運命のように君を愛してる4話
目次
あらすじ
結婚してしまった!
弁護士事務所の庶務キム・ミヨンの妊娠がチャンイン化学の社長イ・ゴンとその祖母の知るところとなりました。怒ったミヨンの母はゴンと彼女を納屋に閉じ込めました。ゴンは秘書のタク室長を呼びましたが応答はありませんでした。なぜ言わなかったのかとゴンはミヨンに尋ねました。ミヨンは言えなかったことを謝りました。
タク室長はミヨンのお母さんに「せめて差し入れでも」と食事の提供を求めましたが「一食くらい抜いても死なない」と拒否されました。タク室長は「いっそ私も一緒に閉じ込めてください」とミヨンのお母さんに言いました。お母さんは「二人きりにすればくっつくか離れるかわかる」と言いました。
ゴンは父と母を交通事故で亡くしたとミヨンに打ち明けました。ミヨンは「あなたには結婚したい人がいるもの。私たちに子育ては無理です。私と子はあなたたちにとってお荷物だもの。祝福されない人生を送りたくない」と明日病院に行くと言いました。ゴンは「責任はとれないけど俺も明日一緒に病院に行く。それと明日一緒に行くから言う通りにして」と謝りながら言いました。ゴンはミヨンに背広をかけてあげました。
「人の縁はほんとうにわからないものですね。」
「出会い方が違ったら、こういうのを運命と言うんだろうな・・・。」
ゴンはミヨンと同じ布団で横になりました。
二人は背を向け合って眠りました。
夜が明けました。
ゴンが目を覚ますとミヨンが病院に行くという置手紙を残して去りました。
「キム・ミヨンさん!」
ゴンはミヨンが早まったと思いお母さんのところに駆けこみました。お母さんは何かあったら許さない!とゴンを責めました。タク室長は机に突っ伏して眠っているところを叩き起こされました。
桟橋。
ゴンとミヨンの家族、タク室長はパク社長が乗った船に手を振り急いで船に乗りました。
病院。
キム・テホはミヨンとすれ違いました。ミヨンに気づいたキム・テホは、彼女に声をかけました。
「あ、神父様。こんにちは。」
ミヨンはテホに挨拶しました。
キム・テホはミヨンに慎重に考えるように説得しました。
ミヨンは一緒にお祈りしたいとテホに求めました。
「え?祈祷?やり方を忘れてしまって。心が大事ですから。気を楽にして祈ればいいんです。」
テホは十字架の印を結ぼうとして、困惑しました。
ミヨンは「この子を守れなくて本当にすみません」と病院の廊下で泣きながら祈りました。
ゴンは必死でミヨンを捜していました。
ミヨンは「神父様。がんばってください。ファイティン。」と拳を固めて去りました。
病院。
ゴンとタク室長は病院の待合室まで行きミヨンを捜しました。ゴンは堕胎をして悲しそうに泣いて軽々しく大丈夫と尋ねる男の胸を叩いている女性を見て焦りました。
診察室。
ゴンが診察室に入るとミヨンが横たわっていました。
「これは何の音ですか?」
ゴンが医者に尋ねると、医者は心臓の音だと言いました。医者は意識がなかったなど特殊な場合、堕胎できると言い手術同意書にサインを求めました。ミヨンは暗い表情でサインをしました。
ミヨンはゴンとともに手術室に行きました。ミヨンが中に入ると扉が閉まりました。
ゴンは赤ちゃんの写真を手に、ミヨンが祝福されない人生は嫌だと言ったことを思い出し、手術室まで走りました。
(※筆者のコメント:考えさせられますね・・・。)
手術室。
「楽にしてくださいね。麻酔をかけますから。」
医者はミヨンに言いました。
その時、ゴンが部屋に押しかけミヨンを抱いて逃げました。
「アハハハハ。胎児の心臓の音を聞かせれば、大抵思いとどまる。」
医者は笑いました。
ゴンはミヨンを退院させて病院から出ました。
「わからないが、これは間違ってる。」
ゴンはいいました。
「じゃあ。どうすれば・・・。」
ミヨンは戸惑いました。
「この子ったら!自分が何をしたかわかってるの!」
ミヨンのお母さんが駆け付けゴンを叩き始めました。
「この子ったら!どうしてくれるの!酷い子ね!あなたのせいで頭に血が・・・。」
ゴンのおばあさんも駆け付けゴンを叩き始めました。
「みんな聞いてくれ!子どもは!子どもは!無事に生きてます。大丈夫です!俺が勝手に決めたけど、俺の言う通りにしてほしい。俺は、オレは・・・私の子を産ませます。」
ゴンは言いました。ミヨンのお母さんと、祖母は安堵しました。
ヨウル島。
ミヨンのお母さんは、ゴンに結婚するのかと聞きました。ゴンは「結婚できないが子どもは欲しい」と言いました。
「私のミヨンは子どもを産む機会なの?」
ミヨンのお母さんは怒りました。
「再出発の機会を・・・。」
ゴンが言おうとすると、祖母はゴンを制止しました。
ゴンのおばあさんは、ミヨンのお母さんを姻戚、「子どもは私のひ孫」だと言い出しました。
「決めました。二人を結婚させます。」
おばあさんは言いました。
「私は結婚なんて無理だと思います。私たちの過ちで子ができたのですから。」
ミヨンは言いました。
「俺が言いたいのはそういうことだよ!」
ゴンは言いました。
意四のお母さんも祖母に孫を連れて帰るように言いました。
そこに石鹸工場の従業員たちが現れミヨンに結婚するように言いました。
「私たちには石鹸工場が無いと困るんです。」
従業員は言いました。
ミヨンのお母さんは勝手なことを言う従業員たちに「ミヨンは赤の他人の頼みは無視できない子なんです。どうしてこの子に人生を強要するんですか。あんたたちはよくもこの子に頼めるわね・・・」と演説をはじめました。ミヨンはうつむいてしまいました。ゴンも悩んでしまいました。
ミヨンのお母さんの店。
家族会議が開かれました。
ゴンは母に何も言い返せないミヨンを連れて外に出ました。
島の高台。
二人は海を眺めていました。
「俺と、結婚する気はあるか?」
ゴンはミヨンに言いました。
「いい父親になれるのはわかってます。でも愛する人がいるでしょう?人を不幸にする生き方はできません。」
ミヨンは答えました。
「俺にはもうセラを愛する資格はない。俺は悪い男だ。俺の子があなたのお腹の中にいることには違いない。俺はその子にとっていい父親になりたい。もちろん今も俺が愛しているのはセラだけだ。俺があなたを愛するようになれるのはいつだかわからない。だが最後に約束する。俺たちの子にとって、いい父親になるよ。あなたが受け入れてくれるなら。俺たち、結婚しよう。」
ゴンは言いました。
「私も、この子のいいお母さんになりたいです。
ミヨンも言いました。
島の学校の庭。
ゴンは島の人々と、祖母を招いて結婚式を挙げました。みんなは二人の結婚を祝福しました。
ゴンは大きな声で「ええーーーーーーーーー!(はい)」と誓いました。
ゴンとミヨンは結婚指輪を交換しました。
港。
ゴンのおばあさんはミヨンに部屋を整えておくと約束しました。そこにパク社長が現れ「工場を残してくれて感謝している」と部下とともに開発した海藻石鹸をおみやげに渡しました。
キム・テホは生き別れた妹がキム・ミヨンという名前を知り、同姓同名の別人の女性を訪ねていました。しかし女性とは記憶が合いませんでした。女性はテホが兄だったらよかったのにと残念がりました。
夜のゴンの家。
ゴンの部屋にミヨンとの結婚の写真が飾られました。タク室長は酔っぱらって妻子を同時に得たことを祝福しました。タク室長は夫人のどこに惹かれたのか尋ねました。ゴンはただ「ハハハハハ」と気が狂ったかのように笑うばかりでストレスを貯めていました。ゴンは海藻石鹸をタク室長にあげました。タク室長が階層石鹸だという袋を開けると中には精力剤が入っていました。ゴンはパク社長が自分に精力剤を飲ませたことに気が付きました。
「これのせいだったのか。俺は島民に騙されたのか?罠に嵌められたんだ!あり得ない。純粋なフリしてこんな真似をするとは。許せない。絶対に許さない。」
ゴンは一部、勘違いしてしまいました。
ゴンは精神科医に相談しました。
ゴンは酒を飲んでいっぱい動くと30分眠れるが、目が覚めると「俺は結婚した。結婚した。あのカタツムリ女と一生過ごすんだ」と苦しんでいることを告白しました。
感想
運命のように君を愛してる4話の感想です。ゴンは望まない女性と結婚したことに大きなストレスを抱えてしまいました。ゴンはミヨンのことが好きどころか嫌いなようですね・・・。やっぱり好きでもない、何の特徴もない他人と同じ家で暮らすのは、つらいという男性の心情がよく現れています。お人よしのミヨンは、そこまで考えることはないでしょう。でも頭のいいゴンですから、考えると苦痛で仕方がないのでしょう。このままでは早死にしてしまいます。私はあまり男心については考えたことはなかったのですが、欲深い男性は女性にさまざまな理想を求めているようですね。ゴンの場合は社会的にそこそこ成功していて自立した精神の持ち主で美人が好みのようです。このときのチャン・ヒョクの演技はすごくリアルで「本当に望まない結婚をした男の苦痛」がよく表れていました。
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