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輝くか、狂うか15話のあらすじと感想: シンユルに優しいワン・ウク殿下と変わらぬ愛 빛나거나 미치거나


輝くか、狂うか15話

輝くか、狂うか

あらすじ

皇子たちの対立

シンユルは毒薬に真珠の腕輪を着けると黒く変色することを確かめました。

ヨウォン公主はシンユルを部屋に呼びワン・ソと会うのをやめて高麗から出て行くよう警告しました。シンユルは黒く変色した腕輪を身に付けて「この茶を飲めば死ぬのでしょうか。死にませんよね。香りのよい茶です。」と微笑しました。「それはどうしたのだ?」ヨウォン公主が尋ねると、シンユルは腕輪の毒と、皇帝に盛られた毒、公主が身に付けている腕輪に染み込んだ毒と、毒を扱う者は必ず藍色の金化石を身に付けていると言いました。
「金化石を持っているのはこの国で二人だけです。お忘れください。ワン・ソ殿下のケボン(開封)での婚礼を。ならば皇帝陛下の毒について忘れます。勿論、解毒剤はいただきます。互いに、永遠に忘れましょう。」
シンユルは公主を脅し返しました。
「死が、怖くないのか?」
ヨウォン公主は興味あり気に聞きました。
「人は死にます。私も、公主様も、皇帝陛下も。重要なのは・・・。」
シンユルは答えました。
「いつ死ぬかではなく、どうやって死ぬかだな?」
「いいえ。胸に、何を抱いて死ぬかでです。自らの名誉を抱いて死ぬか、誰にも知られずに隠しておいた恥を抱いて死ぬか。一日さしあげます。明日までに解毒剤をくださらなければ、ワン・ソ殿下に知らせます。皇帝陛下に盛られた毒を、誰がどうやって作ったのか。では。これにて。」
シンユルが言うと、公主は怒りを募らせました。


皇宮。
ワン・シンニョムは執政官のワン・ウクに従うようワン・ソに言いました。
ワン・ソは陛下のお許しが出ていないと言い返しました。
「私は陛下の執政です。ゆえに陛下のお言葉そのものです。」
ワン・シンニョムはワン・ソに言いました。
「ゆえに私の言葉も皇命そのものです。監督官。」
ワン・ウクも言いました。
「あなた方の言葉が真実か陛下にお会いして確かめます。」
ワン・ソは言いました。

皇帝の部屋。
ワン・ソが兄の定宗(チョンジョン)に会いに行くと、皇帝は刀を抱いて怯えていました。ワン・ソは兄の妄想に付き合い刀で幻を追い払ってあげました。ワン・ソは「もう大丈夫です兄上」と兄を抱き締めました。定宗は赤子のように泣きました。

廊下。
ワン・ソはチュ・ジモンに皇帝の病状がいつのまに悪化したのか尋ねました。ジモンはここ数日で溜まっていた毒の症状が現れたので早く解毒剤を手に入れないといけないと言いました。

シンユルの部屋。
「兄者。一日だけお待ちください。」
シンユルも急いでいました。

医院(イウォン)。
ワン・ソは医員に会って解毒剤が作れなかったことを怒りました。


夜の黄州家(ファンジュガ)。
ワン・ソは解毒剤を作って欲しいとヨウォン公主に頼みました。ヨウォン公主は薬剤の知識はあっても毒草の知識が無いからと断りました。

ワン・ソの隠れ家。
ワン・ソはチュ・ジモンとウンチョンと話し会いました。
ウンチョンはどうしてチョンオクが妓楼の行首(ヘンス)になったかたずねました。
ワン・ソはチョンオクに公主の言う通りにして青銅鏡が五枚揃った時に取り返そうと命じていました。ジモンはヨウォン公主を信じ副団長を手を切るように言いました。

ワン・シンニョムの家。
ワン・シンニョムはワン・ウクに副団長を味方に引き入れるよう言いました。

ワン・ソの隠れ家。
ワン・ソは副団長が陛下に毒を盛られていることを教えてくれて、無政寺でも助けてくれたとジモンに話しました。

ワン・ソはセウォンとともに早衣仙人(チョイソニン)の隠れ家が開京(ケギョン)にあるかもしれないと思い、調べることにしました。ワン・ソはセウォンの持ち物を見て、渤海人であることを言い当てました。セウォンは「妹がいました。死んだと思ったほうが楽です」と答えました。「私の知る渤海人は母と兄を失ったが今も捜している」ワン・ウクはセウォンに言いました。

シンユルの部屋。
シンユルは必ずヨウォン公主が必ず来ると信じようとしていました。部屋にヤン・ギュダルが現れ倉庫でワン・ソが待っていると伝えました。

倉庫。
ワン・ソはシンユルと会いました。
「俺は金剛山(クムガンサン)の白虎だぞ~。にゃお~。アイゴ~。生き返った。ようやく、息ができる。」
ワン・ソはふざけて見せると、シンユルを抱き締めました。
シンユルは解毒剤について尋ねました。ワン・ソは見つからないので他の方法を探していると言いました。
「もしかしたら、明日解毒剤が手に入るかもしれません。」
シンユルが言うと、王昭(ワン・ソ)は誰からどうやって手に入れるのかと尋ねました。シンユルは「毒に詳しい人から貰います」と答えました。
ワン・ソはシンユルを心配しました。

黄州家。
ヨウォン公主が戸棚から解毒剤を取り出そうとすると、薬がありませんでした。ヨウォン公主は部屋にチョンオクを呼び早衣仙人(チョイソニン)の動向を報告させました。チョンオクは早衣仙人に動きは見られないと報告しました。ヨウォン公主は解毒剤を盗んだのは夫でもチョンオクでもないので弟かもしれないと思いました。

ワン・ウクの部屋(本家)。
ヨウォン公主は部屋でウクの机に置かれていた青海商団の帳簿を読みました。
「解毒剤は、お前が持ち出したな?本当に変わったな。弟よ。お前にも黄州家の血が流れているのだから。」
ヨウォン公主は帰って来たウクに尋ねました。
ワン・ウクは話が終わったら帰るように言いました。
「そのような武器は、一番効果がある時にこそ一度だけ使うのだ。肝に銘じろ。」
ヨウォン公主は弟に言いました。
机の上には解毒剤の丸薬の入った器が置かれていました。

回想シーン。
ワン・ウクが姉の部屋から解毒剤を盗む場面。

「この解毒剤は、一番効き目がある場面で、使うことにします。姉上。」
ワン・ウクは呟きました。

ヨウォン公主の部屋。
ヨウォン公主は侍女に筆跡と印籠を模写できる職人を呼ぶよう命じました。

黄州家の庭。
セウォンはヨウォン公主と会いました。
「床入りがあったそうですね。」
セウォンは公主に言いました。
「私は、どうしたと思うのだ?お前はまだ私のことが?」
ヨウォン公主はセウォンの刀に結び付けられている飾り(※公主が与えた物)に触れました。
「いつまでも。」
セウォンは答えました。
「ならば、青海商団の副団長を私のもとへ連れて来い。」
ヨウォン公主は命じました。

皇帝の部屋。
定宗は横になって休んでいるところにワン・ソが参じました。定宗は力のない声で、監督官の仕事をしっかりやるように弟に言いました。ワン・ソは心の中で、一晩だけ耐えるよう励ましました。
「兄上が戦ってくれたら私も力がでます。すべて終わったら、オレはケボンと一緒にここを離れます。」


朝の黄州家。
セウォンはワン・ソに顔を見られていないので一緒に青海商団に行きたいとワン・ウクに頼みました。

ワン・ウクはワン・ソにセウォンを紹介し、一緒に商団に行きました。

カンミョンはセウォンを見てどこかで会った気がするとペンミョに言いました。ペンミョは美形なだけで気のせいだと言いました。

ワン・ウクはシンユルにもセウォンを紹介しました。キョンはセウォンを少し睨むと仕事に戻りました。セウォンの前を、王昭(ワン・ソ)が通り過ぎました。
「セウォンよ補佐ならウクのそばにいるべきでは?」
ワン・ソは立ち止まって言いました。
「どうぞお入りください。」
セウォンは答えました。

部屋。
ワン・ウクは戦時体制に準じる徴発令を出すと言いました。
ワン・ソは皇帝陛下だけが皇命だと反対しました。
シンユルは酒を用意すると席を立ちました。

セウォンが商団の中を探索しました。

セウォンはシンユルの部屋を調べました。

ワン・ソとワン・ウクの前に酒瓶が置かれました。二人はシンユルに酒を注ごうと同時に手を出しました。
「私は自分で注ぎますので。」
シンユルは手酌をはじめました。
ワン・ソとワン・ウクも自分で自分に酒を注ぎました。
「みなを徴発したら、私が契約した石工は木工は?全員が徴発の対象なんですか?その人たちに賃金を払わないのですか?青海商団の西京遷都から降ります。私は契約した賃金は払います。人よりお金を失ったほうがいい。我々が確保した建材も、流通させません。」
シンユルは口を出しはじめ、酔ったふりをしながら席を立ちました。

シンユルは部屋に戻ると「解毒剤を手に入れたくば戌の刻にホンソル亭に一人で来い」という公主からの手紙を読みました。

ワン・ソはウクに、人を奴隷のようにタダ働きさせることについてワン執政に譲歩させるよう言いました。そして定宗(チョンジョン)の具合が思わしくないと言いました。

シンユルは解毒剤が手に入りそうなので亥の刻に倉庫に来るようワン・ソに言いました。
そして「開封での婚礼を忘れないで。紅の女。」という手紙をワン・ソに渡しました。

ヨウォン公主の部屋。
侍女はシンユルの筆跡を職人に真似させた帳簿を準備したとヨウォン公主に報告しました。

ワン・シンニョムの家。
ヨウォン公主はワン・シンニョムに青海商団を手に入れ執政の物にできる切り札(偽の税の申告書)を贈り、商団を折半しようと言いました。

ワン・ウクはペンミョに副団長を説得するよう頼みました。ワン・ウクはシンユルの兄の名前を尋ねましたペンミョは「ホユル」だが契丹族に殺されたと話しました。

ワン・ウクはセウォンと酒に誘いました。


酒場。
セウォンは「副団長に惹かれておられるのですね」と言いました。
ワン・ウクはセウォンに母と妹とどうやって生き別れたか尋ねました。
セウォンは妹に会いに行く途中に契丹族に襲われ気を失ったと答えました。
「お前の本当の名を覚えておらぬか?ホユルという名に心当たりはないか?」
ワン・ウクは尋ねましたが、セウォンは思い出せませんでした。セウォンは戦争中の陣営でワン執政に拾われ育てられたと言いました。
ワン・ウクはセウォンの姉への気持ちを認めていました。

ワン・シンニョムの隠れ家。
ワン・ウクは青海商団を説得するとワン・シンニョムに言いました。
ワン・シンニョムは(どのみち手に入るので)待つと答えました。

青海商団。
チュ・ジモンがシンユルに会いに来ました。そして、五年前のことについて尋ねました。シンユルは死罪にするのは私だけにしてほしいと土下座しました。チュ・ジモンはすぐに高麗を去るよう言いましたが、シンユルはワン・ソのそばに少しだけとどまりたいと頼みました。
「もしや体に星の形をしたほくろはないか?」
チュ・ジモンはシンユルの手首にあるほくろを占いました。
「(紫微星のもとに生まれた女人(にょにん)が持つ星型のほくろ!まさか、まさか!)お前の四柱を書け。五年前の開封での日時も。」
チュ・ジモンはシンユルに興味を持ちました。
シンユルは婚擇(ホンテ)日を書きました。
「(紫微星。もう一人の紫微星だ。どうして、どうして・・・。)副団長もお気づきのはず。ワン・ソ殿下が皇帝の星に生まれたことを。高麗の皇室は危機に瀕しています。どうか、王昭(ワン・ソ)殿下を皇帝にお導きください。」
チュ・ジモンは言葉遣いを改めて、シンユルに頼みました。


夜になりました。
シンユルは先にホンソル亭に行き、シンユルの危機を守る準備に取り掛かりました。ワン・ソとウンチョンはキョンが出かけて行ったところを見ていました。ワン・ソはヨウォン公主とシンユルが会うことに気が付き、ウンチョンにヨウォン公主を見張りに行くよう命じました。
「ヨウォン公主。ほんとうにそなたなら、オレは許さない。」

ワン・シンニョムの隠れ家。
ワン・シンニョムは吉報を待っていました。

ヨウォン公主の部屋。
ヨウォン公主は茶を飲んでいました。

キョンは覆面をしました。

シンユルの部屋。
シンユルは男の服に着替えて密かに商団を抜け出しました。ワン・ソは心配でシンユルの後を追いかけました。

セウォンが野田馬がシンユルに向かっていまいた。

「ケボン~ん!」
ワン・ソは叫び巻いたがシンユルは誘拐されてしまいました。

青海商団。
軍が現れ皆を捕らえました。

ワン・ソはセウォンとシンユルが乗った馬を追いかけましたが間に合いませんでした。

感想

韓国ドラマ「輝くか、狂うか」15話の感想です。ヨウォン公主は単独でワン・シンニョムに勝とうとしています。その勇気は本当に凄いなと感心しますが、単純すぎるお話がどうにもIQ低いな~なんて思うこの頃です。今回は、公主が毒という武器を使って大きな権力(皇后になろうとしている)を得ようとしている姿が描かれていました。

チュ・ジモンは紫微星を持つ女性が二人いることに、たいへん驚き、すぐさまシンユルが王昭(ワン・ソ)を皇帝として輝かせる存在であることを理解しました。

結局、王昭(ワン・ソ)に王旭(ワン・ウク)が挑み、ワン・シンニョム(王式廉)を手を組んだワン・ウクは姉に捨てられそうになっています。

今回はセウォンにも焦点が当てられ、まさかのシンユルのお兄さんで皇子様かもしれないという演出がありました。

渤海は、韓国の人から見ても、穏やかな北の王国であったように描かれていますね。

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