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輝くか、狂うか13話のあらすじと感想: シンユルに優しいワン・ウク殿下と変わらぬ愛 빛나거나 미치거나


輝くか、狂うか13話

輝くか、狂うか

あらすじ

想いの封印

夜の青海商団では宴が開かれていました。シンユルは皆を楽しませるために、自らも楽しんでいるかのように振舞いました。

黄州家(ファンジュガ)。
ワン・ソはヨウォン公主の部屋に入りました。
「灯りは、適当な頃に消すとよかろう。俺はここに座る。」
ワン・ソは酒と膳が置かれているテーブル席に着きました。
「今夜は飲みましょう。五年前の、婚礼の夜も私は一人でした。今夜は共にお飲みください。」
美しく着飾ったヨウォン公主も向かいの席に座りました。

青海商団。
ヤン・シンユルは目に涙を浮かべて夜空を眺めていました。
王旭(ワン・ウク)が遠くからシンユルを見守っていました。


シンユルが部屋で休もうとしていると、心配して現れたワン・ウクが現れました。
ワン・ウクは「西京遷都のことで話がある。茶も出さぬとは青海商団はどれほど無礼なのだ。」と厳しい表情を作って言いました。
シンユルは「お待ちください」と茶器を持ってきました。
「茶がひとつしかない。飲むのだ。妙な薬が入っているかもしれぬからな。何をしている。しっかり飲め。」
ワン・ウクが言うと、シンユルは茶を飲み干し、同じ器に茶を淹れました。
「お前が飲んだ茶碗で飲めるとでも?もうお前が飲め。私は安心できぬ。」
ワン・ウクが言うと、シンユルは茶を飲みました。
「温かい茶は心を落ち着け、甘い菓子は嫌なことを忘れさせてくれます。私を心配して来られたのですか?」
シンユルは言いました。
「私はそのために来たのではない。今宵はもう帰る。」
ワン・ウクは立ち上がろうとしました。
「タニョンさんは・・・。殿下が、タニョンという女人(にょにん)を、お父上に贈られた時の気持ちが、やっとわかりました。先に婚礼を言い出せば守れたと、浅はかなことを言いました。申し訳ありません。殿下が受けた苦悩や耐えた時間を私も経験することになるでしょう。怖いです。一日でもつらいのに、どうやってお耐えになったのですか。どうやて。乗り越えたのですか。」
「なすがままにした。記憶は時間とともに薄れ、傷は人に癒された。私はもう大丈夫だ。新たな人に出会えば、ソ兄上を、忘れられる。(その誰かが私であればよいのだが、私でなくともよい。)」
ワン・ウクはシンユルの手に優しく触れました。
「時間が過ぎても薄れないこともあります。」
「私の姉に、挑むつもりか?」

ヨウォン公主の部屋。
ヨウォン公主はワン・ソに酒を注ぎました。
ワン・ソはヨウォン公主に「黄州家のためでなく高麗のためにその優れた能力を使おうと思ったことは一度もないか」尋ねました。ヨウォン公主もまた夫に「身分が人を呼ぶこともあります。いつか皇帝の座が殿下を呼ぶとき、そのときはどうしますか?そして殿下がお望みの世の中を作れるとしたら、どうしますか?」と聞き返しました。ワン・ソは「考えたこともないので答えられぬ」と言いました。
「早くこうしていたら、関係も変わったかも。」
ワン・ソは言いました。
「別の場所にいたら、同じ場所(皇帝の座)を見ることができたかもしれません。」
ヨウォン公主も言いました。

青海商団。
シンユルはワン・ウクを門まで見送りました。
「残念に思う。同じ道にいるのに、別の所を見ている。重要なのは、同じ道にいるということだ。休め。」
ワン・ウクはシンユルに助言して去りました。

ヨウォン公主の部屋。
ヨウォン公主は肘をついて眠っていました。
ワン・ソは公主を抱きかかえると、布団の上に寝かせて部屋から出て行きました。
ヨウォン公主は寂しそうに夫の背中を見つめました。

ワン・ソの部屋。
ワン・ソは自分のベッドに腰掛け、蝶のお守りを胸から取り出しました。

シンユルの部屋。
シンユルもお守りを手に持っていました。


朝になりました。

ヨウォン公主の部屋。
「お前のおかげで床入りは順調に終わった。飲め。それを飲むと無事生きて帰れると思うか?死ぬことはない。皇子の最初の国婚は皇命でなければならぬとわかっているか?それに反すると死罪になるとわかっているか?なぜ驚く。皇帝陛下の御前でも堂々としていたのに。だが、私は言わないでおこうと思う。そのかわりにお前は何をしてくれる?」
ヨウォン公主はお茶を淹れるとシンユルにすすめました。
「ワン・ソ殿下とは関わりません。必ず突き放します。」
シンユルは答えました。
「話がわかってよかった。青海商団とお前をずっと監視しているぞ。いい香りだと思わぬか?飲むのだ。」
ヨウォン公主はシンユルを脅しました。

シンユルの部屋。
シンユルは皇帝の定宗の症状を思い出し、インドのマンダラケという毒草を調べ、ヨウォン公主が淹れた茶を思い出しました。

青海商団。
ワン・ソがシンユルに呼ばれて現れました。シンユルは貴賓室にワン・ソを案内しました。緊張した気配にヤン・ギュダルたちは戸惑いました。

貴賓室。
シンユルはワン・ソに用がないなら来ないようにと言いました。そして高麗に来なければよかったと思いました。ワン・ソはシンユルの気持ちがわかっていました。
「(何があっても必ず守ってやる。)何かあったのだな。話してみろ。何があったのだ!聞いたのか。床入りのことを。お前が考えているようなことはなかった。」
ワン・ソは思いました。
「私には関係のないことです。それより・・・皇帝陛下に毒薬が盛られています。」
シンユルは皇帝の中毒症状について説明し毒を見つけて解毒剤を作ると言いました。
「(毒はヨウォン公主様の物です。少し、少しお待ちください兄者。私が明らかにします。)」


皇帝の部屋。
ワン・シンニョムは皇帝の定宗(チョンジョン)に、西京遷都の責任者を王旭(ワン・ウク)に決めたと言いました。そして青海商団が人材と資源を確保して築城の邪魔をしていると言いました。そして「早衣仙人(チョイソニン)の首長(スジャン)がワン・ソで太祖(テジョ)が決めた皇帝はワン・ソだ」と言いました。定宗(チョンジョン)が怒ると、ワン・シンニョムはワン・ソを倒せばよいと吹き込みました。そこにワン・ソが来たのでワン・シンニョムは帰りました。

定宗(チョンジョン)はワン・ソに早衣仙人(チョイソニン)の首長(スジャン)に会いたい、会えなければ逆賊として討伐すると言いました。そこに、チュ・ジモンが御医を連れて皇帝を脈診させました。

ワン・ソはチュ・ジモンと御医に、内密に解毒薬を作るよう命じました。

青海商団。
シンユルはペンミョとカンミョンに、金化石とマンダラケ草を内密に調べるよう重要な命令を下しました。

ワン・ソのアジト。
ワン・ソはウンチョンとチュ・ジモンと話し会いました。ウンチョンはワン執政が毒を盛ったに決まっていると言いました。チュ・ジモンは気づかなかったことを謝りました。ワン・ソはチュ・ジモンに当面の間は副団長が用意した症状が和らぐ茶を飲ませるよう命じました。ワン・ソはウンチョンに毒薬の販売ルートを絶って毒草を御医に渡すよう命じました。

チュ・ジモンは皇帝の食事や衣服を念入りに調べました。

皇帝の部屋。
定宗(チョンジョン)は特定の上疏(じょうそ、上奏)を読むと激しく咳き込むことにチュ・ジモンは気が付きました。

ワン・シンニョムの隠れ家。
ワン・シンニョムは部下の豪族二人にワン・ウクを「我々を率いる尊いお方で新しい皇帝」として紹介しました。


日中の街。
ワン・ソは青海商団に向かっていました。ギルボクはその後を尾行していました。

青海商団。
シンユルは金化石も毒草も高麗では手に入らないという報告を受けました。

貴賓室。
ワン・ソはシンユルに会いました。ワン・ソは上疏(じょうそ、上奏)に毒が盛られていたと、チュ・ジモンが集めた粉を渡し、解毒薬を作っていると言いました。シンユルは西京の築城がワン・ウクに任されてるという情報をワン・ソに教えました。

青海商団の門前。
「私が青海商団の副団長に会いに来ることをウクに伝えたか?」
ヨウォンは侍女に尋ねると、侍女はそうだと答えました。

貴賓室。
シンユルはワン・ソに、これからは団長と話をするようにと言いました。そこにヨウォン公主が現れました。ワン・ソは茶を買いに来たと言いました。

商団の庭。
ヨウォン公主はシンユルにウクと婚礼を挙げるよう言いました。そこにワン・ウクが心配して現れました。

貴賓室。
ワン・ソとワン・ウク、ヨウォン公主とシンユルが向かい合って座りました。
ヨウォン公主はウクと副団長を結婚させようと言い出しました。
「副団長と?私も、考えたことはありません。私の婚礼相手は、私が選びます。副団長立て。平壌(ピョンヤン)城のことで話しがある。」
ワン・ウクはシンユルを(守るため)連れて行きました。
「私が離さぬ限り、ウクもあなたも私から離れられぬ。」
ヨウォン公主は夫に言いました。

別の部屋。
ワン・ウクはシンユルに「姉に弱みでも握られたか?」と心配しました。そしてシンユルに青海商団の内情をことこまかに報告するよう命じました。


夜のワン・ソの隠れ家。
ワン・ソはウンチョンにシンユルから貰った茶と、毒を渡し、解毒剤を作るよう命じました。

皇帝の部屋。
「陛下はお疲れだ。お前がかわりに読め。」
チュ・ジモンは上疏(じょうそ、上奏)を持ってきた承宣(スンソン)に読むよう命じました。承宣(スンソン)は毒を盛った文書を避けるようにして別の上疏(じょうそ、上奏)を取り出しました。

ワン・シンニョムの家。
ワン・シンニョムは承宣から毒を回収するよう部下のパク・スルに命じました。パク・スルがいなくなると、ワン・シンニョム(王式廉)はセウォンに承宣を殺すよう命じました。

街。
ウンチョンは承宣を尾行していました。

承宣はパク・スルに毒を渡しました。パク・スルはウンチョンに始末したことを報告しました。

ウンチョンは承宣がやられたことをワン・ソに謝りました。


翌日の皇太后の部屋。
定宗(チョンジョン)は母に呼ばれて来ましたが、顔色がよくありませんでした。母がソにも官職を与えてはどうかと頼むと、定宗は「母上もソを見る目が変わられたのですね!」と嫉妬する姿を見せたものの「ソにも聞いてみます」と大人しく言いました。

皇帝の部屋。
定宗(チョンジョン)の具合がますます悪くなっていました。定宗は尋ねてきたワン・ソに「母上と何かあったのか」と尋ねました。ワン・ソは「お茶を飲みました」と答えました。定宗は突然怒り出し、明日の夜、便殿で護衛武士(ホイムサ)を退かせるので早衣仙人(チョイソニン)の首長(スジャン)を連れて来るよう言いました。

ワン・ソの隠れ家。
ウンチョンは「皇帝陛下は正気を失っておられる。行くのは危険です。」とワン・ソを説得しました。

夜の街。
ワン・ソは「ケボンの奴に打ち明けられたら・・・」と悩みながら商団を尋ねました。

青海商団。
ヤン・ギュダルがワン・ソの対応をしました。ワン・ソは「副団長ではなくケボンを呼べ」と言いました。

シンユルの部屋。
ヤン・ギュダルはシンユルに男の服を差し出し着替えるように言いました。

「ケボン。」
ワン・ソが期待して振り返るとシンユルが副団長として会いに来ました。
「ケボンがいないのか。ケボンぁ~。お前の気持ちはわかってる。理由がなんであれ、オレはお前を信じてる。お前が俺を捨てるはずがない。考えてみたが、いい策が見つかったら俺を訪ねてくるかもしれない。兄者も努力してる。だから一人で抱え込むな。俺は解決策を見つけてお前に会いに行く。その時までは、お前を副団長として接するつもりだ。副団長に冷たくされても、オレは傷つかない。お前の心を知っているから。だからお前さん、何も心配するな。元気出せよ。副団長。そうケボンに伝えてくれ。お前がソ・ソに言いたいことは?」
ワン・ソは言いました。
「ケボンが殿下に言いたいことがあります。兄者のお傍で力になれず、すみません。思った通りに動けばすべて解決すると、答えは兄者の中にあると言ってました。」
シンユルは言いました。
「さすがケボンだ。俺の悩みをわかってる。は~。副団長。では。」
ワン・ソはシンユルの手に触れ、励ますように何度か叩いて帰りました。
シンユルは男の服を持って急ぎました。

青海商団の庭。
「すべての答えは俺の頭の中にある。は~。」
ワン・ソはゆっくりと出口に向かいました。

シンユルが男装して門の外に駆け付けましたが、ワン・ソの姿はありませんでした。
「ケボンぁ。」
背後で男の声がしました。
「兄者!」
シンユルが振り返りました。
「期待が外れたようだな。ソ兄上でなくて残念だったな。」
王旭が会いに来ました。

商団の部屋。
ワン・ウクは青海商団の五年間のすべての活動内容を教え、お茶を菓子を持ってくるようシンユルに(嬉しそうに)命じました。シンユルは茶を運び、カンミョンらが五年間の帳簿を運んできました。シンユルが席を外すと、ワン・ウクは不満そうにしました。みんなが出て行くと「私が朝までお供いたします」とペンミョが現れました。ワン・ウクはシンユルと一夜を過ごしたい期待が外れてがっかりしました。

便殿。
定宗(チョンジョン)のもとに覆面をしたワン・ソが馳せ参じました。
「近う寄れ。」
定宗が命じると、ワン・ソは兄の前まで歩いて行きました。
定宗は震える手を伸ばし、覆面を取り目をつむりました。
「執政が正しかった。結局、お前も私を騙した。お前は弟でなく、心のよりどころでもない。私の死を望む皇子の一人に過ぎぬ。あの、あの皇座を狙う、逆臣の一人だ。」
定宗はつらそうな表情で言いました。
「私は、陛下の、どんな罰でも受けます。しかし今の陛下のお姿は真の姿ではありません。」
ワン・ソは静かに言いました。
「何を言うのだ!ここにいる、この情けない皇帝が!私なのだ。だから父上はお前を早衣仙人(チョイソニン)の首長(スジャン)にしたのだな。八ハッハッハッハッハ!フッヘッヘッヘッヘ。」
定宗は傷ついたように笑いました。
「陛下は今毒薬に冒されています。」
ワン・ソは言いました。
「ネイノン!私を侮辱するのか!」
定宗は怒りました。
「ある日から上疏(じょうそ、上奏)を読みするたびに、咳が出て目が曇り、手足が震えるのではありませんあ?陛下に何者かが毒を盛ったようです。毒は断ちましたが毒薬を運んでいた承宣(スンソン)が何者かに殺されました。この高麗でこのようなことができる者は一人しかいません。ワン執政です。陛下に申し上げます。早衣仙人(チョイソニン)の首長(スジャン)ワン・ソが、陛下に申し上げます。この国の反逆者どもの首長、ワン執政を私が討つ許可をください。そしてこの国の歪んだ基盤を正し、皇帝陛下がこの国高麗の至尊へとなられる道を、私がお支えできるように皇命をいただきとう存じます。」
ワン・ソは跪いて言いました。
定宗は症状に心当たりがあり、怯え切ってしまいました。
定宗は奇声を上げると刀を抜いて、ワン・ソに向かって駆け出しました。

感想

韓国ドラマ「輝くか、狂うか」13話の感想です。うむむむ・・・・正直な感想言っていいですか?チャン・ヒョクのラストのセリフ回しが棒読みで眠い!暴れたり、笑わせたりしている演技はとても上手なのに、真面目な演技が下手なんですよ。あ~もう我慢できない!って表情を定宗の役者さんは上手に演じておられるのに、チャン・ヒョクは淡々とお経みたいに言ってて、なんだかダルそうなんですよね。日本でいうならヤンキーみたいな感じが出ていて、気品が無くて、成り上がりのオジサンみたいな感じ。このときの光宗は23歳くらいですから、ちょっと配役が全体的にオジサンオバサンすぎるんじゃないかなと思います。

は~。疲れちゃった。面白い場面はワン・ウクとペンミョのやり取りくらいです。ヤン・ギュダルもいい感じです。

ラストまであと11話もあるし、先がちょっと気になる。

ワン・ウクがここに来て、やはり「いい人」なんですよね。悪党の総本山に行ってるくせに、シンユルたちの前では「いい人」を演じてる。おいしい役だと思います。ワン・ソ殿下より、平和でいい感じ。

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