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輝くか、狂うか20話のあらすじと感想: ワン・ソとシンユルの裁きの結論 빛나거나 미치거나


輝くか、狂うか20話

輝くか、狂うか

あらすじ

助けるための道

ヤン・シンユルは衰弱して寒い獄舎の中で意識を失いました。ワン・ソは取り乱して御医を呼べと何度も叫びました。ワン・ウクは自室でワン・シンニョムから副団長を捨てるように言われたことと、シンユルとの楽しい日々、「二度とこの愛を離さない」と心に強く誓ったあの日を思い出していました。ワン・ウクは皇宮に行くとチュ・ジモンに「私が来たと取り次げ」と命じました。皇帝の定宗は部屋の中で刀を持ちながら乱心していました。

皇帝の部屋。
ワン・ウクは刀を持って怯えている兄に会いました。
定宗は突然現れた弟を信用していませんでした。
「貴様は執政に取り入り次の皇帝の座を約束されたそうだな。ネイノン!貴様が皇帝になっても、へっへっへ。私と同じ道をたどるのだ。へっへっへっへ。執政の奴婢(ノビ)だ。操り人形だ。笑っていられるのも今のうちだ。ヘッヘッヘッヘ。」
定宗は刀を抜いてウクに突きつけました。

ヨウォン公主の部屋。
「姉上がおっしゃったのです。解毒剤は一番効果がある時に使えと。」
ワン・ウクはヨウォン公主に会いました。
「何が言いたいのだ。」
「兄上の命を救いたいですか?私は副団長を助けたい。」
ワン・ウクとヨウォン公主は皇帝が調査官になる必要があるが、正気を取り戻しても定宗の信頼を得ることができないことが問題と考え、意見が一致していました。

獄舎。
ワン・ソは見張りの兵士を呼んでウイウォン(医者)を連れて来るに言いました。兵士が渋っているとワン・ウクが医者を連れて現れました。

シンユルの獄舎に豪華な絹の布団が敷かれ、医院(イウォン)が薬を飲ませました。
ワン・ウクは「明日の尋問に答えられないとお前を罰するぞ!」と兵士を脅して火鉢を持って来させました。

医者が帰り、やって来た兵士が煙玉を地面に落としました。兵士たちは倒れてしまいました。
ワン・ソとワン・ウクは衣で鼻と口を覆いました。
「解毒剤です。時間がありません。副団長を生かしたいのでは?私はここにいるので早く陛下のところに行ってください。それしかケボンを生かす道がありません。早く!」
ワン・ウクはワン・ソに解毒剤を渡しました。
「ケボンを頼む。」
ワン・ソは解毒剤を持って獄舎から出て行きました。


医員(イウォン)は門の外で待っていたヨウォン公主の質問に答えました。
「あの体で生きているのが不思議です。全身に冷気が満ちており、その冷気が骨身に沁みています。生きていることが不思議です。奇跡としか言いようがありません。長くはもたないでしょう。どうやっても治療する術がありません。」
医者は説明しました。
ヨウォン公主は医者を帰らせました。
すぐにワン・ソが牢から出て来ました。
「早く行ってください。睡眠香の効力は半時辰(パンシジン)です。」
ヨウォン公主は言いました。
「礼を言う。では。」
ワン・ソは皇帝のもとに急ぎました。

皇帝の部屋。
「兄上。陛下。ソが来ました。」
ワン・ソは兄の定宗に会いました。
「ソなのか?獄舎に入れられたのでは?どうやって出られたのだ?私はお前を助けるつもりだった。本当だ。」
定宗は刀を抱いたまま釈明ました(※ 弟をおそれています)。
ワン・ソは「少し話しがあります」と言うと、定宗は「恵宗(ヘジョン)暗殺」をもとに自分を脅しに来たと勘違いしました。
「兄弟を殺して皇帝になった。この私が皇帝に見えるのか!」
定宗は刀を抜きました。
「ええ!皇帝に見えます。皇帝陛下!」
ワン・ソは大きな声で言いました。
「本当にそう思うのか?」
「この国高麗の至尊は皇帝陛下ではありませんか!皇帝陛下!」
ワン・ソが言うと、兄は情けない自分がみじめに思えて涙を流しました。
「昨日の大殿(テジョン)でのそなたは誠に皇帝らしかった。それが、父上が早衣仙人(チョイソニン)をそなたにお与えになった理由だろう。なのに私はそなたのような勇気がないのだ。どうして堂々とできないのだ。なぜ!」
定宗は泣きわめきました。
「そこに陛下がおられたからです。陛下が隣にいたから執政がいても堂々(タンタン)とできたのです陛下!」
ワン・ソは兄を励ましました。
「私はお前の力になれたのか?」
「たしかな力となりました。陛下があそこにいらっしゃらなかったら私は震えておりました。」
「私は役に立たない皇帝ではないのだな?」
「そうです。もうおっしゃらないでください。」
「ありがとう。私が牢から出してやれずに済まない。私を許してくれ。」
「兄上。兄上。召し上がってください。これを飲めば頭がスッキリします。どうぞ。」
ワン・ソは薬を兄に差し出しました。
「許してくれ。私に必要なのは許しだ。すべて許してくれ。そうすれば飲んでやる。」
「俺が許せば飲むのですか?兄弟同士で許し合うなんて。ええ、すべてを許しましょう。すべて許します。早くこれを飲んで私を守ってください。明日私を守れるのは兄上しかいません。」
ワン・ソは促しました。
「礼を言うソよ。ありがとう。」
定宗は泣きながら弟の手を握りました。

獄舎。
シンユルは目覚めると、ヨウォン公主とワン・ウクが見守っていました。ワン・ウクはワン・ソがすぐに戻ると励ましました。シンユルは自身に死期が近づいていることを認め、ヨウォン公主に青海商団を助けて団員を守って欲しいと頼みました。
「私がなぜそちの言うことを聞かねばならぬのだ。」
「ワン・ソ殿下にとって青海商団は友であり同盟であり家族のような人です。その人たちはワン・ソ殿下の力になることでしょう。」
「殿下の力になるのは私だけで十分だ。」
ヨウォン公主が言うと、シンユルは「人には心を癒せる場所・人が必要です。それが生きる力となります。」と団員がワン・ソを励ます存在であることを訴えました。
シンユルはインドから買い付けた香辛料を中原で売るためには人参三万本が必要だと頼みました。

しばらくしてワン・ソが獄舎に戻って来ました。
ワン・ソは「明日はとても長い一日になりそうだ」と定宗が解毒剤を飲んたことを皆に言いました。

ヨウォン公主の侍女は兵士に金を渡して口止めを命じました。

ワン・シンニョムの秘密部屋。
「セウォナ。ヨウォン公主が独り身になる日が近づいた。ワン・ソが青海商団の副団長と一緒にもうじき死ぬことになるのだ。ふっふっふ。」
ワン・シンニョムはセウォンに言いました。

日中のワン・シンニョムの部屋。
ワン・シンニョムは豪族のペク・チュンヒョンとユ・モグォンと一緒にワン・ソとシンユルの処罰を訴える上書(サンソ)を整理していました。
セウォンは話を盗み聞いていました。

青海商団。
ワン・ウクは皆に郭将軍(クァクチャングン)が証言し、ワン執政が本当にワン・ソがシンユルと結婚したと思っているのでそれを逆手に取ると言いました。キルボクも駆け付け証言すると言いました。


裁きの場。
ワン執政ら三人が調査官となり、皇太后ユ氏とその兄ユ・ゴニュル、ワン・ウクとヨウォン公主、ファンボ・ジェゴンたちが席に着きました。
罪人のワン・ソとシンユルが兵士に連れて来られました。

ワン・シンニョムはワン・ソが皇子のための法律である国婚法を破ったことについて裁きをはじめました。

郭将軍は、五年前に開封でワン・ソと副団長が婚礼して床入りしたところを見届けたと証言しました。

ワン・ソとヤン・シンユルは婚礼を挙げたことを認めました。

ワン・シンニョムは二人を大逆罪にすると言いかけました。

「婚礼は挙げましたが婚姻していません。それは明白な事実です。」
ワン・ソは言いました。シンユルも認めました。

そこに、完全に正気を取り戻した定宗(チョンジョン)が現れました。
定宗(チョンジョン)はワン・ソを信頼の眼差しで一瞥すると席に着きました。
ヤン・ギュダルたちも駆け付けました。


定宗(チョンジョン)は「今から私が調査官になる」と宣言しました。定宗はヤン・ギュダルの弁論を求めました。

ヤン・ギュダルは「郭将軍は悪いやつです。だから郭将軍の妹と私は付き合っていました。熱い夜を過ごしましたが郭将軍はそれを口実に私の妹と結婚させろと脅して来たんです。まともなオツムならそんなことは言いません。親子ほど歳の離れた女人と一緒になろうとするなんて!」と言いました。

「ネイノン!私がいつ正妻にすると言ったのだ!お前がくれると言っただろう。」
郭将軍は反論しました。
「高麗の言葉を・・・イーバーヨ、クァク氏!いや、郭の糞野郎!ここは開封(ケボン)ではなく高麗(コリョ)だ!お前の国じゃない。この郭将軍が私の首に刀を当てて・・・あんたは言ったよな。妹をくれたら許してやると兵に私を殴らせ土まで食わせたコイツ!こんなクソな方法で脅して来る奴と、俺のユルが、いや、どんな女でも結婚したくないと思うはずです。そうです。それで、開封にいたワン・ソ殿下のお体を少し借りて来ただけです。見ず知らずの青年のほうがあのえろジジイよりはよっぽどマシです。」
ヤン・ギュダルは証言しました。
カンミョンは偽らざるを得なかったのだと証言しました。
郭将軍は「確かに幼いころに決まった許嫁がいると聞いた」と主張しました。

ワン・ソは8歳から金剛山(クムガンサン)で暮らしていたのに許嫁を作れるはずがなく、年寄と結婚する女を憐れに思って付き合っただけで新婦の顔も見ずに帰ったと言いました。

「執政。ソは人を助けるために婚礼をしただけで、婚姻しておらぬようだ。」
定宗(チョンジョン)は言いました。
「とんでもない陛下。この婚姻は事実です。開封での婚礼が偽りで新婦の顔を知らなかったら、どうやって二人が会ってここで一緒に囚われているのですか?」
ワン・シンニョムは庭に降り立ちました。

ペンミョは碧瀾渡(ピョンナンド)で偶然会ったと証言し、キルボクは奴婢市場で男の姿をした副団長に会ったと証言しました。

ワン・シンニョムは素性のわからない青海商団の者は信頼できないので追い出すよう兵に命じました。兵士はペンミョたちを追い出そうとしました。


「皇帝が命じた証人だ。証人たちに一切触れさせてはならぬ!」
定宗(チョンジョン)は立ち上がると凛々しい声で、親衛隊に命じました。
親衛隊は執政の兵を取り囲みました。

ワン・シンニョムは定宗(チョンジョン)に引き下がるよう暗に脅しました。

郭将軍と青海商団の証人たちは外に出ることになりました。

ワン・ソは「兄上。今回は必ず勝ってください。」と心で願いました。

定宗(チョンジョン)が部屋で休憩していると、ワン・シンニョムは恵宗(ヘジョン)暗殺のことを持ち出しました。
「ならば、共に倒れよう。思い出してみれば恵宗(ヘジョン)陛下暗殺の決起文には執政の署名もある。そこに青銅鏡があれば苦境に陥るのは執政では?」
「皇帝の座を失っても大丈夫なのですね?」
「はっはっは。どんな皇帝だったかが重要なのです。」
「おっほう。何が陛下をこんなに変えたのですか?解毒剤?ワン・ソ殿下?これで、陛下がお持ちの札と私の持ち札はどちらも力がなくなったようですね。もう使えない札にどんな意味があるでしょう。ご安心ください。あの証拠を私が明るみにすることはありません。」
「それは私も同じだ。執政。」
「ですが、今日の調査は譲れません。」
「それは私もまた同じだ。」
二人は顔を見合わせて笑いました。


裁きの場。
皇帝と執政が席に戻りました。
ワン・シンニョムは上書を持ってくるよう命じました。豪族たちの王昭(ワン・ソ)と副団長を罰する訴えが届きました。

ワン・ソは皇子国婚法が悪用されているので廃止するべきだと主張しました。

皇太后も国婚法に反対する上書を持ってくるよう命じました。

ワン・シンニョムは婚姻を否定する証拠がないと言いました。

ワン・ソは床入りをしていないと言いました。

ワン・シンニョムは商団が高麗に来てワン・ソが商団で働き、シンユルを守るために必死になったのはおかしいと言いました。

副団長と私に縁談の話がありました。二人が婚姻していたら縁談ができるはずがありません。皇帝陛下。私と青海商団ヤン・シンユルの婚礼ができるよう皇命をお出しください。そうしていただくことで、開封での婚礼が無効だったことを証明書してください。
ワン・ウクは言いました。

「ワン・ウク殿下!」
ワン・シンニョムは怒りました。

「ワン・ソ殿下。殿下の女ですよね。こうやって他の男に抱かれるのを許すおつもりか?それでも男ですか?何か言ってください。」
ワン・シンニョムはワン・ソに囁きました。

「・・・・・・。青海商団の副団長は、私と、何の関係のない女人です!」
ワン・ソはシンユルに顔を向け、そして下を向いて言いました。

シンユルは涙を流しました。

「それでもワン・ソ殿下の罪が無実になるわけではありません。ここにある上書を書いた豪族たちの意見を汲み取りワン・ソ殿下を罰してください。ワン・ソ殿下を、私の息子ワン・プンの指揮下に入れ、西京へ送る任務に命じてください。」
ワン・シンニョムは主張しました。

「太祖(テジョ)陛下の皇子を、どうしてワン・プンごときの下で働かせるのですか!」
皇太后ユ氏は顔をしかめました。

ワン・シンニョムはシンユルを拷問して早衣仙人(チョイソニン)の首長を白状させようと言いました。

「待て。(ソよ。お前を守るためだ。すまない。)黄州家のワン・ウクと、青海商団の副団長ヤン・シンユルとの国婚を皇命として命ずる。またワン・ソは、ワン・プンの下で労働者(夫役する男)の護送を補佐しろ。」
定宗(チョンジョン)は命令を下しました。

「ご厚恩の極みにございます。」
ワン・シンニョムは定宗(チョンジョン)の結論に満足しました。


青海商団。
シンユルが部屋に運び込まれました。
ワン・ウクも一緒に見守っていました。
ペンミョたちはワン・ウクに感謝しました。
「婚礼は私が準備する。そちらは副団長を介抱せよ。」
ワン・ウクはお金が無いヤン・ギュダルたちに言いました。

皇帝の部屋。
定宗(チョンジョン)は放心しているワン・ソを優しく労い、休むように言いました(※ 本当に休むべきなのは皇帝なのに)。


黄州家。
「俺は金剛山(クムガンサン)の白虎だ。がお~。」
シンユルを手放すことになったワン・ソは何度もつぶやきながら、泣いていました。

シンユルの部屋。
ペンミョはシンユルの看病をしていました。

ワン・ウクは「こうするしかありませんでした。これで、ケボンをお忘れください。戻れぬなら去る人の心を軽くしてやってください」とワン・ソに言いました。

「ウクよ。礼を言う。副団長を生かしてくれて。」
ワン・ソは部屋を出て行こうとするウクに言いました。

シンユルの部屋。
シンユルが目を開けるとワン・ソがいました。
シンユルはワン・ソに抱き着きました。
「ケボン。少しはよくなったか?ケボンは兄者と、どこかに行こう。」


寺。
「天地神明よ。ケボンは私ソソと義兄弟の関係を終わります・・・。千年万年ずっと幸せに暮らしたいと思ってましたが、すみません。人生が思い通りになればどんなにいいでしょうか。ケボンと過ごした時間は、とても楽しくて幸せだったと、そうお伝えください。天地神明よ。」
ワン・ソはシンユルと一緒に石塔に祈りました。
「ソソ兄者のおかげで、よく生きられたとお伝えください。」
シンユルも言いました。
「これで義兄弟の縁もなくなり、夫婦の縁もなくなって、これでソ・ソとケボンの二人は他人になります。他人になってもケボンがずーっと健康で暮らせるように、そして幸せで生きられるように、ここにいる私がここで願っていると、お伝えください。天地神明よ。」
ワン・ソはさらに言いました。
「他人になっても、青海商団の人たちは、兄者の味方だとお伝えください。それからもう戻らずに前だけを見て陛下の務めを必ず果たすようお伝えください。天地神明よ。」
シンユルも祈りました。

夜の青海商団の前。
「元気でな。副団長。」
ワン・ソはシンユルに別れを告げました。
「お元気で。ワン・ソ殿下。」
シンユルもワン・ソにおじぎをしました。

シンユルは門をくぐると胸を押さえて泣きました。

ワン・ソは立ち止まりました。

シンユルは再び門の外に行くとワン・ソが立っていました。

シンユルはワン・ソに駆け寄って抱き着きました。

二人は熱い口づけをしました。

黄州家。
「私が皇帝になったら、必ず皇子国婚法を廃止してみせましょう。」
ワン・ウクは酒を飲みながら前に自分で(ダニョン)に言ったことを思い出していました。
ワン・ウクは泣いていました。
ヨウォン公主は部屋の外で、弟が悲しんでいる様子を見守っていました。

日中の青海商団。
ワン・ウクから婚礼の品々が届きました。ヤン・ギュダルは自分が欲しかった品を見てうっとりしました。ヤン・ギュダルはせめてこの世で一番美しく輝く婚礼衣装を仕立ててあげようと言いました。

シンユルの部屋。
シンユルは侍女に着付けをしてもらっていました。
シンユルは開封での婚礼を思い出して涙を流し、微笑みました。

感想

韓国ドラマ「輝くか、狂うか」20話の感想です。ワン・ソを廃するために法律を破って死罪に値する罪を犯したとワン執政は攻勢に出ました。ワン・ソが死なれては困るヨウォン公主と皇太后と、シンユルに死なれては困るワン・ウクと青海商団の仲間は利害が一致して、ワン・ウクは解毒剤をワン・ソに渡しました。

シンユルは無罪となりましたが、青海商団の財産は戻っては来ず、しかもシンユルは余命いくばくもない状態です。

ワン・ソもワン・プンの配下に任ぜられ、ワン執政の命令に従わざるを得なくなりました。

今回の見どころは、なんといっても定宗(チョンジョン)の演技でしょう。定宗の人間臭さは、弱さをさらけ出すところが実に美しいと思えました。普通の人は、そこまで他人に弱いところを見せることはできませんし、オツムが緩んでいるとはいえ、毒のせいというよりは、定宗の本音が出ているといったほうが正しいかもしれません。あのやくざ役しかしてこなかった役者さんがここまで表情を細やかに演じられるなんて、誰が想像できたでしょうか!ワン・ウクも、ワン・ソも涙を流して心情を表していましたけど、お兄さんのワン・ヨの涙のほうが、重みの次元が違うのです。どれほど心細い日々を送って来たのか、しかも過去のどうしようもない罪をひた隠しにして、ここにきてマトモに生きようとしたのは彼にとっては生まれて初めてのことなんじゃないかと思います。

ワン・ウクもラストで皇帝の座を求めるのは皇子を縛る法律を廃しして愛する人と結婚するためであったことがわかりました。ヨウォン公主もそんな弟の気持ちを知っているかのような演出がなされていました。この二人は身を寄せ合って生きて来たという演出があったので、幼いころから常に敵の脅威に立ち向かってきたので姉と妹の絆は深いといえましょう。

ワン・ソの今回の姿は「海神(ヘシン)」のチャン・ボゴとそっくりですね。髪型やヒゲの生え方、そして表情なんかも、まるでチェ・スジョンにそっくりなのです。もしかしたら、スタイリストかどなたかが参考にされたのかもしれません。

ラブラブなのに、別の人と結婚するのは地獄・・・ですね。

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