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七日の王妃4話のあらすじと感想 7일의 왕비


七日の王妃4話

七日の王妃 あらすじと感想

目次


あらすじ

ふたりだけの証

燕山君はイ・ヨク(晋城大君)どうしてソンの父を逃がしたのか怒鳴って問い詰めました。晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)は事件の真相を調べずに民を罰すれば、民心が殿下(チョナ)から離れるとひれ伏しながら言いました。燕山君は「余に意見するのか」と震えました。
「孟子はこう言いました。王を諫めるのが臣下の道理だと。」
晋城大君(チンソンテグン)は真剣に言いました。
燕山君は無礼な真似をしたのは「孟子を使って余を王位から退けお前が王になるためか!」と激高しました。晋城大君(チンソンテグン)は「どうして・・・」と言い返そうとしましたが、理解してもらえないだろうと諦めました。燕山君は晋城大君(チンソンテグン)を投獄するよう命じました。

晋城大君(チンソンテグン)は牢に入れられました。

都承旨(トスンジ)のシン・スグンは凌上罪で謀反と同罪の罪を着せられたとチェギョンに話しました。
「また晋城大君(チンソンテグン)を祭り上げて王に仕立てようという輩も出るはずだ。殿下は晋城大君をお見捨てになるだろう。それが王座というものなのだ。」
シン・スグンは言いました。

チャスン大妃は義禁府に行くと「どうして愚かな真似をしたのだ」と晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)を叱りました。晋城大君(チンソンテグン)は民のいわれのない処刑を見てみぬふりをすると友達に面目が立たず堂々としていられないと言いました。

チャン・ノクスは史官(サグァン)が逃げても大君が死ねば問題ないとイム・サホンと密談していました。イム・サホンは必ず晋城大君(チンソンテグン)を殺さねばならないと言いました。そしてチャン・ノクスは手の者を使い晋城大君の放免を上疏(じょうそ、上奏)させ、燕山君は臣下が大君を支持していると思わせるよう仕向けました。イム・サホンはシン・スグンの娘を利用して都承旨(トスンジ)の権力を奪うと言いました。


ある日の朝。
チェギョンは王宮に向かって走り出しました。父のシン・スグンは急いでチェギョンの後を追いかけました。

朝廷。
「殿下。お考え直しくださいませ。」
多数の臣下が土下座して晋城大君の放免を訴えていました。
燕山君はうっとしそうに臣下から離れて行こうとすると、そこにチェギョンが現れ燕山君とぶつかりました。内官は「何者だ!」と言い、護衛の武官はチェギョンに刀を突きつけました。
「知り合いだ。」
燕山君は言いました。
「殿下?殿下?本当に国王様なのですか?殿下。大君媽媽をお許しください。」
チェギョンは空気も読まずに土下座しました。

夜の義禁府。
シン・スグンが晋城大君に会いに来ました。

王の部屋。
燕山君は部屋にチェギョンを呼びました。
「王様も弟君と仲良くしたいはず。なのにお気持ちがつらいから川にお入りになっていた。それは弟君を思ってのこと・・・。」
「裏切ったのは大君だ。」

シン・スグンはチェギョンを罰するというチャスン大妃の上疏(じょうそ、上奏)を大君に見せました。シン・スグンはチェギョンを守るために晋城大君を利用しました。

王の部屋。
チェギョンは「国王様もおつらいのがわかります。そんなに簡単なことじゃないことも。私も罰せられたら大君様の脅威も減り国王様もご安心できます」と言いました。
「晋城大君はすべてお前のせいだと言っていた。本当にお前の仕業なのか?それが本当なら父親も家族もお前も皆死罪となるだろう。」
燕山君は仕組まれた上疏(じょうそ、上奏)をチェギョンに見せました。
そこに正装した晋城大君が部屋に入ってきました。
シン・スグンは部屋の外で心配そうに見ていました。
そこにチャスン大妃が心配で駆け付けたので、シン・スグンは「何もなさらないでください。そうすれば大君媽媽は助かります」と言いました。

晋城大君はチェギョンが自分に蛭(ヒル)のように付きまとい、でしゃばったので大ごとになったと言いました。
「だから二度と現れるな、関わるなと言っただろ。王様への謁見は自分が助かるためにしたんだろ!」
大君はチェグンの襟首を掴みました。
「なら大君は?ご自分のために私に罪をなすりつけたんでしょう!本当に、大君様は私に罪を着せようとしたのですか?」
チェギョンが言うと、大君は上疏(じょうそ、上奏)を拾いました。
「ならば、お前は死なねばならぬ。」
大君は言いました。
チェギョンはどうしてか理解できずに泣きました。

チェギョンは落胆したように王の部屋から出て行きました。シン・スグンはチェギョンを待っていました。

チェギョンがいなくなると、晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)は「私がやりました」とチェギョンらの放免を燕山君に訴えました。

朝廷。
燕山君は晋城大君とチェギョンに裁きの場を設けました。東籍田で米を盗んだことや、罪人を逃がしたことについて言いました。
「殿下・・・殿下・・・。知りません。何も知らないのです。何も・・・関わりがございません。」
チェギョンは家族の命がかかっているので涙を流しながら言いました。
「ええ。私がすべてやりました。私がやりました。罰を受けます。」
晋城大君は両手を突いて言いました。
「大君媽媽・・・。」
チェギョンには何が起こっているのか理解できませんでした。
燕山君はシン・スグンに娘を連れて帰るよう命じました。
「大君媽媽!なぜそのような嘘を!」
チェギョンは叫びましたが父は朝廷の外に娘を連れて行きました。

チェギョンはこうなることがわかっていたのかと父に泣き叫びました。
それを聞いていたチャスン大妃はシン・スグンにこの礼は必ず返すときつく言いました。

夜になりました。
チャスン大妃は晋城大君の助命を請いました。
「母上は私の母上と思っていました。しかしこれでわかりました。違うと。命だけは助けます。でも終わりです。母上と息子、兄と弟。縁はもう切ります。これからは私は朝鮮の国王だけです。」
燕山君(廃妃ユン氏の長男)は言いました。

チャスン大妃は燕山君を憎みました。

国王の風呂。
チャン・ノクスとイム・サホンは風呂に入っている燕山君に、晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)を処刑しなければ身が危ういと言いました。

燕山君は晋城大君を平民に降格し流刑に処しました。

回想シーン。
燕山君が晋城大君に兄として弟に優しく接する場面。

「生きなさい。必ず生き延びよ。」
チャスン大妃は晋城大君を抱き締めました。


晋城大君は民の服を着せられて馬に乗せられ王宮から流刑地まで連行されました。ソンは晋城大君に向かって叫びました。

チェギョンは父の制止を振り払い、晋城大君に会いに行き「どうすれば大君様を助けられるのです。賢いくせになぜ自分の命すら守れぬのですか」と泣きました。
晋城大君はチェギョンの手を取り「私の部屋にあるサンショウウオの水差しはお前にやる」と言いました。
「戻るための約束ですか?大君媽媽も(指輪)をずっとお持ちください。大君様が戻られるのをお待ちしております。二人だけの約束です。」
チェギョンは晋城大君と別れました。

夜になり、チェギョンは大君の部屋からこっそりサンショウウオの水差しを持ち出しました。そこに燕山君が現れ琵琶に寂しそうに触れました。チェギョンは「戻られるまで私が代わりになります。国王様の弟にもなりますし、家族にもなります。一緒に待ちます。あの人を。」と言いました。

晋城大君の流刑の行列を何者かの間者が矢を放って襲いました。
大君は矢を受けて傷つきました。
「必ず殺すのだ!」
間者たちは晋城大君を捜しました。

「誰の命令だ!言え!王命なのか?」
晋城大君は間者ともみ合いになりました。
間者は許可証を落としました。

晋城大君はチャスン大妃から先王の密旨(みっし)があれば王になれると聞かされていました。

「本当に兄上なのですか?兄上が殺せと命じたのですか?違うとおっしゃってください。兄上。」
傷だらけのイ・ヨク(晋城大君)は岩の上に寝転がり意識を失いました。

翌日・・・。
晋城大君の亡骸(白い布が掛けられている)が城門に運ばれました。
チェギョンは涙を流し泣き崩れました。

王の部屋。
燕山君はイム・サホンからの報告を聞いて手を震わせ駆け出しました。

城門。
チャスン大妃は息子に掛けられた白い布を取りました。シン・スグンはその様子を見守っていました。

夜になり、燕山君は「あんなもの(密旨)が何だ!」と、大君の家を捜して火を放ちました。燕山君は父の亡霊に「父上が(弟を)殺したのです!」と叫びました。

ある日。
チェギョンは川に佇んで晋城大君との出会いを思い出しました。
「申し訳ありません。大君媽媽。」
チェギョンはおじぎをしました。

回想シーン。
水差しをめぐる二人のやりとり。

チェギョンはひたすら晋城大君に謝りました。

5年後1504年(燕山10年、※仁粋大妃の崩御の年)。
居昌(コチャン)村での結婚式。
不細工な新婦は両班の夫と祝言を上げました。介添えをしているチェギョンは新婦に「村で独身はあなただけね」と言われるとふてくされました。

チェギョンは晋城大君を待って独身を貫いていました。

夜になり、チェギョンは水差しを投げようとしてやめました。

夜の海。
船が嵐に巻き込まれていました。船員は積み荷を捨てて少しでも船を助けようとしていました。そしてとうとう船の底に乗っている民が捨てられよとしていました。
「おーい。お前が一番重そうだ。」
男は民を捨てようとしている男と戦いました。
「貴様何者だ。」
間者(かつて大君を殺そうとした男)は言いました。
「ふ・・・。思い出したか?忘れたとは言わせない。」
晋城大君は間者ともみ合いになり海に落ちました。晋城大君は泳いで再び浮かび上がりました。

感想

七日の王妃4話の感想です。いやぁ~あり得ない(笑)晋城大君が武人になって、世の中を知り尽くしたような青年になっているなんて。

チェギョンも・・・あり得なさすぎる!

これまでも、仁粋大妃(インステビ)がいたのに、チャスン(慈順)大妃しかドラマに登場してないし。

燕山君、実に可哀そうな人ですね。母が父や祖母に殺され、それを知らずに育って、いつ頃それを知ったかと言うと、やはり奇行がはじまる即位4年後あたりでしょうかね。

燕山君が幼いころに母の愛を受けられなかった苦しみは想像に絶するものがあります。人は誰かに確信できるレベルの優しさを与えられないと、安心して生きられない生き物です。燕山君もまたその愛情が何か知っていたからこそ、それを得られなかった苦しみが甚だしいものとなったのでしょう。もし本当に愛情を知らなかったら、苦しみもそこまで大きくはならなかったと思います。当時の極東アジアには仏法以外に心の傷や癒しなどという概念も無く、いくら精神的に苦しんでいても、誰も助けてくれませんし、親がいない子というのも珍しくはありませんでした。日本も含め、民心はかなりすさんでいたはずです。生きるだけで命がけの時代でしたから・・・ほっこりする余裕もなかった人が多かったかも。

今回は、シン・スグンが、チャスン大妃がチェギョンに罪をなすり付けて大君を救おうとしたことを晋城大君に知らせたようですね。ちょっとわかりにくかったのですが、シン・スグンは都承旨(トスンジ)であるので上疏(じょうそ、上奏)文を事前に読むことができたようです。晋城大君は、このままではチェギョンとその一族に罪を着せられてしまうので、罪をかぶることにしたのです。

場面がカットされていたのか、わかりにくかったです。

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