。
「捕らえよ!必ず捕らえて殺すのだ!」
屋敷に押し掛けた将軍は兵士に命じました。
(侍女のペンミョは妃とシンユルを追いかけました。)
シンユルの母は、生まれたばかりのシンユルを抱えて雪が積もる山に逃げました。
「こうして母が違えど皇子様の子でございます。渤海(パレヘ)の公主です。どうか命だけはお助けください。この子に、罪はありません。」
お母さんは将軍に命乞いをしました。
「この子を見て運命を述べてみよ。」
将軍は連れて来た巫女に命じました。
「その子は、いつか国の夜明けをもたらす光となりましょう。卓越した才能を皆の者が欲することでしょう。その子のいる処には闇が去り光がもたらされます。しかし、そこに渤海(パレヘ)はないのです。」
巫女は答えました。
「やはり、その子を殺さねばならぬのだ。すぐに子を渡せ。」
将軍はお母さんに言いました。
「それなら、それなら、私が殺します。」
お母さんはシンユルを川に投げました。
将軍はお母さんを斬りました。
「生きて。生きて。必ず、生き延びるのよ・・・・・・。」
お母さんは川に向かって言いました。
兵士が去りました。

ペンミョは冷たい川に飛び込みシンユルを救い出すと、武官のカンミョンと合流しました。

再び夜になり、ペンミョとカンミョンは焚火でシンユルを温めました。カンミョンは(シンユルの兄の)ホユル皇子は契丹(きったん)に襲われて死んだと言いました。ペンミョはシンユルを哀れに思いました。

青海商団の姫の寝室。
ペンミョは必ず守ると誓ったのだとシンユルに話しました。
シンユルは目を覚ましました。
「私の余命は何年かしら?一年?一年半?」
シンユルはペンミョに尋ねました。
ペンミョは体を大事にしていれば長生きできると励ましました。
部屋にカンミョンが入って来ました。
「お母さまは見つかった?」
「似ている人がいるという寺を捜しましたが、他の人でした。」
「お兄さまは?」
「ホユル皇子はあの時の戦でお亡くなりになったかと。」
カンミョンはシンユルの問いに答えました。
「お母さまとお兄さま。そして旦那様を見つけて余生を送りたかった。すべてうまくいかないわね。」
シンユルは呟きました。
ペンミョは特にワン・ソのことを忘れるように言いました。
シンユルは「あの人は結婚していたわ」と言いました。
ペンミョは本当に忘れるように言うと、シンユルは忘れることにしたと言いました。


ヤン・シンユルは起き上がると帳簿をペンミョと一緒に読みました。すると、そこにヤン・ギュダルが現れ「皇帝陛下の弟君、高麗一の美女ファンボ夫人の弟君がおいでになった」と言いました。

客間。
王旭(ワン・ウク)が待っているとシンユルが部屋に入って来ました。
「あなたを愛します。永遠に。」
シンユルはウクが覗き込んでいるローマの宝飾品の銘を翻訳しました。
王旭(ワン・ウク)はシンユルの美しさにしばらく見とれていました。ワン・ウクは「ここにある品物のすべてを見たいので説明してほしいとシンユルに頼みました。

ヤン・ギュダルとペンミョとカンミョンは王旭(ワン・ウク)が美男子だと思いました。
シンユルは王旭に品物を説明しました。

ファンボ家。
王旭は家に帰り、姉と一緒にファンボ・ジェゴンから朝廷の様子を聴いていました。
ファンボ・ジェゴンは皇帝がワン執政に逆らったので、ワン執政は皇帝を殺すはずだと報告しました。

夜の皇宮。
ワン・ソは定宗(チョンジョン)にキム・ジョンシクを殺した者は、民には義賊と呼ばれていると報告しました。
「塩の値段を吊り上げて民から恨まれていた内議令(ネウィリョン)を殺して民に塩を配ったそうです。妙な者たちですね。」
ワン・ソは言いました。
「父上の命で動いていた秘密武士(ピミルムサ)に違いない。皇帝に逆らう豪族を成敗してくれたのだ。その者らを見つけて私の味方にしたい。皇帝になって初めて自分の意見を述べた。ワン執政の脅しにも、屈しなかったぞ。まだ興奮冷めやらぬ。耐えていた分だけ力を振るいたい。」
定宗(チョンジョン)は言いました。
ワン・ソは「何としてでも兄上をお守りいたします」と心で誓いました。

王式廉(ワン・シンニョム)の家。
ワン・シンニョムは開封から連れて来た中国人の間者に皇帝の肖像画を見せて「この男がお前の顔を傷つけたのか?」と質問しました。間者は違うと答えました。

王旭(ワン・ウク)とヨウォン公主がワン・シンニョムを訪ねて来ました。ヨウォン公主は机の上に隠されている皇帝定宗の肖像画に気が付きました。

間者の男は隠し部屋から王旭(ワン・ウク)皇子を見て「違う」と首を振りました。

「次の皇帝を決める会議を開きます。これが黄州の妙技です。」
王旭(ワン・ウク)はワン・シンニョムに言いました。

ワン・シンニョムはヨウォン公主と庭に出て「弟を皇帝にする話」をしていました。
ヨウォン公主は「皇帝の座が空かねばなりません」と言いました。
王式廉(ワン・シンニョム)はヨウォン公主に皇帝の座を開ける方法を求めました。

皇子と公主が帰るとワン・シンニョムは王建暗殺未遂の時に便殿にいたのはワン・ソしかいないと確信しました。

護衛武士のアジト。
王昭(ワン・ソ)はウンチョンからキム・ジョンシクの帳簿を見せてもらい、1つ三千両もする高価な品を7つ買っていたと報告を受けました。
ワン・ソは豪族たちは高価な贈り物をし合うことで信頼関係を築いているので、受け取った者が父の暗殺に関わっているかもしれないと思いました。
ウンチョンは「2つはキム・ジョンシクが受け取り残る5つの受取先はわからない」と言いました。
ワン・ソは品物を売った店に忍び込むと言うと、ウンチョンは「青海商団です」と答えました。
ワン・ソは「こんな所、二度と行くか!」とヤン・シンユルに言ってしまったことを思い出して後悔しました。

青海商団の飲食店。
ヤン・ギュダルは一人酒に酔っている女を口説いていました。
「どうかケボンに合わせてください~!」
突然、ワン・ソがあらわれみじめな姿で跪いて泣きました。

ヤン・ギュダルは仕方なくシンユルを呼びに行きました。

シンユルは男装して義兄とキョンと一緒にワン・ソを見に行きました。
ワン・ソは酔いつぶれている振りをしていました。
「イノーン!私を買ってくれ。買うと言ったから戻って来たんだ。その指で私の胸を触ったじゃないか。私の尻もじっくり眺めて硬いといって喜んでたろ。こいつがオレの尻を触ったんだ~!アイゴ~。この頃は世知辛くて・・・。」
ワン・ソは一、二年分の酒代を稼ぎたいと言いました。
シンユルは勢いよく酒を飲むと「高価な尻にいくら払えばいいんだ?」と尋ねました。
「ここで尻を見せろと?そこまで言うなら仕方ない。ここでケツを見せてやる。イノーン。俺のケツを拝んだら働かせてくれるな?え~い!」
ワン・ソはズボンを下げようとしました。
キョンはワン・ソを殴って背中に担ぎ、倉庫に入れました。

倉庫。
ヤン・ギュダルは何か盗られたらどうするとシンユルに言いました。
シンユルはワン・ソの懐から蝶の金細工が見えているのを見て、驚きました。
「忘れてなかった。開封のあの日を、開封の新夫(シンプ)を。」
シンユルは自分が持っている蝶の羽を握って喜びました。

感想

韓国ドラマ「輝くか、狂うか」4話の感想です。面白くなってきましたね。王旭とヨウォン公主は、今のところ悪役っぽいです。チャン・ヒョクの定番の演技が、ワン・ソというキャラクターに息を吹き込み、人間らしく、面白おかしくなっています。特に会話が面白いですね。こんなおちゃらけた演技は、イケメン俳優では難しいかもしれませんね。チャン・ヒョクにしかできないかも。

今回は、王昭(ワン・ソ)皇子が王建(ワン・ゴン)暗殺事件の操作で青海商団に潜入しなければならなくなりました。

何やら高麗時代の豪族は、高価な物を贈り合うことで、同盟関係の証としていたようなことをドラマの中で言ってましたね。それって本当なのでしょうか???ワン・シンニョムは豪族に神獣鏡を割って与えてましたね。あの鏡は中世でもそんなに高価な物なのかな?

西京ですが、西京(ソギョン)は現在の北朝鮮の首都、平壌(ピョンヤン)市のことらしいです。開京(ケギョン)は、現在の北朝鮮の開城(ケソン)のことらしいです。

高麗の首都はかなり寒いところにあったんですね~。

今回初登場したのは、ヤン・シンユルのお母さんと、ホユルというお兄さんです。気になったので、ちょっと調べてみました。渤海の最後の王様は大諲譔(だいいんせん)という人です。この王様は926年に亡くなっていて渤海は消滅したようです。王建の崩御は943年ですから、ドラマの4話の年代は948年です。ドラマの時代には渤海という国は滅びて契丹国の一部となっています。架空の姫、シンユルが渤海のお姫様ということは、父親は大諲譔あたりなんじゃないかと思います。渤海と交流のあった日本は契丹のことをよく思ってなかったのかな?

それにしても、わからないのが、脇役です。4話で定宗(チョンジョン)に味方した臣下が一人いたんですが、お名前がわかりません!顔は国会議員の枝野という人に雰囲気が似てるのですが・・・キム・ジンテを若くしたような人なんです。朝廷の先頭のほうにいたので、偉い人なのは確かですが・・・。

あと、今回のみどころは、定宗(チョンジョン)が勇気を出して、西京城の建設を否定するところです。あの俳優さんは、いつもやくざ者の役が多かったので、あんなに怯えている表情を見たのは初めてかもしれません。ほんとうに怖がっているな~という雰囲気がよく伝わってきました。

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